【絶対俺だけ王様ゲーム】美少女幼馴染3人と男オレ1人で始まったゲームが何かおかしい。どんどんNGがなくなっていく彼女達に迫られてます

かくろう

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6回目 その1

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 買い物を終えた俺達はカラオケボックスに来ていた。

 下着売り場でとことんからかわれた俺は爆発しそうな青春マイブラザーの暴走を必死に押さえ込みながらその時間を過ごしていた。

 4人部屋にしては少し狭めの部屋をあてがわれた俺達のやってきたのは、最新式の設備を持ちながら古い建物の一角であまり目立つ場所にない場末のカラオケボックスである。

 ここは設備はいいのに何故か集客する気があまり感じられない不思議な場所だった。

 受付にいるのは昔はスナックのママをやっていたというお婆ちゃんとその家族だけで、フードとドリンクも美味しいし、設備も綺麗なのに客があまり入ってこない。

 馴染みのある俺達にとっては穴場のような場所である。

「まずはれー君から~」

「え、俺からかよ。緊張するなぁ」

 とりあえず無難なところで流行りの歌を選択するとしよう。
 十八番は後にとっておくに限る。

「よーし、じゃあやるか」

「いえーいっ、れーじ君かっこいーっ」

 今までだったらからかわれて終わりだろう。だけど今回は王様ゲーム。

 俺達の関係性は劇的に変わりつつある。

 互いの距離感が近くなり、自然と全員が俺の所に座ってくる。

 歌い終わったら隣に座り、誰からいうでもなく自然と順番交代に俺を囲んでくれる。


◇◇◇




「私の歌を聴けえぇえええええ!」
「うおおおおおっ!!」

 杏奈と鈴音が激しくシャウトしながらかなり昔のロックバンドの曲を熱唱している。

 俺、ふわり、鈴音ときて、最後に杏奈が鈴音と一緒に歌い始めた。

「ふんふふふーん♪ ねえねえれーじ君、次の曲でデュエットしようよー」

「え、おお、そうだな」

 ふわりのフワフワ風船が右上に絡みついてくる。
 柔らかくて大きなドリームバルーンが押し付けられ、甘い匂いが鼻腔をくすぐる。

「あ~~~~っ! こらこらふわわんっ! 王様とデュエットするのは正室だけだって」

「バレたか~」

「シレッと抜け駆けしようとしないでよぉ」 

「だって2人とも真っ先に歌い出しちゃうんだもーん。あ、いいのかな~って思ってぇ」



 そんなカラオケタイムはあっという間に終わりを告げ、再びふわり邸にて王様ゲームが始まることとなった。

◇◇◇

 カラオケを2時間たっぷり楽しみ、三時のおやつでふわりのお菓子で一休み。

 そろそろ時間は夕方に差し掛かろうかという頃になって、6回目のゲームを始める事になった。

「じゃあそろそろ6回目始めるぞー」

「「「はーい♪」」」

 いよいよ王様ゲームが始まる。

 早いもので既に6回目だ。今度はどんなゲームが始まるのだろうか。

「そんじゃ~、まずはれー君にはご褒美タイムからだよ」

「ん? いきなりご褒美なの?」

「そうだよー。荷物とかいっぱい持ってくれたし」

「そうそう~。れーじくんは王様以外のところで頑張ったもんね~」

「そういうわけで、まずは王様にご褒美を差し上げます。感謝してください」

 この3人はいつも何か伝える時には杏奈、ふわり、鈴音の順番でしゃべるクセがある。

 つまるところ、これは3人の総意で決まったことなのは間違いない。

「お、おう、そんじゃあ有り難く受け取ろう」

「じゃあ着替えてくるから待っててねー」

 
 着替えか……。よーし。

「ちょっと待った」

「「「え?」」」

「どうせなら、その着替えも王様ゲームに含んでしまおう」

「おお~、れー君が積極的だぁ」

「私はいいよー♪ どんな風に命令するの~」

「まさかここでストリップしながらヤレとかいいませんよね?」

「そんなゲスい事はせんよ。ちゃんと一線は守る」

 直接的に裸を見せろと言っても、それはルール違反だ。

 それに、これまで守ってきた一線を越えてしまっては興ざめだ。

 俺は今まで培ってきた一線を守りつつ、ギリギリを攻めてくる彼女達の奉仕を享受すればいい。

 あくまでギリギリの範疇を超えないレベルを見極めながらだ。


 おっぱい見せろとか、パンツを脱げとか言ってしまったら、それはルール違反ということになる。

 そう、あくまでも、彼女達自らが俺への奉仕をするという形を守らなければならない。

「それじゃあまずはクジを引こう。俺が赤を引くような気がする」

「おー、すごいぞれー君。それじゃあいくよー」

「「「王様れーじ君♪♪♪」」」

「よーしっ、俺が赤だ」

「おおおおっ、れーじ君が輝いている~」

 予想通り赤を引き当てた。今の俺は最高にHighってヤツだ。

「それじゃあ命令だ。正室は誰だ?」

「はーい、れー君、私だよ」

「よーし、それじゃあ……そうだな。ふわり、ベッドのシーツを1枚借りていいか?」
「いいよー。すぐ持ってくるねー」

 ふわりに頼んで大きめのシーツを持ってきてもらう。
 俺はそいつをカーテンのレールの端っこに引っかけ、もう一方を反対のカーテンレールに洗濯ばさみで固定した。
 
 ふわり邸のリビングは大きな窓が角と角に90度になっている所に二つある。

 つまり角と角を結んだ隅っこのカーテンレールでシーツを固定すれば、そこにシーツで覆われたシースルーの空間が出来上がる。

 簡易的な更衣室だ。

「よし、杏奈、ちょっとシーツの向こう側に立ってみてくれ」

「はーい」

 俺の命令に従ってシーツに囲まれた空間に入り込むのを見届け、俺は部屋の角に置いてあるルームライトを移動させる。

「ふわり、カーテンを閉めて部屋の照明を消してくれ」

「はいはーい」
「あ、鈴音も手伝いますね」

 部屋の中が薄暗くなり、3人の女の子の姿は暗闇にほんのりと浮かび上がるくらいに見えにくくなった。

 そうして、次は持ってきたルームライトを少し角度を付けて点灯させた。

「わわっ、これって」
「おおー、杏奈ちゃんのシルエットが浮かび上がってる」

「ほへ~、つまりこの中でお着替えするってことですか。なかなかエッチですねー」

「だろう? 俺は杏奈達には直接触らないし、直接見せろとも命令しない。ただそこに立って、こう命令する。正室はそのシルエット空間で着替えをすること」

「おお~、れー君の声が喜んでいるのがわかるよー」
「ナイスなアイデアだねー」
「さすがれーじ君。卑猥な事にかけては天才ですね」

 微妙に褒められている気がしないが気にしたら負けだ。
  

 そうして始まった6回目の王様ゲームは、この俺が積極的に女の子達にアプローチする形で始まりを告げた。
 

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