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第3話 死の淵からの生還
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「警告。現在の負傷状態からこれ以上の無理は許容の限界を越えてしまいます」
野架公平(仮)は仲間の命を助ける為に大岩を動かすべく、治療に回していた力を馬鹿力へ一時的に回したのだが、脳内でそんな警告が、ずっとなされていた。
「これ以上は肉体の限界を超え、命の危険がありますので、力を制限します。さらに『私』のサポート機能を犠牲にして生命の維持を試みます。短い間ですがご利用ありがとうご……ざいま……し……」
そこで、脳内から警告を知らせる声は聞こえなくなった。
それと同時に大岩を動かして限界を超えた野架公平(仮)は気を失ったのである。
落盤事故から五日後。
『半人前』こと野架公平(仮)は、目を覚ました。
「ここは……?」
野架公平(仮)は、どこかの粗末な部屋のベッドに横になっていた。
左腕は木材を充てて固定されていたし、右足も同様である。
さらに、全身包帯だらけで、身動きできない状態になっていた。
いや、そうでなくても体が動かないのは野架公平(仮)本人がよくわかっている。
そこへ、白衣のドワーフ医者が、様子を見に来た。
「今日は『半人前』の頭の包帯を交換してやるか……。……うん? 目が開いている? まさか……ついに死んでしまったのか!?」
ドワーフの医者は、『半人前』はいつ死んでもおかしくない状態が続いていたから、目が開いているのは目が覚めたのではなく、死んだはずみに開いたと思ったようだ。
「……いえ、生きてます……」
野架公平(仮)は、動けない状態ながら、弱弱しく声を絞り出すように答えた。
「! もう、駄目だと思っていたが、他のドワーフの手前、そうとも言えず、どうしたものかと思っていたんだが……。これは目が覚めただけでも奇跡だな……」
ドワーフの医者は、『半人前』の目の瞳孔や心臓の音、脈拍を確認すると安堵の為ホッと胸をなでおろす。
そして続ける。
「どうやら、峠は越えたのかもしれん。お帰り、『半人前』。お前のお陰で落盤で閉じ込められたドワーフ達十人中八人は無事生還したぞ」
それはつまり、二人は助からなかったという事だったが、あの時、野架公平(仮)が出来る事は全て出し尽くしての事であったから、その八人も奇跡的な生還と言っていいだろう。
それは最悪の状況で、最善の行動をとった結果であったと言える。
亡くなった二人は不運であったが、野架公平(仮)は、全員が死ぬところを助けた事に変わりない。
「……そうですか。助かった人がいて、良かった……」
野架公平(仮)は、そう漏らすと、また、瞼が重くなり、また、深い眠りに落ちる。
どうやら、今の状態ではしゃべる事も相当な体力を必要としているという事だろう。
ドワーフの医者が、深い眠りに入る直前、「今は休め。回復優先だ」という声を聞いて、熟睡するのであった。
そこから、また、二日間、深い眠りについたままであったが、野架公平(仮)は、また、目を覚ました。
今度は視界に入る粗末な部屋が多少綺麗になっている。
壁は土壁のままだが、クモの巣は無くなっていたし、雑然としていた足下側の壁の荷物は整理されていた。
首をひねって右側を見ると、ドワーフが一人、椅子に座ったまま寝ている。
左側を見ると、そこには磨き上げられた中古のツルハシやスコップ、ランタンなど鉱夫の必須アイテムが置いてあった。
よくわからないが、これらは見舞いの品なのかもしれない。
一度、目が覚めて命が助かった事を医者がみんなに報告して、誰かがお見舞いとし置いて行ったものなのかもしれないと予想を付けた。
だがそれは、これまでの自分のドワーフの中での立場を考えると信じられない事である。
文字通り『半人前』の自分はツルハシどころかスコップや金槌を持つ事は許されていなかった。
「『半人前』に鉱夫の仕事道具を持つ資格はない!」
というのが、周囲のドワーフの言葉だったのだ。
それが、お見舞い品として、置いてあるという事は、少なくとも『半人前』ではなくなったという事だろう。
『半人前』こと野架公平(仮)は、それを想像するとこれまでの辛い思い出も相まって嬉し涙が出てくるのであった。
「(ZZZ……)──はっ! いつの間にか寝てしまっていたか……。 もう遅いな、帰るか……。──今日も『半人前』は目覚めなかったか……。医者のドクはもう大丈夫と言っていたが、全く起きないじゃ……、うん?」
野架公平(仮)の横で居眠りをして目覚めたドワーフは、寝ているはずの『半人前』の目が開いている事に気づいた。
そして、その目からは涙が溢れている。
「『半人前』、目が覚めたのか! ど、どうした、どこか痛いのか? ──ドク! 『半人前』が目を覚ましたぞ!」
ドワーフは野架公平(仮)が目を覚ました事に慌てふためき、ドワーフの医者、ドクを大声で呼ぶ。
ドクは急いで駆け付ける。
その後ろにも他のドワーフが付いて来ていた。
「お前らは邪魔だから部屋に入るな!」
ドクが付いてきた他のドワーフを部屋から追い出して扉を閉めると、『半人前』こと野架公平(仮)の傍に来て、様子を見る。
「うむ。目に力が戻ってきているな。腹が減ったろ? おい、ダンカン。隣に行ってスープを貰ってきてくれ」
ダンカンと呼ばれた『半人前』に付き添っていたドワーフは、「わ、わかった!」と言って、外に出て行く。
扉の前には他のドワーフ達がいたが、「邪魔だ!」とダンカンに怒鳴られると、道を空けて控えめに室内を覗き込むが、静かにしているのであった。
「あれからどのくらい経っていますか? もの凄くお腹が減っているんですが……」
『半人前』こと野架公平(仮)は、そう言うとお腹の音を大きく鳴らして苦笑いする。
「はははっ! それならもう、大丈夫だな。恐るべき回復力だ。あの事故から一週間経っているが、元の怪我を考えれば生きているだけでも不思議なくらいだ!」
ドワーフの医者、ドクはそう言って保証する。
『半人前』こと野架公平(仮)は、絶体絶命の状態から、無事生還したのであった。
野架公平(仮)は仲間の命を助ける為に大岩を動かすべく、治療に回していた力を馬鹿力へ一時的に回したのだが、脳内でそんな警告が、ずっとなされていた。
「これ以上は肉体の限界を超え、命の危険がありますので、力を制限します。さらに『私』のサポート機能を犠牲にして生命の維持を試みます。短い間ですがご利用ありがとうご……ざいま……し……」
そこで、脳内から警告を知らせる声は聞こえなくなった。
それと同時に大岩を動かして限界を超えた野架公平(仮)は気を失ったのである。
落盤事故から五日後。
『半人前』こと野架公平(仮)は、目を覚ました。
「ここは……?」
野架公平(仮)は、どこかの粗末な部屋のベッドに横になっていた。
左腕は木材を充てて固定されていたし、右足も同様である。
さらに、全身包帯だらけで、身動きできない状態になっていた。
いや、そうでなくても体が動かないのは野架公平(仮)本人がよくわかっている。
そこへ、白衣のドワーフ医者が、様子を見に来た。
「今日は『半人前』の頭の包帯を交換してやるか……。……うん? 目が開いている? まさか……ついに死んでしまったのか!?」
ドワーフの医者は、『半人前』はいつ死んでもおかしくない状態が続いていたから、目が開いているのは目が覚めたのではなく、死んだはずみに開いたと思ったようだ。
「……いえ、生きてます……」
野架公平(仮)は、動けない状態ながら、弱弱しく声を絞り出すように答えた。
「! もう、駄目だと思っていたが、他のドワーフの手前、そうとも言えず、どうしたものかと思っていたんだが……。これは目が覚めただけでも奇跡だな……」
ドワーフの医者は、『半人前』の目の瞳孔や心臓の音、脈拍を確認すると安堵の為ホッと胸をなでおろす。
そして続ける。
「どうやら、峠は越えたのかもしれん。お帰り、『半人前』。お前のお陰で落盤で閉じ込められたドワーフ達十人中八人は無事生還したぞ」
それはつまり、二人は助からなかったという事だったが、あの時、野架公平(仮)が出来る事は全て出し尽くしての事であったから、その八人も奇跡的な生還と言っていいだろう。
それは最悪の状況で、最善の行動をとった結果であったと言える。
亡くなった二人は不運であったが、野架公平(仮)は、全員が死ぬところを助けた事に変わりない。
「……そうですか。助かった人がいて、良かった……」
野架公平(仮)は、そう漏らすと、また、瞼が重くなり、また、深い眠りに落ちる。
どうやら、今の状態ではしゃべる事も相当な体力を必要としているという事だろう。
ドワーフの医者が、深い眠りに入る直前、「今は休め。回復優先だ」という声を聞いて、熟睡するのであった。
そこから、また、二日間、深い眠りについたままであったが、野架公平(仮)は、また、目を覚ました。
今度は視界に入る粗末な部屋が多少綺麗になっている。
壁は土壁のままだが、クモの巣は無くなっていたし、雑然としていた足下側の壁の荷物は整理されていた。
首をひねって右側を見ると、ドワーフが一人、椅子に座ったまま寝ている。
左側を見ると、そこには磨き上げられた中古のツルハシやスコップ、ランタンなど鉱夫の必須アイテムが置いてあった。
よくわからないが、これらは見舞いの品なのかもしれない。
一度、目が覚めて命が助かった事を医者がみんなに報告して、誰かがお見舞いとし置いて行ったものなのかもしれないと予想を付けた。
だがそれは、これまでの自分のドワーフの中での立場を考えると信じられない事である。
文字通り『半人前』の自分はツルハシどころかスコップや金槌を持つ事は許されていなかった。
「『半人前』に鉱夫の仕事道具を持つ資格はない!」
というのが、周囲のドワーフの言葉だったのだ。
それが、お見舞い品として、置いてあるという事は、少なくとも『半人前』ではなくなったという事だろう。
『半人前』こと野架公平(仮)は、それを想像するとこれまでの辛い思い出も相まって嬉し涙が出てくるのであった。
「(ZZZ……)──はっ! いつの間にか寝てしまっていたか……。 もう遅いな、帰るか……。──今日も『半人前』は目覚めなかったか……。医者のドクはもう大丈夫と言っていたが、全く起きないじゃ……、うん?」
野架公平(仮)の横で居眠りをして目覚めたドワーフは、寝ているはずの『半人前』の目が開いている事に気づいた。
そして、その目からは涙が溢れている。
「『半人前』、目が覚めたのか! ど、どうした、どこか痛いのか? ──ドク! 『半人前』が目を覚ましたぞ!」
ドワーフは野架公平(仮)が目を覚ました事に慌てふためき、ドワーフの医者、ドクを大声で呼ぶ。
ドクは急いで駆け付ける。
その後ろにも他のドワーフが付いて来ていた。
「お前らは邪魔だから部屋に入るな!」
ドクが付いてきた他のドワーフを部屋から追い出して扉を閉めると、『半人前』こと野架公平(仮)の傍に来て、様子を見る。
「うむ。目に力が戻ってきているな。腹が減ったろ? おい、ダンカン。隣に行ってスープを貰ってきてくれ」
ダンカンと呼ばれた『半人前』に付き添っていたドワーフは、「わ、わかった!」と言って、外に出て行く。
扉の前には他のドワーフ達がいたが、「邪魔だ!」とダンカンに怒鳴られると、道を空けて控えめに室内を覗き込むが、静かにしているのであった。
「あれからどのくらい経っていますか? もの凄くお腹が減っているんですが……」
『半人前』こと野架公平(仮)は、そう言うとお腹の音を大きく鳴らして苦笑いする。
「はははっ! それならもう、大丈夫だな。恐るべき回復力だ。あの事故から一週間経っているが、元の怪我を考えれば生きているだけでも不思議なくらいだ!」
ドワーフの医者、ドクはそう言って保証する。
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