あの子のことが好きになった2022バージョン

くま

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電車の中で

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6月3日
僕は、電車の中で雪ちゃんを探していた。
人が多い。
この時間帯は、仕事や学校の人が多いからか。
いない。
もうちょっと探してみよう。
やっぱりいない。
あれ?
違う電車か?
まあ、いいか。
その時、雪は、電車の奥に連れ去られていた。
僕は気づかず、そのまま学校に行ってしまった。
学校に着く。
僕は、雪ちゃんの席を見た。
雪ちゃんがいない。
休みだろうか。
体調悪いのかな。
大丈夫かなと思い、友達の電話を借り、雪ちゃんの家に電話をした。
出てくれたのは、雪ちゃんの親だった。
「もしもし。雪ちゃんのことなんですけど....」
「雪のことは、こっちも知らないんです。すいません。」
知らない?
おかしいな。
誘拐か?
と、思い、雪ちゃんのことを探した。
「!」
いた!
ん?
僕が、見たのは、雪ちゃんが縛られていた様子だった。
「どうしたんだー早く見せろよ。アレ。」
「あんたちになんかっ!見せるはずないでしょ!」
と、話している。
犯罪の匂いがするぞ。
「何をやっているんだ!警察に通報しますよ?」
「やってみろよ。」
「殺すからな。」
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