35 / 63
華々しいリザルトチェック
しおりを挟む『戦闘に勝利しました』
『只今の戦闘経験によりレベルが30に上がりました』
『只今の戦闘経験により[精神統一]を修得しました』
『只今の戦闘経験により[挑戦者]を修得しました』
『N2フィールドボスの初撃破報酬によりボーナスポイントが付与されます』
『N2フィールドボスを全ワールドで初めて討伐したことにより報酬が付与されます』
『N2フィールドボスを全ワールドで初めてソロで討伐したことにより報酬が付与されます』
「おわっっ……たぁ」
寝返りを打つようにして、地面にごろんと仰向けになる。
大の字になって、脱力。
『8888』
『おつ』
『凄すぎた』
『GG』
『おつ』
『お見事』
『おめでとう』
「みんなありがと~~
いやー、流石にキツかった」
『当たり前w』
『格上のボスなんだよなぁ』
『ソロってのが異次元すぎる』
『唄は使わなかったね』
「いやー、カナ呼んだら楽ではあったんだろうけどね。どうしてもリベンジしたくて。
唄はソロだと使えないねー。現状私の攻撃手段、どっちもチャージが要るけどその間は他の行動が出来ないし」
……いや、あれ? 聖魔砲のときはほかの行動もできるんだっけ?
まあいっか。どのみち歌じゃどうにもならないだろうし。
『カナユキのボス討伐もみたい』
『次はカナユキですね??』
『これからコラボか』
『楽しみすぎる』
『チャージ必須スキル2本のみでソロ討伐』
『そう聞くと尚更やばいな』
『ポーション神がかってた』
「あーわかるー。おばあちゃんの力は本当に大きかった。また買う時お礼言わないとね」
さて、いつまでも寝ているわけにもいかない。
よいしょっと起き上がり、中級ポーションを飲んだ。
「帰りながら、リザルト確認していこうか」
『おっ』
『wktk』
『いつも思うんだけど情報ポンポン見せてええん?』
『確かに』
『ユキはそういうスタイルだよ』
「あー。私は手札を伏せておくとか、そんなタイプじゃないんだよねぇ。
なんというか、真似するなら真似しろ。対策するなら対策しろ。私はその上を超えてやるぜ! って感じの」
『えぇw』
『カッコイイ』
『無茶苦茶すぎる』
『実際出来てるのが草』
『真似出来ねえよ()』
『聖女以外は真似できそうではあるけどな』
『こういうとんがりまくったプレイはみてるだけが一番です』
『縛りプレイ動画とかも一緒だよな』
『言い得て妙すぎる』
「かの偉人は言いました。『皆が私の打球に対して引っ張り警戒のシフトを組むんだ。だからその上を超えてホームランにしてやったよ』『私を警戒するあまり、試合では四人以上のマークが付くこともある。私はそれを敢えてドリブルで突破するのさ』
極端だけど好きな台詞なんだよねー。言ってみたい!」
『突き抜けた一つの力は、もはや暴力でしかないことが良くわかる』
『どっちも世界的な選手じゃねえかw』
『結構スポーツのネタ出すよね』
「何だかんだで伝わりやすいかなって。家族の影響もあるけどね。
まぁ、そういう訳だから特に気にせずオープンしていくよっと」
特に言いはしないが、私のビルドが特殊だからというのもある。
トランプのように手札を伏せながら戦うのではなく、真正面から全部ライフで受けてライフで殴るだけだからね。
ポチポチっと操作をして、ウィンドウを可視化。
まずは……ステータスかな。
◆◆◆◆◆◆◆◆
名前:ユキ
職業:聖女
レベル:30
HP:6793
MP:0
◆◆◆◆◆◆◆◆
『は!?』
『やばww』
『七千乗るぞw』
『一気に伸びたね』
「これはちょっと予想外だねぇ。フィールドボス討伐のボーナスポイントがかなり貰えてて、その分も大きいって感じ」
VITの値も400を超えた。順調にライフを伸ばせていると言えるだろう。
次は、技能かな。
◆◆◆◆◆◆◆◆
技能:精神統一
効果:MPを10%回復し、かつ次に使う魔法攻撃の威力を50%上昇させる
条件:特定の職業に就いた状態で属性ダメージを一定以上与える
◆◆◆◆◆◆◆◆
「はい、次!」
『いや草』
『強そうやん?』
『あっ』
『一般的には強そう』
『察したww』
◆◆◆◆◆◆◆◆
称号:挑戦者
効果:ボス級の相手に挑む際に物理&魔法攻撃力が3%上昇。
相手が格上の場合上昇量が5%になる。
説明:かの者は常に挑戦を繰り返す。何度でも、折れることなく。
◆◆◆◆◆◆◆◆
「ぬわーーー!!!!!」
『www』
『これはwwww』
『断末魔w』
『ドンマイ』
『これは哀しい』
どうして、どうして新しく得たものがどっちもハズレなんだ!
いやまあ、普通の人からすればどちらも素直に強い効果なんだと思う。
だが、考えてみてほしい。
[魔法攻撃の威力上昇]も、[物理/魔法攻撃力の上昇]も、今のところ私には恩恵がなさすぎるんだ。
私の攻撃スキルは魔法攻撃の類ではないし、攻撃力に至っては言うまでもないだろう。
「うぐぐ……どうして、どうして…………」
『元気だして』
『ドンマイw』
『折角の主砲と副砲なのに強化対象にならない悲しみ』
『真似て極振りしなくて良かったw』
『↑草 わかるけどw』
『リザルトで空振りが増えるのは辛いよなぁ』
「他人事だと思ってみんな好き放題言っちゃってさぁ!
……ふん、良いもん。 実は今回、まだ報酬があるんですよ」
『実際他人事なんだよなぁ』
『空元気感あって笑う』
『かわいい』
『うんうんそうだね』
『早く見せてみ?』
「期待してないな!? 聞いて驚け。装備なんだぞ!
フィールドボスを最初に倒した者として一つ、ソロ討伐報酬として一つ!」
『マ?』
『神じゃん』
『流石フィールドボスってか』
『装備が報酬になるんだね』
『おあつらえ向きじゃん』
『ほんとだ』
『初期装備脱却?』
「まだ性能見てないんだよね。一緒に見た方が盛り上がるかなって」
『おお』
『待ってw』
『この流れ、二つに一つすぎる』
『なんか察したんだが』
うぐ、不穏な流れのコメント欄になっている。
だがみんな思い出してほしい。皆でリザルトはほぼ毎回見ている。大当たりのときも有ったはずだ!
「え、えーと、1つ目は……ボアのリング? 」
◆◆◆◆◆◆◆◆
アイテム:ボアのリング
分類 :アクセサリ
性能 :STR+5%
説明 :猪の王を打倒したものの証。装着すると力が漲る。
[ユニークアイテム] [譲渡不可]
◆◆◆◆◆◆◆◆
『えっっ』
『やばw』
『強すぎる』
『アクセの性能じゃねぇ』
『S T R』
『あっっ』
『クソワロタwwww』
『譲渡不可なのが辛すぎるw』
『泣かないで』
「泣いてないからっ!!
ソロ討伐の方が残ってるもん!」
◆◆◆◆◆◆◆◆
アイテム:キングボアの魂
分類 :アクセサリ
性能 :[王者の咆哮]使用可能
説明 :猪の王にたった1人で立ち向かい、撃破して見せた狩人。かの者はその力の一端を受け継いだ。
[ユニークアイテム][譲渡不可]
◆◆◆◆◆◆◆◆
「……技能追加?」
『え』
『おーー』
『これは』
『来たか?』
技能追加アイテム。性能……いや、この際もう性能はどうだって良い。
頼む。一つくらいは使えるものであってくれ……!!
◆◆◆◆◆◆◆◆
技能:王者の咆哮
効果:自身の咆哮に、どちらかの特殊な効果を付与する。
①敵性存在に対し、高確率の威圧、恐慌と低確率の即死を与える。対象との距離が離れるほど効果は減少し、また対象が自身より低レベルであるほど効果は著しく上昇する。格上には効果が無い。
②不可視の衝撃波を放つ。威力は自身の最大HPの5%。防御貫通効果を持つが、与ダメージ上昇の効果を受けない
[使用回数5/5]※AM0時にリセット
◆◆◆◆◆◆◆◆
「きったぁぁー!!!!」
まだお昼前の、アジーン北門周辺。
そこでは、両手を突き上げ歓喜の叫びをあげる聖女の姿が観られたという。
0
あなたにおすすめの小説
聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!
幸之丞
ファンタジー
2023/11/22~11/23 女性向けホットランキング1位
2023/11/24 10:00 ファンタジーランキング1位 ありがとうございます。
「うわ~ 私を捨てないでー!」
声を出して私を捨てようとする父さんに叫ぼうとしました・・・
でも私は意識がはっきりしているけれど、体はまだ、生れて1週間くらいしか経っていないので
「ばぶ ばぶうう ばぶ だああ」
くらいにしか聞こえていないのね?
と思っていたけど ササッと 捨てられてしまいました~
誰か拾って~
私は、陽菜。数ヶ月前まで、日本で女子高生をしていました。
将来の為に良い大学に入学しようと塾にいっています。
塾の帰り道、車の事故に巻き込まれて、気づいてみたら何故か新しいお母さんのお腹の中。隣には姉妹もいる。そう双子なの。
私達が生まれたその後、私は魔力が少ないから、伯爵の娘として恥ずかしいとかで、捨てられた・・・
↑ここ冒頭
けれども、公爵家に拾われた。ああ 良かった・・・
そしてこれから私は捨てられないように、前世の記憶を使って知識チートで家族のため、公爵領にする人のために領地を豊かにします。
「この子ちょっとおかしいこと言ってるぞ」 と言われても、必殺 「女神様のお告げです。昨夜夢にでてきました」で大丈夫。
だって私には、愛と豊穣の女神様に愛されている証、聖女の紋章があるのです。
この物語は、魔法と剣の世界で主人公のエルーシアは魔法チートと知識チートで領地を豊かにするためにスライムや古竜と仲良くなって、お力をちょっと借りたりもします。
果たして、エルーシアは捨てられた本当の理由を知ることが出来るのか?
さあ! 物語が始まります。
追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている
潮海璃月
ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
巻き込まれ召喚された賢者は追放メンツでパーティー組んで旅をする。
彩世幻夜
ファンタジー
2019年ファンタジー小説大賞 190位!
読者の皆様、ありがとうございました!
婚約破棄され家から追放された悪役令嬢が実は優秀な槍斧使いだったり。
実力不足と勇者パーティーを追放された魔物使いだったり。
鑑定で無職判定され村を追放された村人の少年が優秀な剣士だったり。
巻き込まれ召喚され捨てられたヒカルはそんな追放メンツとひょんな事からパーティー組み、チート街道まっしぐら。まずはお約束通りざまあを目指しましょう!
※4/30(火) 本編完結。
※6/7(金) 外伝完結。
※9/1(日)番外編 完結
小説大賞参加中
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる