【絶対俺だけ王様ゲーム】美少女幼馴染3人と男オレ1人で始まったゲームが何かおかしい。どんどんNGがなくなっていく彼女達に迫られてます

かくろう

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4回目 その2

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「よ、よし、いくぞ……」

 今回の指示書に書いてあったのは抱きしめながら耳に息を吹きかける、というものだった。

 本人達の希望で鈴音、杏奈、ふわりの順番でハグすることになり、今は鈴音と向かい合っている。

「は、はい……よ、よろしくお願いします。できれば優しくお願いするです」

「お、おう。任せろ……」

 これはやっべぇな。お風呂上がりの石けんの香りが女の子の汗に匂いに混じって一つの香水のように香しいものになっている。

 優しさと愛おしさと愛欲の衝動を同時に掻き立てるような、そういう気持ちにさせてくれる。

「はぅう……れ、れーじ君の体温、温かいより熱いです……。んんっ、ふぅ、くふぅ」

 小さな身体に腕を回して抱き寄せると、恐る恐る抱き返してくれる。

 興奮の息遣いが首元にかかり、向こうから積極的に体を擦り付けてくる。

(やばい……鈴音柔らかい……)

「あ、あのれーじ君、早めに終わらせてもらえると……身が持ちませんです」

「お、おう。イヤなら無理しなくても」
「い、いやだなんて言ってないですよぉ。恥ずかしいから早くってことですっ」

「よ、よし、じゃあいくぞ……」

 すぐ間近に鈴音の顔がある。少し手を伸ばせば唇があり、キメの細かい肌は吸い付きたくなるような美しさだ。

 むしろ唇の方に吸い付きたいと思う俺は邪悪であろうか。

 リビドーの高鳴りを堪えて耳元に口を近づけた。

「ふぅ~」

「はぅうううっ」

 鈴音の体がぞわぞわと揺れる。手足をモジモジさせてピクピクと痙攣している。

 真っ赤になった頬が視界の間近に見え、興奮して荒くなった息遣いが俺の耳元にかかる。

「ほひぃ、ほひぃ、ほひぃ」
「お、おい大丈夫か鈴音。コ〇ネオみたいになってるぞ」

 男の子にしか通用しそうにないネタだったが、鈴音はゲーム大好きッ子なので通じる筈だ。

「げ、限界れしゅぅ……」

 めちゃくちゃカワイイな鈴音。色っぽくしな垂れかかる体を持ち上げてソファに横たえた。

「次わたしー♪」

「グエッ⁉ いきなり飛びつくなってっ」

 鳩尾みぞおちにタックルを喰らって悶絶してしまう。
 
 だけどテンションが上がって気持ちが逸ってるのが分かる。

「れー君、私はもっと恋人みたいにして」
「恋人みたいにか。それならこんなのはどうだ?」

「ひゃん♡ この格好、すごくドキドキする」
「俺もだ。ほらもっとくっ付け」

 杏奈を抱きしめて膝の上に乗せ、正面に向かい合って顔が間近に迫るように密着する。

 胸板でおっぱいが潰れ、杏奈の息遣いがかかる位置まで迫った。

「ん~、すんすんっ。お風呂上がりのれー君も良い匂い♡」

 さっきおもくそスクワットしたから汗まみれだけど臭くないのかな。

 綺麗過ぎる横顔は思わずキスしてしまいたくなるな。

「ひゃんっ、くすぐったいよれー君」

「耳に息吹きかけないとな。ふー」

「んんんっ♡ ぞくぞく~っ! これクセになる~。反対側もやってぇ」

「いいぞ、ふーっ」

「んんぁ~、ぞくぞく~♡」

「んおっ、お、おい、あんまりもぞもぞ動かすなよ。擦れるだろ」

 女の子の柔らかい体で擦られるといろいろとマズい事になる。

 ただでさえお風呂の事があって理性と火山口がギリギリなんだ。
 
「……」

「ど、どうした杏奈」

 なんだか急に動きを止めたと思いきや、杏奈の方から耳元に囁きかけてきた。

「エッチ」

「この場合、何も反応無い方がお前キレるだろ」

 正解だ、と言わんばかりに腰をクイクイと動かしてくる。

(ぐぉおっ、こ、擦れてヤバいッ)

 このままでは暴発してしまう。

「よし、交代だっ」

「あーん、もうちょっとぉ」

 こいつ分かっててやってないか? さっきはあんだけ狼狽えてたのに。いや俺も大分恥ずかしかったが……。

 

「わたしはぁ~、こっちぃ」

 背の高いふわりが正面から抱き合うと、どうしても俺の頭が下に来てしまう。

 自分の背丈にコンプレックスのあるふわりの場合、こうして膝立ちになって自分の方が低い位置に来ることを好む傾向がある……。

 というか、ふわりの場合は俺の方が少し高い位置にいないと、それでもギリギリ同じか低いくらいだ。

(俺、なんでこんな事が分かるんだろうか……?)

 考えてみると、この間から彼女達の気持ちがなんとなく分かるようになった気がする。

 まあいいか。今はふわりの願望を叶えてあげたい。

「はぁう、良い匂い~♡」

 お腹にダイヴしたふわりがギュウギュウと締め付けてくる。

 抱きしめるふわりの体は文字通りふわふわのぷにぷに、そしてムッチムチだ。

「ふわりは温かいなぁ」
「えへへへ、れーじくんは熱いねぇ」

 ふわりの頭がお腹にあるので、当然その下の大きな膨らみはジャストフィットしてしまう。

 もちろんドコに、とは言わない。ふわりもドコが熱いとは言わなかった。

「吹きかけるぞ……ふぅ~」

「んんんんっ♡ ぞくぞく~♡ 息ヤバいねぇ。もっとぉ、もっかいしてぇ」

「いいぞ、ふぅ~」

「はぅ……んっうう……」

「うっ、ふ、ふわりっ、ちょっと動かないでくれ」

 ドコがとは言わないがおっぱいに擦れてヤバい事になっている。

「えへへ、どうしたの~♡ すりすりすると気持ち良いでしょ~。気持ちが温かくなってぇ、体も熱くなってぇ」

「ダメだってふわりっ。ストップストップ、マジでヤバいからっ」

 なんとかふわりを踏みとどまらせ、ギリギリのところで耐えきった。
 
 エラいぞ俺。暴発は免れた。

「あ、あのーれーじ君」
「どうした鈴音」

 なんだかモジモジしている鈴音は、顔を赤らめてジリジリと迫ってくる。

「えっと、もう一回……お願いしたいれす」

「お、おう……。いいぞ」

 こんな可愛い顔で迫られたら断る事なんて不可能だ。

 俺の暴発阻止の苦行はまだまだ続くらしい。

◇◇◇

「「「王様れーじ君♪」」」

 あれからもう一回のリクエストが何度も続き、鈴音、杏奈、ふわりの順番で三周するハメになったのである。

 ちなみに暴発はしていない。自分の耐久力に称賛を送りたいほどの凄まじい辛抱を強いられた。

 
 もうガマンしすぎて痛いくらいだ。もちろんドコがとは言わない。

 当然ながら3人とも俺の変化には気が付いている。理性と本能の狭間で揺れ動く俺の葛藤を楽しむように、彼女達の熱のある視線は俺に釘付けになっている。

 
「次の正室は、わたしー」

 赤の割り箸を高く掲げる杏奈はすっかり元気だ。さっきは赤の割り箸は全て俺でいいなんて言っていたのに、既になかった事になっている。

 俺としては全然オーケーだけどね。

「1番の箱は~、正室側室全員だって」

「えっと、2番の箱は……なになに? おお、これぞまさしく王様ゲームっぽい命令だ」

「なになに? なんて書いてあるの?」

「尻文字で自分の名前、だってさ」

「し、尻文字ですかっ⁉」

 案の定、この手の命令で狼狽したのは恥ずかしがり屋の鈴音である。

「そうだな。せっかくだからフルネームでいってみるか」
「ひぃいい、長くなったっ」

「れー君ってばそんなに私達のお尻ガン見したいんだぁ」

「ご、誤解だ。ゲームを盛り上げるためのファクターとしてだな」

「と言いつつ期待を膨らませているれーじくんなのでしたー」

 どこを見て膨らむとか言っているのだろうか。
 もちろんドコがとはいわないぞ。

「まずは誰からいく~?」

「それなら順番は正室が決めてくれ」
「はーい。それじゃあふわりちゃんからいってみよー」

「ええー、恥ずかしいなぁ♡」

 そうは言いつつも動きに躊躇が無いふわりなのである。

「いっくよー。まずは~、甘蔵の、【あ】からぁ~」

(うおっ、こ、これはっ、予想していたけどエロい)

 ふわりの格好はワンピースタイプのネグリジェである。

「ギリギリが……ギリギリが攻めてくる……」

 前屈みになったふわりのスカート部分が徐々に上がってくる。

 当然ながらその奥にあるものが見えそうになるが、ふわりはどのくらい見えているのか分かっているかのように、ギリギリで見えない位置までお尻を上げる。

「あ~、……ま~、……く~、……らぁ~」

「み、みえ……みえ……」

 あんな短いスカートなのになんで見えないんだ?

「こらこられー君、下から覗こうとするのはルール違反だよー」

 無意識のうちに頭を傾けていたらしい。

 気が付くと俺は床に這いつくばった頭を杏奈に引っ張り上げられていた。

「くっ、無意識がっ、俺の無意識がそうさせたんだ」

「ふぅ~、わぁ~、りぃ~♡ はい、できたよー」

「見えたッ!!」

「んもう~、どこに集中してたの~?」

 もちろんふわりのお尻である。
 最後の一瞬だけ眩き白がくっきりと見えたぞ。

「じゃあ次は私だね」
「え、鈴音が最後ですか? お尻小っちゃくて薄いから恥ずかしいんですけど」

「でも多分リンちゃんの反応が1番カワイイと思うんだよね」

 正解である。エロいボディもいいけど、何より恥ずかしがって懸命になる姿は非常にそそるものがあるってもんだ。

「だけどリンちゃんのポテンシャルには負けないからね。私だってお尻の形には自信あるんだから」

「り、鈴音は全部自信ないですよーっ!」

 杏奈の思惑はどこにあるのか、今はなんとなく分かる。

 この3人は、恐らく同じ思惑で動いているのだろうと思う。
 だけどその中で、鈴音だけが自分に自信が無いのだ。

 確かにプロポーションという意味で、一般的な認識での魅力は鈴音にはない。
 
 だが、魅力の種類なんて1つだけじゃないのだ。

「いくよー! きーたーがーわーっ!」

 杏奈は薄いパジャマ生地のままお尻を前に突き出している。

(パ、パンティの形が透けてめちゃくちゃエロいな……)

 見えるか見えないかのギリギリもいいが、薄布一枚の向こう側にあるものを幻視するというのも中々乙なものだ。
 
「あ~ん~な~~っとっ! どうだったれー君?」

「魅惑のお尻だ。今度レオタードでやってくれ。白タイツ有りで」

「んもー、エッチなんだからっ」

 そうは言いつつも杏奈は嫌がっているようには見えない。
 微かに舌なめずりをして蠱惑的な笑みを浮かべたのを見逃さなかった。

「じゃあ最後はリンちゃんね」
「う~、2人の後だと恥ずかしさと惨めさが~」

「心配するな鈴音。お前の魅力はそういう恥じらいを忘れない奥ゆかしさと普段とのギャップなんだからな」

「なんか褒められてる気がしないですよ~っ!」

「ねぇねぇ、今の発言だと~、私達が恥知らずって言われてるみたいだよー」

「ご、誤解だふわりっ! 流石にそれは揚げ足取りだっ、ぐえっ⁉ チョークスリーパーはやめてくれっ」

 ふわりは体格が大きいだけあってそれなりに力も強い。

 格闘技をやっているわけではないので力加減も知らないからマジで苦しいっ!(でも柔らかい)

 結局、俺が首を絞められている間に鈴音の尻文字は終わってしまったのであった。

 一瞬だけショートボトムの隙間から可愛らしい色のパンティが見えたのは内緒だ。
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