59 / 92
織畑ナズナの姐さん飯-58[ベーコンと玉ねぎのスープ]
しおりを挟む
お店の休憩室でソラちゃんが、レンカが人間の世界から持って帰ったファミレスのチラシを見ていました。先日まで、レンカはとあるチェーン店のブラック勤務調査で潜入してました。裏とりと天罰手続きが終わった彼女が、人間の世界でケーキを買ってきました。
寝坊したポンコツ先輩こと、タマモ先輩だけお店に出しておいて今日の出勤メンバー、私とソラちゃんとキョウさんに加え、帰ってきたレンカとの休憩を兼ねたティータイムにしました。
「最近は飲み放題とか、スープやサラダ無料って多いんだな。」
パイプ椅子に胡坐で座るソラちゃんが、チラシを見ながら言ってました。人間とは羞恥心の感覚が違うので、スカートの状態を気にしない娘、多いんですよね。レンカのように人間世界との行き来が多い子は、また話が変わってきますけど。
あ、いや……『見えてもいいショートスパッツ型黒パンツ。』とか言っているので、あの娘はあの娘でちょっと変わっているかもしれませんね。
「最近のファミレスって洒落ていて、ぼっちじゃ入りにくくてなあ。明治のハイカラ食堂とかの方がさっとが入れたさ。当時はそこへ行くこと自体が流行ったのもあるけど。」
と言うソラちゃんは用意したフォークを無視して、カット済みのケーキを透明のアレを半分剝いた状態で掴んで食べていました。
「ファミレスもいいもんだよ。なんでか、あの飲み放題でとってくるあのスープが旨いんだよ。玉ねぎとうっすいベーコンしか入ってないのに。」
レンカの意見に、キョウちゃんが頷きました。
確かにちょっとした具材しか入ってないのに、あの素朴さがいいんですよね。
ちょうど晩御飯に、何か付け足したいと思ってたところです。ベーコンと玉ねぎでスープを作りましょう。
[1]玉ねぎを薄切りにする
柔くなるまで煮込むのに時間がかかるので、できるだけ薄く。
[2]ベーコンを細切りにする
スーパーで朝食用に売っている薄切りパックを使います。
[3]鍋に切った材料と水とコンソメを入れる
コンソメは固形のものを使いました。水とコンソメの量は、コンソメの箱にオススメの比率が書かれているので、それを参考にしてください。
[4]玉ねぎが柔くなるまで煮込む
弱火~中火でひたすら煮込んで仕上げます。玉ねぎの柔さをどこまで求めるかで時間が変わります。解けるように煮込むと時間がかかるので、こだわりが無ければ軽く箸で掴んで切れる程度でいいと思います。玉ねぎの量や厚み、火加減で変わってくるので一概には言えませんが、早ければ20~30分前後、溶けるまで時間をかける場合は1時間以上かかります。
こうしてファミレスのランチタイムでお馴染みの、飲み放題スープもどき出来上がります。
具沢山ではないですが、このシンプルな組み合わせがいいのです。だからこそ組み合わせる料理も、和から洋まで相性がいいのではないでしょうか。
これにフライドポテトとウィンナーの組み合わせを加えたら、ファミレスでサイドメニューを頼んだような気分です。ちょっとくらいの食べ過ぎはきになりません。
……ハイカロリー&ハイリターンは自己責任で。我々稲荷を含めた神族にカロリー太りは無縁ですが。
それではみなさん、また次回よろしくお願いします。
【材料(3人前)】※は本文の工程を参照
玉ねぎ…1個
薄切りベーコン…1パック
コンソメ…適量※
寝坊したポンコツ先輩こと、タマモ先輩だけお店に出しておいて今日の出勤メンバー、私とソラちゃんとキョウさんに加え、帰ってきたレンカとの休憩を兼ねたティータイムにしました。
「最近は飲み放題とか、スープやサラダ無料って多いんだな。」
パイプ椅子に胡坐で座るソラちゃんが、チラシを見ながら言ってました。人間とは羞恥心の感覚が違うので、スカートの状態を気にしない娘、多いんですよね。レンカのように人間世界との行き来が多い子は、また話が変わってきますけど。
あ、いや……『見えてもいいショートスパッツ型黒パンツ。』とか言っているので、あの娘はあの娘でちょっと変わっているかもしれませんね。
「最近のファミレスって洒落ていて、ぼっちじゃ入りにくくてなあ。明治のハイカラ食堂とかの方がさっとが入れたさ。当時はそこへ行くこと自体が流行ったのもあるけど。」
と言うソラちゃんは用意したフォークを無視して、カット済みのケーキを透明のアレを半分剝いた状態で掴んで食べていました。
「ファミレスもいいもんだよ。なんでか、あの飲み放題でとってくるあのスープが旨いんだよ。玉ねぎとうっすいベーコンしか入ってないのに。」
レンカの意見に、キョウちゃんが頷きました。
確かにちょっとした具材しか入ってないのに、あの素朴さがいいんですよね。
ちょうど晩御飯に、何か付け足したいと思ってたところです。ベーコンと玉ねぎでスープを作りましょう。
[1]玉ねぎを薄切りにする
柔くなるまで煮込むのに時間がかかるので、できるだけ薄く。
[2]ベーコンを細切りにする
スーパーで朝食用に売っている薄切りパックを使います。
[3]鍋に切った材料と水とコンソメを入れる
コンソメは固形のものを使いました。水とコンソメの量は、コンソメの箱にオススメの比率が書かれているので、それを参考にしてください。
[4]玉ねぎが柔くなるまで煮込む
弱火~中火でひたすら煮込んで仕上げます。玉ねぎの柔さをどこまで求めるかで時間が変わります。解けるように煮込むと時間がかかるので、こだわりが無ければ軽く箸で掴んで切れる程度でいいと思います。玉ねぎの量や厚み、火加減で変わってくるので一概には言えませんが、早ければ20~30分前後、溶けるまで時間をかける場合は1時間以上かかります。
こうしてファミレスのランチタイムでお馴染みの、飲み放題スープもどき出来上がります。
具沢山ではないですが、このシンプルな組み合わせがいいのです。だからこそ組み合わせる料理も、和から洋まで相性がいいのではないでしょうか。
これにフライドポテトとウィンナーの組み合わせを加えたら、ファミレスでサイドメニューを頼んだような気分です。ちょっとくらいの食べ過ぎはきになりません。
……ハイカロリー&ハイリターンは自己責任で。我々稲荷を含めた神族にカロリー太りは無縁ですが。
それではみなさん、また次回よろしくお願いします。
【材料(3人前)】※は本文の工程を参照
玉ねぎ…1個
薄切りベーコン…1パック
コンソメ…適量※
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
さようならの定型文~身勝手なあなたへ
宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」
――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。
額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。
涙すら出なかった。
なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。
……よりによって、元・男の人生を。
夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。
「さようなら」
だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。
慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。
別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。
だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい?
「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」
はい、あります。盛りだくさんで。
元・男、今・女。
“白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。
-----『白い結婚の行方』シリーズ -----
『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。
私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?
水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。
そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。
一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。
◇小説家になろう、ベリーズカフェにも掲載中です!
◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる