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014 使役獣登録
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次は獲物を売って食料を仕入れる為に、買い取りカウンターに向かった。
「あん、獲物を売りたいだと。此処に出せ」
「さっき解体場に向かったブレンドさん達と狩りをしていたので、ランク3のマジックポーチに纏めて持っています」
疑わしげな顔で俺を見ていたが、ブレンドさん達が解体場から出てきて口添えをしてくれたので通してもらえた。
解体場へ入ると、ブラウンベアの皮と肉にオーク等多数が並べられ所に居たおっさんがやって来た。
「お前か、タイガーキャット二頭をテイムしている奴は」
「はい、獲物を売りたいのですが」
「おお、どれ位持っているんだ」
「エルクが二頭とオークが三頭に、良く知らないの二頭です」
「ん、良く知らないって?」
「冒険者になって初めて獲物を売りに来たし、狩ったのはアッシュとグレイ・・・テイムしている奴が狩ったので」
「まぁ良い。此の隣りに並べろ」
首と膝から下を切り落としたエルク二頭と、首を切り落としたオーク三頭を並べる。
その隣りに巻き角の綺麗なやつと、エルクに似た枝分かれした角を持つ奴を並べる。
何方もランク3のマジックポーチに収まらないので首と膝から下を切り落としている。
「ランク3か、まぁ肉も皮も取れるのでそこそこの値段になるが、それでも良いか?」
「はい、お任せします」
「ギルドカードをだせ。食堂で待っていれば査定用紙を持って行ってやるって、お前Gランクかよ」
呆れたのか、首を振りながら手を振って行けと解体場から追い出された。
首や足を切るのに苦労したんだから、労いの一つも言ってよ。
食堂へ行くとブレンドさん達が飲んでいて、俺を見て手を振っている。
《ランディ、此奴等煩いんだけど・・・》
《直ぐに行くから待ってて》
表に出ると、グレイを取り囲んで小突き回している。
《グレイ、少し大きいファイヤーボールを、鼻先に浮かべてやれ。射っちゃ駄目だよ》
〈ウオー、怒ったぞ!〉
〈獣の癖に魔法を使うのか〉
〈これって幻獣じゃね〉
「俺の使役獣に何をしているのかな。余計な事をして反撃されても文句は言わないんだよな」
「お前の獣か?」
「そうですよ、登録したばかりですよ。使役獣にちょっかい掛けた奴に反撃しても、罪に問われないと聞いていますので怪我をしても知りませんよ」
「ガキのくせに一端の事を言うじゃねえか」
「えっ、ギルドで聞いた注意事項を伝えているだけですよ」
《グレイ、嫌だったら鼻先にファイヤーボールを浮かべてやれ。でも殺しちゃ駄目だよ》
《判った》
言っているそばからグレイの尻尾を踏んだ奴がいたが、鼻先に浮かんだファイヤーボールに驚いて逃げ出した。
立ち上がったグレイに唸られて、周囲でいきっていた奴等も腰が引けている。
「舐めた真似をするガキだな。俺達の流儀を教えてやろうか」
「Gランクの小僧が、ちっこいタイガーキャットをテイムして意気がっていると、怪我をするぞ」
「お前等止めておけ」
「ブレンドか、偉そうに口を出すな!」
「死にたくなければそいつに手を出すな。そのちっこいのには親もいるんだぞ。大きすぎて街には入れていないが、ブラウンベアを一撃で倒す幻獣だぞ」
「ふん、それがどうした」
意気がっているが男の顔が引き攣っている。
「取り敢えず注意はしましたし、冒険者になる時に、テイマーの連れている野獣には手を出すなと説明を受けていますよね」
「口煩せぇガキだな。消えろ!」
「グレイ、今度何かされたら顔を焼いてやれ」
そいつの顔を見ながら、声に出してグレイに言って食堂へ戻った。
ちょっとしたウルフ程度のグレイ一人じゃ、馬鹿が湧いて出るようだから今日中にアッシュも登録しておくことにした。
食堂に戻ると解体係のおっさんが査定用紙を渡してくれた。
オーク 3頭、60,000×3=180,000ダーラ
エルク 2頭、60,000+75,000=135,000ダーラ
ディア 1頭、75,000ダーラ
シープ 1頭、145,000ダーラ
合計、535,000ダーラ
礼を言って受け取り査定用紙を精算カウンターへに渡して、全額を受け取ると再び受付に行く。
「あら、今度は何かな」
「登録した奴は子供で、親もいるのですが大きいので街の外で待たせています。連れて来ても大丈夫でしょうか?」
「えっ・・・それって二頭、しかも親子でテイムしているって事なの?」
「そうです。自分より大きいのですが、連れて来ても良いでしょうか」
「ちょっと待って!」
お姉さんは大慌てで奥へ走って行ったが、直ぐに先程の男が現れた。
「大きいってどれ位だ?」
説明が難しいのでグレイの所へ連れて行き、グレイの肩を示して親は俺の肩くらいの高さだと説明する。
「マジもんのタイガーキャットかよ。親子って言ったよな」
「はい、出会った時から一緒に居ましたし、此処に来るまでも一緒に寝ていましたから」
グレイがママなんて呼んでいるので、親子間違いないとは言えない。
「そいつの親だと言っても揉めそうだな。草原に行けば呼べるか?」
「大丈夫です。遠くへは行っていないはずなので、グレイに呼びに行かせます」
「判った。どっちの門だ、案内しろ」
せっかちなおっさんだが都合が良いので、グレイを連れて入って来た門に向かった。
入って来たのはアルベール街道の南門の様で、警備兵に説明して門の外へ出るとグレイにアッシュを呼びに行かせる。
街道を少し走ってから草原に踏み込み姿が消えた。
「おい、戻ってこないじゃないか」
「余り近くだと、姿を見られたら騒ぎになるので離れさせています。もう少し待って下さい」
そうこうしていると《もう少ししたら其処へ行くけど大丈夫なんだな》と連絡が来た。
此ってどれ位の距離まで話が通じるのかな、そんな事を考えているとグレイが街道に姿を現して左右を確認している。
その後ろからアッシュがのっそりといった感じで姿を現すと、遠くから街に向かっていた人達が慌てているのが見える。
〈本当にタイガーキャットだぞ〉
〈おい、大丈夫なんだろうな。暴れたら責任を・・・ギルドが責任を執れよ〉
〈あんなのが暴れたら勝てっこないだろう〉
「こりゃー、暇な奴等を連れてくるべきだったかな。大丈夫だろうな」
「手出しをしなければ大丈夫ですよ。さっきも小さいからと悪戯をしていた人がいましたが、あんな事をされると責任は持てませんが」
《待たせたな、ランディス》
「アッシュ、お待たせ。グレイもご苦労さん」
アッシュが俺の胸に頭を擦りつけるのを見て、おっさんもほっとした顔になっている。
警備兵達は完全に腰が引けていて、入門待ちの人達が逃げてしまってガラガラだ。
ギルドへ戻る道はアッシュの事が伝わったのか、人の姿が消えてしまっているし通りに面した窓からの視線が痛い。
冒険者ギルドの前は冒険者達が群れていて、武器を手にしている者も多数いる。
ギルドの前でアッシュの頭に掌を乗せてテイムされていることを確認すると、又メダルを渡された。
アッシュとグレイに待っていてもらい受付に向かうが、さっき絡んで来た奴等は何にも言わずに道を開けてくれた。
無事にアッシュとグレイの登録が終わったので、アッシュには待っていてもらい冒険者の店へ服を買いに行く。
冬物といっても長袖の下着上下と靴下や手袋などを買い込んだ後は、市場に向かった。
懐には前回の残りが1,100,000ダーラほど有り、今回535,000ダーラ貰っているので遠慮無く買い込んで行く。
一つの所で10人前を買っても三日分にしかならないので、空になった寸胴にはスープをたっぷり入れてもらい、具材を挟んだパンは各種10個ずつ薬草袋に入れてからマジックポーチに放り込んでいく。
塩や辛みのある香辛料もたっぷりと買うので、それを見ていた屋台の主達が次々と味見と称して色々と差し出してくれる。
乾燥させた果物や菓子も買い込み、市場を一回りしてからアッシュの元へ向かった。
市場のおっちゃん小母ちゃんには明日も来るので、用意しておいてと頼んでおく。
ギルドの横は人だかりでアッシュの姿が見えないが、グレイ相手と違い手出しをしている奴はいないようだ。
「アッシュお待たせ、行こうか」と声を掛けるとアッシュが立ち上がり人垣が崩れる。
崩れた人混みに向かって道を開けろと言わんばかりに尻尾を振ると、逃げ遅れた人達が悲鳴を上げている。
あの尻尾はふさふさの毛に隠れて判らないが、太くて長いので一発当てられると痛いからな。
アッシュの前足のところで俺の肩くらいの高さがあるので、横に並ぶとアッシュの大きさが良く判る。
グレイでも前足の肩の所で50㎝くらいあり、横になると俺より大きいので野生種には会いたくない。
アッシュを連れてホテルに泊まれないのは無知な俺でも判るので、南門から外に出て野営をする事にする。
南門に行くと、夕暮れ前で出て行く者はいないのであっさりと通してもらえた。
「もう陽が暮れるが、何処へ行くんだ?」
「ホテルには泊めてもらえそうもないので野営します。明日も来ますので宜しくお願いします」
街を出て暫く歩き草原に踏み入ると良さそうな所で結界のドームを作ってもらって一休み。
今日からは食事の心配がないので一安心だが、次の目標はマジックポーチの拡大と時間遅延の長いものを手に入れる事なので、二人には稼いでもらわなくっちゃ。
だがその前にグレイの空間収納を練習させて獲物は全てグレイに預ければ、解体に苦労して血塗れになる必要もなくなる。
「あん、獲物を売りたいだと。此処に出せ」
「さっき解体場に向かったブレンドさん達と狩りをしていたので、ランク3のマジックポーチに纏めて持っています」
疑わしげな顔で俺を見ていたが、ブレンドさん達が解体場から出てきて口添えをしてくれたので通してもらえた。
解体場へ入ると、ブラウンベアの皮と肉にオーク等多数が並べられ所に居たおっさんがやって来た。
「お前か、タイガーキャット二頭をテイムしている奴は」
「はい、獲物を売りたいのですが」
「おお、どれ位持っているんだ」
「エルクが二頭とオークが三頭に、良く知らないの二頭です」
「ん、良く知らないって?」
「冒険者になって初めて獲物を売りに来たし、狩ったのはアッシュとグレイ・・・テイムしている奴が狩ったので」
「まぁ良い。此の隣りに並べろ」
首と膝から下を切り落としたエルク二頭と、首を切り落としたオーク三頭を並べる。
その隣りに巻き角の綺麗なやつと、エルクに似た枝分かれした角を持つ奴を並べる。
何方もランク3のマジックポーチに収まらないので首と膝から下を切り落としている。
「ランク3か、まぁ肉も皮も取れるのでそこそこの値段になるが、それでも良いか?」
「はい、お任せします」
「ギルドカードをだせ。食堂で待っていれば査定用紙を持って行ってやるって、お前Gランクかよ」
呆れたのか、首を振りながら手を振って行けと解体場から追い出された。
首や足を切るのに苦労したんだから、労いの一つも言ってよ。
食堂へ行くとブレンドさん達が飲んでいて、俺を見て手を振っている。
《ランディ、此奴等煩いんだけど・・・》
《直ぐに行くから待ってて》
表に出ると、グレイを取り囲んで小突き回している。
《グレイ、少し大きいファイヤーボールを、鼻先に浮かべてやれ。射っちゃ駄目だよ》
〈ウオー、怒ったぞ!〉
〈獣の癖に魔法を使うのか〉
〈これって幻獣じゃね〉
「俺の使役獣に何をしているのかな。余計な事をして反撃されても文句は言わないんだよな」
「お前の獣か?」
「そうですよ、登録したばかりですよ。使役獣にちょっかい掛けた奴に反撃しても、罪に問われないと聞いていますので怪我をしても知りませんよ」
「ガキのくせに一端の事を言うじゃねえか」
「えっ、ギルドで聞いた注意事項を伝えているだけですよ」
《グレイ、嫌だったら鼻先にファイヤーボールを浮かべてやれ。でも殺しちゃ駄目だよ》
《判った》
言っているそばからグレイの尻尾を踏んだ奴がいたが、鼻先に浮かんだファイヤーボールに驚いて逃げ出した。
立ち上がったグレイに唸られて、周囲でいきっていた奴等も腰が引けている。
「舐めた真似をするガキだな。俺達の流儀を教えてやろうか」
「Gランクの小僧が、ちっこいタイガーキャットをテイムして意気がっていると、怪我をするぞ」
「お前等止めておけ」
「ブレンドか、偉そうに口を出すな!」
「死にたくなければそいつに手を出すな。そのちっこいのには親もいるんだぞ。大きすぎて街には入れていないが、ブラウンベアを一撃で倒す幻獣だぞ」
「ふん、それがどうした」
意気がっているが男の顔が引き攣っている。
「取り敢えず注意はしましたし、冒険者になる時に、テイマーの連れている野獣には手を出すなと説明を受けていますよね」
「口煩せぇガキだな。消えろ!」
「グレイ、今度何かされたら顔を焼いてやれ」
そいつの顔を見ながら、声に出してグレイに言って食堂へ戻った。
ちょっとしたウルフ程度のグレイ一人じゃ、馬鹿が湧いて出るようだから今日中にアッシュも登録しておくことにした。
食堂に戻ると解体係のおっさんが査定用紙を渡してくれた。
オーク 3頭、60,000×3=180,000ダーラ
エルク 2頭、60,000+75,000=135,000ダーラ
ディア 1頭、75,000ダーラ
シープ 1頭、145,000ダーラ
合計、535,000ダーラ
礼を言って受け取り査定用紙を精算カウンターへに渡して、全額を受け取ると再び受付に行く。
「あら、今度は何かな」
「登録した奴は子供で、親もいるのですが大きいので街の外で待たせています。連れて来ても大丈夫でしょうか?」
「えっ・・・それって二頭、しかも親子でテイムしているって事なの?」
「そうです。自分より大きいのですが、連れて来ても良いでしょうか」
「ちょっと待って!」
お姉さんは大慌てで奥へ走って行ったが、直ぐに先程の男が現れた。
「大きいってどれ位だ?」
説明が難しいのでグレイの所へ連れて行き、グレイの肩を示して親は俺の肩くらいの高さだと説明する。
「マジもんのタイガーキャットかよ。親子って言ったよな」
「はい、出会った時から一緒に居ましたし、此処に来るまでも一緒に寝ていましたから」
グレイがママなんて呼んでいるので、親子間違いないとは言えない。
「そいつの親だと言っても揉めそうだな。草原に行けば呼べるか?」
「大丈夫です。遠くへは行っていないはずなので、グレイに呼びに行かせます」
「判った。どっちの門だ、案内しろ」
せっかちなおっさんだが都合が良いので、グレイを連れて入って来た門に向かった。
入って来たのはアルベール街道の南門の様で、警備兵に説明して門の外へ出るとグレイにアッシュを呼びに行かせる。
街道を少し走ってから草原に踏み込み姿が消えた。
「おい、戻ってこないじゃないか」
「余り近くだと、姿を見られたら騒ぎになるので離れさせています。もう少し待って下さい」
そうこうしていると《もう少ししたら其処へ行くけど大丈夫なんだな》と連絡が来た。
此ってどれ位の距離まで話が通じるのかな、そんな事を考えているとグレイが街道に姿を現して左右を確認している。
その後ろからアッシュがのっそりといった感じで姿を現すと、遠くから街に向かっていた人達が慌てているのが見える。
〈本当にタイガーキャットだぞ〉
〈おい、大丈夫なんだろうな。暴れたら責任を・・・ギルドが責任を執れよ〉
〈あんなのが暴れたら勝てっこないだろう〉
「こりゃー、暇な奴等を連れてくるべきだったかな。大丈夫だろうな」
「手出しをしなければ大丈夫ですよ。さっきも小さいからと悪戯をしていた人がいましたが、あんな事をされると責任は持てませんが」
《待たせたな、ランディス》
「アッシュ、お待たせ。グレイもご苦労さん」
アッシュが俺の胸に頭を擦りつけるのを見て、おっさんもほっとした顔になっている。
警備兵達は完全に腰が引けていて、入門待ちの人達が逃げてしまってガラガラだ。
ギルドへ戻る道はアッシュの事が伝わったのか、人の姿が消えてしまっているし通りに面した窓からの視線が痛い。
冒険者ギルドの前は冒険者達が群れていて、武器を手にしている者も多数いる。
ギルドの前でアッシュの頭に掌を乗せてテイムされていることを確認すると、又メダルを渡された。
アッシュとグレイに待っていてもらい受付に向かうが、さっき絡んで来た奴等は何にも言わずに道を開けてくれた。
無事にアッシュとグレイの登録が終わったので、アッシュには待っていてもらい冒険者の店へ服を買いに行く。
冬物といっても長袖の下着上下と靴下や手袋などを買い込んだ後は、市場に向かった。
懐には前回の残りが1,100,000ダーラほど有り、今回535,000ダーラ貰っているので遠慮無く買い込んで行く。
一つの所で10人前を買っても三日分にしかならないので、空になった寸胴にはスープをたっぷり入れてもらい、具材を挟んだパンは各種10個ずつ薬草袋に入れてからマジックポーチに放り込んでいく。
塩や辛みのある香辛料もたっぷりと買うので、それを見ていた屋台の主達が次々と味見と称して色々と差し出してくれる。
乾燥させた果物や菓子も買い込み、市場を一回りしてからアッシュの元へ向かった。
市場のおっちゃん小母ちゃんには明日も来るので、用意しておいてと頼んでおく。
ギルドの横は人だかりでアッシュの姿が見えないが、グレイ相手と違い手出しをしている奴はいないようだ。
「アッシュお待たせ、行こうか」と声を掛けるとアッシュが立ち上がり人垣が崩れる。
崩れた人混みに向かって道を開けろと言わんばかりに尻尾を振ると、逃げ遅れた人達が悲鳴を上げている。
あの尻尾はふさふさの毛に隠れて判らないが、太くて長いので一発当てられると痛いからな。
アッシュの前足のところで俺の肩くらいの高さがあるので、横に並ぶとアッシュの大きさが良く判る。
グレイでも前足の肩の所で50㎝くらいあり、横になると俺より大きいので野生種には会いたくない。
アッシュを連れてホテルに泊まれないのは無知な俺でも判るので、南門から外に出て野営をする事にする。
南門に行くと、夕暮れ前で出て行く者はいないのであっさりと通してもらえた。
「もう陽が暮れるが、何処へ行くんだ?」
「ホテルには泊めてもらえそうもないので野営します。明日も来ますので宜しくお願いします」
街を出て暫く歩き草原に踏み入ると良さそうな所で結界のドームを作ってもらって一休み。
今日からは食事の心配がないので一安心だが、次の目標はマジックポーチの拡大と時間遅延の長いものを手に入れる事なので、二人には稼いでもらわなくっちゃ。
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