92 / 150
91~100
因縁の対決 前編
しおりを挟む
重い扉が軋む音とともに、赤い絨毯の先で巨体がこちらを睨んだ。
領主――ゴルドール・タブリンス。僕を「出来損ない」と切り捨て、追放した実の父だ。
「戻ってきたか、出来損ないが」
濁った声。玉座の横にはマハル。弟は憎悪を隠さず、剣を抜いた。
「父上、あの男は出来損ないです。ここで斬る」
胸の奥が一瞬だけ疼く。けれど、迷いはもう置いてきた。
「戻るためじゃない。終わらせるために来た」
リンカの声が【遠距離念話】で耳に落ちる。
『【分析】完了。床下に異形化儀式の核、玉座周りに封印結界。梁に弓兵、柱影に尖兵。合図で一斉突撃の配置』
短く息を吐き、剣に手を添える。
「全員、予定通り。――リンカは上、ルミナスは左、セレスは後方の民の避難路を結界で確保」
「吠えるな、廃嫡児」
ゴルドールが肘掛けを叩く。広間の紋様が黒く反転し、魔力が噴き上がった。
「封印、起動」
足元に輪が走り、重い圧が空間を蓋する。
「今だ!」
梁の弓兵が弦を鳴らし、尖兵が影から飛び出す――が、青髪に変装したリンカの矢が先んじて武器だけを撃ち落とした。
「上は抑えたわ!」
ルミナスが片手を振る。
「凍れ――《アイス・プリズン》」
床を這う霜が騎士の足を縫い止め、突撃の角度を崩す。
「大丈夫です、ここは私が――《聖障壁》!」
セレスの光壁が背後の通路を覆い、逃げ惑う召使いたちを守った。
僕は前へ。
「来い、マハル」
「望むところだ、クズが」
雷を纏った剣閃が一直線に走る。速い――けれど見える。
刃を手の甲で弾き、体勢が開いた肘へ柄打ち。マハルが短く呻く。
「まだだっ!」
炎へ切り替えた水平二連。踏み込みが深い――床の紋様が割れて火花を噛む。
僕は最小の角度でかわし、【重ね斬り】の起点だけを刻む。畳みかけはしない。冷静さを取り戻せ。
「剣の腕は上がった。けれど、怒りに任せる癖は直っていない」
「減らず口が……!」
マハルが跳ねる。雷炎の混交。刃が擦れ、火花と稲光が混ざった。
玉座の上で、父が鼻で笑った。
「下らぬ情けを見せるな、マハル。――儀式を進めろ」
床下の核が脈動し、血のような魔力が柱を走る。空気が重く粘ついた。
『セージ君、核の座標固定。正面から破壊は危険。儀式が進むとゴルドールの身体に供給が回る』
「了解」
ゴルドールの腕がぶるりと膨れ、指先が黒角のように硬化する。
「教団の恩寵というやつだ。力こそ正義――貴様に教えてやる」
尖兵の群れが一度崩れ、また編成を立て直す。
ルミナスの声が重なる。
「左は抑えた。でも核から瘴気が出てる。長期戦は不利」
「時間を稼ぐ。《聖浄》で瘴気を薄めます!」
セレスが手を掲げ、光の霧が広間に満ちていく。
父が立ち上がった。床石が沈み、玉座が祭壇に姿を変える。
「“地味”なスキルごときで、父に刃向かうか」
「地味だと切り捨てたのはあなただ、ゴルドール・タブリンス」
僕は剣先を下げ、かすかに笑ってみせた。
「その判断が――最悪の間違いだったって、今から証明する」
マハルが吠え、雷を再点火。父の腕からは黒い脈動。
前衛二枚が、同時に殺到してくる。
僕は一歩、深く潜った。
――ここから畳む。
雷鳴と黒き瘴気が交錯する。
弟と父――血を分けた二人が同時に迫る、その圧力に肺が焼けるようだった。だが僕は退かない。
「はああッ!」
マハルの雷撃が縦横に走り、床石を砕く。
僕は【ためる】で一瞬魔力を凝縮し、【重ね斬り】で刃を受け流した。火花が飛び散り、二撃目を半身で外す。
「なぜだッ、なぜ貴様ばかりが……!」
「僕は“捨てられた”からだよ。生きるために足掻くしかなかった!」
剣戟がぶつかり合い、互いの息が白く散った。
その背後で――。
「フハハハ……!」
ゴルドールの体がさらに膨張し、黒い血管のような紋様が皮膚を這った。腕が獣のように肥大化し、爪が床を抉る。
「これが教団の“異形化儀式”。力だ……! 力こそ正義だ!」
「父上、まだ儀式は……!」
マハルの言葉を遮るように、ゴルドールが巨腕を振り下ろす。
轟音と共に大理石の床が砕け、衝撃が広間を揺さぶった。
「くっ……!」
セレスの結界が瞬時に展開され、崩れた瓦礫が人々に降りかかるのを防ぐ。
「持ちこたえてください……!」
ルミナスが詠唱を紡ぐ。
「凍りつけ――《アブソリュート・コキュートス》!」
広間の半分が凍り、尖兵たちが氷漬けになる。だがゴルドールの体は凍らず、黒い瘴気を纏いながら歩み出てきた。
「セージ君、儀式の核が……まだ稼働してる!」
リンカの【分析】が光り、床下を射抜く。
「このままだと、ゴルドールに供給され続ける!」
「じゃあ――止めるしかない」
僕は深く息を吸い、胸の奥に集中する。
その瞬間、神の声が響いた。
――――――――
『魔素ストック限界到達。新技【神滅光輪陣】を習得可能』
――――――――
脳裏に走る機械的な声。
握った剣が灼熱のように震え、仲間との絆が光の波となって押し寄せる。
「……これが、答えか」
僕は唇を噛み、魔素ストックを一気に注ぎ込んだ。
剣を中心に、無数の光輪が空間に浮かび上がる。
斬撃の軌跡が円環となり、広間を取り囲むように展開していく。
「マハル……父さん……」
床に構えを落とし、胸の奥で叫ぶ。
「これで――決着をつける!」
雷を纏った弟と、異形へ堕ちた父。
二人の影が重なり合い、闇と稲光が迫ってきた。
僕は剣を振りかざす。
「【神滅光輪陣】――!」
幾重もの光輪が唸りを上げ、無数の斬撃が敵を拘束する。
輪が収束し、中心に二人を縛り上げた瞬間――浄化の閃光が爆ぜた。
闇と雷鳴が掻き消え、広間は白一色に塗り潰された。
領主――ゴルドール・タブリンス。僕を「出来損ない」と切り捨て、追放した実の父だ。
「戻ってきたか、出来損ないが」
濁った声。玉座の横にはマハル。弟は憎悪を隠さず、剣を抜いた。
「父上、あの男は出来損ないです。ここで斬る」
胸の奥が一瞬だけ疼く。けれど、迷いはもう置いてきた。
「戻るためじゃない。終わらせるために来た」
リンカの声が【遠距離念話】で耳に落ちる。
『【分析】完了。床下に異形化儀式の核、玉座周りに封印結界。梁に弓兵、柱影に尖兵。合図で一斉突撃の配置』
短く息を吐き、剣に手を添える。
「全員、予定通り。――リンカは上、ルミナスは左、セレスは後方の民の避難路を結界で確保」
「吠えるな、廃嫡児」
ゴルドールが肘掛けを叩く。広間の紋様が黒く反転し、魔力が噴き上がった。
「封印、起動」
足元に輪が走り、重い圧が空間を蓋する。
「今だ!」
梁の弓兵が弦を鳴らし、尖兵が影から飛び出す――が、青髪に変装したリンカの矢が先んじて武器だけを撃ち落とした。
「上は抑えたわ!」
ルミナスが片手を振る。
「凍れ――《アイス・プリズン》」
床を這う霜が騎士の足を縫い止め、突撃の角度を崩す。
「大丈夫です、ここは私が――《聖障壁》!」
セレスの光壁が背後の通路を覆い、逃げ惑う召使いたちを守った。
僕は前へ。
「来い、マハル」
「望むところだ、クズが」
雷を纏った剣閃が一直線に走る。速い――けれど見える。
刃を手の甲で弾き、体勢が開いた肘へ柄打ち。マハルが短く呻く。
「まだだっ!」
炎へ切り替えた水平二連。踏み込みが深い――床の紋様が割れて火花を噛む。
僕は最小の角度でかわし、【重ね斬り】の起点だけを刻む。畳みかけはしない。冷静さを取り戻せ。
「剣の腕は上がった。けれど、怒りに任せる癖は直っていない」
「減らず口が……!」
マハルが跳ねる。雷炎の混交。刃が擦れ、火花と稲光が混ざった。
玉座の上で、父が鼻で笑った。
「下らぬ情けを見せるな、マハル。――儀式を進めろ」
床下の核が脈動し、血のような魔力が柱を走る。空気が重く粘ついた。
『セージ君、核の座標固定。正面から破壊は危険。儀式が進むとゴルドールの身体に供給が回る』
「了解」
ゴルドールの腕がぶるりと膨れ、指先が黒角のように硬化する。
「教団の恩寵というやつだ。力こそ正義――貴様に教えてやる」
尖兵の群れが一度崩れ、また編成を立て直す。
ルミナスの声が重なる。
「左は抑えた。でも核から瘴気が出てる。長期戦は不利」
「時間を稼ぐ。《聖浄》で瘴気を薄めます!」
セレスが手を掲げ、光の霧が広間に満ちていく。
父が立ち上がった。床石が沈み、玉座が祭壇に姿を変える。
「“地味”なスキルごときで、父に刃向かうか」
「地味だと切り捨てたのはあなただ、ゴルドール・タブリンス」
僕は剣先を下げ、かすかに笑ってみせた。
「その判断が――最悪の間違いだったって、今から証明する」
マハルが吠え、雷を再点火。父の腕からは黒い脈動。
前衛二枚が、同時に殺到してくる。
僕は一歩、深く潜った。
――ここから畳む。
雷鳴と黒き瘴気が交錯する。
弟と父――血を分けた二人が同時に迫る、その圧力に肺が焼けるようだった。だが僕は退かない。
「はああッ!」
マハルの雷撃が縦横に走り、床石を砕く。
僕は【ためる】で一瞬魔力を凝縮し、【重ね斬り】で刃を受け流した。火花が飛び散り、二撃目を半身で外す。
「なぜだッ、なぜ貴様ばかりが……!」
「僕は“捨てられた”からだよ。生きるために足掻くしかなかった!」
剣戟がぶつかり合い、互いの息が白く散った。
その背後で――。
「フハハハ……!」
ゴルドールの体がさらに膨張し、黒い血管のような紋様が皮膚を這った。腕が獣のように肥大化し、爪が床を抉る。
「これが教団の“異形化儀式”。力だ……! 力こそ正義だ!」
「父上、まだ儀式は……!」
マハルの言葉を遮るように、ゴルドールが巨腕を振り下ろす。
轟音と共に大理石の床が砕け、衝撃が広間を揺さぶった。
「くっ……!」
セレスの結界が瞬時に展開され、崩れた瓦礫が人々に降りかかるのを防ぐ。
「持ちこたえてください……!」
ルミナスが詠唱を紡ぐ。
「凍りつけ――《アブソリュート・コキュートス》!」
広間の半分が凍り、尖兵たちが氷漬けになる。だがゴルドールの体は凍らず、黒い瘴気を纏いながら歩み出てきた。
「セージ君、儀式の核が……まだ稼働してる!」
リンカの【分析】が光り、床下を射抜く。
「このままだと、ゴルドールに供給され続ける!」
「じゃあ――止めるしかない」
僕は深く息を吸い、胸の奥に集中する。
その瞬間、神の声が響いた。
――――――――
『魔素ストック限界到達。新技【神滅光輪陣】を習得可能』
――――――――
脳裏に走る機械的な声。
握った剣が灼熱のように震え、仲間との絆が光の波となって押し寄せる。
「……これが、答えか」
僕は唇を噛み、魔素ストックを一気に注ぎ込んだ。
剣を中心に、無数の光輪が空間に浮かび上がる。
斬撃の軌跡が円環となり、広間を取り囲むように展開していく。
「マハル……父さん……」
床に構えを落とし、胸の奥で叫ぶ。
「これで――決着をつける!」
雷を纏った弟と、異形へ堕ちた父。
二人の影が重なり合い、闇と稲光が迫ってきた。
僕は剣を振りかざす。
「【神滅光輪陣】――!」
幾重もの光輪が唸りを上げ、無数の斬撃が敵を拘束する。
輪が収束し、中心に二人を縛り上げた瞬間――浄化の閃光が爆ぜた。
闇と雷鳴が掻き消え、広間は白一色に塗り潰された。
7
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~
和田真尚
ファンタジー
戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる