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第六章 墓参り
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カーテン越しに響く花火の音に意識を集中させていると、彼は烏の行水的な速さで浴室から出てきた。バスローブさえも着る時間が惜しかったのか、裸のまま出てこられて焦る。
「は? え、ちょっと巽さ……」
「もう一刻すら待てません。貴方がほしい」
ベッドの上に逃げるとすかさずに覆い被され、片手で頭の後ろに手を添えられてキスをされた。
「んっうぅ……っ」
肉厚な舌が僕の舌を舐めさすり、性感を引きづり出される。水音が立つのも構わずに巽は僕の口内を貪った。飲みきれなかった唾液が口の端から溢れ落ちていく。
「……ん!」
もう片方の手がバスローブの隙間から潜り込み、胸の尖りを摘まれた。彼の胸元に身体を寄せて、必死に愛撫を受け入れる。敏感な場所を熱心に弄られて、もじもじと腰を揺らしてしまった。
「ん、はあ……」
僕の口元を指で拭った巽は、吐息のような色香に溢れた声を出す。
「郁巳さん……貴方と全身で触れあいたい」
僕の腕を引っ張り座らせた巽は、バスローブを剥ぎ取っていく。薄暗い部屋の中で一糸纏わぬ姿にされて、ベッドの上で膝立ちになったまま肩を縮こませた。
花火が空に上がる度にカーテン越しに光が差し込んで、僕の裸体が巽の視線にはっきりと晒されてしまう。
「綺麗ですね……貴方もすでに期待してくれているようで、嬉しいですよ」
「あっ」
緩く勃ち上がったモノを指先でつつかれて、びくりと全身を跳ねさせた。
サイドチェストに眼鏡を放った巽は、僕の陰茎にむしゃぶりつく。ぬるく温かな舌で幹を転がすように舐められて、僕は悲鳴のような嬌声を上げた。
「ひぃっ! あぁ、それ……っ」
みるみるうちに芯を持ち育っていく僕の分身を、巽はなんなく口内で受け入れ根本から亀頭まで唇で吸いあげる。
腰から全身にかけてビリビリと電流が駆け上り、僕はたまらなくなって腰を引こうとした。
「あっ、やめてっ、そんな……っ!」
巽の手にがっちりと尻を掴まれて、ぐいっと押し広げられ露出した後孔に唾液をまとった指が潜り込んでくる。
入り口付近の媚肉をくりくりと指を回すようにして刺激され、もどかしさと気持ちよさが同時に沸き上がってきた。
敏感なところを前から後ろから刺激されて、僕の陰茎は痛いほどに張り詰めていく。あっという間に追い詰められてしまった。
「あ、はっ、ぁっあ、あ……っん、もう、それ以上されたらっ、出るっ」
彼の頭に手を置いて止めようとするが、ますます激しく吸いつかれてグッと息を詰めた。どんどん内壁の奥に潜りこんできた指先が、腹側のしこりを何度も何度も撫で摩る。
同時に陰茎の裏筋に舌を這わされ、僕は堪えきれずに欲望を放出した。
「ぃ……あぁあああぁっ!」
ビクビクと腰を震わせながら、思いきり巽の口内に吐き出してしまった。彼はうっとりと目を細めて僕の精液をゴクリと飲み込む。
最後まで出し切ってほしいとでも言うように、鈴口を舌先でつつかれて何度も腰が跳ねた。
「ひぁ、やっ! それ、やめて、もう出た……っ」
じゅるると品のない音を立てる口元は僕の精液と唾液に濡れていて淫らだった。上品な印象の顔が淫靡に歪む様から目が離せない。
「ふふ……気持ちよさそうですね、郁巳」
巽は愛しくて堪らないとでも言うかのように、ちゅっと先端に口づけを落とす。達したばかりの体には刺激が強すぎて、うっと息を詰めた。
「た、巽さん」
「ええ、なんでしょうか」
起き上がった彼の体を見下ろすと、余裕を感じさせる口調とは裏腹に、彼の雄の象徴は腹につきそうなほどそり返っているのに気づく。
ベッドの上に座りこんで恐る恐る触ってみると、ピクリと怒張が反応した。
「僕は一回出したから、巽さんも……出してよ、手伝うから」
血管が走るずるむけの性器を、ゆっくりと握りこむ。僕のとはまるで違いこんなところまで立派というか、大人の男って感じだ……照れながらもにぎにぎと刺激をすると、更に固くなった。
「郁巳さん……!」
感極まった声で名前を呼ばれて股間から顔を上げると、巽は片手で口元を覆っていた。
「なに?」
「まさか貴方がこんなにも積極的になってくださるとは、嬉しい誤算ですよ。すぐにでも貴方の中に入りたくなってしまいました」
彼はサイドチェストのローションを引っ掴むと手のひらに大量に垂らして、僕の股の間に手を突っ込んできた。
ぬるりと尻の狭間から蕾にかけて撫であげられて、ゾワゾワと全身の毛が逆立つ。
「うひゃっ」
いきなり中指を一本奥まで入れられて、変な声を上げてしまった。後ろ手をついて衝撃を逃そうとしたけれど逆効果だったみたいだ。
膝を立てて足を開いた体勢で、巧みな指の動きに翻弄される。
「あっ、あ……んっ」
花火の爆発音が響く度、ぎゅっと巽の指を締めつける。ハッと興奮で息を荒げる巽は、二本目の指を挿入しバラバラに動かしはじめた。
前立腺を指先が掠める度に立てた膝に力が入り、内腿が痙攣する。
断続的に光る花火は、なまっちろい僕の脚を照らしていて、脚の中央に体を割り込ませる巽の様子もよく見えた。
発達した胸筋、逞しい腕、器用な指先、その全てが僕を抱くためだけに全力で稼働している。
「あ……」
ぶるりと体を震わせながら彼に魅入った。なんてことだろう、この魅力的で有能な男は今、僕に全ての意識を注いでいるなんて。頭にまで熱が回ってどうにかなりそうだった。
体だけじゃなく心までひたひたに満たされる感覚がして、腹の奥がきゅうんと疼く。
「巽さん、巽……」
「どうしました、郁巳さん」
額に汗を滲ませる彼の肩に手を添える。子鹿のように震える脚に力を入れて彼に近づく。巽の頭を抱え込むように抱きつきながら、切羽詰まった声を出す。
「もう欲しい……挿れて」
密やかな懇願は花火の音に掻き消されずに、巽の耳に届いたらしい。獣のように目を細めた彼は手早くスキンをつけた。
「は? え、ちょっと巽さ……」
「もう一刻すら待てません。貴方がほしい」
ベッドの上に逃げるとすかさずに覆い被され、片手で頭の後ろに手を添えられてキスをされた。
「んっうぅ……っ」
肉厚な舌が僕の舌を舐めさすり、性感を引きづり出される。水音が立つのも構わずに巽は僕の口内を貪った。飲みきれなかった唾液が口の端から溢れ落ちていく。
「……ん!」
もう片方の手がバスローブの隙間から潜り込み、胸の尖りを摘まれた。彼の胸元に身体を寄せて、必死に愛撫を受け入れる。敏感な場所を熱心に弄られて、もじもじと腰を揺らしてしまった。
「ん、はあ……」
僕の口元を指で拭った巽は、吐息のような色香に溢れた声を出す。
「郁巳さん……貴方と全身で触れあいたい」
僕の腕を引っ張り座らせた巽は、バスローブを剥ぎ取っていく。薄暗い部屋の中で一糸纏わぬ姿にされて、ベッドの上で膝立ちになったまま肩を縮こませた。
花火が空に上がる度にカーテン越しに光が差し込んで、僕の裸体が巽の視線にはっきりと晒されてしまう。
「綺麗ですね……貴方もすでに期待してくれているようで、嬉しいですよ」
「あっ」
緩く勃ち上がったモノを指先でつつかれて、びくりと全身を跳ねさせた。
サイドチェストに眼鏡を放った巽は、僕の陰茎にむしゃぶりつく。ぬるく温かな舌で幹を転がすように舐められて、僕は悲鳴のような嬌声を上げた。
「ひぃっ! あぁ、それ……っ」
みるみるうちに芯を持ち育っていく僕の分身を、巽はなんなく口内で受け入れ根本から亀頭まで唇で吸いあげる。
腰から全身にかけてビリビリと電流が駆け上り、僕はたまらなくなって腰を引こうとした。
「あっ、やめてっ、そんな……っ!」
巽の手にがっちりと尻を掴まれて、ぐいっと押し広げられ露出した後孔に唾液をまとった指が潜り込んでくる。
入り口付近の媚肉をくりくりと指を回すようにして刺激され、もどかしさと気持ちよさが同時に沸き上がってきた。
敏感なところを前から後ろから刺激されて、僕の陰茎は痛いほどに張り詰めていく。あっという間に追い詰められてしまった。
「あ、はっ、ぁっあ、あ……っん、もう、それ以上されたらっ、出るっ」
彼の頭に手を置いて止めようとするが、ますます激しく吸いつかれてグッと息を詰めた。どんどん内壁の奥に潜りこんできた指先が、腹側のしこりを何度も何度も撫で摩る。
同時に陰茎の裏筋に舌を這わされ、僕は堪えきれずに欲望を放出した。
「ぃ……あぁあああぁっ!」
ビクビクと腰を震わせながら、思いきり巽の口内に吐き出してしまった。彼はうっとりと目を細めて僕の精液をゴクリと飲み込む。
最後まで出し切ってほしいとでも言うように、鈴口を舌先でつつかれて何度も腰が跳ねた。
「ひぁ、やっ! それ、やめて、もう出た……っ」
じゅるると品のない音を立てる口元は僕の精液と唾液に濡れていて淫らだった。上品な印象の顔が淫靡に歪む様から目が離せない。
「ふふ……気持ちよさそうですね、郁巳」
巽は愛しくて堪らないとでも言うかのように、ちゅっと先端に口づけを落とす。達したばかりの体には刺激が強すぎて、うっと息を詰めた。
「た、巽さん」
「ええ、なんでしょうか」
起き上がった彼の体を見下ろすと、余裕を感じさせる口調とは裏腹に、彼の雄の象徴は腹につきそうなほどそり返っているのに気づく。
ベッドの上に座りこんで恐る恐る触ってみると、ピクリと怒張が反応した。
「僕は一回出したから、巽さんも……出してよ、手伝うから」
血管が走るずるむけの性器を、ゆっくりと握りこむ。僕のとはまるで違いこんなところまで立派というか、大人の男って感じだ……照れながらもにぎにぎと刺激をすると、更に固くなった。
「郁巳さん……!」
感極まった声で名前を呼ばれて股間から顔を上げると、巽は片手で口元を覆っていた。
「なに?」
「まさか貴方がこんなにも積極的になってくださるとは、嬉しい誤算ですよ。すぐにでも貴方の中に入りたくなってしまいました」
彼はサイドチェストのローションを引っ掴むと手のひらに大量に垂らして、僕の股の間に手を突っ込んできた。
ぬるりと尻の狭間から蕾にかけて撫であげられて、ゾワゾワと全身の毛が逆立つ。
「うひゃっ」
いきなり中指を一本奥まで入れられて、変な声を上げてしまった。後ろ手をついて衝撃を逃そうとしたけれど逆効果だったみたいだ。
膝を立てて足を開いた体勢で、巧みな指の動きに翻弄される。
「あっ、あ……んっ」
花火の爆発音が響く度、ぎゅっと巽の指を締めつける。ハッと興奮で息を荒げる巽は、二本目の指を挿入しバラバラに動かしはじめた。
前立腺を指先が掠める度に立てた膝に力が入り、内腿が痙攣する。
断続的に光る花火は、なまっちろい僕の脚を照らしていて、脚の中央に体を割り込ませる巽の様子もよく見えた。
発達した胸筋、逞しい腕、器用な指先、その全てが僕を抱くためだけに全力で稼働している。
「あ……」
ぶるりと体を震わせながら彼に魅入った。なんてことだろう、この魅力的で有能な男は今、僕に全ての意識を注いでいるなんて。頭にまで熱が回ってどうにかなりそうだった。
体だけじゃなく心までひたひたに満たされる感覚がして、腹の奥がきゅうんと疼く。
「巽さん、巽……」
「どうしました、郁巳さん」
額に汗を滲ませる彼の肩に手を添える。子鹿のように震える脚に力を入れて彼に近づく。巽の頭を抱え込むように抱きつきながら、切羽詰まった声を出す。
「もう欲しい……挿れて」
密やかな懇願は花火の音に掻き消されずに、巽の耳に届いたらしい。獣のように目を細めた彼は手早くスキンをつけた。
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