angel observerⅢ 大地鳴動

蒼上愛三(あおうえあいみ)

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鳴動の章

大樹の攻防

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 船での生活はすでに4日が過ぎた。道中何度か、ガイアに差し向けられたであろう敵を振り払いついに5日目の朝を迎える頃、見張り台のクリオスから大樹まであと数キロという報告を受け、皆操舵室に集合する。
 窓からは確かに海岸らしきものが見えるが、ちょっと普通の島とは異なるようだ。
「んー、アレって木の根っこ」
「根ですねぇ」
「ですが姉様この船であの隙間を潜り抜けるのは困難かと」
「やっぱこっから、あちらさんに会いに行くしかねぇんじゃねぇか」
 砂浜とか岩肌はなく、大樹から伸びる巨大な根が島を形成している。飛ぶか走るかの二択になるのか。
「姉様、姉様」
 クリオスの声が室内に響く。
「どうしたの。何かあった」
「接岸地点に、黒騎士が多数展開中、ニンフも続々やってくるです。怪物種もぞろぞろと、木の中から出てきてますよぅ」
 美麗は双眼鏡で根元を確認している。
「アレは、単眼種、オーガやキュクロプスといったヤツですね。三、四メートルはありますね」
「海ん中にも人魚やら半魚人やらたんまりいやがるな」
 やはりここが本拠地ということか、数はさすがというほかないが、結局は烏合の集。
 手早く蹴散らして先に進ませてもらうとしよう。



「そう簡単には通してもらえないわよね」
 上陸は何とかできたが前言撤回。手早く蹴散らすことはできなかった。むしろこちらが駆逐されそうだ。なんというか、これは敵の軍団というより雪崩そのもので、巻き込まれるとそのままやられそうな感じはする。
 美麗以外とは逸れてしまったしここはあの雪崩が休まるのを待つのが一番いいだろう。
「まさかここら一帯で飛行できないとは思ってもみなかったわ」
「そうですね。ここがガイアの領域なら彼女の独自のルールがあるのかもしれません」
「敵の盤面で戦うしかないのはちょっとキツイわね」
「そうですね。なんとかしてルールの穴を突いていくしかないですかね」
 黒騎士とニンフの大行進は治まる気配はない。ルールの穴か・・・、そもそも私たちはそのルールそのものを知らない。だから穴をつくといってもどうすれば。
「そうだ」
 私は美麗の耳元で閃いた策を提案する。美麗は微妙な表情をしているが私は成功を確信する。
 とりあえず私たちの手の届く黒騎士を取っ捕まえて、甲冑を剥ぎ取る。そして私たちはそれを身につけ、奴らの列に加わる。
「ウー、ウガー」
 それっぽく私は唸ってみせる。
「ぅぅ~」
ウーガ、ウーウー声が小さい
 美麗はブンブンと首を横に振る。声を出すとバレてしまうので、私も首をブンブン振る。
 二人して何をしているのかわからなくなりそうになる。けれど私はどうやら見つけてしまったようだ。
「あっ、あった」
 群体の行進はピタリと止まりギロリと私を取り囲む。
「ウー」
 惚けてみせるがもう時すでに遅し、バレてしまったのなら仕方ない。やることはもう見つけた。全力でガイアのもとへ続いているであろう今さっき、見つけたあの門へ飛び込むまでのこと。
 私は一目散に駆け出した。
「あっ、待ってください。ヒルデさーん」
「この門に飛び込むわよ。えぇい」
 門のすぐ中は暗いが所々太陽の光が差し込んでいる。しかしどうやら滑り台のようになっていて私はズルズル重力に導かれていく。
「うへっ」
 なぜか出口は上に向いていて、そのまま大自然のスライダーから射出され背中を打ち付ける。
「いたたたぁ」
「きゃーあ」
「ぐへっ」
 私は次にやってきた美麗のお尻の下敷きになる。
「ごめんなさい。大丈夫ですか」
「心配してくれるなら。早く降りてもらえるかしら」
 美麗はサッと私から降りる。にしてもなんか熱いと思ったら、ここ溶岩が流れてるけれど。やっぱり道間違えたのかな。
「おーい。死んじまうよ」
「アレ、あんたずっと私のか髪の毛の中に隠れてたの」
 ロシアで拾った自称地母神が、力なく私の肩に座る。
「ワタシわねー、あつサニー、慣れてないんだよう」
「そう言われたって、どうしようもできないわ」
「そうですね。今は我慢してもらうほかないでしょうし」
 地母神は手をヒラヒラさせてスライダーをよじ登り中に入っていった。
「はぁあ。こん中まだマシだからここいるわー。頑張ってね」
 まあ、離れててくれるとこちらもやりやすいので助かるが、私たちもここを登らねばならないのか。
「お前たち、よくここがわかったな」
 この凜とした声、それでいて冷ややかな口調、振り返るとガイアが立っていた。容赦なく彼女は剣を振り下ろす。
 私も美麗も難なくかわす。挨拶代りというわけか、何とも手荒い歓迎だ。
「出て行けというのは容易いが、それでは私の格が疑われてしまうか。ここで一蹴に伏してやるのが強者の務めとみた」
「ダァーレが強者ですって、魔剣なんか持ってる奴が偉そうに」
「キャンキャンとよく吠える。カイキ躾の時間だ奴らを叩き伏せろ」
 カイキの刀身は生き物のようにうねり、形状を変化させる。正直、気持ち悪い。
「美麗、行くわよ」
「はい、本当のガイアさんを取り戻してみせます」
 パンパンと鞭剣となったカイキの刃先が跳ねる。
 カイキはゴウゴウと炎を纏い横薙ぎに私たちを襲う。カイキの振り下ろされる軌道は、彼女によるものとカイキ自身が動いているものがある。これはなかなかに厄介だ。
 ニ対一ではなく、二対二の戦いなのだ。
「この炎こそ我が根源。何者にも砕けぬわ」
「いいえ、あなたの炎は冷たい。命を育む炎のはずなのに、私の炎は今も私の手の中で暖かい」
「ほう、よかろう。そなたの炎と我の炎、どちらがより熱く、苛烈に、激しく舞うか一つ試してみるのも一興か」
 カイキのしなる切っ先が私たちの剣戟の軌道を封じる。耳をつんざくほどの金属音がしたかと思うと、火花が飛び散る。
 デタラメにもほどがあると、無駄口を言いたくなる。
「そら、詰みだ」
「くっうぅ」
「美麗!」
 美麗は、トリアイナを弾かれ無防備になる。すかさず私は美麗のカバーに入る。
「美麗、速く」
「は、はい」
 カイキは伸びていた刀身を元の形状に戻す。
「我は大地、我は水、我は炎、我は星故に我は幾重にも存在する神である。エバー・アース」
 ガイアが一人、ガイアが二人、ガイアが三人。
「不味いわね」
「はい、能力的にも数的にも不利です」
 なんとかして退かないと、このままでは・・・・・。
「地面の下にあるのはマグマでもマグマよりもっと下にあるのは何かしら」
 この声はプルトか。
 足元が急に不安定になる。
「正解は冥界」
「きゃあああー」

 イッツー、くうう。頭打ったかな。
 辺りを見回すとそこは冥界のプルトの屋敷にいた。隣には美麗が気を失って倒れている。
「美麗、ミレイッ」
「ううん、ヒルデさん」
「よかった。・・・私たち冥界に落とされたみたいよ」
「えっと、ということはプルトさんが助けてくれたんですか」
「そうよ。感謝してくれていいのよ」
 相変わらず高いヒールを履いている。しかし捕まったと聞いていたけどどういうことなのだろうか。
「あら、何故私がここにいるのか聞きたそうね」
「いや、まあその通りなんだけど」
「捕まったと聞いていましたが無事で何よりです。若田さんはご一緒ではないのですか」
「それがね、私、ガイアに一度捕まったのだけれど放逐されちゃってね。理由は察しがつく、そうね、私を殺せば冥界が手に入る代わりに良くないものが溢れ出してしまうからだと、私は思っている。
 そこはガイアも馬鹿じゃないってことかしらね。でも私一人が、つまみ出されちゃったものだからね。トシヒコちゃんの様子はわからない。ただまだ生きてることはわかる。魂がここに来ていないのがその証拠よ」
「なるほどね。だったらまだあの大樹に囚われてる可能性もあるということね」
「そうなるわね。あと、あなたにってトシヒコちゃんから預かってるものがあるの忘れてたわ」
 プルトは指を鳴らすと手のひらほどの金属ケースが現れた。「はい、これ」と渡されたケースを開けるとその中には見慣れたものが入っていた。
「イカロス。なんか懐かしいわね」
 しかし今までのよりもさらに小型化している。ふむふむイカロスMarkIIの面影はあるが、少し違ういやかなり違うのか。
「なんなんですか、それ」
「ああこれ、若が作った空戦用擬似翼の改良したやつ。美麗は見るの初めて」
「はい」
「これがあればあの大樹でも飛行できるわ。当の本人はいないけど、褒めても褒め足りないくらい助かるわ」
 さあ、これで若を助けに行かないとね。直接会ってお礼を言わなくちゃ。
 ケースのパネルをタッチしイカロスを起動させる。
「イカロス・・・フェザー。ふぅん、名前変わったんだ」
 イカロスの羽根、そのままね。ネーミングはさておき、性能はどうだろうか。
 以前まであった簡易的なベルトは取り払われて、私の戦装束のアウトスカート後方にある腰部ベルトの基部にマウントできるようになっていた。
 早速、翼の展開ボタンを押すと、煌翼が私の背中から腰にかけて展開された。
「綺麗・・・」
 美麗がうっとりとこちらを見ている。
「これがトシヒコちゃんの作るものなのね」
 プルトは私の背中をポンと押すと一度頷く。
「行って来なさいな。ミレイちゃんは後で送り届けるから心配ないわ。
 さっ、この台に乗って」
「えっ」
 手を引かれ、私はよくわからないままプルトの隣に立たされる。
「そうそう足の鎧を個々の金具で固定して、ちょっと前傾姿勢で待機よ。ミレイちゃんカウトダウンお願いね」
「あっはい、任されました。五、四、三、二、一」
「地上に行ってらっしゃーい」
 足元が勝手に前進しだし、私の体は前方に加速する。
 ちょ、ストップ、ストップ。
「ひゃあああ」
 豪速のまま空に投げ出され、煌翼がその加速を利用して私の体を自動的に上昇させていく。
 やはり冥界はなんでもありだ。というより案外あの城はただの城ではなく城塞なのかもしれない。
 目の前にある小さな明かりの点は、徐々に熱を帯び確かな地上の風景を私はその目に捉える。
 太陽は少し西に傾いている。けれども敵は依然と群体を成して大樹を取り巻いていた。その下方に大樹を疾走する姿が見える。
「クリオスかな」
 姿勢を整えてもう一度確認すると、やはりクリオスが敵の軍団から逃れようと大樹の回廊をひた走る姿であった。そうなればコイオスも近くにいるだろうと大樹を見渡すと、クリオスの走る回廊の少し上に蔦を器用によじ登るコイオスがいた。概ね予想はできるが、クリオスを囮に使って上がろうというわけだ。多分、クリオスは囮にされてるとは思ってすらいないだろうけど。
「ハァア、助けてやるか。イカロスフェザーの初お披露目かしら」
 ブワッと力を溜め込んだ煌翼は、勢いよく風を切る。
「ジュピトリア、シューティングフォーム、トランス」
 ジュピトリアのサブグリップが変形し引き金が現れる。一発の威力はアローフォームに劣るが、連射性と速射性に富むこちらは集団戦闘に向いているといえる。
「ファイア」
 クリオスの後方を狙いとにかく撃ちまくる。勝手に着弾点に飛び込んでくる敵がなんだか可哀想になるが、敵は敵なので引き金を引く力を緩めることはできない。
「うーん。一方的すぎるのもどうかと思うわね」
「ねぇー様ー」
 クリオスの腕を掴み上げて、安全な場所まで運んでやる。
「コイオスはひどいのですぅ」
 下ろすやいなや、フグのように頬を膨らませて、毒づくクリオス。「まあまあ」となだめつつも、コイオスの気持ちも分からなくもないのが、なんとも複雑な気分にさせる。
 話を聞く限りでは、彼女たちも飛行を制限されているらしく、グリフォンを召喚しようとクリオスは持ちかけたが、すでにコイオスはおらず、やってきた群勢になすすべもく、ただ突っ走っていたのだという。
「あわわ、姉様、後ろからまだ来ます」
「シューティングフォーム、リチャージ、ブラスターカノン。・・・シュート」
 眩い閃光が直進し後ろから来た敵の諸々を巻き込んでいく。終息する頃には、木の根の焼けたはいの匂いのみが残っていた。
「ふう、はい。いっちょあがりってね」
「はわあ、さすがです。姉様、このクリオス感服いたしました」
 私もこのフォームを使うのは初めてだったが、想像以上に良い戦果ではないだろうか。上々の出来といって差し支えない。さてとコイオスも助けに行きますか。浮遊に専念していた姿勢を翻し、コイオスの元へと飛翔する。
 空中の敵は数が少ないので、相手にせず直接コイオスの元に向かう。
「はい、捕まえた」
「おっおぉぉー、姉様」
「ジタバタしないの。一度戻るわよ」
「申し訳ありません姉様。私が時間をかけたばかりに」
「いいのよ、私だってガイアにコテンパンにされて逃げてきたのだもの。ここで戦うのは不利よ。撤退してちゃんとした策を練りましょ」
 コイオスを脇に抱えてクリオスの元に戻り、クリオスもまた、コイオスがいない方の脇に抱えて船に戻った。
「先に上がっててちょうだい」
「「はい」」
 トトッと足音が聞こえて吊り下げ式で格納されているサイドボートの方へ見に行くと、ネプトゥヌスが梯子を上ってくるのが見えた。
「よお。いやぁあ、ありゃ無理だわ。ちと休憩くれ」
 彼は上がりきるとそのまま甲板に転がって深呼吸をする。相当疲れているようだ。海中は任せきりだったから疲れないわけはないのだ。
「て、もう寝てるし」
「あらあらこんなとこでお腹出して、この脳筋はあたしが部屋に運んでおくわ」
 いつのまにやってきたのだろうプルトが私の隣を通り過ぎ、ネプトゥヌスの足首を掴んで引きずりながら船内に入っていった。
 プルトがここにいるということは。
「ヒルデさん」
「おかえり、美麗」
「ただいま」
 私は手を差し出す。美麗は私のその手を取り、私が彼女を引き寄せ抱きしめた。
 どうしてか分からないけど、今はこうしたいと思った。何よりも無事に戻ってきたことが嬉しかったからなのか、私が安心したいだけなのか分からないけど・・・。
「・・・・・ヒルデさん」
「おかえり、美麗」
「はい、私はここに・・・。プルトさんのご協力でちゃんとここにいるよ。ヒルデ」
 私はもしかしたらここの奥底で冥界に落ちた彼女は、戻ってこれないのだと思っていたのかもしれない。
 人間の死後は冥界で過ごす。その中でも善良な魂と本人の同意を得て神の使いとしてエデンの園で暮らす魂もいる。
 同時に彼女はもうどちらでもないことを証明していたが、それがどうした。彼女が私の側で今も生きている。春先に味わったあの哀しみに比べれば彼女が何者であろうとも今を生きてくれているだけで私は嬉しいのだった。
 すでに一番星が煌めいている。私たちはそのことも知らずに互いの体温を肌で感じていた。
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