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フリーライターの営業ってどうやるの?
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さて、フリーライターの営業の話です。
前回お仕事内容書いた際でちょっとわかり辛い面もあったと思うので少し補足します。
私が主に仕事をしているクラウドソーシングサイトの場合、仕事は
1.応募から選考になり、条件など詳細を詰めていくプロジェクト方式
2.仕事開始を選ぶと、即文章入力画面になるタスク形式
で分けることができます。デザインのお仕事だったりするとコンペ形式なんかもあったりするのですが、それは省略します。
あと、条件をシステム上で決定せずにメールのやり取りとかで詰めていく方式もあります。がこれも今回省きます。ちなみに、クラウドソーシング外になってくると、メディアに直接売り込む方法もあります。
独立後主に私がやっていたのがタスク形式で、今もタスク形式の仕事を多めに入れています。即速章入力画面になり、規定のフォーマットで時間内に文章を作成し、投稿ボタンを押して完了です。
時間制限は1時間であることが多いですね。私は3000文字くらいだったら1時間でこなしてしまう事が多いです。これは割と早い方です。もちろん、もっと上の人もいます。
で、タスク形式の場合はクオリティはあんまり問われない事が多いです。ちゃんと人の手でチェックされることもありますが、多少の誤字や文法は修正依頼をかけるのではなく、編集で直してしまった方が早いのです。
もちろん、タスク形式でも高いクオリティを求められる場合もありますが、ライターとしてはあんまり高いクオリティ出しても値段が変わるわけではないので、やる旨みもあんまりなかったりします。
で、プロジェクト方式の場合は、内容によって大幅に値段が変わることがあります。これは、技術にお金出したいって企業や法人、あるいは個人が多いからです。
もちろん、プロジェクト形式でも仕事を買い叩く人は存在します。そのため、最低文字単価などをしっかり確認した上で応募する形になります。
ライター募集サイトでの営業は、このプロジェクトに積極的に応募することや、プロフィールを充実させること、あるは外部サイトのリンク増やすなど自分を売り込む事全般を指すのです。
もちろん、ライター募集サイトだけではなく、企業の募集に直接応募することもできます。
独立してからは、自分で名刺作ってリアルでの営業もやってたりしますが、その話題はまた後日と言うことで。
で、私は基本はクラウドソーシングの専業でやっているのでネット経由の仕事しかしていませんが、直接企業と交渉した方が実入りが良い場合も多いので、そちらを優先する人もいます。
クラウドソーシング専業にもメリットがあって、一つは賃金の保障です。これは利用する会社やシステムによって異なるのですが、個別契約だとどうしても報酬を踏み倒される場合や、未払いにリスクを抱えることになります。
個人事業主としてはお金が入らないのは死活問題なので、未払いを防ぐためには多少割安になってでもサイト経由で仕事をした方が良いと言うのが判断です。
また、クラウドソーシングサイトによってはプロジェクトの実績に応じてプロ認定などがあったりするので、それが次の仕事を呼び込むきっかけとなる事もあります。私は複数のクラウドソーシングサイトで認定を受けているため、『プロのライター』ということになりますね。
プロのライターにしか公開されない仕事もありますし、ライター探すときの条件検索でもプロ認定を受けている人が優先して表示されるようになるので、メリットは非常に大きいです。
自分自身をブランド化していくのも営業戦略の一環で、付加価値をつけていかないといつまでも仕事の単価が安く、収入の伸びが期待できないと言う現実もあります。これは継続契約でもいえることで、最初の契約金額が安いと、ずっと安いままで更新されて、それがかえって負担になる事もあるのです。
仕事のクオリティや、自分の技術、ブランドネームに合わせて契約更新や条件交渉を行うことも非常に重要で、それも含めて営業力となっています。他人の評価に任せるだけではお金は稼げず、むしろ良いように買い叩かれるのがライターの仕事です。
企業としては使いづらい人材かもしれないですが、それでも雇いたいって思えるほどの文章を提供できたら本当のプロです。まぁ、企業自体が出せる予算が決まってたりするので、交渉が決裂することもありますし、そこそこの技術で記事量産した方が儲かることもあるのですが。
結局はフリーなので、自分で管理しないと仕方がないのです。
という訳で、今回はフリーライターの営業についてでした。ただ、私の体験が中心で、あくまでクラウドソーシングの話に偏っているので、次回は企業への直接営業の話とか、今回説明しきれなかった話に持っていこうかと思います。
それではまた機会がございましたら。本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
前回お仕事内容書いた際でちょっとわかり辛い面もあったと思うので少し補足します。
私が主に仕事をしているクラウドソーシングサイトの場合、仕事は
1.応募から選考になり、条件など詳細を詰めていくプロジェクト方式
2.仕事開始を選ぶと、即文章入力画面になるタスク形式
で分けることができます。デザインのお仕事だったりするとコンペ形式なんかもあったりするのですが、それは省略します。
あと、条件をシステム上で決定せずにメールのやり取りとかで詰めていく方式もあります。がこれも今回省きます。ちなみに、クラウドソーシング外になってくると、メディアに直接売り込む方法もあります。
独立後主に私がやっていたのがタスク形式で、今もタスク形式の仕事を多めに入れています。即速章入力画面になり、規定のフォーマットで時間内に文章を作成し、投稿ボタンを押して完了です。
時間制限は1時間であることが多いですね。私は3000文字くらいだったら1時間でこなしてしまう事が多いです。これは割と早い方です。もちろん、もっと上の人もいます。
で、タスク形式の場合はクオリティはあんまり問われない事が多いです。ちゃんと人の手でチェックされることもありますが、多少の誤字や文法は修正依頼をかけるのではなく、編集で直してしまった方が早いのです。
もちろん、タスク形式でも高いクオリティを求められる場合もありますが、ライターとしてはあんまり高いクオリティ出しても値段が変わるわけではないので、やる旨みもあんまりなかったりします。
で、プロジェクト方式の場合は、内容によって大幅に値段が変わることがあります。これは、技術にお金出したいって企業や法人、あるいは個人が多いからです。
もちろん、プロジェクト形式でも仕事を買い叩く人は存在します。そのため、最低文字単価などをしっかり確認した上で応募する形になります。
ライター募集サイトでの営業は、このプロジェクトに積極的に応募することや、プロフィールを充実させること、あるは外部サイトのリンク増やすなど自分を売り込む事全般を指すのです。
もちろん、ライター募集サイトだけではなく、企業の募集に直接応募することもできます。
独立してからは、自分で名刺作ってリアルでの営業もやってたりしますが、その話題はまた後日と言うことで。
で、私は基本はクラウドソーシングの専業でやっているのでネット経由の仕事しかしていませんが、直接企業と交渉した方が実入りが良い場合も多いので、そちらを優先する人もいます。
クラウドソーシング専業にもメリットがあって、一つは賃金の保障です。これは利用する会社やシステムによって異なるのですが、個別契約だとどうしても報酬を踏み倒される場合や、未払いにリスクを抱えることになります。
個人事業主としてはお金が入らないのは死活問題なので、未払いを防ぐためには多少割安になってでもサイト経由で仕事をした方が良いと言うのが判断です。
また、クラウドソーシングサイトによってはプロジェクトの実績に応じてプロ認定などがあったりするので、それが次の仕事を呼び込むきっかけとなる事もあります。私は複数のクラウドソーシングサイトで認定を受けているため、『プロのライター』ということになりますね。
プロのライターにしか公開されない仕事もありますし、ライター探すときの条件検索でもプロ認定を受けている人が優先して表示されるようになるので、メリットは非常に大きいです。
自分自身をブランド化していくのも営業戦略の一環で、付加価値をつけていかないといつまでも仕事の単価が安く、収入の伸びが期待できないと言う現実もあります。これは継続契約でもいえることで、最初の契約金額が安いと、ずっと安いままで更新されて、それがかえって負担になる事もあるのです。
仕事のクオリティや、自分の技術、ブランドネームに合わせて契約更新や条件交渉を行うことも非常に重要で、それも含めて営業力となっています。他人の評価に任せるだけではお金は稼げず、むしろ良いように買い叩かれるのがライターの仕事です。
企業としては使いづらい人材かもしれないですが、それでも雇いたいって思えるほどの文章を提供できたら本当のプロです。まぁ、企業自体が出せる予算が決まってたりするので、交渉が決裂することもありますし、そこそこの技術で記事量産した方が儲かることもあるのですが。
結局はフリーなので、自分で管理しないと仕方がないのです。
という訳で、今回はフリーライターの営業についてでした。ただ、私の体験が中心で、あくまでクラウドソーシングの話に偏っているので、次回は企業への直接営業の話とか、今回説明しきれなかった話に持っていこうかと思います。
それではまた機会がございましたら。本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
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