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あの子
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ガタンッ ゴトンッ
いつも変わらない日々が続く。
あの子が来るまでは。
6月1日
「今日は、転校生が来ます!」
と先生が大声で言った。
ガチャ
教室に入っていく。
「自己紹介をしてください!」
そしたら、可愛い声で
「野山雪といいます。よろしくお願いします」
その時からその子のことが好きになった。
ガヤ ガヤ
「おい!タケル!見たかー!転校生。可愛すぎだろ!まじタイプなんやけど。」
と、佐藤じゅんが言った。
周りからも天使という声が聞こえた。
うん。
めっちゃどタイプ。
おそっちゃいそう。
まじで。
6月2日
「聞いて驚け。タケルよ!」
と、じゅんがいった。
「俺はな。好きな人ができた。だからな告白するんだ。」
「あっそ、勝手にすればー?俺だって告白したい人いるんだから」
僕は言った。
「じゃあ、行ってくるわ。」
と言って、じゅんは言った。
一体誰に告白するんだろうと思った。
「ん?」
僕は、気づいた。
雪ちゃんの方に向かってる気が。
まあ、気のせいだよねー
気のせいではなかった。
「好きです!雪さん 付き合ってください!」
教室全体にじゅんの声がひびく。
みんな騒然としていた。
え?え?
思わず、僕は二度見をした。
あ、え、へ?
僕は、理解ができなかった。
見ることが精一杯だった。
そして、雪ちゃんは、断った。
「ごめんなさい。私は、他に好きな人がいるから。」
そして、じゅんは、したを見ながら落ち込んで席に戻っていった。
僕は、少し安心した。
先生に、ゆきちゃんって、どうやって帰るんですか?
と聞くと、多分電車だと聞いたけど。
と、教えてもらった。
僕と同じ電車か。
いいね。
僕は、嬉しさのあまり廊下を走り回ってしまった。
いつも変わらない日々が続く。
あの子が来るまでは。
6月1日
「今日は、転校生が来ます!」
と先生が大声で言った。
ガチャ
教室に入っていく。
「自己紹介をしてください!」
そしたら、可愛い声で
「野山雪といいます。よろしくお願いします」
その時からその子のことが好きになった。
ガヤ ガヤ
「おい!タケル!見たかー!転校生。可愛すぎだろ!まじタイプなんやけど。」
と、佐藤じゅんが言った。
周りからも天使という声が聞こえた。
うん。
めっちゃどタイプ。
おそっちゃいそう。
まじで。
6月2日
「聞いて驚け。タケルよ!」
と、じゅんがいった。
「俺はな。好きな人ができた。だからな告白するんだ。」
「あっそ、勝手にすればー?俺だって告白したい人いるんだから」
僕は言った。
「じゃあ、行ってくるわ。」
と言って、じゅんは言った。
一体誰に告白するんだろうと思った。
「ん?」
僕は、気づいた。
雪ちゃんの方に向かってる気が。
まあ、気のせいだよねー
気のせいではなかった。
「好きです!雪さん 付き合ってください!」
教室全体にじゅんの声がひびく。
みんな騒然としていた。
え?え?
思わず、僕は二度見をした。
あ、え、へ?
僕は、理解ができなかった。
見ることが精一杯だった。
そして、雪ちゃんは、断った。
「ごめんなさい。私は、他に好きな人がいるから。」
そして、じゅんは、したを見ながら落ち込んで席に戻っていった。
僕は、少し安心した。
先生に、ゆきちゃんって、どうやって帰るんですか?
と聞くと、多分電車だと聞いたけど。
と、教えてもらった。
僕と同じ電車か。
いいね。
僕は、嬉しさのあまり廊下を走り回ってしまった。
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