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#8 もっと先輩と一緒にいたい
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「沙織ちゃん!帰ろっか!」
今日も満開の花が咲き誇るような笑顔。先輩が帰ろうって言ってくれた…。
「はい、ちょっと待っててください。」
昨日約束したんだから普通のことだけど、なんだか嬉しい。
「すみません、帰りましょう。」
先輩がくるっと振り返る。
「お、じゃあ行こっかー!みんなばいばーい!」
「そういえばテスト近づいてきたね~。」
「そうですね、そろそろテスト勉強始めないとだ…。」
「沙織ちゃんはなんの教科が得意なの?」
「得意かどうかはわかんないですけど、数学とか好きです」
「え~数学!!すごいね!わたしは数字ばっかで苦手だよ~。」
先輩は数学嫌いなのか…。先輩が嫌いな教科好きって言っちゃった…。
「そ、そうなんですね…。」
考えすぎか。そんなこといちいち気にしたことなんてないのに。
「沙織ちゃんは頭良さそうだもんね!」
「先輩だって。前先輩たちの会話聞いてましたけど、成績良さそうじゃないですか。」
「えー、それほどでも~。笑」
「もう…。」
『もう』って、塩対応すぎかな…。て、考えすぎか…。
「うわー、負けたー!」
ゲームの音がごちゃごちゃと鳴っている。
「また私の勝ちですね。」
「悔しいー!!やだー!!!」
「ふふっ。」
子供っぽい先輩を見て、思わず笑みがこぼれる。
「あ、これガルダンのぬいぐるみだ!!!欲しい~!!!」
先輩が好きなアニメかなにかかな?
「このクレーンゲームやる!!!」
ウイーン…。
「うぁー!!!だめだぁ、ぜんっぜん動かない!!」
眉を下げて悔しがっている。
「私クレーンゲームちょっと得意なので、やりましょうか?」
「えっ、いいのー!?やってやって~!お金渡すから!!!」
よし、やってみよう。先輩の喜ぶ顔見たいし…。えぇと、ここの部分をアームで押して…。
「すご!!!動いたー!!もう落ちそうだよ!?沙織ちゃんすごいね!」
「ま、まぁ…このくらいなら…。」
感動してる…。口角があがらないように抑えるのに必死になる。
よし、あと1回で…。
バン!
「お、落ちた!!!すごいよ沙織ちゃん!!!」
いちいち名前呼ばなくていいのに。なんかそわそわする。
「これ簡単なやつですしね。はい、どうぞ。」
ぬいぐるみを差し出す。
「うわあぁぁあぁあ、、、ありがとう~~~!!!お礼になんでもするよ…。」
「もう、オーバーなんですから。」
よっぽど好きなんだなぁ。よかった。胸の当たりがふわふわとなって心地いい。こんなの、浮かれてしまう。
先輩を見てると、話していると、心地いいような…でも落ち着かないような。不思議な人だ。もっと知りたい、もっと一緒にいたい。先輩は面白くて話していて楽しいし、優しいし、なんていうか、可愛い、し。こう思うのは当たり前のはずだ。
ピロン。
LINEの通知だ。あ、廻くんから。そういえばLINE追加されたんだった。
『明日授業が終わって部活に行く前、校舎の横の花があるところに来て。ちょっと言いたいことあるから🙏🏻』
「ん、沙織ちゃん?」
「あ、すみません、珍しい人からLINEが来たので。それより、先輩音ゲー得意でしたよね?やってみてくださいよ。」
「あれ、音ゲー得意って言ってあったけ?まぁいいや、いいよー!行こ!」
あっ、そうだ、私が勝手に先輩たちの会話で知ったんだった。
「はい!」
それにしても、このLINE…。告白だったりして。…あれ、告白かもしれないと思っているのに、何も感じない。私、廻くんのこと好きなんじゃ…。
いつから、気持ちが消えたんだろう…。
今日も満開の花が咲き誇るような笑顔。先輩が帰ろうって言ってくれた…。
「はい、ちょっと待っててください。」
昨日約束したんだから普通のことだけど、なんだか嬉しい。
「すみません、帰りましょう。」
先輩がくるっと振り返る。
「お、じゃあ行こっかー!みんなばいばーい!」
「そういえばテスト近づいてきたね~。」
「そうですね、そろそろテスト勉強始めないとだ…。」
「沙織ちゃんはなんの教科が得意なの?」
「得意かどうかはわかんないですけど、数学とか好きです」
「え~数学!!すごいね!わたしは数字ばっかで苦手だよ~。」
先輩は数学嫌いなのか…。先輩が嫌いな教科好きって言っちゃった…。
「そ、そうなんですね…。」
考えすぎか。そんなこといちいち気にしたことなんてないのに。
「沙織ちゃんは頭良さそうだもんね!」
「先輩だって。前先輩たちの会話聞いてましたけど、成績良さそうじゃないですか。」
「えー、それほどでも~。笑」
「もう…。」
『もう』って、塩対応すぎかな…。て、考えすぎか…。
「うわー、負けたー!」
ゲームの音がごちゃごちゃと鳴っている。
「また私の勝ちですね。」
「悔しいー!!やだー!!!」
「ふふっ。」
子供っぽい先輩を見て、思わず笑みがこぼれる。
「あ、これガルダンのぬいぐるみだ!!!欲しい~!!!」
先輩が好きなアニメかなにかかな?
「このクレーンゲームやる!!!」
ウイーン…。
「うぁー!!!だめだぁ、ぜんっぜん動かない!!」
眉を下げて悔しがっている。
「私クレーンゲームちょっと得意なので、やりましょうか?」
「えっ、いいのー!?やってやって~!お金渡すから!!!」
よし、やってみよう。先輩の喜ぶ顔見たいし…。えぇと、ここの部分をアームで押して…。
「すご!!!動いたー!!もう落ちそうだよ!?沙織ちゃんすごいね!」
「ま、まぁ…このくらいなら…。」
感動してる…。口角があがらないように抑えるのに必死になる。
よし、あと1回で…。
バン!
「お、落ちた!!!すごいよ沙織ちゃん!!!」
いちいち名前呼ばなくていいのに。なんかそわそわする。
「これ簡単なやつですしね。はい、どうぞ。」
ぬいぐるみを差し出す。
「うわあぁぁあぁあ、、、ありがとう~~~!!!お礼になんでもするよ…。」
「もう、オーバーなんですから。」
よっぽど好きなんだなぁ。よかった。胸の当たりがふわふわとなって心地いい。こんなの、浮かれてしまう。
先輩を見てると、話していると、心地いいような…でも落ち着かないような。不思議な人だ。もっと知りたい、もっと一緒にいたい。先輩は面白くて話していて楽しいし、優しいし、なんていうか、可愛い、し。こう思うのは当たり前のはずだ。
ピロン。
LINEの通知だ。あ、廻くんから。そういえばLINE追加されたんだった。
『明日授業が終わって部活に行く前、校舎の横の花があるところに来て。ちょっと言いたいことあるから🙏🏻』
「ん、沙織ちゃん?」
「あ、すみません、珍しい人からLINEが来たので。それより、先輩音ゲー得意でしたよね?やってみてくださいよ。」
「あれ、音ゲー得意って言ってあったけ?まぁいいや、いいよー!行こ!」
あっ、そうだ、私が勝手に先輩たちの会話で知ったんだった。
「はい!」
それにしても、このLINE…。告白だったりして。…あれ、告白かもしれないと思っているのに、何も感じない。私、廻くんのこと好きなんじゃ…。
いつから、気持ちが消えたんだろう…。
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