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第十二話 同郷
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衛兵の男はもう一人の兵士に声を掛けた後、雨をしのげる詰所に三人を案内した。そこは四人が入るといささか窮屈だったが、この冷たい雨に打たれ続けるよりは大分ましではあった。
男が帽子を取ると、それに合わせるかのように三人もフードを脱ぐ。
「さて、話の続き、という前に自己紹介をしておこう。私はスティーブ・ハルゼー、この王立図書館の警備主任だ」
短く刈り込まれた頭髪に手をやりながら、男は少女を見つめた。先程よりは随分と穏やかな表情とは言え、まさに軍人とも言える鋭い眼光を前にミーナは緊張を覚える。
「わたしはミネルヴァ、ミネルヴァ・レンフィールド。で、こっちの二人は……」
「レンフィールド……?」
スティーブは少女が言い終わる前に、奇異そうな表情で浮かべて言葉を遮った。
「え、わたしが何か?」
何か言われると思ったのか、思わず身構えるミーナを見たスティーブは表情を戻す。
「ああ、すまない。なんでも無いよ、続けてくれ」
少女は首を一度傾げたが、促されるままに紹介を続けた。
そして紹介を終えると、今までの事柄を包み隠さず、そして変に誇張もせずに淡々と伝えていく。
「これがその本です」
話の終わりにミーナは鞄から本を取り出し、それを見せようとした。
「いや、私はそちらには疎いので見せられても判断しかねるよ」
「では、わたしの話は信じてもらえました?」
少女の言葉に対して男は何も返さず、綺麗に髭の剃られた顎を触る。そして視線を外して、一度ため息をついた。
「話は信じよう。だがその本が、本当に禁術とやらの記されたものであると信じるかは別だ」
「だからぁ、それを調べに俺たちは……」
ジェフがじれったい、とばかりに横やりを入れようとしたが、言葉を言い終える前にエリーが彼のすねを蹴り制止する。
スティーブは一度ジェフの方に視線向けたが、直ぐにミーナの方を見つめなおして言葉を続けた。
「館長も暇では無い、そんな何が書かれたかわからないような本の中身をいちいち読ませるわけにもいかない。それにだ、君たちがその本の中身を知って、まさか悪用しないとは思ってはいるがね、その万が一に悪用しないと言い切れるのか?」
「しません! 誓います!」
投げかけられた疑念にミーナは即答し、二人は互いの瞳から視線を逸らさない。
雨音だけが響き、しばし沈黙が訪れる。
「……ところでだ、レンフィールドと言う苗字に聞き覚えがあるのだよ。私の剣の師もレンフィールドと言ってな」
静寂を破ったのはスティーブの方だった。話と視線を逸らし、何かを願うかのように呟く。
「剣の師? わたしのおじいちゃん、カール・レンフィールドって言うんですけど、おじいちゃんも昔、学校で剣を教えてたって……」
まるでその言葉を待っていたかのように、スティーブは天を仰いだ。
「世界は狭いものだな、まさか我が師の孫娘と邂逅するとは」
「おじいちゃんを知ってるんですか?」
「知っているどころか、今の私があるのは師のお陰と言っても過言では無いよ。まさに恩師だ。そしてその恩を返す時が今のようだな」
そう言うと、衛兵はテーブルの上に置いてあった帽子を再び被ると、詰所の外へと足を向ける。
「それって……!」
「良いだろう、館長に会えるように口を利いてあげよう。だが騒ぎは勘弁してくれ、私も職を失いたくは無いからな」
少女はその大きな目をまん丸に見開くと、エリーとジェフの方を向いた。
門を抜け、大理石で出来た階段を登りきると、そこには豪奢な扉があった。
スティーブに案内されて扉をくぐると、静けさの支配する空間と真っ赤な絨毯が現れる。
「この奥に館長室がある。先に私が行って話をつけるから、君たちはここで待っていてくれ」
足早に奥へと向かうスティーブを見送りながら、三人は濡れた外套を脱ぐ。
「そういやさ、本の話ばっかりだけど、俺のブローチ売る話ってどうなってんだ?」
「え? あのブローチ、まだ売る気でいたの?」
外套を畳みながら、ミーナは呆れたようにジェフを見た。
「売っちゃ駄目?」
「売っちゃダメ」
「じゃあどうするんだよ」
「決まってるでしょ! あの子の閉じ込められた魂を何とかしないと」
何ならこの場でブローチを取り上げてやろうか、そう言いだしそうな怖い表情で少女は睨みつける。
半ばミーナの旅の目的は本の謎を解くのでなく、少女の魂の解放になりつつあった。彼女が触れた魂、それは儚く、悲しく、そして寂しさに覆われていた事を未だ忘れてはいなかった。
「彼、戻って来たわよ」
そうこうしないうちにスティーブは三人を呼びに戻ってきた。
「粗相のないように頼むぞ。私は表で待つよ」
促された三人は館長の待つ部屋へと足を踏み入れた。
見るからに高価そうな木製の調度品がいくつも置かれた部屋の端、大きな机の向こうに腰掛ける老人は分厚い眼鏡越しに三人の顔を覗き込んだ。
老人の首は、眼鏡と自身の頭の重さで折れてしまうのでは、と思うほどに細く、たるんだ皮が朽ちた幹のようにしわを作っていた。
「こ、こんにちわ……」
「こんにちわ、お嬢さんがた。取り合えずそこに掛けなさい」
だが、その瞳には未だ輝きが宿り、彼の魂までは老いが及んでいないことを示すかのようだった。
館長に促され、革張りの柔らかなソファに三人は腰を下ろす。
「話はハルゼー主任に聞いたよ。手短に、簡潔に話を聞こうか」
そう言うと彼は手元に置いてあったカップの中身を口に含み、ミーナは事の顛末を語りだした。
そして一通り話を終えると鞄の中の本を取り出し、老人にそれを手渡す。
「話は以上です。でも話よりも実物を見てもらった方が良いかと」
「かもしれないね。ちなみに私は貴女の話を信じるよ」
館長は本を受け取ると真剣な面持ちで少女をしばし見つめる。そして自身に引けを取らない歴史を刻んだであろう革表紙に手を掛けた。
雨脚が激しさが増し、室内にもその音が響き続ける。頁をめくる音はかき消され、雨音と時折響く雷鳴だけが聞こえる。
そんな中、誰も口を開くことなく数分が経ち、ようやく老人は手を止めた。
「そうだね。本物である可能性は高そうだ」
顔を上げた館長は、三人に向かいそう告げた。
「でも本物だって決まったわけじゃないんですよね?」
「ああ、なのでこれを数日預けてくれないかな。そして本物だった場合は然るべき場所で保管させてほしい。内容に関しては、ともすれば国家の安全保障にも関わる内容かもしれないので、全てを伝えることは出来ないが、可能な限りは教えると約束しよう」
念願叶ったミーナは嬉しそうにエリーの方を向く。そんな少女を見て、彼女も目を細めて微笑みを浮かべた。
「良かったわね、これで長旅も報われるというものよ」
少女は立ち上がると、館長に深々と頭を下げた。
男が帽子を取ると、それに合わせるかのように三人もフードを脱ぐ。
「さて、話の続き、という前に自己紹介をしておこう。私はスティーブ・ハルゼー、この王立図書館の警備主任だ」
短く刈り込まれた頭髪に手をやりながら、男は少女を見つめた。先程よりは随分と穏やかな表情とは言え、まさに軍人とも言える鋭い眼光を前にミーナは緊張を覚える。
「わたしはミネルヴァ、ミネルヴァ・レンフィールド。で、こっちの二人は……」
「レンフィールド……?」
スティーブは少女が言い終わる前に、奇異そうな表情で浮かべて言葉を遮った。
「え、わたしが何か?」
何か言われると思ったのか、思わず身構えるミーナを見たスティーブは表情を戻す。
「ああ、すまない。なんでも無いよ、続けてくれ」
少女は首を一度傾げたが、促されるままに紹介を続けた。
そして紹介を終えると、今までの事柄を包み隠さず、そして変に誇張もせずに淡々と伝えていく。
「これがその本です」
話の終わりにミーナは鞄から本を取り出し、それを見せようとした。
「いや、私はそちらには疎いので見せられても判断しかねるよ」
「では、わたしの話は信じてもらえました?」
少女の言葉に対して男は何も返さず、綺麗に髭の剃られた顎を触る。そして視線を外して、一度ため息をついた。
「話は信じよう。だがその本が、本当に禁術とやらの記されたものであると信じるかは別だ」
「だからぁ、それを調べに俺たちは……」
ジェフがじれったい、とばかりに横やりを入れようとしたが、言葉を言い終える前にエリーが彼のすねを蹴り制止する。
スティーブは一度ジェフの方に視線向けたが、直ぐにミーナの方を見つめなおして言葉を続けた。
「館長も暇では無い、そんな何が書かれたかわからないような本の中身をいちいち読ませるわけにもいかない。それにだ、君たちがその本の中身を知って、まさか悪用しないとは思ってはいるがね、その万が一に悪用しないと言い切れるのか?」
「しません! 誓います!」
投げかけられた疑念にミーナは即答し、二人は互いの瞳から視線を逸らさない。
雨音だけが響き、しばし沈黙が訪れる。
「……ところでだ、レンフィールドと言う苗字に聞き覚えがあるのだよ。私の剣の師もレンフィールドと言ってな」
静寂を破ったのはスティーブの方だった。話と視線を逸らし、何かを願うかのように呟く。
「剣の師? わたしのおじいちゃん、カール・レンフィールドって言うんですけど、おじいちゃんも昔、学校で剣を教えてたって……」
まるでその言葉を待っていたかのように、スティーブは天を仰いだ。
「世界は狭いものだな、まさか我が師の孫娘と邂逅するとは」
「おじいちゃんを知ってるんですか?」
「知っているどころか、今の私があるのは師のお陰と言っても過言では無いよ。まさに恩師だ。そしてその恩を返す時が今のようだな」
そう言うと、衛兵はテーブルの上に置いてあった帽子を再び被ると、詰所の外へと足を向ける。
「それって……!」
「良いだろう、館長に会えるように口を利いてあげよう。だが騒ぎは勘弁してくれ、私も職を失いたくは無いからな」
少女はその大きな目をまん丸に見開くと、エリーとジェフの方を向いた。
門を抜け、大理石で出来た階段を登りきると、そこには豪奢な扉があった。
スティーブに案内されて扉をくぐると、静けさの支配する空間と真っ赤な絨毯が現れる。
「この奥に館長室がある。先に私が行って話をつけるから、君たちはここで待っていてくれ」
足早に奥へと向かうスティーブを見送りながら、三人は濡れた外套を脱ぐ。
「そういやさ、本の話ばっかりだけど、俺のブローチ売る話ってどうなってんだ?」
「え? あのブローチ、まだ売る気でいたの?」
外套を畳みながら、ミーナは呆れたようにジェフを見た。
「売っちゃ駄目?」
「売っちゃダメ」
「じゃあどうするんだよ」
「決まってるでしょ! あの子の閉じ込められた魂を何とかしないと」
何ならこの場でブローチを取り上げてやろうか、そう言いだしそうな怖い表情で少女は睨みつける。
半ばミーナの旅の目的は本の謎を解くのでなく、少女の魂の解放になりつつあった。彼女が触れた魂、それは儚く、悲しく、そして寂しさに覆われていた事を未だ忘れてはいなかった。
「彼、戻って来たわよ」
そうこうしないうちにスティーブは三人を呼びに戻ってきた。
「粗相のないように頼むぞ。私は表で待つよ」
促された三人は館長の待つ部屋へと足を踏み入れた。
見るからに高価そうな木製の調度品がいくつも置かれた部屋の端、大きな机の向こうに腰掛ける老人は分厚い眼鏡越しに三人の顔を覗き込んだ。
老人の首は、眼鏡と自身の頭の重さで折れてしまうのでは、と思うほどに細く、たるんだ皮が朽ちた幹のようにしわを作っていた。
「こ、こんにちわ……」
「こんにちわ、お嬢さんがた。取り合えずそこに掛けなさい」
だが、その瞳には未だ輝きが宿り、彼の魂までは老いが及んでいないことを示すかのようだった。
館長に促され、革張りの柔らかなソファに三人は腰を下ろす。
「話はハルゼー主任に聞いたよ。手短に、簡潔に話を聞こうか」
そう言うと彼は手元に置いてあったカップの中身を口に含み、ミーナは事の顛末を語りだした。
そして一通り話を終えると鞄の中の本を取り出し、老人にそれを手渡す。
「話は以上です。でも話よりも実物を見てもらった方が良いかと」
「かもしれないね。ちなみに私は貴女の話を信じるよ」
館長は本を受け取ると真剣な面持ちで少女をしばし見つめる。そして自身に引けを取らない歴史を刻んだであろう革表紙に手を掛けた。
雨脚が激しさが増し、室内にもその音が響き続ける。頁をめくる音はかき消され、雨音と時折響く雷鳴だけが聞こえる。
そんな中、誰も口を開くことなく数分が経ち、ようやく老人は手を止めた。
「そうだね。本物である可能性は高そうだ」
顔を上げた館長は、三人に向かいそう告げた。
「でも本物だって決まったわけじゃないんですよね?」
「ああ、なのでこれを数日預けてくれないかな。そして本物だった場合は然るべき場所で保管させてほしい。内容に関しては、ともすれば国家の安全保障にも関わる内容かもしれないので、全てを伝えることは出来ないが、可能な限りは教えると約束しよう」
念願叶ったミーナは嬉しそうにエリーの方を向く。そんな少女を見て、彼女も目を細めて微笑みを浮かべた。
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