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第5話_ぜんざい
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「なんで肉の前にぜんざい?」
冷蔵庫に肉を取りに行こうとしていたニケが、走ろうかと思ったポーズで硬直していた。
いいかい?ニケ?
この物語を書いているときには、2024年の1月なんだ。
ジャパンで1月といえば、まだ正月のムード。正月の焚火飯定番と言えば、ぜんざい。おしることぜんざいの2代勢力があるが、ここではぜんざいを推す。異論は認める。かーちゃんとばーちゃんの家がぜんざい派だったから、オレもぜんざいを推す。
焚火でぜんざいを食わずに正月といえるのか?
世の中、元旦から庭のボッチ焚火でぜんざいを作るやつだっているんだぞ。正月休みに庭焚火ぜんざいを3回やった会社員が実在するんだぜ。
「ベテランのボッチじゃないの・・・・・・そこまでいくと。」
少なくとも並みのボッチ力ではいな。
ということで、ぜんざいを煮込むが、今回はまだ処理しきれていない太い木の枝を有効活用したいので、ハンター型でやっていこうとおもう。
まず準備するのはこの2本。ふとめと言っても両手で作った輪っかに通るほどのサイズだ。
ただし、こいつはもともと木の性質上解体種類で、節が多い部分を切り離してしまったため、割るのが面倒になって放置していたやつだ。細かく割れない、火が付きにくいの2つのデバフがかった一見、ゴミにしかならないような木だが、焚火では重要な役割をする。
一応、補足しておくと、木の種類は関係なく、ホームセンターの太めの薪でも代用できる。何回か使う、長時間の煮込み料理をするなら燃えにくい方がいいが、さっと焼肉でもやって焼いて処分するなら、木の種類はそこまできにしなくていい。むしろ使い捨てたい場合は、あえて燃えやすい木でやる手もある。
今回はぜんざいの煮込みから、焼肉につなげるので燃えにくい木を使用する。
「そもそもハンター型って何?」
諮問したニケの目の前でオレは、さっきの日本の木をハの字の形に置いた。その細くなっている側にチタンゴトクを橋渡しのように置く。ゴトク無しでもできるが、ぜんざいに使用する鍋は洗う手間を省略するため、100円ショップの使い捨てアルミ鍋を使用するからだ。柔らかい素材なので、ゴトクの上に置いて安静させたい。この後の空き肉は、幅を狭めて鉄板直置きしてもいいだろう。
「チタンギアじゃないのね。あんたが好きな。」
ぜんだいをチタンギアで煮込んだら、くっついた餅を取るのが面倒なんだよ。チタンに限った話じゃないけど。食材がくっつく系の煮込み料理は、オレは使い捨てアルミ鍋でやっている。
ハンター型というのはこのように設置した形状に、ハの字の開いている側から火を入れて調整し、調理する手法だ。準備も片付けも簡単で、使いにくい薪の処分や、焚火したいけど焚火台まで用意する気になれない日、早く撤収し退避事情があるときに便利だ。火を入れにくい場合は、ゴトクは後置きでもいい。
初心者でも使いやすいので、あえて焚火台を使わない雰囲気重視の焚火をしたいと思ったときに覚えておくと、誰でもイケメンキャンパーになれる。
「※彼女はアイドルです。」
ちなみに平行に並べて使うと、ロングファイアー型といって、複数のゴトクをおいて同時進行で料理ができる。ハンター型より長い木が必要になり、場所をとる印象があるので、1度に1つしか料理しない場合はハンター型でいいだろう。
そして大抵の場合、その辺で切った木やホームセンターの薪だと、ちょっと低い。面倒な場合はこのままやるが、こういう場合は穴を掘るといい。ゴトクを置いていたら、一度外そう。
レーキ前に隅っこに刺していたスコップを使う・・・・・・【金像印のLittle Elephant GLショベル】だ。一般的なショベルよりも小ぶりだが、小回りが利いて使いやすく、アウトドアでは理想サイズの使い勝手がいいスコップだ。とくに焚火の穴を掘りたいとき、直火の燃えカスをまとめて片づけるときに活躍する。
キャンプを始めた当初は、カッコつけてアウトドア用品の折り畳みスコップを使っていたが・・・・・・想定していた以上に取り回しが悪く、掘る性能もおもちゃのショベルと変わらない。唯一の利点はコンパクトに収納できるくらい。
初めから穴を掘ることが確定している場合、使いにくい折り畳みスコップで時間をかけるくらいなら、一回り小さなスコップを持って行ったほうがいい。ここでは庭キャンプだが、現実問題、徒歩で家からキャンプ場まで行くことはないだろうし。
ちなみにキャンプ場で直火をしたり、穴を掘る場合は事前にそれがOKなところか確認しよう。
「おい、私の足をうめるな。」
おっとうっかり。ニケの足に掘った土をのせてしまった。
ここでアルミホイルを掘った穴に敷く。穴の形に合わせるように。アウトドア用の厚みのあるアルミホイルだとなおよい。私1人なら雰囲気重視で無しではじめるが、ニケの焼肉をあまり先延ばしたくないので、地中の湿気を遮断し、熱効率をよくするための手段だ。燃えカスの片付けもちょっと楽になる。
あらかじめパーカーのポケットに入れていた、切り離して使う着火剤を3ブロックをとりだす。よく見かけるこの着火剤、とくに一度に何個の明確な決まりはないようで、ケースバイケースだ。1個でのんびりつけてもいいし、こうやって数を増やし、ブースター兼用で使ってもいい。
あー・・・・・・キャンプっぽく、ファイヤースターター使いたい・・・・・・だけど今回はニケのために急ごう。
パーカーの別ポケットからプラズマライターを取り出した。これの利点はガス不要、風に強いというところだ。着火に少しコツがいるが、1つは予備の着火手段として持っておきたい。
着火剤に火をつけて、アルミホイルを敷いた穴に投げ込むと、隅っこに隠しておいたバトニング済みの薪を入れたバケツの中から、角ばっている物を2本選ぶ。
腰の愛用フルタングナイフ【炎友刀】を抜くと、フェザースティックを作る。、羽が広がるようなこの形を最初に投げ込んでおくと、段階的に大きな火にしやすい。上手い人は、フェザースティックから直接着火できるが、オレにそこまでの腕はない。
火を育ている間に、ニケにアルミホイル鍋に水とゆで小豆(缶詰)と小さく切った餅をぶちこんだものを持ってきてもらった。餅を小さく切ったのは煮込み時間の短縮だ。
「お玉は?」
それは後でいい。焚火でやる場合、沸騰するときにお湯が動きまくるので、混ぜる必要はない。ただの横着とも言う。ぶっちゃけると食材の準備もガン無視している。
結果的にできればいいのだよ。漢のキャンプ飯は。
「※彼女はアイドルです。」
つっこみはいいから、そろそろお椀と割りばしとお玉をとってらっしゃい。使い捨てビニール手袋も頼んだ。早くしないとお餅のベスコンを逃すからダッシュ!!
「最初から持ってきとけええ!!」
ごもっとも。
だが、事実上忘れ物はない。それが庭キャンプ。
戻ってきてからも愚痴をこぼしていたニケだが、ぜんざいを与えると、久しぶりに温泉にでも入ったかのような表情で落ち着いた。
「あ、これ、美味しい。元の拠点の国でも、あんたの家でしか食べたことないけど・・・・・・今まで一番かも。」
純粋な味は火加減が器用にコントロールできるコンロの方が科学的には旨いらしいが、焚火の場合は薪が燃える匂を含めた場の雰囲気の中で美味しく感じる。火起こしから調理完成までの過程で携わっていれば、よりおいしくなる魅力があるのだ。
ぜんざいを食べたお椀は、庭キャンプの利点を活かし、餅がくっついて落ちにくくなる前に台所で洗いたい。
火を管理しておく代わりに、それはニケに頼んだ。ついでに餅のついた割箸とアルミ鍋も回収してもらう。そのままアルミ鍋を掴むと煤で手が真っ黒になるので、使い捨てビニール手袋をつけて持って行った。
よほどこの後の焼肉を楽しみしていたのか、何も言わずとも、肉を入れた100円ショップの折り畳みクーラーボックスを持って帰ってきた。
腕にかけたビニール袋には使い捨ての皿と追加の割りばしが入っていた。たれも忘れてはいないようだ。
オレはパーカーの背中の内側に手を入れると、愛用ギアの中から2つ・・・・・・チタン鉄板とチタントングを取り出した。
「何それ?四次元ポケットみたいで怖い。露出狂のようなファッションのどこに入るの?」
ふ・・・・・・オレが懐の大きい漢だから。
「いや、おっぱいオバケのスラング対象者になるVTuberの1人でしょうが?けしからんリアルバストサイズも公開してるし。」
ニケの機嫌が悪くならないうちに、焼肉を開始した。
焚火での焼肉というのは、シンプルだが奥が深いものなので、まだ別の機会の話題としよう。
焼肉に満足したニケは、上機嫌で片付けを手伝ってくれた。
冷蔵庫に肉を取りに行こうとしていたニケが、走ろうかと思ったポーズで硬直していた。
いいかい?ニケ?
この物語を書いているときには、2024年の1月なんだ。
ジャパンで1月といえば、まだ正月のムード。正月の焚火飯定番と言えば、ぜんざい。おしることぜんざいの2代勢力があるが、ここではぜんざいを推す。異論は認める。かーちゃんとばーちゃんの家がぜんざい派だったから、オレもぜんざいを推す。
焚火でぜんざいを食わずに正月といえるのか?
世の中、元旦から庭のボッチ焚火でぜんざいを作るやつだっているんだぞ。正月休みに庭焚火ぜんざいを3回やった会社員が実在するんだぜ。
「ベテランのボッチじゃないの・・・・・・そこまでいくと。」
少なくとも並みのボッチ力ではいな。
ということで、ぜんざいを煮込むが、今回はまだ処理しきれていない太い木の枝を有効活用したいので、ハンター型でやっていこうとおもう。
まず準備するのはこの2本。ふとめと言っても両手で作った輪っかに通るほどのサイズだ。
ただし、こいつはもともと木の性質上解体種類で、節が多い部分を切り離してしまったため、割るのが面倒になって放置していたやつだ。細かく割れない、火が付きにくいの2つのデバフがかった一見、ゴミにしかならないような木だが、焚火では重要な役割をする。
一応、補足しておくと、木の種類は関係なく、ホームセンターの太めの薪でも代用できる。何回か使う、長時間の煮込み料理をするなら燃えにくい方がいいが、さっと焼肉でもやって焼いて処分するなら、木の種類はそこまできにしなくていい。むしろ使い捨てたい場合は、あえて燃えやすい木でやる手もある。
今回はぜんざいの煮込みから、焼肉につなげるので燃えにくい木を使用する。
「そもそもハンター型って何?」
諮問したニケの目の前でオレは、さっきの日本の木をハの字の形に置いた。その細くなっている側にチタンゴトクを橋渡しのように置く。ゴトク無しでもできるが、ぜんざいに使用する鍋は洗う手間を省略するため、100円ショップの使い捨てアルミ鍋を使用するからだ。柔らかい素材なので、ゴトクの上に置いて安静させたい。この後の空き肉は、幅を狭めて鉄板直置きしてもいいだろう。
「チタンギアじゃないのね。あんたが好きな。」
ぜんだいをチタンギアで煮込んだら、くっついた餅を取るのが面倒なんだよ。チタンに限った話じゃないけど。食材がくっつく系の煮込み料理は、オレは使い捨てアルミ鍋でやっている。
ハンター型というのはこのように設置した形状に、ハの字の開いている側から火を入れて調整し、調理する手法だ。準備も片付けも簡単で、使いにくい薪の処分や、焚火したいけど焚火台まで用意する気になれない日、早く撤収し退避事情があるときに便利だ。火を入れにくい場合は、ゴトクは後置きでもいい。
初心者でも使いやすいので、あえて焚火台を使わない雰囲気重視の焚火をしたいと思ったときに覚えておくと、誰でもイケメンキャンパーになれる。
「※彼女はアイドルです。」
ちなみに平行に並べて使うと、ロングファイアー型といって、複数のゴトクをおいて同時進行で料理ができる。ハンター型より長い木が必要になり、場所をとる印象があるので、1度に1つしか料理しない場合はハンター型でいいだろう。
そして大抵の場合、その辺で切った木やホームセンターの薪だと、ちょっと低い。面倒な場合はこのままやるが、こういう場合は穴を掘るといい。ゴトクを置いていたら、一度外そう。
レーキ前に隅っこに刺していたスコップを使う・・・・・・【金像印のLittle Elephant GLショベル】だ。一般的なショベルよりも小ぶりだが、小回りが利いて使いやすく、アウトドアでは理想サイズの使い勝手がいいスコップだ。とくに焚火の穴を掘りたいとき、直火の燃えカスをまとめて片づけるときに活躍する。
キャンプを始めた当初は、カッコつけてアウトドア用品の折り畳みスコップを使っていたが・・・・・・想定していた以上に取り回しが悪く、掘る性能もおもちゃのショベルと変わらない。唯一の利点はコンパクトに収納できるくらい。
初めから穴を掘ることが確定している場合、使いにくい折り畳みスコップで時間をかけるくらいなら、一回り小さなスコップを持って行ったほうがいい。ここでは庭キャンプだが、現実問題、徒歩で家からキャンプ場まで行くことはないだろうし。
ちなみにキャンプ場で直火をしたり、穴を掘る場合は事前にそれがOKなところか確認しよう。
「おい、私の足をうめるな。」
おっとうっかり。ニケの足に掘った土をのせてしまった。
ここでアルミホイルを掘った穴に敷く。穴の形に合わせるように。アウトドア用の厚みのあるアルミホイルだとなおよい。私1人なら雰囲気重視で無しではじめるが、ニケの焼肉をあまり先延ばしたくないので、地中の湿気を遮断し、熱効率をよくするための手段だ。燃えカスの片付けもちょっと楽になる。
あらかじめパーカーのポケットに入れていた、切り離して使う着火剤を3ブロックをとりだす。よく見かけるこの着火剤、とくに一度に何個の明確な決まりはないようで、ケースバイケースだ。1個でのんびりつけてもいいし、こうやって数を増やし、ブースター兼用で使ってもいい。
あー・・・・・・キャンプっぽく、ファイヤースターター使いたい・・・・・・だけど今回はニケのために急ごう。
パーカーの別ポケットからプラズマライターを取り出した。これの利点はガス不要、風に強いというところだ。着火に少しコツがいるが、1つは予備の着火手段として持っておきたい。
着火剤に火をつけて、アルミホイルを敷いた穴に投げ込むと、隅っこに隠しておいたバトニング済みの薪を入れたバケツの中から、角ばっている物を2本選ぶ。
腰の愛用フルタングナイフ【炎友刀】を抜くと、フェザースティックを作る。、羽が広がるようなこの形を最初に投げ込んでおくと、段階的に大きな火にしやすい。上手い人は、フェザースティックから直接着火できるが、オレにそこまでの腕はない。
火を育ている間に、ニケにアルミホイル鍋に水とゆで小豆(缶詰)と小さく切った餅をぶちこんだものを持ってきてもらった。餅を小さく切ったのは煮込み時間の短縮だ。
「お玉は?」
それは後でいい。焚火でやる場合、沸騰するときにお湯が動きまくるので、混ぜる必要はない。ただの横着とも言う。ぶっちゃけると食材の準備もガン無視している。
結果的にできればいいのだよ。漢のキャンプ飯は。
「※彼女はアイドルです。」
つっこみはいいから、そろそろお椀と割りばしとお玉をとってらっしゃい。使い捨てビニール手袋も頼んだ。早くしないとお餅のベスコンを逃すからダッシュ!!
「最初から持ってきとけええ!!」
ごもっとも。
だが、事実上忘れ物はない。それが庭キャンプ。
戻ってきてからも愚痴をこぼしていたニケだが、ぜんざいを与えると、久しぶりに温泉にでも入ったかのような表情で落ち着いた。
「あ、これ、美味しい。元の拠点の国でも、あんたの家でしか食べたことないけど・・・・・・今まで一番かも。」
純粋な味は火加減が器用にコントロールできるコンロの方が科学的には旨いらしいが、焚火の場合は薪が燃える匂を含めた場の雰囲気の中で美味しく感じる。火起こしから調理完成までの過程で携わっていれば、よりおいしくなる魅力があるのだ。
ぜんざいを食べたお椀は、庭キャンプの利点を活かし、餅がくっついて落ちにくくなる前に台所で洗いたい。
火を管理しておく代わりに、それはニケに頼んだ。ついでに餅のついた割箸とアルミ鍋も回収してもらう。そのままアルミ鍋を掴むと煤で手が真っ黒になるので、使い捨てビニール手袋をつけて持って行った。
よほどこの後の焼肉を楽しみしていたのか、何も言わずとも、肉を入れた100円ショップの折り畳みクーラーボックスを持って帰ってきた。
腕にかけたビニール袋には使い捨ての皿と追加の割りばしが入っていた。たれも忘れてはいないようだ。
オレはパーカーの背中の内側に手を入れると、愛用ギアの中から2つ・・・・・・チタン鉄板とチタントングを取り出した。
「何それ?四次元ポケットみたいで怖い。露出狂のようなファッションのどこに入るの?」
ふ・・・・・・オレが懐の大きい漢だから。
「いや、おっぱいオバケのスラング対象者になるVTuberの1人でしょうが?けしからんリアルバストサイズも公開してるし。」
ニケの機嫌が悪くならないうちに、焼肉を開始した。
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