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第15話 翡翠竜は病床に臥せている辺境伯夫人に面会してやらかす
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あからさまに怪しい魔力膜が設置されていたのはあの1箇所だけだったみたいで、あれ以降は特に問題らしいものはなにも見つからず、事件も起こらずにテオドールの居城に着いた。間にそれなりに賑わっている城下町があったのだが、割愛する。
勝手にマリアと一緒に大森林に行った若手の騎士見習い達は体力不足などの課題が浮き彫りになって、教官のロイの判断で基礎からの再訓練が決まった。ただ、その前に全員反省室送りになり、数日間に分けて、オーランドとロイで事情聴取を含めた面接後、テオドールから処罰が言い渡されるらしい。城下町に着いて、一様に安堵が広がっていた見習い達の表情が、城に着いて、そのことを通達されて絶望に歪んだのは想像に難くない。南無。
騒動の中心人物であるマリアに対しては表面上、数日間の謹慎処分になった。そう、表面上である。実はマリアが城を飛び出したことはいくつか想定外のことがあったけれども、元々見習い騎士達を篩にかけるため、前もってある程度予定されていたことだったそうだ。
病に伏せているというマリアの母の治療に使える薬草を探し求めての外出というのは偽りではなく、その目的の薬草は希少品で、本来はなかなか見つからないはずだったが、指定された場所近辺で運良く発見できたらしい。しかし、【採取知識】持ちがいない完全なド素人達による採取だったため、採取品の薬草の状態は実は必要な薬効が集中している根の部分がないため、薬として使える状態ではなかった。
もっとも、その探していたというその薬草は俺が大森林内で、既に完全な状態で地面の土ごと【アイテムボックス】内に保存している。ただ、この薬草、正しくは毒草で、毒として以外の使い道としては、人の道を外れた薬の材料の1つ。よく毒と薬は紙一重と言われているけれども、この毒草は人体には害悪でしかない素人取扱い厳禁の劇薬だ。とても治療に使うとは考え難い。
誰かを殺す目的なのか、別の目的があるのか採取を指示した奴への疑念が絶えない。
テオドール達には【解析】を付与したゴーグル型魔導具『アナライズアイ』を貸して、採取した物と薬草と言われていた毒草の俺の保有している現物を診させた。辺境伯親子を除いて、皆、俺が想定していた反応をした。
テオドールは薬草採取を指示した人物、次期アーク侯爵、ネリト・アークに激しい怒りを露わにした。特に初対面のときの穏やかなテオドールの様子は、今は見る影もないレベルに怒気を纏っている。その怒りの矛先の何割かは見抜けなかった不甲斐ないと思っている自身に向いている様だ。
もう一方のマリアは、テオドールが大激怒している影響か、容疑者であるネリトへの静かな激しい怒りはあるけれども、それを表に出ない様にしている様子だった。怒り狂っている人が側にいると冷静になってしまうそれと同じ様な様子だった。
そうして、テオドール達の居城であるカーン辺境伯城に到着早々、先行していたオーランドの部下が容疑者ネリトの捕縛に失敗したことを報告してきた。
どうやら、ネリトは俺があの魔力膜を破壊したときは偶々、城の廊下を移動していたらしい。そして、俺が魔力膜を破壊した直後、奇声をあげて、その場を転げまわり、社会的に完全に終わる粗相をして、自分が作り出した異臭を放つ泉に気絶して倒れた。
その倒れ込んだ当人を、ご愁傷様だが、配下の者達の1人が倒れ込んだ主人であるネリトに生活魔法の【清潔】と【消臭】をかけ、なんとか辛うじて体裁を整えてから、間借りしている部屋へ急いで担いで移動。早馬で到着したオーランドが部下達を引き連れてネリト達が入った部屋に突入した時には完全に逃げ去った後だった。
テオドールは即座にオーランドに引き続き部下を率いて容疑者ネリト・アークとその配下達を捜索するよう伝令を出すとともに、カーン辺境伯領から逃げられない様に領境の関所へ早馬を出した。
そんな状況の中、俺は体調を崩しているというカーン辺境伯夫人クローディアの容態確認を急ぐ様にテオドールを急かした。
※※※
「あら、お帰りなさいませ。テオドール様。そちらの方は初めまして、この様な姿でごめんなさい。テオドールの妻、クローディアですわ」
ベッドから上半身を起こした美女。とてもマリアともう1人子供がいるとはとても思えない程体型が崩れていない見事なプロポーション。特に、垂れていないその胸部装甲は性別を問わずに視線が引き寄せられる圧巻の100超えの魔乳。また、マリアと姉妹と紹介されても、初対面であれば思わず信じてしまう程、クローディアは若々しい容姿をしている。
「初めまして、クローディア様。私はジェイドと申します。この度は、テオドール様からのご依頼で貴女の体調を診察する様仰せつかっております」
俺はクローディアへそう返した。クローディアの視線はテオドールに向き、その視線を受けて、テオドールは頷いた。
「お願いいたします。ジェイド様」
そう言って、クローディアが頭を下げたのを確認後、俺は【解析】でクローディアの状態を確認。即座に待機させていた【空間結界】と【時間凍結】を発動した。
テオドールとマリア、クローディア、魔術師であるミシェラ以外の人物をこの空間から除外。俺はクローディアの容態を、彼女の時間を停めることで、一先ず完全に固定した。
「ななななっ!?」
「「……」」
ミシェラは俺の突然の【時空魔術】行使に混乱し、テオドールとマリアの親子2人は突然隔離されて、クローディアが俺の魔術によって完全に動きを止められたことに気づき、俺を警戒して、今にも抜剣しそうな一触即発の雰囲気を出してきた。
即座に臨戦態勢へと移ったカーン辺境伯親子2人の動きは賞賛に値する。だが、それも相手の賊が、騎士や並の魔術師であったならばの正解だ。
今はもう何代も世代交代を繰り返してはいるだろうが、俺はあの害虫存在共が好き勝手に出来る様に歪められたこの現状に、内心で大きく嘆息せざるを得なかった。
「お待ちください。テオドール様」
「君は黙っていなさい、ミシェラ」
混乱から立ち直ったミシェラの制止を頭に血が上っているテオドールが声を荒げて遮り、俺をにらむ。
「はぁ、上品な物言いだと慣れなくて、うまく伝えられないから、敬称を省かせて言わせてもらうが、随分とおめでたい頭をしているのだな、テオドール! 彼女にとって必要な処置だから【時間凍結】を使わざるを得なかったからに決まっているだろう!! 彼女、クローディアがどういう状態なのか分かっていないから、そんな言動をとるのだろうが。ほら、前に貸した『アナライズアイ』を貸すから、これでクローディアの状態を見てみろ。話はそれからだ」
俺はそう嘆息しつつ、3人にゴーグル型魔導具を【アイテムボックス】から取り出して渡した。
「「「【認識改変】??」」」
【時間凍結】で彫像の様に固まったクローディアの状態を確認した3人が異口同音で同じ言葉を紡いだ。
「その様子から知らないのだろうが、その状態異常は特に緊急性が高い。俺はクローディアを術者のネリトが構築したあの【認識改変】を促進させる場所から、俺の、この異空間結界内に隔離して、時間を凍結した。これ以上、クローディアの認識改変が進行しない様に状態を固定するためだ」
俺はため息と共にそう答えたのだが、
「無学で申し訳ありません。【認識改変】とはどの様な状態なのでしょうか?」
ミシェラがおずおずとそう問いかけてきた。
「……ああ、すまない。俺も久しぶりに目にして動揺していたみたいだな。【認識改変】はその名の通り、物事の認識、精神に干渉する状態異常で、その性質は【洗脳】や【魅了】等に近い。けれども、それらとは比べ物にならないレベルで悪質で、普通の手段では回復すること、元に戻すことができない厄介なものだ」
俺の言葉をこの場にいる3人は真剣に耳を傾けているけれども、よくわかっていないみたいだ。
「【洗脳】や【魅了】といった状態異常は魔術や薬で治せるが、【認識改変】は認識を上書き・改変するものだから、認識改変が完了した状態は被術者において、正常な状態になる。だから、【洗脳】や【魅了】と同様の方法では治せない」
ある程度の理解に至った3人の顔色が悪くなったが、俺はそのまま説明を続ける。
「クローディアにかけられている【認識改変】はテオドール・カーンの認識を、ネリト・アークの認識と入れ替えるという設定がされている。現時点の進捗状況は75%。この術式の【認識改変】は無意識下で認識の改変浸食が進んでいく。体調不良と誤認させて、進捗状況が100%になった時点で、コインの表裏が裏返る様に、術者が設定した内容が表層意識に出る様になっている。あの部屋には【認識改変】の侵食を補助する空間結界を張って維持する魔導具が複数設置されていた。クローディアも無意識に侵食へ抵抗をしていたみたいだが、あのまま、あの場所にい続けたら、今日の日没までにクローディアの認識改変は完了していた」
「そんなっ……」
俺の言葉を聴いて絶句したテオドールは事態の深刻さから絶望したのか、膝から崩れ落ちた。マリアとミシェラから、縋るような視線が送られてきている。
「はぁ、俺に頼りっきりになられても困るのだが、まぁ、乗りかかった船だから、今回は手を貸そう。運がよかったな、テオドール。俺にいい考えがある」
俺はテオドールに今は悪役がする様な笑顔を浮かべているだろうなと思いつつ、そう告げた。
そして、日が完全に地平に沈み、辺りが闇に包まれて、【認識改変】の進捗率は100%になった。
勝手にマリアと一緒に大森林に行った若手の騎士見習い達は体力不足などの課題が浮き彫りになって、教官のロイの判断で基礎からの再訓練が決まった。ただ、その前に全員反省室送りになり、数日間に分けて、オーランドとロイで事情聴取を含めた面接後、テオドールから処罰が言い渡されるらしい。城下町に着いて、一様に安堵が広がっていた見習い達の表情が、城に着いて、そのことを通達されて絶望に歪んだのは想像に難くない。南無。
騒動の中心人物であるマリアに対しては表面上、数日間の謹慎処分になった。そう、表面上である。実はマリアが城を飛び出したことはいくつか想定外のことがあったけれども、元々見習い騎士達を篩にかけるため、前もってある程度予定されていたことだったそうだ。
病に伏せているというマリアの母の治療に使える薬草を探し求めての外出というのは偽りではなく、その目的の薬草は希少品で、本来はなかなか見つからないはずだったが、指定された場所近辺で運良く発見できたらしい。しかし、【採取知識】持ちがいない完全なド素人達による採取だったため、採取品の薬草の状態は実は必要な薬効が集中している根の部分がないため、薬として使える状態ではなかった。
もっとも、その探していたというその薬草は俺が大森林内で、既に完全な状態で地面の土ごと【アイテムボックス】内に保存している。ただ、この薬草、正しくは毒草で、毒として以外の使い道としては、人の道を外れた薬の材料の1つ。よく毒と薬は紙一重と言われているけれども、この毒草は人体には害悪でしかない素人取扱い厳禁の劇薬だ。とても治療に使うとは考え難い。
誰かを殺す目的なのか、別の目的があるのか採取を指示した奴への疑念が絶えない。
テオドール達には【解析】を付与したゴーグル型魔導具『アナライズアイ』を貸して、採取した物と薬草と言われていた毒草の俺の保有している現物を診させた。辺境伯親子を除いて、皆、俺が想定していた反応をした。
テオドールは薬草採取を指示した人物、次期アーク侯爵、ネリト・アークに激しい怒りを露わにした。特に初対面のときの穏やかなテオドールの様子は、今は見る影もないレベルに怒気を纏っている。その怒りの矛先の何割かは見抜けなかった不甲斐ないと思っている自身に向いている様だ。
もう一方のマリアは、テオドールが大激怒している影響か、容疑者であるネリトへの静かな激しい怒りはあるけれども、それを表に出ない様にしている様子だった。怒り狂っている人が側にいると冷静になってしまうそれと同じ様な様子だった。
そうして、テオドール達の居城であるカーン辺境伯城に到着早々、先行していたオーランドの部下が容疑者ネリトの捕縛に失敗したことを報告してきた。
どうやら、ネリトは俺があの魔力膜を破壊したときは偶々、城の廊下を移動していたらしい。そして、俺が魔力膜を破壊した直後、奇声をあげて、その場を転げまわり、社会的に完全に終わる粗相をして、自分が作り出した異臭を放つ泉に気絶して倒れた。
その倒れ込んだ当人を、ご愁傷様だが、配下の者達の1人が倒れ込んだ主人であるネリトに生活魔法の【清潔】と【消臭】をかけ、なんとか辛うじて体裁を整えてから、間借りしている部屋へ急いで担いで移動。早馬で到着したオーランドが部下達を引き連れてネリト達が入った部屋に突入した時には完全に逃げ去った後だった。
テオドールは即座にオーランドに引き続き部下を率いて容疑者ネリト・アークとその配下達を捜索するよう伝令を出すとともに、カーン辺境伯領から逃げられない様に領境の関所へ早馬を出した。
そんな状況の中、俺は体調を崩しているというカーン辺境伯夫人クローディアの容態確認を急ぐ様にテオドールを急かした。
※※※
「あら、お帰りなさいませ。テオドール様。そちらの方は初めまして、この様な姿でごめんなさい。テオドールの妻、クローディアですわ」
ベッドから上半身を起こした美女。とてもマリアともう1人子供がいるとはとても思えない程体型が崩れていない見事なプロポーション。特に、垂れていないその胸部装甲は性別を問わずに視線が引き寄せられる圧巻の100超えの魔乳。また、マリアと姉妹と紹介されても、初対面であれば思わず信じてしまう程、クローディアは若々しい容姿をしている。
「初めまして、クローディア様。私はジェイドと申します。この度は、テオドール様からのご依頼で貴女の体調を診察する様仰せつかっております」
俺はクローディアへそう返した。クローディアの視線はテオドールに向き、その視線を受けて、テオドールは頷いた。
「お願いいたします。ジェイド様」
そう言って、クローディアが頭を下げたのを確認後、俺は【解析】でクローディアの状態を確認。即座に待機させていた【空間結界】と【時間凍結】を発動した。
テオドールとマリア、クローディア、魔術師であるミシェラ以外の人物をこの空間から除外。俺はクローディアの容態を、彼女の時間を停めることで、一先ず完全に固定した。
「ななななっ!?」
「「……」」
ミシェラは俺の突然の【時空魔術】行使に混乱し、テオドールとマリアの親子2人は突然隔離されて、クローディアが俺の魔術によって完全に動きを止められたことに気づき、俺を警戒して、今にも抜剣しそうな一触即発の雰囲気を出してきた。
即座に臨戦態勢へと移ったカーン辺境伯親子2人の動きは賞賛に値する。だが、それも相手の賊が、騎士や並の魔術師であったならばの正解だ。
今はもう何代も世代交代を繰り返してはいるだろうが、俺はあの害虫存在共が好き勝手に出来る様に歪められたこの現状に、内心で大きく嘆息せざるを得なかった。
「お待ちください。テオドール様」
「君は黙っていなさい、ミシェラ」
混乱から立ち直ったミシェラの制止を頭に血が上っているテオドールが声を荒げて遮り、俺をにらむ。
「はぁ、上品な物言いだと慣れなくて、うまく伝えられないから、敬称を省かせて言わせてもらうが、随分とおめでたい頭をしているのだな、テオドール! 彼女にとって必要な処置だから【時間凍結】を使わざるを得なかったからに決まっているだろう!! 彼女、クローディアがどういう状態なのか分かっていないから、そんな言動をとるのだろうが。ほら、前に貸した『アナライズアイ』を貸すから、これでクローディアの状態を見てみろ。話はそれからだ」
俺はそう嘆息しつつ、3人にゴーグル型魔導具を【アイテムボックス】から取り出して渡した。
「「「【認識改変】??」」」
【時間凍結】で彫像の様に固まったクローディアの状態を確認した3人が異口同音で同じ言葉を紡いだ。
「その様子から知らないのだろうが、その状態異常は特に緊急性が高い。俺はクローディアを術者のネリトが構築したあの【認識改変】を促進させる場所から、俺の、この異空間結界内に隔離して、時間を凍結した。これ以上、クローディアの認識改変が進行しない様に状態を固定するためだ」
俺はため息と共にそう答えたのだが、
「無学で申し訳ありません。【認識改変】とはどの様な状態なのでしょうか?」
ミシェラがおずおずとそう問いかけてきた。
「……ああ、すまない。俺も久しぶりに目にして動揺していたみたいだな。【認識改変】はその名の通り、物事の認識、精神に干渉する状態異常で、その性質は【洗脳】や【魅了】等に近い。けれども、それらとは比べ物にならないレベルで悪質で、普通の手段では回復すること、元に戻すことができない厄介なものだ」
俺の言葉をこの場にいる3人は真剣に耳を傾けているけれども、よくわかっていないみたいだ。
「【洗脳】や【魅了】といった状態異常は魔術や薬で治せるが、【認識改変】は認識を上書き・改変するものだから、認識改変が完了した状態は被術者において、正常な状態になる。だから、【洗脳】や【魅了】と同様の方法では治せない」
ある程度の理解に至った3人の顔色が悪くなったが、俺はそのまま説明を続ける。
「クローディアにかけられている【認識改変】はテオドール・カーンの認識を、ネリト・アークの認識と入れ替えるという設定がされている。現時点の進捗状況は75%。この術式の【認識改変】は無意識下で認識の改変浸食が進んでいく。体調不良と誤認させて、進捗状況が100%になった時点で、コインの表裏が裏返る様に、術者が設定した内容が表層意識に出る様になっている。あの部屋には【認識改変】の侵食を補助する空間結界を張って維持する魔導具が複数設置されていた。クローディアも無意識に侵食へ抵抗をしていたみたいだが、あのまま、あの場所にい続けたら、今日の日没までにクローディアの認識改変は完了していた」
「そんなっ……」
俺の言葉を聴いて絶句したテオドールは事態の深刻さから絶望したのか、膝から崩れ落ちた。マリアとミシェラから、縋るような視線が送られてきている。
「はぁ、俺に頼りっきりになられても困るのだが、まぁ、乗りかかった船だから、今回は手を貸そう。運がよかったな、テオドール。俺にいい考えがある」
俺はテオドールに今は悪役がする様な笑顔を浮かべているだろうなと思いつつ、そう告げた。
そして、日が完全に地平に沈み、辺りが闇に包まれて、【認識改変】の進捗率は100%になった。
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すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
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