76 / 190
第76話 展覧会事務局の扱い
コウ一行は王都へ早めに到着できることになった。
「これが王都かぁ……。何もかも大きいね……」
コウは王都の玄関口である大きな城門の前で、剣歯虎のベルに跨ったまま呆気に取られる。
「城門で驚いていたら身が持たないぜ? 王都は国の中心だからな。当然、その規模はなんでも大きなものさ」
馬車の御者を務める大鼠族のヨースが知ったような口ぶりでコウ達を諭す。
「私も初めてだけど、こんなに大きいのね」
ダークエルフのララノアもコウと同じように驚く。
「でも、村の鉱山よりは全然小さいわ」
村長の娘であるドワーフのカイナは、来る前に想像の比較対象にしていたと思われる鉱山を口にした。
「山のようにでかいとは言ったが、本当に山と比べるなって!」
大鼠族のヨースがカイナの素直さに呆れてツッコミを入れる。
「そうなの? でも、お陰で想像より小さかったから、驚かずに済んだわ」
カイナはそう言うとクスクスと笑う。
そうこうしていると、馬車は城門を潜る。
続いてコウもベルに跨ったまま通過しようとすると、門番に声をかけられた。
「少年、ちょっといいか? その跨っているのは剣歯虎か? 首輪を確認させてもらうぞ」
「あ、はい」
コウは呼び止められるとは思わず、驚いて返事をした。
実際、城門をいろんな種族や馬車が素通りしていたので、自分も問題ないと思っていたのだ。
「……魔物使いギルドの正規の従属の首輪のようだな。それではくれぐれも王都内ではこの首輪を取らないようにしてくれ」
「はい!」
「──それにしても少年、よくこの魔獣をテイムできたものだな。剣歯虎は『山の殺し屋』なんて呼ばれる獰猛な魔獣だぞ。それに、白い毛並みは珍しい。突然変異……、いや、亜種か? とにかく危険な魔獣だから、絶対首輪を外す事だけはしないでくれよ?」
門番はそう言うと、コウに行って良しとばかりに手を振る。
コウは頭を下げると、ベルに跨ったまま、大きいトンネルのような城門を潜るのであった。
城門の向こう側は、雑多で喧騒に包まれた世界であった。
「……凄い。いろんな人がいっぱいいるや……」
コウはベルに跨ったまま、その中に入っていく。
「おーい、コウ! こっちだ!」
すると先に城門を潜ったヨース達がコウに手を振って声をかける。
コウは一瞬、あまりの人の多さにその声を聞き取れなかったが、ベルが「ニャウ!」と鳴いて、ヨース達の馬車の方向に体を向けたので気づく事が出来た。
そして、コウの意思を汲んだかのように、ベルはヨース達の馬車に駆け寄る。
「王都の門番に声をかけられるのはよっぽどのことだからコウが止められて俺も内心焦ったんだが、大丈夫だったか?」
ヨースも未経験の事だったらしく、汗を拭く素振りを見せながらコウを心配した。
「うん、ベルの従属の首輪の確認だけだったよ」
「へー。ベルって王都でも門番が気にする程なのか!」
ヨースはこの自分にとって元天敵であったベルが、かなりの魔獣であるようだと驚く。
「うん、なんかベルのことを『山の殺し屋』って呼んでた」
コウもそう言われるのは初めてのことだったので、ヨースに教える。
「そんな異名が付いているのかベル。でも、悪い魔獣ではないよな?」
ヨースは今やコウの魔獣としてベルを警戒していなかったので、ベルのことはコウのペットと認めていたから、異名に驚きながらベルに聞く。
「ニャウ!」
ベルはヨースに返事をするように鳴くと、顔をヨースに擦り付ける。
「人懐っこいよな、お前」
ヨースはそう言うと撫でて応じるのであった。
コウ一行は、こうして安全に王都入りすると、まずは『軍事選定展覧会』事務局が設置されている場所に赴き、そこで手続きを済ませると、今回の展示参加者に用意された宿屋の場所を聞く。
コウやララノア、カイナにとっては王都の地区名を聞いてもさっぱりだったがそこはヨースである。
場所と宿屋名を聞いただけでピンときたようで、
「『星の海亭』か……。なるほど、そういう扱いか……」
とヨースは納得したようであった。
ヨースが御者を務める馬車は用意された宿、『星の海亭』に向かう。
「ヨース、ちなみに僕達の扱いってどういう感じなの?」
コウがヨースの意味深な言葉に対して質問する。
「うん? ああ、さっきのか? 今から行くところは良い宿屋さ。俺なんかは普段泊まることはない宿屋だ」
「へー、じゃあ、僕達良い扱いなんだね!」
コウが嬉しそうに応じた。
コウ達は異種族だから、差別に慣れている。
だから、当然、安宿を用意されていても別に驚かないのだが、良い宿屋を用意されているということは、そういう評価ということだろうから喜んだのだ。
「早とちりするなよ。俺は大鼠族で行商上がりのぽっと出だぞ? その俺が普段泊まっている宿屋なんてたかが知れているに決まっているだろ。それと比べての話さ。今回、『軍事選定展覧会』に出展するブランドレベルで考えると、評価は下の方ってところだな」
ヨースはコウに水を差すと、現実を突きつけた。
そして、続ける。
「でも、安心しな。俺の予想なら、今回出展する無名ブランド連中の中で、うちは確実に目立つし、それどころか有名ブランドも度肝を抜かれるはずだから、この扱いをして後悔するのはあっちさ」
ヨースは不敵な言い方をすると、展示会開催中お世話になる宿屋へと到着した。
「──でも、十分いい宿屋じゃない?」
ララノアが馬車から降りて、そう評価する。
「そうね。ここまでの旅で一番良い宿屋かも」
カイナも同意して頷く。
「はははっ! 俺達の基準が低くて良かった。──主催者側はきっと、『展示会に呼んでやったが、お前達のレベルはまだ、この程度だ、勘違いするなよ!』という現実を突きつけるつもりで用意したのだろうから、他の商会だったら悔しがるだろうな」
ヨースはみんなの反応が前向きなので、相手の狙いを覆したであろうことを笑って喜ぶ。
「宿屋って結局、雨露をしのげて、安全にぐっすり寝られれば問題ないから、無駄に豪華でも困るし、このくらいが丁度いいと思うけどなぁ」
コウも前世を含めて庶民かそれ以下の生活を送ってきていたから、贅沢を知らない。
だから、人並みの扱い受けられれば何も不満はないのであった。
「これが王都かぁ……。何もかも大きいね……」
コウは王都の玄関口である大きな城門の前で、剣歯虎のベルに跨ったまま呆気に取られる。
「城門で驚いていたら身が持たないぜ? 王都は国の中心だからな。当然、その規模はなんでも大きなものさ」
馬車の御者を務める大鼠族のヨースが知ったような口ぶりでコウ達を諭す。
「私も初めてだけど、こんなに大きいのね」
ダークエルフのララノアもコウと同じように驚く。
「でも、村の鉱山よりは全然小さいわ」
村長の娘であるドワーフのカイナは、来る前に想像の比較対象にしていたと思われる鉱山を口にした。
「山のようにでかいとは言ったが、本当に山と比べるなって!」
大鼠族のヨースがカイナの素直さに呆れてツッコミを入れる。
「そうなの? でも、お陰で想像より小さかったから、驚かずに済んだわ」
カイナはそう言うとクスクスと笑う。
そうこうしていると、馬車は城門を潜る。
続いてコウもベルに跨ったまま通過しようとすると、門番に声をかけられた。
「少年、ちょっといいか? その跨っているのは剣歯虎か? 首輪を確認させてもらうぞ」
「あ、はい」
コウは呼び止められるとは思わず、驚いて返事をした。
実際、城門をいろんな種族や馬車が素通りしていたので、自分も問題ないと思っていたのだ。
「……魔物使いギルドの正規の従属の首輪のようだな。それではくれぐれも王都内ではこの首輪を取らないようにしてくれ」
「はい!」
「──それにしても少年、よくこの魔獣をテイムできたものだな。剣歯虎は『山の殺し屋』なんて呼ばれる獰猛な魔獣だぞ。それに、白い毛並みは珍しい。突然変異……、いや、亜種か? とにかく危険な魔獣だから、絶対首輪を外す事だけはしないでくれよ?」
門番はそう言うと、コウに行って良しとばかりに手を振る。
コウは頭を下げると、ベルに跨ったまま、大きいトンネルのような城門を潜るのであった。
城門の向こう側は、雑多で喧騒に包まれた世界であった。
「……凄い。いろんな人がいっぱいいるや……」
コウはベルに跨ったまま、その中に入っていく。
「おーい、コウ! こっちだ!」
すると先に城門を潜ったヨース達がコウに手を振って声をかける。
コウは一瞬、あまりの人の多さにその声を聞き取れなかったが、ベルが「ニャウ!」と鳴いて、ヨース達の馬車の方向に体を向けたので気づく事が出来た。
そして、コウの意思を汲んだかのように、ベルはヨース達の馬車に駆け寄る。
「王都の門番に声をかけられるのはよっぽどのことだからコウが止められて俺も内心焦ったんだが、大丈夫だったか?」
ヨースも未経験の事だったらしく、汗を拭く素振りを見せながらコウを心配した。
「うん、ベルの従属の首輪の確認だけだったよ」
「へー。ベルって王都でも門番が気にする程なのか!」
ヨースはこの自分にとって元天敵であったベルが、かなりの魔獣であるようだと驚く。
「うん、なんかベルのことを『山の殺し屋』って呼んでた」
コウもそう言われるのは初めてのことだったので、ヨースに教える。
「そんな異名が付いているのかベル。でも、悪い魔獣ではないよな?」
ヨースは今やコウの魔獣としてベルを警戒していなかったので、ベルのことはコウのペットと認めていたから、異名に驚きながらベルに聞く。
「ニャウ!」
ベルはヨースに返事をするように鳴くと、顔をヨースに擦り付ける。
「人懐っこいよな、お前」
ヨースはそう言うと撫でて応じるのであった。
コウ一行は、こうして安全に王都入りすると、まずは『軍事選定展覧会』事務局が設置されている場所に赴き、そこで手続きを済ませると、今回の展示参加者に用意された宿屋の場所を聞く。
コウやララノア、カイナにとっては王都の地区名を聞いてもさっぱりだったがそこはヨースである。
場所と宿屋名を聞いただけでピンときたようで、
「『星の海亭』か……。なるほど、そういう扱いか……」
とヨースは納得したようであった。
ヨースが御者を務める馬車は用意された宿、『星の海亭』に向かう。
「ヨース、ちなみに僕達の扱いってどういう感じなの?」
コウがヨースの意味深な言葉に対して質問する。
「うん? ああ、さっきのか? 今から行くところは良い宿屋さ。俺なんかは普段泊まることはない宿屋だ」
「へー、じゃあ、僕達良い扱いなんだね!」
コウが嬉しそうに応じた。
コウ達は異種族だから、差別に慣れている。
だから、当然、安宿を用意されていても別に驚かないのだが、良い宿屋を用意されているということは、そういう評価ということだろうから喜んだのだ。
「早とちりするなよ。俺は大鼠族で行商上がりのぽっと出だぞ? その俺が普段泊まっている宿屋なんてたかが知れているに決まっているだろ。それと比べての話さ。今回、『軍事選定展覧会』に出展するブランドレベルで考えると、評価は下の方ってところだな」
ヨースはコウに水を差すと、現実を突きつけた。
そして、続ける。
「でも、安心しな。俺の予想なら、今回出展する無名ブランド連中の中で、うちは確実に目立つし、それどころか有名ブランドも度肝を抜かれるはずだから、この扱いをして後悔するのはあっちさ」
ヨースは不敵な言い方をすると、展示会開催中お世話になる宿屋へと到着した。
「──でも、十分いい宿屋じゃない?」
ララノアが馬車から降りて、そう評価する。
「そうね。ここまでの旅で一番良い宿屋かも」
カイナも同意して頷く。
「はははっ! 俺達の基準が低くて良かった。──主催者側はきっと、『展示会に呼んでやったが、お前達のレベルはまだ、この程度だ、勘違いするなよ!』という現実を突きつけるつもりで用意したのだろうから、他の商会だったら悔しがるだろうな」
ヨースはみんなの反応が前向きなので、相手の狙いを覆したであろうことを笑って喜ぶ。
「宿屋って結局、雨露をしのげて、安全にぐっすり寝られれば問題ないから、無駄に豪華でも困るし、このくらいが丁度いいと思うけどなぁ」
コウも前世を含めて庶民かそれ以下の生活を送ってきていたから、贅沢を知らない。
だから、人並みの扱い受けられれば何も不満はないのであった。
あなたにおすすめの小説
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
転生少年は、魔道具で貧乏領地を発展させたい~アイボウと『ジョウカ魔法』で恩返し
gari@七柚カリン
ファンタジー
男(30歳)は、仕事中に命を落とし異世界へ転生する。
捨て子となった男は男爵親子に拾われ、養子として迎えられることになった。
前世で可愛がっていた甥のような兄と、命を救ってくれた父のため、幼い弟は立ち上がる。
魔道具で、僕が領地を発展させる!
これは、家族と領地のために頑張る男(児)の物語。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。