恋の在り処

リン(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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#9 私って、先輩のこと好きだなぁ

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 キーーンコーーカーーン………。
授業が終わった…。今日は一日中廻くんから何を言われるのかが気になって授業の話が入ってこなかった。なんか、怖い。もし、本当に告白だったら…。…昨日先輩に話して解決したはずなのに、このもやもやはなんだろう…。

 「そういえばさっき珍しい人からLINEきたって言ってたけど、あんまり話さない子なの?」
「…あ、たまに話すくらいのクラスの男子で…。」
「へぇ!なんだろね?」
「なんか、話があるから明日の放課後校舎の横の花のところに来てって言われて。」
「えっ、そんなのきっと告白じゃん!!!」
「そう、なんですかね…。」
「え、沙織ちゃんはその男子のことどうなのー?」
ニマニマして…。こっちの気持ちも知らずに…。
「………好き、だったんですけど……。」
「けど?」
 なんだろう、好きだったとか、すごく言いづらい…。言いたくなかったな…。
「けど、このLINEがきて今は気持ちが消えてることに気づいて…。でも確かに好きだったはずなのに。本当に今は好きじゃないのか、自信がなくて…。」
こんな悩み、言いたくないのに。でも、自分1人で考えてもわからないから…。
「そっか…。難しいね…。瑠夏はあんまり恋愛経験とかないし、アホだから気の利いたコトも言えないけど…。」
真剣に話す先輩、初めて見るかも…。ちゃんと考えてくれてるんだ…。
「正直に気持ちを伝えればいいと思う…!好きだったけど、今はわかんないって。ゆっくり考えさせてもらっていいんじゃないかな?」
 …そっか。そのまま言えばいいんだ。
「…気の利いたこと、言ってくれたじゃないですか。先輩、ありがとうございます。ちょっと気が楽になりました。」
「えへ、そうかなー?もし告白だったら、ちゃんと言えるように頑張ってね!!あとでこっそりどうだったか教えて!」
「はい、ありがとうございます。」
もういつものおちゃらけた先輩に戻ってる。

 時間を貰っても、もう付き合うとかは考えられない気がする。先輩の顔が浮かぶ。もう、どうして先輩が…。
 瑠夏先輩。最近は話す時に意識しちゃってぎこちなくなってしまうことがある。よく先輩の笑顔を思い出してしまう。もっと先輩と過ごしたいと思ってしまう。あはは、私って先輩のこと好きだなぁ。
 …廻くんとの待ち合わせ場所に行かなきゃ。
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