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第2章 出会い
第15話 酌み交わす友情
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カファーがお菓子をお皿に広げている。晴はその右隣に、セオシュが晴の正面に座り、ティナはカファーとジルの横のお誕生日席に落ち着いていた。
「ジルは重度の甘党でさぁ~。買ってくるのはケーキとかクッキーとか、ぜんぶ甘いものなんだ。だからおれがいつもしょっぱいのを用意するの。晴は甘いもの好き?」
お菓子を開けるのに飽きたカファーが、全員のカップに紅茶を注ぎ足しながら晴にぐいぐい話しかけた。
「えっと……」
「ちょっと。晴がびっくりしてます、距離近すぎ」
「ごめんごめん。晴は何歳? 歳も近そうだから親近感湧いちゃった」
カファーに悪気はなく、単純に人当たりが良いだけなのだ。それは晴にもよくわかったが、テンションが追いつかずうまく返せないのがもどかしかった。
「17……です」
「そうなんだ! 俺たちは19だよ。ティナはいくつだっけ?」
突然話を振られたティナが目を丸くして、食べていたケーキを飲み込んでから答える。
「確か、21かな」
「党首さんと同級生なんでしたっけ?」
「いや、ロユンのが上だよ、5個上」
「そうなんですね」
セオシュの何気ない質問に迷いなく答えてから、ふとティナの頭に疑問が浮かんだ。
(あれ、なんでロユンの歳知ってるんだっけ。前に教えてもらったんだったか)
はっきりとした答えはわからなかったが、大して気に留めずすぐに忘れてしまった。
「セオシュと、カファーと、ジルは……幼なじみみたいな感じなのかな?」
晴は3人の名前と顔を一致させようと、ゆっくり口に出した。
『小さな町』を通ったときに、セオシュが実験の被験者だという話を聞いている。ここにいるジルとカファーもそれに当てはまるのかどうかが気になる。それをジルがいち早く察してくれた。
「ああ。俺たちは3人とも実験を受けて、施設で育った。その頃からの仲なんだ。実験のことは聞いているか?」
「後遺症のことについては、少し」
「そうか」
紅茶を啜っていたカファーがのんびり口を挟む。
「それも人によって違うからね~。おれやジルは後遺症がほぼないし、セオもそんなに重くはないし」
ジルとカファーは体も大きく、年相応の健康そうな姿をしている。
「実験って、何のためにするの?」
なぜ体に異常をきたすほどの人体実験が行われているのだろうか。聞く限り、被験者は1人や2人ではないようだし。
カファーとジルが交互に説明をしてくれた。
「この国は元々人口が少なくて軍も弱かったんだ。そこで古い王さまは、兵をたくさん持つよりも、限られた兵をできるだけ強くすることを考えた。そのための実験だよ」
「だから俺たちは、それぞれ戦争の時に役立ちそうな身体能力を強化されている。俺は視力、カファーは聴力。セオシュは動体視力とか、空間認識能力とかその辺が秀でている」
晴はフリーで銃撃に遭ったとき、セオシュが迫り来る無数の弾を全て相打ちにしたことを思い出した。セオシュには弾が全て見えていたのだ。
「俺は視力が高すぎて目の負担が大きいから、この眼鏡をかけて抑えているんだ」
ジルは眼鏡を外し、際限なく見えるようになった視界の情報量に目を細めた。
彼の視力は数値にして10.0ほどであり、これは最も視力の高い人間と同じくらいである。だだっ広い草原を見渡す分には良いが、ごちゃごちゃとした先進国の景色はジルの目に毒だ。
ジルは目眩がしてすぐに眼鏡をかけ直した。この眼鏡があると、ジルの視力も一般人より少し良いくらいに抑えることができる。
「ジルってば目がいいから、晴のパンツまで見えてるんじゃないかな~?」
「ああ、花柄だな」
「ち、違うよ!!」
おどけるカファーにジルがあまりにも真顔で応じるので、晴は焦って一瞬考えたあと顔を真っ赤にして否定した。ゲラゲラ笑うカファーの横で、ジルも少し口角を上げながら平然と言う。
「当たり前だろう。視力が高いだけであって透視できるわけじゃないからな」
「まったくもう。下品ですよ」
ぴくりとも笑わないセオシュに軽く叱られたので、カファーとジルは少しだけ反省の色をみせた。
続いてカファーが自分の耳を示しながら得意げに話す。
「おれはね、数十人に一度に話しかけられても理解できるんだ。音の違いを聞き分けることも得意なんだよ~。だからさっきも、足音を聞いて誰が近づいてきているのか予想できたの。イトカさんは足音があまりしない、ティナは歩幅が広くて重めの音、セオはその逆って感じにね」
カファーは一息置いて、椅子に深く座り直して腕を組んだ。
「ほんとはこんな中途半端じゃなくて、人間の全部を一気に強化しようとしていたんだよ。でもそんなの全然成功しなくてさ。最近の実験は一点集中スタイルに変わったんだ。体が強くて運動能力も高くて、目も良くて耳もいい、銃弾も全部かわせる……みたいな人が作れれば最強なんだけどね~。それは体に負担がかかりすぎるから」
確かにそうだ。だが……
最強という言葉を聞いて、それに近い人物が思い浮かんだ晴はそちらに視線を向けた。カファー、ジル、セオシュも同じことを考えたので、4人の視線がティナに集まる。
「ん? なに?」
黙々とお菓子を食べていたティナが視線に気づいて声をあげた。好奇心むき出しのカファーがティナに疑問をぶつけようとした、そのとき。
「ティナ、セオシュ! ちょっときて」
突然扉が開いてイトカが顔を出した。呼ばれた2人が立ち上がり、イトカに導かれて部屋を出ていく。
(どうしたんだろ…?)
晴がぼんやりとその姿を見送っていると、「ねぇねぇ」とカファーが囁いた。
「やっぱり、ティナもそうなんじゃないかな?」
そうとは、被験者であるということだろう。晴は人間離れしたティナの行動を思い返しながら苦笑いした。出会って間もないのに、信じ難いエピソードがいくつも思い出される。
「俺もずっとそう思っていた。あの強さと身のこなしは一般人にできるものではない。努力で成し得ることでもない」
ジルも冷静に分析しながら同意する。
「ただ、それをティナ本人に聞いてみてもわからないの一点張りなんだよね~。否定はしないから、自分でもそうじゃないかって思ってるのかも」
「ただ、この話題になるとイトカさんが神経質になるんだ。よくわからないが、深掘りするべきじゃないんだろうな」
「隠されると余計気になるのにね~」
カファーはやや不満そうに頬杖をついた。しかし何か思いついたようで、パッと頬杖をやめて晴に話しかける。
「それよりさ、セオのこと……本人がいないうちに教えてあげる。セオはおれたちの中で唯一後遺症が出て、すごく気にしているみたいなんだ。体が小さいから弱くて体力もない。けどその分、セオは必死に銃の腕を磨いてきたんだよ」
まるで自分のことのように誇らしげに語るカファーに、ジルも横で頷いた。
「ティナの弟子になれたのも、あいつの努力の結果だろうな」
「そうだね。鎧の弟子になるのってけっこう大変なんだよ……って、おれが言うのもなんだけど。厳しい戦いに駆り出されることもあるからね~、ある程度の戦闘力がないとなれないんだ」
「あと、鎧ほどではなくとも、王族に命を捧げる覚悟が必要だからな」
「おれたちはそういう人間だから。頼ってくれていいよ」
2人は優しく晴に笑いかけた。
そこで扉が開き、ティナ、セオシュ、イトカが部屋に戻ってきた。最後に扉を閉めたイトカが口を開く。
「邪魔してごめん。言い忘れてたことがあって」
彼は蒼い瞳でじっと晴を見つめた。
「これからしばらく、晴はティナの弟子ってことにしておこうと思うんだ。王族であることは明かさない方がいい。その方が安全だよ」
「弟子……」
「私と一緒ですね!」
慣れない響きを思わず口にする晴に、セオシュが嬉しそうに言った。
「髪と目はできるだけ隠しておいた方がいい。見ただけでわかる人にはわかるし、余所者は歓迎されないからね」
イトカは晴に向かって警告すると、「じゃ、今度こそバイバーイ!」と言いながら素早く去っていった。風のような人だ。
髪と瞳のことはロユンにも警告されている。晴は顔を晒さないよう気をつけないと……と、改めて心に誓った。
その後すぐ、部屋に夕食が運ばれてきた。
5人でテーブルを囲んでわいわい食事をする。晴も少しずつ馴染み、いろいろな話をしながら食事の時間を楽しんだ。
「ジルは重度の甘党でさぁ~。買ってくるのはケーキとかクッキーとか、ぜんぶ甘いものなんだ。だからおれがいつもしょっぱいのを用意するの。晴は甘いもの好き?」
お菓子を開けるのに飽きたカファーが、全員のカップに紅茶を注ぎ足しながら晴にぐいぐい話しかけた。
「えっと……」
「ちょっと。晴がびっくりしてます、距離近すぎ」
「ごめんごめん。晴は何歳? 歳も近そうだから親近感湧いちゃった」
カファーに悪気はなく、単純に人当たりが良いだけなのだ。それは晴にもよくわかったが、テンションが追いつかずうまく返せないのがもどかしかった。
「17……です」
「そうなんだ! 俺たちは19だよ。ティナはいくつだっけ?」
突然話を振られたティナが目を丸くして、食べていたケーキを飲み込んでから答える。
「確か、21かな」
「党首さんと同級生なんでしたっけ?」
「いや、ロユンのが上だよ、5個上」
「そうなんですね」
セオシュの何気ない質問に迷いなく答えてから、ふとティナの頭に疑問が浮かんだ。
(あれ、なんでロユンの歳知ってるんだっけ。前に教えてもらったんだったか)
はっきりとした答えはわからなかったが、大して気に留めずすぐに忘れてしまった。
「セオシュと、カファーと、ジルは……幼なじみみたいな感じなのかな?」
晴は3人の名前と顔を一致させようと、ゆっくり口に出した。
『小さな町』を通ったときに、セオシュが実験の被験者だという話を聞いている。ここにいるジルとカファーもそれに当てはまるのかどうかが気になる。それをジルがいち早く察してくれた。
「ああ。俺たちは3人とも実験を受けて、施設で育った。その頃からの仲なんだ。実験のことは聞いているか?」
「後遺症のことについては、少し」
「そうか」
紅茶を啜っていたカファーがのんびり口を挟む。
「それも人によって違うからね~。おれやジルは後遺症がほぼないし、セオもそんなに重くはないし」
ジルとカファーは体も大きく、年相応の健康そうな姿をしている。
「実験って、何のためにするの?」
なぜ体に異常をきたすほどの人体実験が行われているのだろうか。聞く限り、被験者は1人や2人ではないようだし。
カファーとジルが交互に説明をしてくれた。
「この国は元々人口が少なくて軍も弱かったんだ。そこで古い王さまは、兵をたくさん持つよりも、限られた兵をできるだけ強くすることを考えた。そのための実験だよ」
「だから俺たちは、それぞれ戦争の時に役立ちそうな身体能力を強化されている。俺は視力、カファーは聴力。セオシュは動体視力とか、空間認識能力とかその辺が秀でている」
晴はフリーで銃撃に遭ったとき、セオシュが迫り来る無数の弾を全て相打ちにしたことを思い出した。セオシュには弾が全て見えていたのだ。
「俺は視力が高すぎて目の負担が大きいから、この眼鏡をかけて抑えているんだ」
ジルは眼鏡を外し、際限なく見えるようになった視界の情報量に目を細めた。
彼の視力は数値にして10.0ほどであり、これは最も視力の高い人間と同じくらいである。だだっ広い草原を見渡す分には良いが、ごちゃごちゃとした先進国の景色はジルの目に毒だ。
ジルは目眩がしてすぐに眼鏡をかけ直した。この眼鏡があると、ジルの視力も一般人より少し良いくらいに抑えることができる。
「ジルってば目がいいから、晴のパンツまで見えてるんじゃないかな~?」
「ああ、花柄だな」
「ち、違うよ!!」
おどけるカファーにジルがあまりにも真顔で応じるので、晴は焦って一瞬考えたあと顔を真っ赤にして否定した。ゲラゲラ笑うカファーの横で、ジルも少し口角を上げながら平然と言う。
「当たり前だろう。視力が高いだけであって透視できるわけじゃないからな」
「まったくもう。下品ですよ」
ぴくりとも笑わないセオシュに軽く叱られたので、カファーとジルは少しだけ反省の色をみせた。
続いてカファーが自分の耳を示しながら得意げに話す。
「おれはね、数十人に一度に話しかけられても理解できるんだ。音の違いを聞き分けることも得意なんだよ~。だからさっきも、足音を聞いて誰が近づいてきているのか予想できたの。イトカさんは足音があまりしない、ティナは歩幅が広くて重めの音、セオはその逆って感じにね」
カファーは一息置いて、椅子に深く座り直して腕を組んだ。
「ほんとはこんな中途半端じゃなくて、人間の全部を一気に強化しようとしていたんだよ。でもそんなの全然成功しなくてさ。最近の実験は一点集中スタイルに変わったんだ。体が強くて運動能力も高くて、目も良くて耳もいい、銃弾も全部かわせる……みたいな人が作れれば最強なんだけどね~。それは体に負担がかかりすぎるから」
確かにそうだ。だが……
最強という言葉を聞いて、それに近い人物が思い浮かんだ晴はそちらに視線を向けた。カファー、ジル、セオシュも同じことを考えたので、4人の視線がティナに集まる。
「ん? なに?」
黙々とお菓子を食べていたティナが視線に気づいて声をあげた。好奇心むき出しのカファーがティナに疑問をぶつけようとした、そのとき。
「ティナ、セオシュ! ちょっときて」
突然扉が開いてイトカが顔を出した。呼ばれた2人が立ち上がり、イトカに導かれて部屋を出ていく。
(どうしたんだろ…?)
晴がぼんやりとその姿を見送っていると、「ねぇねぇ」とカファーが囁いた。
「やっぱり、ティナもそうなんじゃないかな?」
そうとは、被験者であるということだろう。晴は人間離れしたティナの行動を思い返しながら苦笑いした。出会って間もないのに、信じ難いエピソードがいくつも思い出される。
「俺もずっとそう思っていた。あの強さと身のこなしは一般人にできるものではない。努力で成し得ることでもない」
ジルも冷静に分析しながら同意する。
「ただ、それをティナ本人に聞いてみてもわからないの一点張りなんだよね~。否定はしないから、自分でもそうじゃないかって思ってるのかも」
「ただ、この話題になるとイトカさんが神経質になるんだ。よくわからないが、深掘りするべきじゃないんだろうな」
「隠されると余計気になるのにね~」
カファーはやや不満そうに頬杖をついた。しかし何か思いついたようで、パッと頬杖をやめて晴に話しかける。
「それよりさ、セオのこと……本人がいないうちに教えてあげる。セオはおれたちの中で唯一後遺症が出て、すごく気にしているみたいなんだ。体が小さいから弱くて体力もない。けどその分、セオは必死に銃の腕を磨いてきたんだよ」
まるで自分のことのように誇らしげに語るカファーに、ジルも横で頷いた。
「ティナの弟子になれたのも、あいつの努力の結果だろうな」
「そうだね。鎧の弟子になるのってけっこう大変なんだよ……って、おれが言うのもなんだけど。厳しい戦いに駆り出されることもあるからね~、ある程度の戦闘力がないとなれないんだ」
「あと、鎧ほどではなくとも、王族に命を捧げる覚悟が必要だからな」
「おれたちはそういう人間だから。頼ってくれていいよ」
2人は優しく晴に笑いかけた。
そこで扉が開き、ティナ、セオシュ、イトカが部屋に戻ってきた。最後に扉を閉めたイトカが口を開く。
「邪魔してごめん。言い忘れてたことがあって」
彼は蒼い瞳でじっと晴を見つめた。
「これからしばらく、晴はティナの弟子ってことにしておこうと思うんだ。王族であることは明かさない方がいい。その方が安全だよ」
「弟子……」
「私と一緒ですね!」
慣れない響きを思わず口にする晴に、セオシュが嬉しそうに言った。
「髪と目はできるだけ隠しておいた方がいい。見ただけでわかる人にはわかるし、余所者は歓迎されないからね」
イトカは晴に向かって警告すると、「じゃ、今度こそバイバーイ!」と言いながら素早く去っていった。風のような人だ。
髪と瞳のことはロユンにも警告されている。晴は顔を晒さないよう気をつけないと……と、改めて心に誓った。
その後すぐ、部屋に夕食が運ばれてきた。
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