バイト先で「僕はロリコンだ!」と叫んだ結果、次の日からロリっ子達に言い寄られるんですが?!

そるそーそ

文字の大きさ
2 / 7
1章 合法ロリ店長!

1

しおりを挟む
「あ~あ、やっちゃったなぁ」

 家に着いた僕はすぐに自分の部屋に入ると、ベッドにダイブしてスマホを眺めながら反省していた。
 あの時は助かることしか考えてなかったの!!だってお姉さんの反対はロリじゃん!ロリコンって言えば助かると思うじゃん!!社会的に死ぬとは思わないじゃん!!自分に自分で言い訳をしていると、スマホが震えた

『登録名 バイト先 店長』

 きてしまった。震える手で僕は電話をとった

「もしもし、おはようございます岩松です」
「あぁ、おはよう」

 なんで朝じゃないのにおはようございますというかと言うと、仕事場での挨拶はおはようございますだからだ!僕のところだけじゃなくて、他の会社もそういう所が多いと思う。ここ!テストに出るから気をつけろよ!!

「それで・・・やっぱり僕はクビですか。ですよね、そうですよね。ロリコンが一緒の職場ってキモいですよね。いや、本当に今までありがとうございました。短い間でしたけど、楽しかったです」
「うん、その事なんだが、やっぱり電話じゃケジメがつかんから、直接会わんか?」
「え?でももう夜の7時ですよ?」
「ちょうど店の片付けが終わったところだ。食事はもうとったのか?」
「いえ、まだですけど」
「なら丁度いい、1回店まで来てくれ」
「あっ、ちょっと・・・」

 ピーピーピーピー

 店長はいつも自分の言いたいことを言い終えると、すぐに電話を切ってしまう。前にも治してって言ったじゃないですか!その癖のせいで僕が何度シフトを増やされたと・・・トホホ。
 まぁでも、僕もちゃんとケジメを付けておきたいからお店に向かうことにした。

カランカラーン


「店長、岩松です」
「あぁ優月待ってたぞ、じゃあ行こうか」

 奥から出てきた店長の姿に僕は固まってしまった。まず、店長はガチガチのロリっ子だ。身長149cm(1人で149じゃ足りない足りないと言っていたから間違いないだろう)、髪は長めで後ろでまとめている。本人曰く、ポニーテールにすると大人に見えるらしい。そして、なんと言っても服装だ。店長の服は喫茶のエプロン姿しか見たことがなかったけど、今の店長は可愛いピンク色のワンピースを着ている。

「なんでさっきから何も言わないんだ?ど、どうかな?似合ってる・・・かな?」

 少し頭をかしげて、上目遣いで僕に聞いてくる。うぅ、これは反則級に可愛い・・・いやいや、僕はロリコンじゃないんだ!落ち着け落ち着け、いくら歳上でもロリっ子だ!胸もない!だからドキドキするな僕!!

「は、はい!似合ってますよ!!」
「そっか、なら良かった」

 ふふっ、と笑った店長がすごく魅力的に見えたのはきっと僕の気のせいだろう。

「店長、それでどこに行くんですか?」

 僕が質問をすると、店長はむぅっ、という顔をして

「もう店は終わってる。だからもう私は店長じゃない!ちゃんと名前で呼んでくれ。苗字の麻枝あさえでも、名前の由乃ゆのでもいいから」
「わ、わかりました麻枝さん」
「むっ、まぁ今はまだそれでいいか」

 店長!店長!!今はまだってなんですか?!

「じゃあ行くから私についてこい」
「あっ、ちょっと待ってくださいよ店長!」
「店長?」
「じ、じゃなくて麻枝さーん!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 着いたのは居酒屋さんだった。店長は何も気にしない感じで入っていく。多分ここの常連なんだろう。っていうか、居酒屋って未成年入っていいのかな?!

「早く来い」

 店長に急かされて僕も後ろをつけて行った。

「らっしゃいませ!テーブルとカウンター、それから個室とどれがいいっすか?」
「ゆっくり話がしたいから個室を頼む」
「りょっかいしやしたーっ!個室2名様入りまーす!」
「「「「「らっしゃいませー!」」」」」

 熱気がすごい。店員さんも皆元気だ。店内の様子を見て呆けていると、店長が僕の手を引いて個室に連れていってくれた。あっ、店長の手小さくて柔らかくて温かい・・・

「何にする?」
「僕このお店というか、居酒屋初めてなので麻枝さんにお任せしてもいいですか?」
「じゃあとりあえず生2つかな?」
「いやいや、僕はまだ未成年ですよ?!だからソフトドリンクで!」

 まったく、この人は未成年に酒を進めてどうするんだ。


 それからは、店長が注文してくれて、来たものを食べた。味はとても美味しかった。それにしても、店長はよく飲む。ビールから始まって、日本酒、日本酒を飲み終えたかと思ったらまたビール。外見がロリっ子なのにがぶがぶお酒を飲む姿がとても面白かった。そして、いい感じに仕上がってきたところで、店長が話を切り出した。

「なぁ優月」
「どうしたんですか?麻枝さん」
「お前、ロリコンってあれほんとなのか?」

 僕は本当はお姉さんが好きですと言おうと、店長の顔を見た瞬間、ドキッとした。お酒のせいか、顔が赤くなっていて、ワンピースの襟のところから鎖骨がチラッと顔を見せていて、なんていうかすごいエロい。だから僕は、今の気持ちを正直に答えることにした。

「わ、わかりません。僕自身はお姉さんが好きだと思っていました。でも、その、今の店長の姿を見ていると、なんというか、凄い魅力的に感じます」

 僕が思ったことを口にすると、店長は顔を真っ赤にして

「そ、そうか?!な、なんというかありがとうな」

 その後、少しの間沈黙が続いたが、店長がもう我慢出来ないという風に残っていたお酒を全部飲み干した。

「ゆじゅきぃ、もぉかえるじゅお~」

 やばい!最後のお酒が決め手になって、店長がベロンベロンに酔っている!!僕は慌てて店長に方を貸してから店を出た。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 店長は今僕の背中で寝ている。これからどうしようかと悩みながら僕はスマホを見た。もう11時半かぁ、この時間なら親も寝ていると思うし、こっそり家に入って店長は僕の部屋で寝かせよう。僕は床に布団をしいて寝たらいいしね。
 ちょうど明日は水曜日で喫茶もお休みだ。僕は学校だけどテストだから午前中授業だ!ん?なんでテスト前日なのにバイト入ってんだって?ふふふっ、こう見えて僕の順位は学年全体でも上位だ。なのでバイトに入ってても問題ないのだよ!
 などと思っているうちに家に着いた。音を立てないように家に入り、僕のベッドに店長を寝かせてから僕も夢の世界に旅立った。
 寝るか寝ないかの狭間ら辺で僕は思い出した。あっ、クビになるのかどうか聞いてないやぁ・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...