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興奮でした。最弱です!
しおりを挟む魔力器測定の結果。
私は稀に見る最弱でした。
まず、魔力器自体が小さい。
鍛錬頑張っても、中級魔法6発分ぐらいしか伸びしろが無いとか。
今世のご両親はとても魔力器が大きく、かつ炎系統が、素晴らしいらしいです。
勿論お兄様も、炎系統が得意(笑えるくらい加減出来なくてよく色んなモノを燃やしまくる)。そんな素晴らしい血筋なのです。
消し炭に出来るなんて……イイですねぇ。
ヤりたいですねぇ。
ああ、というのに私は魔力器小さい&得意な魔法も炎系統じゃなかったのです……。炭化出来る魔法が使えない。そんな高火力私の魔力器では生み出せないのです。
精々、お料理には使えますが。
閻魔大王様?
コレが苦痛って奴ですか。
出来るやつがいるのに、出来ない自分がいるという。前世でもそれはありましたが。
血筋で、能力的にはあって当たり前な所を、私にだけ無いっていう。
まあ一度体感しているので、プライド無ければ問題ないですねぇ。
悲しくはありますが、プライドを殺せば苦痛じゃない。プライドなんて、私にはない。あっても意味ないなら無くてイイ。
お家柄的に、高尚感あるけれど、お兄様がいらっしゃるからねぇ。
正直、今は愛される方が面倒く苦痛を感じるので、無価値な私に愛想をつかして棄ててくれると本望ですね。
「先々代のリデア様が、地の魔法に長けていた。リリィティアは、リデア様の力に近いのだろう。そういう希少なモノを、お前は受け継いだのだろう。」
なんて。お父様はお優しいので、最弱の私を慰める言葉を発しました。
お兄様は、可愛いリリィを守る……とブツブツほざいていて気持ち悪い。
お母様は「リリィお花好きだからかしら!」と、おっしゃってる。
お母様はキレた時雷を落とすけれど、お花は好き。庭園を燃やし尽くしたお兄様に激怒していたときは、めちゃくちゃ面白かった。雷がバシバシお兄様の足元に落ちてた。あてないのは、お母様が愛情深いからだろう。私なら歓び当てる。
そんな些細なイタズラも出来ない程、私の魔力は無い。
私も、若気の至り的に燃やしたかったなぁ。
適応魔法「地」じゃあ、精々生き埋めとか押し潰すとか所々削るとか……。ああ、お墓も作ってあげれますねぇ。
ああ、魔法がある世界中々イイですねぇ。
気持ちイイですね。
スゴい気持ち。
最弱だが。それはそれで、イイですねぇ。
寝首をかく人生になりそうですよ。
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