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転生して三度目のお茶会の日驚くべきことが起きた。
ユーリ様が十一本の赤い薔薇を携えてやって来たのだ。
「これを君に…」
相変わらず無愛想だったがその耳が赤くなっていてそれがユーリ様の気持ちを表していることは明白だった。
十一本の赤い薔薇。
意味は最愛。
今まで分からなかったユーリ様の気持ちを知り私は真っ赤になってしまった。
しばらく二人で赤くなったまま俯いていたがその後ユーリ様にお礼を言って薔薇を部屋に飾ってもらうことにした。
そして私はユーリ様を応接室に案内する。
応接室は既にお茶の準備ができており当然私が焼いたカップケーキも並んでいた。
「実は今日のカップケーキは私が作ったんですよ。よかったら召し上がってみてください」
私が照れながらそう言うとユーリ様が嬉しそうに
「そうなのか?!すごいな。是非頂かせてもらうよ」
と言って早速一つ手に取り口に運んだ。
ユーリ様が
「すごく美味しいよ」
と言って食べてくれたので私はまた赤くなってしまった。
そういえばユーリ様とこんな風に会話をしたのは初めてかもしれない。
前回と前々回は私が一方的に話してユーリ様は頷くばかりだったから。
手作りのカップケーキ本当に喜んでくれてるんだわ。
私は自分がユーリ様に嬉しい顔をさせていることがくすぐったくも嬉しかった。
しばらく会話を楽しんだ後(カップケーキ以降は相変わらずほぼ一方的ではあるが)私はポケットに隠していた小箱をユーリ様に差し出した。
「これなんですが、先日街で見かけてユーリ様に似合いそうだったから…」
私がドキドキしながら差し出すとユーリ様は不思議そうに首を傾げた。
「今日は記念日か何かだった?」
「いえ、そうではなく、たまたま見かけて…」
私はいきなりプレゼントは失敗したかもと思い尻すぼみになりながら答えた。
すると意外にもユーリ様は
「ありがとう。開けてもいいかい?」
と優しく言い初めての笑顔を見せてくれた。
恐らく私が落ち込んで見えたので気を遣って笑ってくれただけだろうがその笑顔の破壊力は凄まじく私は真っ赤な顔でコクコクと頷くしかできなかった。
その後カフスを見たユーリ様が更に嬉しそうに笑ってくれたので私の心臓が破壊されるかと思った。
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「これを君に…」
相変わらず無愛想だったがその耳が赤くなっていてそれがユーリ様の気持ちを表していることは明白だった。
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しばらく二人で赤くなったまま俯いていたがその後ユーリ様にお礼を言って薔薇を部屋に飾ってもらうことにした。
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私が照れながらそう言うとユーリ様が嬉しそうに
「そうなのか?!すごいな。是非頂かせてもらうよ」
と言って早速一つ手に取り口に運んだ。
ユーリ様が
「すごく美味しいよ」
と言って食べてくれたので私はまた赤くなってしまった。
そういえばユーリ様とこんな風に会話をしたのは初めてかもしれない。
前回と前々回は私が一方的に話してユーリ様は頷くばかりだったから。
手作りのカップケーキ本当に喜んでくれてるんだわ。
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