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第1話 角オナしてた俺の妹
しおりを挟む「はぁ……今日も一日大変だったな」
高校3年生になってから本格的に受験勉強が始まったこともあり、俺は多忙な毎日を送っている。
学校が終われば友達とは遊ばずに、すぐに帰宅。人間が集中力を持続できるとい言われている25分間はしっかりと集中、そして5分の休憩を挟み再び25分間の勉強へと……。このサイクルを家に帰ってきてから夜の10時までは繰り返している。
夕飯は帰宅後に軽く済ませてあるので、先にお風呂に入ってこようと、自室を出て俺は極楽の湯舟へと赴いた
「でも、なんか充実感すごいな。うまくいってるぞ、俺。このままの調子でやっていこう」
テストの学年順位も5位以内はキープできるようになってきた。マンモス校のなかでこの順位なら難関大学を目指すことも可能になってくる。
今の俺は何事も全てうまくいっている。
何も怖いことはない。
そう……思っていた。
「ふぅ~、今日もいいお湯だったな」
俺はのぼせるくらいまで湯舟に浸り、お風呂上りの牛乳をぐびぐびと飲んでいた。このお風呂上りの牛乳を考えた人は天才だなと常々思う。ありがとう故人。
「よしっ。今日も早く寝て、明日に備えるか……」
俺はいつものように、夜更かしはせず、早くに寝ようと自室へと戻ったのだが。
そこで俺は想定外の出来事に直面してしまう。
「ああんっ。お、お兄ちゃんの机。気持ちいよ。毎日毎日、お兄ちゃん勉強頑張ってて偉いよぅ。ああんっ!!! 気持ちいよぉ!!!」
「な、なんだ、これ……」
まさかの俺の妹が、俺の部屋の机で角〇なしてた。
ドアを少しだけ開けてバレないように覗きこむと……
「くっ……あいつ、なんでこんなこと……」
乱れに乱れている妹。顔がもうすでにイってしまっていた。
どうやら、俺の順風満帆な日々はここで終わってしまうらしい。
そんな、気がしてならなかった……
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