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燈坂 もと

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社長と秘書 side攻

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※R18モノになります。苦手な方は回れ右でお願いします。

 ──────────────────




親の敷いたレールの上を無の感情で、ただひたすらに進むだけ。それからはみ出したいとも、自分がこう進みたいとも、何もなくて。
横道に逸れようと思ったことは1度もなかったんだ。

彼に、出逢うまでは。

『……ここ、隣……いいかな……?』

ふわっと、柔らかく、優しく微笑むその姿に、
瞬間、心臓が……潰された。
俺は初めて他人を欲しい、と。
受と出逢ってその感情を初めて知ったのだった。

『攻、すごい……!この問題難しいのに……!そっか。こうやって解けばいいんだね。……有難う。助かったよ』

『……攻って、いつも何だかしんどそう。僕で良ければ話、聞くから……いつでも吐き出して……?』

『……へっ、……キ、ス……?!…………っ、うん……いいよ……?……僕も、攻と、したい、……っん、』

『……攻と、ひとつに、なりたい……僕に……入って、ほしい……』

『ぁ、あ!……攻……ッ!攻……ぇっ!気持ち、ぃ……ッ!好き、すき……っ!や、出ちゃぅ……ッ!……ぁっ、ィ、く……ッ!』

『……え?嘘、あの企業、攻の家、なの……?』

『大学まで、にしよ。僕達は住む世界が違いすぎる。攻の事、大好きだから一緒にいたいけど……僕のそんな我儘で貴方を縛る事は、出来ない。』

『へ……?!秘書に内定、って……、どういう、こと……?!』

『部長……、明日の予定は……ちょ、擽ったい、まだ仕事中!……僕の事は、後程ゆっくり堪能していただく時間を設けていますから、ここでは、ダメです。』

『…………取締役……?……ふふ。うん。時間は、まだ大丈夫、ですよ。……もう少し、寝てて。ちゃんと、起こす、から。』

『……社長、どうされますか?……承知いたしました。すぐ、手配致します。』

『 ────── 婚約……?……本気、なの……?』

『……っ、貴方が、……彼女とふたりで過ごしてるのを……ひとりでずっと、この部屋で待つなんて、耐えられない……!攻、お願い……!ぐちゃぐちゃに……メチャクチャに、して……!んっ!』

『……おかえ……、……おつかれ、さまです。……僕の事は、もう大丈夫、ですから。……もう、この部屋には、訪れないで、ください。僕も出ていきます。これ以上この関係を続けるのは、よくな……っ痛ッ!……なに、……?!』

『……言ったでしょう?僕達は、ただの社長と秘書です。それ以上でも、それ以下でもない。会社のために、彼女を選んだ。それが……貴方の、答え。関係は清算した筈です。………………本当ですね……?……では。今夜が……最後、ですよ。』


コレが最後だと。心にもない嘘を吐いた。
そんな嘘でも吐かないと、受は一切取り合ってくれない。

あんなに毎夜の様に繋がっていたのに。
ここ数か月は、数える程度しか繋がっていなかった。
俺が婚約を決めてから、彼から求めてくれる事は……一度だけ。それ以降は、一切なくて。
俺から彼を求める事も、憚られて。どうしても受を欲してしまう時が週に何度もあったが自慰だけで済ませる日の方が多くて。
それでも、受と繋がらないと居ても立っても居られない時は彼に執拗に啄むだけのキスを落とす。
最初は嫌がって抵抗するだけの受が徐々に俺を受け入れ初めて、とろんとした表情をみせたのを確認して。
耳元で「……お前の中に、挿入りたい……お願い……」と声を落とすと「……今日だけ、ですよ……」と承諾してくれる受が愛しくてしょうがない。

それが、今日で終わり……?有り得ない。
受との関係を、やめられるわけがない。
俺の頭の中は、受で溢れて。
結婚式前夜だというのに、婚約者の顔など思い出せないのだから。

受の頬に添えていた右手をゆっくりと胸元の尖りへと移動させて。俺に触れられるのを期待していたのか、シャツの上からでもぷっくりと膨らみが分かるそこを指で上下に弾くと「……っ、ぁ……!」と受から漏れる甘い声に俺の喉が自然と大きく鳴った。

「……堪らない……もっと、お前の声が……聞きたい……!」
「……ふ、ぁ……っ、しゃ、ちょう……っ、ぁ、あッ!ん、ぁっ!」
「……かわいい……受、キス、したい……ん、」

受の口内を舌で蹂躙しながら、彼の唾液を楽しんで。俺の空いている左手は熱く反り立った受を上下に優しく愛撫する。どこをどう触れば、受が感じるのか。どう苛めれば受が善がるのか。10年以上もの間、受の身体を開発した俺の手と舌は、彼に白濁を吐かせるのに時間は掛からなかった。

「あっ、あぅっ!や、いや、いく、いくいくいく……ぅっ!社長、それ、きもちぃ……ッ!」
「受……?社長じゃ、ない。……お願いだ、攻と。……以前の様に、名前で呼んで……?」
「あっ!ん!……名前では、っ、呼ばない……!絶対に……ッ!」
「っ。」
「あ、いく、きちゃう、いくいく……ィ、っ……!」

どぷどぷっ、と白濁が溢れて。
蕩けている受を見て堪らなくなって俺の凶器を受の蕾へゆっくりと侵入させる。

「……あ、ぁ……っ、さっき、イった、ん、ばっかり、なのに……、ふ、ぁ……っ!」
「あー……ヤバい……久し振りすぎて……すぐ、イってしまいそうだ……受の中、最高過ぎる……!……すまない。ゆっくり、時間をかけて楽しむつもりだったのに……無理だ。止まれない……ッ!」

受の中に、受への欲望を全て吐き出してしまいたくて。
俺の腰は快感を求めて、前後に激しさを増していった。
俺の凶器を受の奥へと打ち付ける度に受の甘い声が激しさを増すその光景に気持ちが昂った。

愛しい。好きだ。愛してる。俺だけの、受。
誰にも、渡したくない。誰にも、触れさせたくない。
俺の元から、いなくならないで。

「すきだ、すき……っ!受、受、受……ッ!受しか、いらない……!愛してる……!お前だけを……!……あ、やば、くる、くるくるくるくる……ッ!」
「しゃ、ちょ……ッ!あ、僕も……!また、きちゃ……ッ!あ……ッ!」

俺の凶器は何度果てても萎える事なく、受の中にい続けた。受も最後だから、とベッドと俺の上でいつも以上に欲望に忠実に、乱れた。
その様に興奮は収まらず、陽が顔を覗かせるまで、俺は受に欲望を打ち付けて。
果て続けて、蕩けている彼を腕と足で雁字搦めにして、眠りについた。

このまま、ふたりで。ずっと。
お前と、離れるなんて……考え、られない……

……………………

眩しい、

なぜ。


「社長。……社長。起きてください。そろそろ起きないと、本日の大事な予定に、間に合いません。」

重い瞼をゆっくり開けると、既にスーツ姿の受がカーテンを開けていて。
現実を、思い知らされる。

「……準備が……早過ぎないか」
「社長が遅すぎるんです。早く準備してください」

のそ、とベッドの上で起き上がり、はぁ、と溜息が漏れる。昨夜……ほんとに数時間前までが夢の様で。受が俺の中にいない現実にむしゃくしゃした。パンツだけ履いて受の元へとゆっくり向かう。

「社長。早く奥様をお迎えにあがらないと。ホラ、早く。準備してください」

受のその言葉に、ぐんぐん気持ちは下がる。
お前から、そんな台詞……聞きたくない。
目の前には、冷ややかな目線の、受。

嫌だ。俺を、そんな目で見ないでほしい。
あの柔らかな、優しい微笑みが、ほしいのに。

「……受。嫌だ。」
「社長。僕と貴方は昨夜までの関係で終わりの筈です。本当は昨夜だって、僕はしたくなかったのに。……貴方が『今夜で最後にするからどうしても』というからお付き合いしたまでです。」
「……俺は、お前と離れたくない。」
「離れないといけないという事は、社長が1番分かってらっしゃるでしょう?分かってください。貴方は、奥様と今日ご結婚されるんです。」
「っ!」

ぐ、と手を引っ張って。受を抱きしめる。
受の首元に顔を埋めて、俺のモノだという証を残した。

「……受……!愛してる……!俺は、お前しか、愛せない……!」
「……っ。……昨夜で最後に、というのは嘘ですか……?僕は……嘘つきは、嫌いです。」

ドン!と、受に突き飛ばされて。俺の身体がベッドに沈む。
確かに自分で選択した道だ。もっと会社を大きくしたいと、欲が出て。結婚しても受は俺から離れないと、理由もなく確証もない絶対的な自信がずっとあって。
受に相談もなく話を進めた。
俺に逢いたいと会長経由でやってきた、取引先の令嬢には「貴方と身体を繋げる気はサラサラない」と初めて会った日に伝えると「それでもいい。それでも、私は貴方と結婚したいのです。」と言われて。
会社も大きくなる上に、受とずっと共に過ごせると、その日で婚約を承諾した。

すると、受の態度がみるみる変化した。
あんなに俺に愛を囁いて、俺だけを求めてくれていたのに。

俺が求めていた未来は、こんなモノじゃ、ない。

今日から俺の秘書を務めるという男が俺たちの部屋へ勝手に入ってきたと同時に受は足早に外へ出る。

「受……っ!」と割れる様な、大きな声で彼の名前を叫んだけれど、新しい秘書だという男の力が遥かに強くて追いかけようにも制御されてしまって動けない。

いやだ、嫌だイヤだ嫌だイヤダ嫌だ……!
お前と離れるなんて……絶対に……!

「っ、う、ぁああぁあ……ッ!!!!受……ッ!受……行かないで……!いやだ、嫌だ……っ!お前と、お前じゃなきゃ……!愛してる……!愛してるんだ……!受……ぇッ!」

部屋中の全てを撒き散らして、暴れた。
涙が、止まらなくて。
俺は挙式をボイコットしたのだ。


「……攻さん……籍さえ入れてしまえば、時間と共に私の方を向いてくれるだろうと……思っていたけど。……それ以前の、お話、でしたわね。……大恥を、かかされました。流石に、許せませんわ。事業提携のお話も、無かったことに。」

どうでもいい。受がいないならなんでも。



「攻、流石にこれは……やり過ぎたな。まあ、我が社にとっては少しばかりの痛手だ。次の縁談を」
「いや。社長の座は退く。俺は降格でいい。社長は、叔父さんが適任だよ。そのように進めてくれ。」
「……攻……まさか、受くんの、ところへ……いくつもりか」
「恋人が忘れられなくて、挙式をボイコットして花嫁を泣かせた社長なんて、恥でしかないだろ。取締役会は年に一回……この前行ったばかりだったよな。1年後か……長いな……それまでは、今以上に業績を上げる。結果を出すから、頼む。俺を……アイツのいる会社へ、行かせて、ください。」
「……攻」
「俺には……アイツしか、いない。俺が間違っていた。……父さん、最初で、最後のお願いです。……お願い、します……!」

額を床につけて、生まれて初めての土下座をして、生まれて初めて親に刃向かった。
受を手に入れる為にできる事は、なんだってする。

「……40%。最低40%業績を上げなさい。今期の決算までにそれが出来たら、取締役会で人事を変更する。それが出来なければ今のまま。私が紹介する令嬢と結婚してもらうから、そのつもりでな。」
「……ッ!、有難う、ございます……!」




それからの俺は、死に物狂いで働いた。
働いて、働いて、働いて。

そして、1年後。
業績は48%増で、取締役会にて人事異動が承認された。

決算の1か月前位から、40%を超える事は数字を見れば一目瞭然で。受の勤務先のすぐ近くに、たまたまいい物件があったため、善は急げと手続きを進めた。
あんなに魅力的な彼だ。もしかしたら新しい恋人が既にいるかもしれない。
それでも関係ない。俺は、この思いをぶつける、だけ。

取締役会に出席していた叔父から「今日は残業を言い渡してあるから、攻くんが着く時間にはまだ受くんは会社にいる筈だよ。……ウチの息子が、ちょっかいをかけてるかもしれないけれど、ね」と叔父がくすくす笑って。俺はそんな叔父に対してニッコリと微笑んだ。

「アイツの気持ちは……アイツが、あっちへ異動する前から気付いていました。……叔父さんにもアイツにも悪いけど、受がアイツに気持ちがあったとしても……絶対に、奪い返してみせます。……今まで、お世話になりました。失礼します。」

深々とお辞儀をして、その足で駅へ向かう。予約していた新幹線と電車を乗り継ぎ、タクシーで会社に向かった。
田舎なんて、絶対に住みたくない、と思っていた。
でも、受のいない都会にはなんの魅力もない。
全てがモノクロで、味気ないのだ。

「逢いたい……受……、許して欲しいなんて、言わないから……俺を、横にいさせて……」







「受さん、今からご飯……行きませんか」

会社へ到着して、明かりが付いている部屋へ向かうと、アイツの受を食事に誘う声が聞こえて。少したじろいだけど、それも、有り得る事だ、と勇気を振り絞って足を踏み出した。

「……そうだね。たまには、行こうか」
「……!ほんとですか?!嬉し」
「悪いな。コイツは今から、俺と帰るから。今後一切、コイツにちょっかいかける様な真似、しないでくれ。」

俺の声を聞いて、ビクッと受の身体が揺れた。俺で反応してくれる様に……気持ちが、昂る。

ゆっくり振り返った受は美しいままで。
堪らなく、愛しい。

「 ───── ッ、な、んで……!」
「攻くん……?!」
「今日の取締役会で承認受けて俺がここの会社の社長になった。その足で、来た。それから。俺もコッチに住むから。……受は、今日から俺と同じ家に住む。行くぞ。」
「は……?!」

受の手首を掴む手に、恐ろしく力が入った。
痛みに歪むその表情も……堪らない。

「……ご結婚されてる貴方が、その様な世迷言を言わないで頂きたい……!」
「……ああ。挙式当日に、お前が忘れられないって家で暴れまわって式に行かなかった男を好きでいれる女がいると思うか?情けない話だけど、その日で三行半を突きつけられたよ」
「な……?!」

目線をス、と逸らしアイツを見て、受は目を白黒させていて。俺は、今までの事を洗いざらい話した。そして、ぐ、と腕を引っ張って、1年振りに受の暖かさを感じて。……愛しい感情が溢れて止まらない。ああ。こんなにも。他人に対して苛烈な感情を抱くのは、受しか、いない。

「……ごめん。俺の前からお前がいなくなって、気付かされた。結婚する事を勧めた俺が、間違ってた。謝っても、謝りきれない。でも、俺には、お前しか……!頼む、俺に……もう一回、チャンスをくれないか……!」
「……っ、……貴方は、馬鹿だ……、っ。」
「分かってる……ほんとに、すまない……でも、お前が、好きなんだ……!お前だけが……!お前しか、いらない……!」
「……僕は、……ずっと、貴方、だけですよ……」
「ッ!」

その言葉と、受の瞳にやっと映れた事に喜びが爆発して、衝動的に貪る様にキスした。

「……っん!ん、ぁ……っ!攻……っ!はげ、し……!ん、っ!」
「……っ!やっと、名前で……呼んでくれた……!ん、ぁ、受……っ!受……!すきだ、すき……!お前だけが……!ん、ん……っ!」

何十分とその場で口唇が腫れるかと思う程、お互いに口唇を楽しんで。口唇を離したくなくて……口唇を重ねたまま、受に問いかけた。

「……ん、……受……ん、……俺と、お前の家で……続きを、したい……ん、……」
「ん、……ん、……僕……っ、攻と最後に寝てから……ふ、……誰ともしてないから……ん、多分、柔らかく、ないよ……?ん、……気持ちよく、ならない、かも……ん」
「ッ、……嬉しい……ん、そんなの……気持ちいいに、決まってる……ん、……口唇、離したくない、けど。……移動しないと、お前と繋がれない、な……、そうだ。首に、腕……回して……?」

恐る恐る腕を回す受を横抱きにすると吃驚したのか「ぅ、わっ!」と余計、受の腕の力が強くなって顔の距離が近づいて。
俺は受にキスをしながら、家まで徒歩で移動した。
会社から徒歩で1分程のそこは、新築一戸建ての建売物件で。俺が東京にいた頃に借りていた部屋の3か月分で買えてしまったため購入した。
部屋の家具は必要最低限のモノだけ、秘書にお願いをしていれてある。
俺は受をゆっくりと新調したてのベッドにおろして、その上に覆い被さった。

「……受、許してくれ、なんて、言わない。……でも、お前とこうしてこの家にいれて嬉しい……」
「……聞きたいことは、色々ありすぎるけど……でも、その前に……僕も、攻と早く繋がりたい……きて……?」
「……ッ!受……っ!」

ぐちゃぐちゃに、どろどろに。
お互いの熱を何度も解き放って。

「あっ、ぁ、あ……っ!攻、……!攻ぇっ!すき、好き……っ!大好き……ッ!きもち、ぃ……っ!あ!や、ぁ……っ!」
「受……っ!受……っ!愛してる、愛してる……っ!お前だけだ、俺をこんなに苦しくさせるのは……ッ!受、受、受……っ!あ、くる、くる……ッ!」
「僕もぉ……っ!でも……っ、もぅ……出ないよぉ……っ!攻、怖い……!おかしくなっちゃう……!くる、くる、きちゃう……っ!ん、ん、ん……っ!」
「 ────── ッ!!!!」

ビクンビクンと肌が跳ねて。
受は白濁を吐き出さず、中だけで初めて感じたその様にゾクゾクが収まらない。

「……かわい……中だけで、イったの……?……ふふ。メスイキできて、偉いな……ん、ん、……受……もう一回。しよっか。……んっ!」
「ひゃっ!攻っ!だめ……っ!イったばっかり、だから……っ!あ!やぁ……っ!」

何度も何度も腰を打ち付けて。
受もそれに応えるように甘い声で乱れて。

俺たちは、どろどろに愛し合ったのだった。


<終>


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