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第三章 ケイレブの街の守り神
第七話※
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よだれで汚れてしまわないように服を脱ぐように言われ、大人しくアシェルがその言葉に従うと、落ち葉の寝床の上にローブを広げられた。
葉の先がアシェルの素肌にあたって痛くないように、という気遣いのようだったが、これから齧るのに? とアシェルは少し不思議だった。
ラオドールの言っていた言葉が別の意味で使われていたことにアシェルが気付いたのは、大きな舌で全身を執拗に舐め回され、アシェルの体が敏感になってがくがくと震え始めてからだった。
「あ、あ、あっ……ま、って。まってください……ア……ッ」
ラオドールの大きな舌は厚みがあって柔らかく、表面はねっとりと粘膜で覆われている。その舌で肌を撫でられると、おかしな気持ちになる。
つんと硬く尖った胸の先を下から掬い上げるように舐められた時は、ビリッと頭の芯まで痺れたようになり、慄いた。
見下ろすと胸の粒が、アシェルの動揺とは裏腹に、まるでもっとラオドールに舐めて欲しいと言わんばかりに主張している。
ジン……と痺れるような甘い疼きに困惑してラオドールを見ると、アシェルの表情を確認したラオドールが、そこに口を寄せてさらに嬲った。
「あ……あ、あ、あっ……!」
尖った歯を軽く当てられて刺激された瞬間、未知の感覚がアシェルの全身を突き抜けた。
足の爪先をぎゅっと丸めてそれに耐えようとしたが、もう片方の胸の粒にもすぐに歯を立てられてしまい、アシェルは口から悲鳴のような声をあげて達した。
「……ア……ッ、は……!」
がくがくと震える体に狼狽え、自分の身に何が起きたかわからず混乱しているアシェルの耳に、満足そうなラオドールの声が聞こえてくる。
『アシェルはここを弄られるのが好きか。……随分と良い反応をする』
「……好き?」
『気持ちが良かったのだろう? ここを……こうされて』
おまけのようにまたべろりと胸の粒を舐められて、アシェルは口から甘い悲鳴を漏らした。
「……あ……っ、わからない、です。……なんだか頭が真っ白になってしまって……」
口から勝手に漏れていってしまう自分の甘い声が恥ずかしくて、でも止められなくて、ラオドールの頭をぎゅっと掴み止めさせようとしたが、うまく力が入らない。
好きかどうかと訊かれたら……好き、なのかもしれない。
体の奥に溜まってゆく熱と、頭の中が真っ白になる感覚は怖くて仕方がないが、ラオドールから与えられるものだと思うと嬉しくもある。
『ほら、……好きなのだろう』
「あっ……あっ、あっ」
『アシェル』
「あ……あぅ……っ」
『私にここを弄られるのが。アシェル……素直に言いなさい』
「う……んっ……好き、です。……ラオドール、様が。好き……!」
胸の粒を散々弄られて、わけが変わらなくなった頭でアシェルがそうぼんやり答えると、尻尾を床に叩きつける音が聞こえてきた。
今度の音は、どうやら苛立ちのようだった。
『まいった……そちらの好き、か。くそ……今は味見をするくらいしか出来ないのに』
ぬるりと足の間が濡れた感触がしてアシェルが視線を下ろすと、アシェルの性器がいつの間にか弾けてしまっていて、腹や太腿が白い蜜でべとべとに汚れている。
ラオドールがそれを全て舐め取って綺麗にしてくれて、アシェルはあまりの恥ずかしさに身を捩ったが、そうされているうちにまたアシェルの性器は熱を帯び、緩やかに勃ち上がっていってしまう。
「ラ、ラオドール様……っ、あ……、あぁ……っ!」
すると今度は性器をそのまま舌で嬲られた。
じゅるじゅると音を立て、大きな舌が自分の性器を撫でる様はあまりにも淫猥な光景で、アシェルは離してくれと涙目でラオドールに訴えたが、無視された。
『本当に嫌ならば離すが、恥ずかしいだけならこのままさせなさい』などと言われてしまっては、もうどうしようもない……。
アシェルの放った蜜はそのまま全てラオドールの口の中へと消えいき、荒い息を整えている間にまたあちこち舐められ始めて、アシェルは終わりのない快楽に声が枯れてしまうのではないかというほど甘い声を上げた。
『……この体だと舐めるだけしかしてやれず、腹立たしい……』
そんな悔しそうなラオドールの言葉が聞こえてきて、(人間だったらどんなことをされてしまうんだろう……)とアシェルは震えたが、それは半分以上が期待のような甘美な慄きだった。
体をくるりと返され、尻を高く上げた格好をするように言われた時にはもうへとへとで、アシェルは何も考えられなくなっていた。
ぼんやりとした頭でふと後ろを振り向くと、ラオドールが後孔に舌を伸ばしているのが目に映った。
「ラ、ラオドール様ッ……!」
まるで襞を一つ一つ伸ばすようにぬめぬめと長い舌で舐められ、くぷりと中へ侵入され、アシェルは一際高い声を上げた。
「アアッ……!」
まるで別の生きもののように中で蠢く舌に、がくがくと地面を支えている両足が震える。
「……ラオドール様、……あっ……あぅ……っ、そんな場所……汚いです……っ! やめてください……っ」
『おまえの体に汚い場所など一つもない。はじめは違和感はあるかもしれないが少し我慢していなさい。……ここを蕩けさせて、いつか私と繋がることが出来るように準備をするから』
「……繋がる?」
そんなこと、可能なのだろうか。
「……男と女のように、ラオドール様と交尾が出来るということですか」
目を丸くしてラオドールに訊ねると、ラオドールが頷いた。
『出来る。……おまえがいいと言ってくれたら、おまえのここに私のものを挿れて繋がることが出来る』
目を瞬いた。
頭で想像し、思わずどきどきとアシェルの胸が高鳴る。
「……したい、です。……ラオドール様と繋がりたい……」
蕩けた目でアシェルがラオドールに訴えると、ラオドールが慌てたように顔を上げた。
『今ではない』
「……なぜですか?」
『さすがにこの姿で交じわるのは無理だ』
言われてアシェルが視線を下ろした先には、人間の男の腕くらいの太さもあるラオドールの立派な性器が足の間に張り詰めていた。――その、あまりの大きさに息を呑む。
(竜のアレって、あんなに大きいんだ……)
どうやら自分の尻穴に挿れるのは無理そうだ。
「……残念です」
つい、そんな深いため息が口から漏れた。
中をたくさん舐められ、アシェルが段々とそこから快感を拾えるようになってからは、ラオドールを困らせてしまうくらいアシェルはそれを強請ってしまった。
「ラオドール様……やっぱり、試してみませんか……? ちょっと、……ちょっとだけでも」
『無茶を言うな』
「でも……やってみなければ、わからないじゃないですか……」
『試してみなくても無理なのはわかる。おまえを壊したくはない』
熱い吐息を零しながらアシェルはラオドールを恨めしげに見つめたが、ラオドールは決して首を縦にはしなかった。
『……せめてもう少し小さくなれればいいのだが。……ああ、くそ』
苦しそうな呟きからラオドールもアシェルを求めているのがわかって嬉しくなったが、その分アシェルも求める気持ちが強くなる。
「ラオドール様……本当に駄目ですか」
『アシェル……』
「本当に……本当に駄目?」
残念でならず、ラオドールの両頬に手を添えアシェルが大きな口にそっと唇を寄せると、ラオドールが目を大きく開いた。
――突如、その目の奥に光が瞬き、体が大きく震え始める。
『……グ、ァ……ッ!』
「ラオドール様……っ!」
翼を大きく羽ばたいて苦しむその姿に、アシェルは真っ青になった。
洞穴いっぱいに咆哮が響き渡る。
黒い鱗にきらきらとした金色の靄のようなものが纏い、鱗の代わりに人の肌のようなものが見え始めた。
そして、まるで人の肌に吸収されるかのように鱗がスウッと消えてゆく。
はじめに背中から翼が消え失せ、次に尻尾が消えて、次第に大きさにも変化が現れた。
大人の男三人分ほどもあったラオドールの巨体が、徐々に縮んでゆく。
「……ラオドール様」
息を切らせて呆然と自分の体を眺めているラオドールに、アシェルはぽっかりと口を開けた。
――そこにいたのは、子供の頃からずっと知っている、長い黒髪の美しい男だった。
「……なるほど。こういう感覚だったか」
手の平を握ったり開いたりしているラオドールに、アシェルは何と声をかけたらいいかわからずに焦った。
(ど、どうしよう……! 本当にラオドール様だ……!)
疑っていたわけではないが、なぜか動揺する。
そして自分の裸の体を見下ろし、急にアシェルは羞恥心に襲われた。
(勿論、そうだってわかっていたけれど。改めて姿を目の前にすると……何だかすごく……恥ずかしい!)
くるりと振り返ったラオドールがアシェルに何か話しかけるより前に、アシェルは落ちていた服を搔き集め、大急ぎで身に着け始めていた。
「アシェル……?」
訝しげな視線を投げるラオドールにアシェルは悲鳴のような声を上げる。
「あの、あの……っ! ラオドール様も、ふ、服を着てください!」
「……なに?」
今の今まで抱き合っていた相手に裸でいることを怒られたラオドールは、唖然とした表情をその顔に浮かべた。
葉の先がアシェルの素肌にあたって痛くないように、という気遣いのようだったが、これから齧るのに? とアシェルは少し不思議だった。
ラオドールの言っていた言葉が別の意味で使われていたことにアシェルが気付いたのは、大きな舌で全身を執拗に舐め回され、アシェルの体が敏感になってがくがくと震え始めてからだった。
「あ、あ、あっ……ま、って。まってください……ア……ッ」
ラオドールの大きな舌は厚みがあって柔らかく、表面はねっとりと粘膜で覆われている。その舌で肌を撫でられると、おかしな気持ちになる。
つんと硬く尖った胸の先を下から掬い上げるように舐められた時は、ビリッと頭の芯まで痺れたようになり、慄いた。
見下ろすと胸の粒が、アシェルの動揺とは裏腹に、まるでもっとラオドールに舐めて欲しいと言わんばかりに主張している。
ジン……と痺れるような甘い疼きに困惑してラオドールを見ると、アシェルの表情を確認したラオドールが、そこに口を寄せてさらに嬲った。
「あ……あ、あ、あっ……!」
尖った歯を軽く当てられて刺激された瞬間、未知の感覚がアシェルの全身を突き抜けた。
足の爪先をぎゅっと丸めてそれに耐えようとしたが、もう片方の胸の粒にもすぐに歯を立てられてしまい、アシェルは口から悲鳴のような声をあげて達した。
「……ア……ッ、は……!」
がくがくと震える体に狼狽え、自分の身に何が起きたかわからず混乱しているアシェルの耳に、満足そうなラオドールの声が聞こえてくる。
『アシェルはここを弄られるのが好きか。……随分と良い反応をする』
「……好き?」
『気持ちが良かったのだろう? ここを……こうされて』
おまけのようにまたべろりと胸の粒を舐められて、アシェルは口から甘い悲鳴を漏らした。
「……あ……っ、わからない、です。……なんだか頭が真っ白になってしまって……」
口から勝手に漏れていってしまう自分の甘い声が恥ずかしくて、でも止められなくて、ラオドールの頭をぎゅっと掴み止めさせようとしたが、うまく力が入らない。
好きかどうかと訊かれたら……好き、なのかもしれない。
体の奥に溜まってゆく熱と、頭の中が真っ白になる感覚は怖くて仕方がないが、ラオドールから与えられるものだと思うと嬉しくもある。
『ほら、……好きなのだろう』
「あっ……あっ、あっ」
『アシェル』
「あ……あぅ……っ」
『私にここを弄られるのが。アシェル……素直に言いなさい』
「う……んっ……好き、です。……ラオドール、様が。好き……!」
胸の粒を散々弄られて、わけが変わらなくなった頭でアシェルがそうぼんやり答えると、尻尾を床に叩きつける音が聞こえてきた。
今度の音は、どうやら苛立ちのようだった。
『まいった……そちらの好き、か。くそ……今は味見をするくらいしか出来ないのに』
ぬるりと足の間が濡れた感触がしてアシェルが視線を下ろすと、アシェルの性器がいつの間にか弾けてしまっていて、腹や太腿が白い蜜でべとべとに汚れている。
ラオドールがそれを全て舐め取って綺麗にしてくれて、アシェルはあまりの恥ずかしさに身を捩ったが、そうされているうちにまたアシェルの性器は熱を帯び、緩やかに勃ち上がっていってしまう。
「ラ、ラオドール様……っ、あ……、あぁ……っ!」
すると今度は性器をそのまま舌で嬲られた。
じゅるじゅると音を立て、大きな舌が自分の性器を撫でる様はあまりにも淫猥な光景で、アシェルは離してくれと涙目でラオドールに訴えたが、無視された。
『本当に嫌ならば離すが、恥ずかしいだけならこのままさせなさい』などと言われてしまっては、もうどうしようもない……。
アシェルの放った蜜はそのまま全てラオドールの口の中へと消えいき、荒い息を整えている間にまたあちこち舐められ始めて、アシェルは終わりのない快楽に声が枯れてしまうのではないかというほど甘い声を上げた。
『……この体だと舐めるだけしかしてやれず、腹立たしい……』
そんな悔しそうなラオドールの言葉が聞こえてきて、(人間だったらどんなことをされてしまうんだろう……)とアシェルは震えたが、それは半分以上が期待のような甘美な慄きだった。
体をくるりと返され、尻を高く上げた格好をするように言われた時にはもうへとへとで、アシェルは何も考えられなくなっていた。
ぼんやりとした頭でふと後ろを振り向くと、ラオドールが後孔に舌を伸ばしているのが目に映った。
「ラ、ラオドール様ッ……!」
まるで襞を一つ一つ伸ばすようにぬめぬめと長い舌で舐められ、くぷりと中へ侵入され、アシェルは一際高い声を上げた。
「アアッ……!」
まるで別の生きもののように中で蠢く舌に、がくがくと地面を支えている両足が震える。
「……ラオドール様、……あっ……あぅ……っ、そんな場所……汚いです……っ! やめてください……っ」
『おまえの体に汚い場所など一つもない。はじめは違和感はあるかもしれないが少し我慢していなさい。……ここを蕩けさせて、いつか私と繋がることが出来るように準備をするから』
「……繋がる?」
そんなこと、可能なのだろうか。
「……男と女のように、ラオドール様と交尾が出来るということですか」
目を丸くしてラオドールに訊ねると、ラオドールが頷いた。
『出来る。……おまえがいいと言ってくれたら、おまえのここに私のものを挿れて繋がることが出来る』
目を瞬いた。
頭で想像し、思わずどきどきとアシェルの胸が高鳴る。
「……したい、です。……ラオドール様と繋がりたい……」
蕩けた目でアシェルがラオドールに訴えると、ラオドールが慌てたように顔を上げた。
『今ではない』
「……なぜですか?」
『さすがにこの姿で交じわるのは無理だ』
言われてアシェルが視線を下ろした先には、人間の男の腕くらいの太さもあるラオドールの立派な性器が足の間に張り詰めていた。――その、あまりの大きさに息を呑む。
(竜のアレって、あんなに大きいんだ……)
どうやら自分の尻穴に挿れるのは無理そうだ。
「……残念です」
つい、そんな深いため息が口から漏れた。
中をたくさん舐められ、アシェルが段々とそこから快感を拾えるようになってからは、ラオドールを困らせてしまうくらいアシェルはそれを強請ってしまった。
「ラオドール様……やっぱり、試してみませんか……? ちょっと、……ちょっとだけでも」
『無茶を言うな』
「でも……やってみなければ、わからないじゃないですか……」
『試してみなくても無理なのはわかる。おまえを壊したくはない』
熱い吐息を零しながらアシェルはラオドールを恨めしげに見つめたが、ラオドールは決して首を縦にはしなかった。
『……せめてもう少し小さくなれればいいのだが。……ああ、くそ』
苦しそうな呟きからラオドールもアシェルを求めているのがわかって嬉しくなったが、その分アシェルも求める気持ちが強くなる。
「ラオドール様……本当に駄目ですか」
『アシェル……』
「本当に……本当に駄目?」
残念でならず、ラオドールの両頬に手を添えアシェルが大きな口にそっと唇を寄せると、ラオドールが目を大きく開いた。
――突如、その目の奥に光が瞬き、体が大きく震え始める。
『……グ、ァ……ッ!』
「ラオドール様……っ!」
翼を大きく羽ばたいて苦しむその姿に、アシェルは真っ青になった。
洞穴いっぱいに咆哮が響き渡る。
黒い鱗にきらきらとした金色の靄のようなものが纏い、鱗の代わりに人の肌のようなものが見え始めた。
そして、まるで人の肌に吸収されるかのように鱗がスウッと消えてゆく。
はじめに背中から翼が消え失せ、次に尻尾が消えて、次第に大きさにも変化が現れた。
大人の男三人分ほどもあったラオドールの巨体が、徐々に縮んでゆく。
「……ラオドール様」
息を切らせて呆然と自分の体を眺めているラオドールに、アシェルはぽっかりと口を開けた。
――そこにいたのは、子供の頃からずっと知っている、長い黒髪の美しい男だった。
「……なるほど。こういう感覚だったか」
手の平を握ったり開いたりしているラオドールに、アシェルは何と声をかけたらいいかわからずに焦った。
(ど、どうしよう……! 本当にラオドール様だ……!)
疑っていたわけではないが、なぜか動揺する。
そして自分の裸の体を見下ろし、急にアシェルは羞恥心に襲われた。
(勿論、そうだってわかっていたけれど。改めて姿を目の前にすると……何だかすごく……恥ずかしい!)
くるりと振り返ったラオドールがアシェルに何か話しかけるより前に、アシェルは落ちていた服を搔き集め、大急ぎで身に着け始めていた。
「アシェル……?」
訝しげな視線を投げるラオドールにアシェルは悲鳴のような声を上げる。
「あの、あの……っ! ラオドール様も、ふ、服を着てください!」
「……なに?」
今の今まで抱き合っていた相手に裸でいることを怒られたラオドールは、唖然とした表情をその顔に浮かべた。
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