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第十六話 訓練の説明と武器の基礎訓練
午後一時。
冒険者ギルドの建物の奥にある訓練所へ入ると、広めの広場の中央に木製の人形や、簡易的な石の標的、砂が敷かれた練習場が並んでいた。建物内とは違う、汗と砂の匂いが混じった「冒険者の場所」という空気が漂っている。
既に数名の新人冒険者らしき若者たちが集まっており、みな緊張した面持ちで周りを見渡していた。リノが入口近くに立った瞬間--
「おーい、新人さん、こっちに集まってくれ!」
低く通る声が響いた。
声の主は、訓練担当の先輩冒険者らしき男性だった。背は高く、筋肉質だが柔らかい表情をしており、腰にはよく手入れされた片手剣を提げている。
彼は新人たちが円形に集まったのを確認すると、片手を腰に当てて口を開いた。
「まずは参加ありがとう。この新人訓練は、冒険者として最低限、命を落とさないための基礎を教える場だ。知識があるかないかで、運命が決まることもある。楽な訓練じゃないが、しっかりついてきてくれ」
新人たちがゴクリと息を呑む。リノも例外ではなく、少し緊張でざわついた。
「今日の内容は、武器訓練、魔力測定、魔法基礎、採取の基本、安全講習、最後に一人ずつコメントだ。途中で倒れそうになったら遠慮なく言ってくれ。無理をして怪我をするのが一番まずい」
そして、ふっと優しい笑みを見せる。
「まあ、あまり肩肘張らずに行こう。困ったら俺がフォローする。じゃあ最初は--武器の基礎訓練からだ」
手を叩き、訓練開始が宣言された。
訓練所の片側に、冒険者ギルドの備品である武器が並んだ棚があった。
片手剣、短剣、木製の模擬槍、練習用の木の杖、弓と矢筒まで揃っている。
「各自、興味のある武器を一本取ってくれ。今日は"選ぶ訓練"も兼ねてる」
新人たちはざわつきながら棚へ向かい、思い思いに武器を取っていく。
リノは迷った末、扱いやすそうな短剣の模擬武器を手に取った。
(まずは短剣から慣れた方がいいかな……)
教官たちは全員の武器選びを見届けると、剣担当の教官が前へ出て手に持った片手剣を軽く掲げた。
「まずは"持ち方"。武器は強い力で握り込むな。力を入れすぎると腕がすぐに疲れる」
教官は、柄を指で武器を落とさない程度の握りを見せ、次に手首の角度を示した。
「重要なのは手首。それから肘の位置。『突きたい方向に自然に伸ばせる角度』を覚えろ。戦闘中に腕が固まったら、そこで終わりだ」
新人たちは一斉に真似する。
リノも短剣を握り直し、教官の手の角度を慎重に観察しながら構えた。
「よし。じゃあ次は"構え"。どの武器でも基本は同じだ」
教官は片足を少し引いた、安定した立ち方を取りながら言った。
「前後の足は拳一つ分。腰は落とし過ぎず、力を入れすぎない。肩の力も抜く。余計な力は動きを鈍らせるだけだ」
彼は新人たちの間を歩き、姿勢を一人ずつ修正していく。
「足が開きすぎだ」「腰が前に出てる」「肩を下ろせ」
静かだが的確な指摘が次々飛ぶ。
そしてリノの前に来た。
「ん?ほう……初めてにしては悪くない構えだな。体の軸がぶれてない」
褒められて、リノは小さく頷いた。
「ただ、もう少しだけ肘を緩めてみろ。そう、そっちの方が動きやすいはずだ」
指示通りに姿勢を直すと、確かに手首が滑らかに動く。
「武器の扱いは"力じゃなくて慣れ"だ。体が覚えるまで何度も繰り返すことだな」
「……はい!」
新人全員の調整が済むと、教官は手を叩いてまとめた。
「これで武器の基本姿勢は終わり。次は"剣の振り"の練習だが……その前に水を飲め。脱水は敵より危険だ」
新人たちは小さく笑い、緊張が少しだけほぐれた。
そして訓練は次の段階に進んでいく--。
「--では次は"振り"だ。実践で最も多い基本動作だが、これが一番難しい」
教官は手にした片手剣を軽く肩に置き、ゆっくりと構える。
「腕だけで振るな。体全体で軌道を作る--これを覚えろ」
彼は一歩踏み出し、腰をひねり、肩の線と剣の先が自然に流れるような動きで振り下ろした。
空気が裂けた音がして、地面に薄い砂煙が舞う。
「今のが剣の振りだ。力任せに振るのではなく、--重さと勢いを乗せて"流す"こと。お前らも一度木剣に持ち変えてやってみろ」
新人たちは木剣を手に取り、ぎこちなく構える。
リノも軽い木剣を握り、教官が教えた姿勢を思い出す。
足の幅、背筋、手の角度--息を吸い、振り下ろす。
しかし、"ブンッ"という鈍い音と共に、剣が軌道から逸れた。
「力が肩に残ってるな。肩に力が入りすぎると振りが重くなる」
教官はリノの肩を軽く押し下げた。
「肩は浮かせるな。振る前に一度息を吐け」
リノは呼吸を整え、再挑戦。腕から木剣へ、流れるように力を伝える。
"シュッ"先程よりも滑らかな音が出た。
「そうだ。--その感覚を忘れるな。剣だけじゃない。棍棒でも短剣でも斧でも同じだ。動きは"全身で運ぶ"。それが振りの基礎だ」
他の新人たちも、腕の力に頼って振っていたため教官に直されている。
振った数は次第に増え、--10回、20回、30回。
汗が滲み、腕や腰がじんわり重くなっていく。
「数を振れば筋が育つ。形が身体に染み込む。基礎を疎かにするなよ--生き残りたいならな」
リノはその言葉を噛み締めながら、もう一度木剣を握り直し、静かに息を整えた。
小さな手が、少しだけ確かになった"振り"を再び描いた。
「そこまで!次は魔力測定に移る。水を飲み次第こちらへ来るように」
そうして一行は次の魔力測定へ移った。
冒険者ギルドの建物の奥にある訓練所へ入ると、広めの広場の中央に木製の人形や、簡易的な石の標的、砂が敷かれた練習場が並んでいた。建物内とは違う、汗と砂の匂いが混じった「冒険者の場所」という空気が漂っている。
既に数名の新人冒険者らしき若者たちが集まっており、みな緊張した面持ちで周りを見渡していた。リノが入口近くに立った瞬間--
「おーい、新人さん、こっちに集まってくれ!」
低く通る声が響いた。
声の主は、訓練担当の先輩冒険者らしき男性だった。背は高く、筋肉質だが柔らかい表情をしており、腰にはよく手入れされた片手剣を提げている。
彼は新人たちが円形に集まったのを確認すると、片手を腰に当てて口を開いた。
「まずは参加ありがとう。この新人訓練は、冒険者として最低限、命を落とさないための基礎を教える場だ。知識があるかないかで、運命が決まることもある。楽な訓練じゃないが、しっかりついてきてくれ」
新人たちがゴクリと息を呑む。リノも例外ではなく、少し緊張でざわついた。
「今日の内容は、武器訓練、魔力測定、魔法基礎、採取の基本、安全講習、最後に一人ずつコメントだ。途中で倒れそうになったら遠慮なく言ってくれ。無理をして怪我をするのが一番まずい」
そして、ふっと優しい笑みを見せる。
「まあ、あまり肩肘張らずに行こう。困ったら俺がフォローする。じゃあ最初は--武器の基礎訓練からだ」
手を叩き、訓練開始が宣言された。
訓練所の片側に、冒険者ギルドの備品である武器が並んだ棚があった。
片手剣、短剣、木製の模擬槍、練習用の木の杖、弓と矢筒まで揃っている。
「各自、興味のある武器を一本取ってくれ。今日は"選ぶ訓練"も兼ねてる」
新人たちはざわつきながら棚へ向かい、思い思いに武器を取っていく。
リノは迷った末、扱いやすそうな短剣の模擬武器を手に取った。
(まずは短剣から慣れた方がいいかな……)
教官たちは全員の武器選びを見届けると、剣担当の教官が前へ出て手に持った片手剣を軽く掲げた。
「まずは"持ち方"。武器は強い力で握り込むな。力を入れすぎると腕がすぐに疲れる」
教官は、柄を指で武器を落とさない程度の握りを見せ、次に手首の角度を示した。
「重要なのは手首。それから肘の位置。『突きたい方向に自然に伸ばせる角度』を覚えろ。戦闘中に腕が固まったら、そこで終わりだ」
新人たちは一斉に真似する。
リノも短剣を握り直し、教官の手の角度を慎重に観察しながら構えた。
「よし。じゃあ次は"構え"。どの武器でも基本は同じだ」
教官は片足を少し引いた、安定した立ち方を取りながら言った。
「前後の足は拳一つ分。腰は落とし過ぎず、力を入れすぎない。肩の力も抜く。余計な力は動きを鈍らせるだけだ」
彼は新人たちの間を歩き、姿勢を一人ずつ修正していく。
「足が開きすぎだ」「腰が前に出てる」「肩を下ろせ」
静かだが的確な指摘が次々飛ぶ。
そしてリノの前に来た。
「ん?ほう……初めてにしては悪くない構えだな。体の軸がぶれてない」
褒められて、リノは小さく頷いた。
「ただ、もう少しだけ肘を緩めてみろ。そう、そっちの方が動きやすいはずだ」
指示通りに姿勢を直すと、確かに手首が滑らかに動く。
「武器の扱いは"力じゃなくて慣れ"だ。体が覚えるまで何度も繰り返すことだな」
「……はい!」
新人全員の調整が済むと、教官は手を叩いてまとめた。
「これで武器の基本姿勢は終わり。次は"剣の振り"の練習だが……その前に水を飲め。脱水は敵より危険だ」
新人たちは小さく笑い、緊張が少しだけほぐれた。
そして訓練は次の段階に進んでいく--。
「--では次は"振り"だ。実践で最も多い基本動作だが、これが一番難しい」
教官は手にした片手剣を軽く肩に置き、ゆっくりと構える。
「腕だけで振るな。体全体で軌道を作る--これを覚えろ」
彼は一歩踏み出し、腰をひねり、肩の線と剣の先が自然に流れるような動きで振り下ろした。
空気が裂けた音がして、地面に薄い砂煙が舞う。
「今のが剣の振りだ。力任せに振るのではなく、--重さと勢いを乗せて"流す"こと。お前らも一度木剣に持ち変えてやってみろ」
新人たちは木剣を手に取り、ぎこちなく構える。
リノも軽い木剣を握り、教官が教えた姿勢を思い出す。
足の幅、背筋、手の角度--息を吸い、振り下ろす。
しかし、"ブンッ"という鈍い音と共に、剣が軌道から逸れた。
「力が肩に残ってるな。肩に力が入りすぎると振りが重くなる」
教官はリノの肩を軽く押し下げた。
「肩は浮かせるな。振る前に一度息を吐け」
リノは呼吸を整え、再挑戦。腕から木剣へ、流れるように力を伝える。
"シュッ"先程よりも滑らかな音が出た。
「そうだ。--その感覚を忘れるな。剣だけじゃない。棍棒でも短剣でも斧でも同じだ。動きは"全身で運ぶ"。それが振りの基礎だ」
他の新人たちも、腕の力に頼って振っていたため教官に直されている。
振った数は次第に増え、--10回、20回、30回。
汗が滲み、腕や腰がじんわり重くなっていく。
「数を振れば筋が育つ。形が身体に染み込む。基礎を疎かにするなよ--生き残りたいならな」
リノはその言葉を噛み締めながら、もう一度木剣を握り直し、静かに息を整えた。
小さな手が、少しだけ確かになった"振り"を再び描いた。
「そこまで!次は魔力測定に移る。水を飲み次第こちらへ来るように」
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