素直になれない私と真っ直ぐなキミ

ふわり

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浴衣姿 18.

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もうすぐ6時になる。
そわそわしていると一樹が家にきた。
「茜~?準備できてる?」
「う...うん...!」
私の浴衣姿を見てなんて思うのかな?
「あっ!浴衣着ていくの?」
「うん、どう...かな...?」
「似合ってるよ!」
「あっ...ありがと」
似合ってるって言ってくれた。よかった浴衣を着て。
それから私達は夏祭り会場に向かった。
「茜!金魚すくいしようよ」
「うん、いいよ」
一樹と一緒に金魚すくいをした。
すぐ破れちゃったけど。
「なんかお腹空かない?」
確かに言われてみれば...。
「茜、何か食べたいものある?」
食べたいものか...。
夏祭りといったらりんご飴かな?
「りんご飴食べたい」
「わかった!買ってくるよ」
そういって一樹は屋台の方に走っていった。
すると肩をたたかれた。
んっ?一樹もう帰ってきたのかな?
振り向くと知らない人がいた。
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