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取り憑かれた子
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心のどこかで油断があったのかもしれない。敵がシエラとレインが揃った瞬間しか襲ってこないわけではない。人目がなければよかったのだ。
目の前に現れた幼女は暗闇の中に溶け込みそうなほど黒い髪ときめ細かな白い肌をしている。手にはクマの人形の『ようなもの』を掴んでいる。見た目は完全に人間と同じであり、知能も備わっているときた。
「なにが目的だ」
「教えられないの」
「質問はどうだ?君みたいな、『異常現象』は他にも存在するのか?」
「どういう意味なの?」
「会話ができる、知能がある存在だ」
今回の現象は異常中の異常だが、今回の件は『異常現象』の情報を得るのに良い機械ともなるものだ。
「うーん、言ってもいいなの」
「じゃあ教えてくれ」
「私たち、『悪魔』はたくさんいるの。だけど、まだみんな隠れてるの」
「悪魔?」
「私のような、考えることができる子のことなの」
知能を持つ『異常現象』……『悪魔』か。しかも、知能を持つのが隠れ潜んでいるだと?これは……すぐにでも魔術界に報告しなければいけない案件の一つだ。
「私たち、『ソロモンの悪魔』。至高なる72体。そして、私の名前、グラシア言うの」
72体の知恵を持つ『異常現象』たち、そのうちの一人が目の前の幼女だ。
「戦いを避けることはできないのかな?」
「無理なの」
「なるほど、理解したよ」
有効的に情報をいただくことはできないらしい。教えてもらった情報もそのうち知れたような情報しかないことだろう。
「なら、戦うのみ!」
持ち前の不死身の肉体で特攻を仕掛けに行く。素早い動きで距離を詰めて、至近距離での『水槍』を喰らわせる。だが、目の前にいた幼女はその姿をまるで幻覚でも見ていたかのように綺麗に消え去った。
行き場をなくした『水槍』は鏡の境界にぶつかると壊れて散った。
「鏡を扱えるのか」
「そう、そしてここは私の作った『鏡の世界』なの。誰も中に入ってこないの」
「鏡……魔術じゃないな」
「魔力を使った奇跡、『魔法』なの」
「魔法……」
鏡の魔法は幼女の姿をおぼろげにさせる効果があるらしい。鏡から映し出された幼女の姿がレインには動いて見え、攻撃すると消えてすり抜ける。かなり厄介の相手である。
何度攻撃しようと、消えては別の場所から出現し、一発も攻撃は当たらない。
「ふふ、楽しいの」
「楽しい?」
「ここに人間を招いたの、初めてなの。初めての遊び相手なの」
「ずっと、一人なのか?」
「わからないの。気づいたら一人だったの」
攻撃の手を止めることはない。向こうから攻撃をしてくる気配はないが、ただレインで遊んでいるだけだろう。
「一人の気持ちはわかる。僕も一人だったから」
「だった?」
「今はもう違う、仲間もいる。尊敬する『師匠』もいる」
「……う」
幼女の動きが止まった。
「羨ましいの……」
唐突に吹き荒れ始める魔力。爆発的な魔力の荒波がレインの身体を吹き飛ばさんとぶつかってくる。圧倒的な魔力量は目の前にいる幼女に集約されていくのがわかった。
「私も、誰かと一緒がいいの!」
ガラスの槍が凄まじい速度で飛来する。
「うお!?」
目の前で飛来していたガラスの槍が分身し、レインの襲いかかってくる。これも鏡の魔法の能力の一つか。
咄嗟に腕を剣に変形させて、ガラスの槍を断ち切っていく。ステップを踏みながら背後に下がりつつ、捌いていくとすぐ後ろに幼女が出現した。
「羨ましいの……私も欲しいの」
攻撃は徐々に激しさを増していく。何倍にも増加するガラスの槍を捌き続けるのはとてもじゃないが、大変だ。大忙しに視界を動かしながら、認識したガラスの槍を全て叩き落としていくが、それでもやはり何本かは逃してしまい、徐々に服にかすり……身体をかすっていく。
「どうして?どうして?私だけなの?一人は嫌なの!」
「っ!」
幼女の声が鏡の世界を反響し、その声に呼応して、周囲と天井からガラスの槍が出現した。そして、幼女の啜り泣くような声に反応し、数を倍化させていく。
視界の全てを埋め尽くすほどの圧倒的な数の暴力。捌き切るのは不可能。いや、しかもこの数は……流れ弾で本体もやられてしまうかもしれないレベルだ。
「くっ!」
全方向から同時に攻撃が飛んでくる。避けることはできない、なら本体だけでも守らなくては。水の魔術で再現された影の中に何十もの水の防御膜を張り巡らせる。地上にいた魔力体の方の体は全身にその槍を受けてボロボロになっていた。
魔力と神経を本体に集中させていたせいか、魔力体はいつの間にか横になって倒れていた。ガラスの槍は突き刺さったのち幻だったかのように消えていく。ただ、魔力体の傷跡が消えることはない。
「はあ……はあ」
その時、ドゴン、と何かが爆発するかのような音が聞こえてきた。
「もう誰か来たの?でも、入れないの」
この魔力はグレンだ。グレンの澱みない魔力の流れが、鏡の世界の外から感じられる。
「嘘、瀬愛に傷が入ってるの?」
グレンの火力に偏った魔術はこの鏡の世界にも通用したようだ。残念ながらレインでは火力不足である。
ただ、それでも幼女を攻略するには十分だ。今、完全にレインが死んだと思って油断し切っている幼女はレインから興味を逸らして背中を向けていた。
「隙ありだ」
「え?」
レインの水で作られた槍と剣に変形した腕が幼女を貫いた。
「なんで、なんで死なないの?」
「あいにく、この身体はそれなりに不死身なんだ」
「そんな、人間いるなんて知らないの!」
「残念だったね、ここにいたよ」
貫かれたのにも関わらず幼女は呆然とその場で立ち尽くしていた。
「負けちゃったの……」
「ああ、僕の勝ちだ」
「私死ぬの?」
「……………」
「死にたくないの……お願い、助けて」
「それは……」
レインは言葉に詰まる。
「君は、人を襲いたいのか?」
「?」
「人に危害を加えたいと考えているのか?」
「そんなの考えてないの。ただ、誰かにかまって欲しかった。一緒に遊んで欲しいの」
レインにはどうにもこのままとどめを刺す気にはなれなかった。魔術学校に入ってからと言うもの、レインはどこか甘くなってしまったような気がしなくもない。ただ、今はそれで良かったと思っている。
「どうやったら助けられる?」
「……!コアを、これを……壊して」
「そんなんで助かるのか?」
「わからないの。もしかしたらこれで……助かるかもしれないの」
「わかった」
槍と剣を引き抜く。早くしないと、この幼女が先に死んでしまう。幼女が懐から取り出したそのコアは赤く輝いている。このコアを破壊すればいいのか。
「いくよ」
「うん」
手に持っているコアの上に手を乗せる。ゆっくりと力を加えていき、魔力で強化された握力によってコアは軋み始めた。そして、パリンと言う割れる音と共に、破片が周囲へ飛び散る。
その瞬間に幼女はガクンとその場に倒れてしまう。慌てて支える。
「呼吸は……ある」
脈もある。すべて正常だ。その瞬間に、鏡の世界は崩壊し始めた。
「おい!」
「グレンさん……と、シエラ?」
やってきたのはグレンとシエラの二人組だった。
「一体なにがあった!」
「『異常現象』がありましたが、たった今解決しました」
「そうか……その子は?」
そう聞かれて、レインは答えを返す。
「『異常現象』に取り憑かれていた女の子です」
レインはコアを潰した方の手にいまだに残っている赤い光の残滓を見ながらそう答えた。
目の前に現れた幼女は暗闇の中に溶け込みそうなほど黒い髪ときめ細かな白い肌をしている。手にはクマの人形の『ようなもの』を掴んでいる。見た目は完全に人間と同じであり、知能も備わっているときた。
「なにが目的だ」
「教えられないの」
「質問はどうだ?君みたいな、『異常現象』は他にも存在するのか?」
「どういう意味なの?」
「会話ができる、知能がある存在だ」
今回の現象は異常中の異常だが、今回の件は『異常現象』の情報を得るのに良い機械ともなるものだ。
「うーん、言ってもいいなの」
「じゃあ教えてくれ」
「私たち、『悪魔』はたくさんいるの。だけど、まだみんな隠れてるの」
「悪魔?」
「私のような、考えることができる子のことなの」
知能を持つ『異常現象』……『悪魔』か。しかも、知能を持つのが隠れ潜んでいるだと?これは……すぐにでも魔術界に報告しなければいけない案件の一つだ。
「私たち、『ソロモンの悪魔』。至高なる72体。そして、私の名前、グラシア言うの」
72体の知恵を持つ『異常現象』たち、そのうちの一人が目の前の幼女だ。
「戦いを避けることはできないのかな?」
「無理なの」
「なるほど、理解したよ」
有効的に情報をいただくことはできないらしい。教えてもらった情報もそのうち知れたような情報しかないことだろう。
「なら、戦うのみ!」
持ち前の不死身の肉体で特攻を仕掛けに行く。素早い動きで距離を詰めて、至近距離での『水槍』を喰らわせる。だが、目の前にいた幼女はその姿をまるで幻覚でも見ていたかのように綺麗に消え去った。
行き場をなくした『水槍』は鏡の境界にぶつかると壊れて散った。
「鏡を扱えるのか」
「そう、そしてここは私の作った『鏡の世界』なの。誰も中に入ってこないの」
「鏡……魔術じゃないな」
「魔力を使った奇跡、『魔法』なの」
「魔法……」
鏡の魔法は幼女の姿をおぼろげにさせる効果があるらしい。鏡から映し出された幼女の姿がレインには動いて見え、攻撃すると消えてすり抜ける。かなり厄介の相手である。
何度攻撃しようと、消えては別の場所から出現し、一発も攻撃は当たらない。
「ふふ、楽しいの」
「楽しい?」
「ここに人間を招いたの、初めてなの。初めての遊び相手なの」
「ずっと、一人なのか?」
「わからないの。気づいたら一人だったの」
攻撃の手を止めることはない。向こうから攻撃をしてくる気配はないが、ただレインで遊んでいるだけだろう。
「一人の気持ちはわかる。僕も一人だったから」
「だった?」
「今はもう違う、仲間もいる。尊敬する『師匠』もいる」
「……う」
幼女の動きが止まった。
「羨ましいの……」
唐突に吹き荒れ始める魔力。爆発的な魔力の荒波がレインの身体を吹き飛ばさんとぶつかってくる。圧倒的な魔力量は目の前にいる幼女に集約されていくのがわかった。
「私も、誰かと一緒がいいの!」
ガラスの槍が凄まじい速度で飛来する。
「うお!?」
目の前で飛来していたガラスの槍が分身し、レインの襲いかかってくる。これも鏡の魔法の能力の一つか。
咄嗟に腕を剣に変形させて、ガラスの槍を断ち切っていく。ステップを踏みながら背後に下がりつつ、捌いていくとすぐ後ろに幼女が出現した。
「羨ましいの……私も欲しいの」
攻撃は徐々に激しさを増していく。何倍にも増加するガラスの槍を捌き続けるのはとてもじゃないが、大変だ。大忙しに視界を動かしながら、認識したガラスの槍を全て叩き落としていくが、それでもやはり何本かは逃してしまい、徐々に服にかすり……身体をかすっていく。
「どうして?どうして?私だけなの?一人は嫌なの!」
「っ!」
幼女の声が鏡の世界を反響し、その声に呼応して、周囲と天井からガラスの槍が出現した。そして、幼女の啜り泣くような声に反応し、数を倍化させていく。
視界の全てを埋め尽くすほどの圧倒的な数の暴力。捌き切るのは不可能。いや、しかもこの数は……流れ弾で本体もやられてしまうかもしれないレベルだ。
「くっ!」
全方向から同時に攻撃が飛んでくる。避けることはできない、なら本体だけでも守らなくては。水の魔術で再現された影の中に何十もの水の防御膜を張り巡らせる。地上にいた魔力体の方の体は全身にその槍を受けてボロボロになっていた。
魔力と神経を本体に集中させていたせいか、魔力体はいつの間にか横になって倒れていた。ガラスの槍は突き刺さったのち幻だったかのように消えていく。ただ、魔力体の傷跡が消えることはない。
「はあ……はあ」
その時、ドゴン、と何かが爆発するかのような音が聞こえてきた。
「もう誰か来たの?でも、入れないの」
この魔力はグレンだ。グレンの澱みない魔力の流れが、鏡の世界の外から感じられる。
「嘘、瀬愛に傷が入ってるの?」
グレンの火力に偏った魔術はこの鏡の世界にも通用したようだ。残念ながらレインでは火力不足である。
ただ、それでも幼女を攻略するには十分だ。今、完全にレインが死んだと思って油断し切っている幼女はレインから興味を逸らして背中を向けていた。
「隙ありだ」
「え?」
レインの水で作られた槍と剣に変形した腕が幼女を貫いた。
「なんで、なんで死なないの?」
「あいにく、この身体はそれなりに不死身なんだ」
「そんな、人間いるなんて知らないの!」
「残念だったね、ここにいたよ」
貫かれたのにも関わらず幼女は呆然とその場で立ち尽くしていた。
「負けちゃったの……」
「ああ、僕の勝ちだ」
「私死ぬの?」
「……………」
「死にたくないの……お願い、助けて」
「それは……」
レインは言葉に詰まる。
「君は、人を襲いたいのか?」
「?」
「人に危害を加えたいと考えているのか?」
「そんなの考えてないの。ただ、誰かにかまって欲しかった。一緒に遊んで欲しいの」
レインにはどうにもこのままとどめを刺す気にはなれなかった。魔術学校に入ってからと言うもの、レインはどこか甘くなってしまったような気がしなくもない。ただ、今はそれで良かったと思っている。
「どうやったら助けられる?」
「……!コアを、これを……壊して」
「そんなんで助かるのか?」
「わからないの。もしかしたらこれで……助かるかもしれないの」
「わかった」
槍と剣を引き抜く。早くしないと、この幼女が先に死んでしまう。幼女が懐から取り出したそのコアは赤く輝いている。このコアを破壊すればいいのか。
「いくよ」
「うん」
手に持っているコアの上に手を乗せる。ゆっくりと力を加えていき、魔力で強化された握力によってコアは軋み始めた。そして、パリンと言う割れる音と共に、破片が周囲へ飛び散る。
その瞬間に幼女はガクンとその場に倒れてしまう。慌てて支える。
「呼吸は……ある」
脈もある。すべて正常だ。その瞬間に、鏡の世界は崩壊し始めた。
「おい!」
「グレンさん……と、シエラ?」
やってきたのはグレンとシエラの二人組だった。
「一体なにがあった!」
「『異常現象』がありましたが、たった今解決しました」
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