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第15話_キャンプナイフの選び方
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茶の間のちゃぶ台で朝食を済ませ、庭の様子を見に行ったら昨日の雨の影響で地面がまだ乾いていないので、とりあえずは刃物類の状態を確認しようと思った。
ニケはまだ爆睡中なので、彼女の朝食として、ちゃぶ台にラップを被せたチキ●ラーメンでつくったチャーハンを作っておいた。1袋でけっこうなボリュームが作れるので2人で分けて丁度いい。
多分今日は曇りで湿気の多い日なので、テントが張れるレベルで地面が渇くことはないだろう。オレの場合、湿った地面にテントを張ると、片づけが面倒なのでこういう日はやらない。地面からの湿気対策をした焚火くらいはするかもだが、それも昼前まで様子見だ。
台所にある椅子とテーブル・・・・・・田舎の家独自の【茶の間のちゃぶ台があるのに、何故か台所にも椅子付きテーブルがあるアレ】だ。そこのテーブルにナイフ、斧を並べていく。ノコギリ系は、基本的に使い終わった後に木くずを落として低入れするので今日は除外する。
刃欠けや錆びのあるものはないので、使用頻度の多いフルタングナイフ【炎友刀】を軽く、アウトドアナイフ用のシャープナーにさっとかけておく。目に見えない細かい異物で切れ味が落ちることがあるので、たまに目の細かいのでサッとかけてあげる。プロは使用毎にこれをやるらしいが、ナイフが1年も持たないらしいので、オレはそこまでやらなくてもいいかなと思ってる。
ステンレス系はほどんどなので、錆止めなしで汚れがついてなければOK。青鋼などが用いられる斧と剣鉈には定期的に椿油を塗り直しておく。
切れ味が落ちたり、欠けたものはないので今回は簡易的に手入れをしたが、本格的な低入れはまた別の機会に説明しようと思う。
「ん。おはよぉー。もぐもぐ・・・。」
茶の間をみると、タンクトップ一枚に縞パン姿の寝起きフェイスのニケが、例のチャーハンを食べていた。
「ナイフ、けっこうもってるねー。」
爆発髪でチャーハンを頬張るニケが言う。実を言うとニケは、自分でキャンプ用のナイフを買ったことがない。あいつが今愛用しているモーラのカーバーグは、オレのお下がりだ。
管理が大変なので何本か処分したのもあるため、ナイフだけで言えば今所有しているのはモーラのコンパニオン、炎友刀、剣鉈をカウントするなら海賊首領刀JACK01だ。
「ぶっちゃけ、ナイフって必須?」
結論から言うと、斧も含めて前準備次第ではいらない。
薪は初期着火用を細かく切って着火剤を準備すればいいし、シングルカスバーナーで調理してもいい。食材は前もって切ってもってくればいいし、開封もハサミがあればいい。どうしても現地で食材を切りたいなら、凝った料理をしない限りまな板いらずのキッチンハサミでも十分だ。
正気なとこを言うと、ノーマルなハサミとキッチンハサミがあればどうにかなり、この2つなら銃刀法違反にもかかりにくい。まあ、敷地内で完結する庭キャンプならあまり関係ないけど、ナイフ系は封印(すぐに使えないようにかつ、見えないように収納)して持ち運ばないと、銃刀法違反になってしまうからめんどい。
しかし、それでも持って行きたいのが、キャンパーの魂がナイフである。『案外、手斧1個の方が汎用性あるんじゃね?』なんていう無粋なツッコミがしないこと。
「手斧って汎用性あったっけ?」
眼だけがはっきりしてきたニケ。頭はまだボンバーだ。
知らない人は気づかないだろうが、手斧は短く持てばナイフ代わりになり、フェザースティックが作れたり、人によってはそれで食材をカットしたりする(衛生面に疑問有)。ナイフにとっては『あれ?オレいらない子じゃん?』となってしまう。
ただ、取り回しに難があるので、斧1つでキャンプをするのは初心者にオススメできない。
初心者オススメしたい1本はやはり、王道中の王道【モーラーのコンパニオン】だ。
「それフルタングじゃないよね?」
コンパニオンの最大の魅力は価格の安さと耐久性にある。2000円台で変えるナイフでありながら、切れ味が良く、フルタングではないが、バトニングができる強度がある超コスパのナイフなのだ。初心者にお勧めする一番の理由は、研ぐのが苦手でも、コスパ的に使い潰して買い換える選択肢がでてくる点だ。
このナイフを基本に、手入れや扱いの腕を上げて次のナイフへアップグレードするキャンパーが多い。
先ほど使い捨てといったが、愛着が湧いてきて新しいナイフを手にしてもオレのように、サブナイフとしてもっているキャンパーも多い。メインナイフを使うにはちょっと・・・いう場面もあるので、実際とっておくと便利だ。
で、最終的に持っておきたいのが取り回しと耐久性のバランスをとったフルタングナイフ。ここから先は個性を求める世界になるが、最初のフルタングは、やはりモーラのカーバーグがいいだろう。フルタングナイフの基本がすべて詰め込まれた、使い易いコスパ優秀なナイフだ。
欠点があるとすれば、個性がない。だれでも使い易い故に、オレのように【自分のナイフ】をもとめて卒業する者がいるのだ。
ナイフに迷ったらまずは【モーラのコンパニオン】でなれて、【モーラのカーバーグ】でフルタングの感覚を覚えよう。その先、カーバーグを相棒として生きるか、新たな相棒を求めるかはキミ次第だ。
・・・・・・とりあえずニケ、食べ終わったら、縞パンツ丸出しで二度寝してないで着替えなさい。皿あらっておくから・・・・・・。
ニケはまだ爆睡中なので、彼女の朝食として、ちゃぶ台にラップを被せたチキ●ラーメンでつくったチャーハンを作っておいた。1袋でけっこうなボリュームが作れるので2人で分けて丁度いい。
多分今日は曇りで湿気の多い日なので、テントが張れるレベルで地面が渇くことはないだろう。オレの場合、湿った地面にテントを張ると、片づけが面倒なのでこういう日はやらない。地面からの湿気対策をした焚火くらいはするかもだが、それも昼前まで様子見だ。
台所にある椅子とテーブル・・・・・・田舎の家独自の【茶の間のちゃぶ台があるのに、何故か台所にも椅子付きテーブルがあるアレ】だ。そこのテーブルにナイフ、斧を並べていく。ノコギリ系は、基本的に使い終わった後に木くずを落として低入れするので今日は除外する。
刃欠けや錆びのあるものはないので、使用頻度の多いフルタングナイフ【炎友刀】を軽く、アウトドアナイフ用のシャープナーにさっとかけておく。目に見えない細かい異物で切れ味が落ちることがあるので、たまに目の細かいのでサッとかけてあげる。プロは使用毎にこれをやるらしいが、ナイフが1年も持たないらしいので、オレはそこまでやらなくてもいいかなと思ってる。
ステンレス系はほどんどなので、錆止めなしで汚れがついてなければOK。青鋼などが用いられる斧と剣鉈には定期的に椿油を塗り直しておく。
切れ味が落ちたり、欠けたものはないので今回は簡易的に手入れをしたが、本格的な低入れはまた別の機会に説明しようと思う。
「ん。おはよぉー。もぐもぐ・・・。」
茶の間をみると、タンクトップ一枚に縞パン姿の寝起きフェイスのニケが、例のチャーハンを食べていた。
「ナイフ、けっこうもってるねー。」
爆発髪でチャーハンを頬張るニケが言う。実を言うとニケは、自分でキャンプ用のナイフを買ったことがない。あいつが今愛用しているモーラのカーバーグは、オレのお下がりだ。
管理が大変なので何本か処分したのもあるため、ナイフだけで言えば今所有しているのはモーラのコンパニオン、炎友刀、剣鉈をカウントするなら海賊首領刀JACK01だ。
「ぶっちゃけ、ナイフって必須?」
結論から言うと、斧も含めて前準備次第ではいらない。
薪は初期着火用を細かく切って着火剤を準備すればいいし、シングルカスバーナーで調理してもいい。食材は前もって切ってもってくればいいし、開封もハサミがあればいい。どうしても現地で食材を切りたいなら、凝った料理をしない限りまな板いらずのキッチンハサミでも十分だ。
正気なとこを言うと、ノーマルなハサミとキッチンハサミがあればどうにかなり、この2つなら銃刀法違反にもかかりにくい。まあ、敷地内で完結する庭キャンプならあまり関係ないけど、ナイフ系は封印(すぐに使えないようにかつ、見えないように収納)して持ち運ばないと、銃刀法違反になってしまうからめんどい。
しかし、それでも持って行きたいのが、キャンパーの魂がナイフである。『案外、手斧1個の方が汎用性あるんじゃね?』なんていう無粋なツッコミがしないこと。
「手斧って汎用性あったっけ?」
眼だけがはっきりしてきたニケ。頭はまだボンバーだ。
知らない人は気づかないだろうが、手斧は短く持てばナイフ代わりになり、フェザースティックが作れたり、人によってはそれで食材をカットしたりする(衛生面に疑問有)。ナイフにとっては『あれ?オレいらない子じゃん?』となってしまう。
ただ、取り回しに難があるので、斧1つでキャンプをするのは初心者にオススメできない。
初心者オススメしたい1本はやはり、王道中の王道【モーラーのコンパニオン】だ。
「それフルタングじゃないよね?」
コンパニオンの最大の魅力は価格の安さと耐久性にある。2000円台で変えるナイフでありながら、切れ味が良く、フルタングではないが、バトニングができる強度がある超コスパのナイフなのだ。初心者にお勧めする一番の理由は、研ぐのが苦手でも、コスパ的に使い潰して買い換える選択肢がでてくる点だ。
このナイフを基本に、手入れや扱いの腕を上げて次のナイフへアップグレードするキャンパーが多い。
先ほど使い捨てといったが、愛着が湧いてきて新しいナイフを手にしてもオレのように、サブナイフとしてもっているキャンパーも多い。メインナイフを使うにはちょっと・・・いう場面もあるので、実際とっておくと便利だ。
で、最終的に持っておきたいのが取り回しと耐久性のバランスをとったフルタングナイフ。ここから先は個性を求める世界になるが、最初のフルタングは、やはりモーラのカーバーグがいいだろう。フルタングナイフの基本がすべて詰め込まれた、使い易いコスパ優秀なナイフだ。
欠点があるとすれば、個性がない。だれでも使い易い故に、オレのように【自分のナイフ】をもとめて卒業する者がいるのだ。
ナイフに迷ったらまずは【モーラのコンパニオン】でなれて、【モーラのカーバーグ】でフルタングの感覚を覚えよう。その先、カーバーグを相棒として生きるか、新たな相棒を求めるかはキミ次第だ。
・・・・・・とりあえずニケ、食べ終わったら、縞パンツ丸出しで二度寝してないで着替えなさい。皿あらっておくから・・・・・・。
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