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番外編
Love for Two
しおりを挟むLove for two, and two for love. Slowly but surely, we're learning how it works.
まるで誰かが空に色を塗ったようだ。
そんな重い灰色の空が果てなく広がる、冬のロンドン。華やかなパリとは違い、この街はどこまでも重厚だ。憂鬱な色の空も、しばらく眺めていると愛着が湧いてくる。そんな不思議な魅力もあった。
大きな窓ガラスを前にしたカフェのカウンター席で、白い泡をたっぷりのせたカップが静かに湯気を立てている──あかねは手に余るほどの大きさのそのカップを両手に包んで、 外に広がる灰色の空をじっと見つめていた。
(まさかこんな事になるなんて、思ってなかったな……)
本当だったら今もまだ、日本で仕事に追われている身だったはずだ。それがどうした事か、『あんなこんな』の経緯で、自分は今ロンドンの一角でカフェ・ラテをすすっている。時々こうして一人の時間が出来ると、実はこれは全部夢で、目が覚めるとすべてが霧のように消えてなくなってしまいそうな気がして怖くなる。
しかし背後から聞こえる言葉は自分の母国語とは違って……どういう訳かそんなものが、あかねに現実を自覚させる助けとなった。
『あの』再会からすぐ、あかねはケネスに連れられてロンドンに来た。それが約1週間前。
初めての海外ではないし、ロンドンはあかねにとって2度目になる。
日常的な英語にそれほど不自由しないこともあって、観光客的な興奮は少なかったが、日本人のあかねにとってここはやはり異国だ。それでもあまり疎外感を感じさせないのが、ロンドンという大都会の特徴だろうか。
あかねは手元にある携帯電話に視線を落とした。
日本で所持していたものに比べれば一昔前の代物に見えなくもないが、これは正真正銘の新品。数日前、ケネスがあかね用にと与えてくれたものだった。
(今掛けても……大丈夫かな)
メモリに入っているのは、ケネスの番号だけだ。ここにはまだ知り合いもいないし、日本の知人の番号は別の手帳に控えてある。
カウンターの高い椅子を持て余しながら、あかねはしばらく小さな画面をじっと見つめていた。数秒後、やっと決心をして通話ボタンを押す。
数回の呼び出し音の後──
『Hello, 』
低い声が響いた。
「あ……っ、と」
咄嗟に言葉が続かず、あかねは携帯に向かって妙な声を漏らす。
受話器の先のケネスが先に答えた。
『アカネ? 今どこから掛けてる?』
「えっと、仕事場の近くのカフェからです。もしかしたらお昼、一緒に食べられるかなって思って……」
『今、会議中なんだ。悪いが後10分経ったら折り返し電話する。いいね』
「は、はい」
『悪い、じゃあ』
というと、通話はケネスの方からすぐに切れてしまった。ツーツーと無機質な機械音がそれに続く。
「あ……」
また同じ声が漏れた。しかし今度はずっと落ち込んだトーンで。
最初の数日は、あかねも気が付かなかった。
久しぶりに来たロンドンを見て回るのも楽しかったし、少し浮かれていたこともあって、冷静に考える余裕がなかったのだ。しかし1週間経った今、見るものは一通り見て周り 、生活のパターンも覚え始め、あかねはやっと状況が正しく自覚できるようになってきていた。
そうなってくると見えてくる別のものがある──それが、ケネスの態度の変化だった。
それは確かに、最初からケネスに言われていたことではあった。
『あの頃』のロマンチックなケネスを期待してはいけない、と。あかねに嘘の求愛をしていた頃の、優しく甘かったばかりのケネスを。
あの頃。
ケネスのあかねに対する愛の告白は、誇張ではなく言葉の隅々に溢れていた。繰り返される甘い言葉に、あれが嘘だったと分かった今でも、すくわれそうになる。
それがここに来て以来ピタリと止んでしまったのだ。
紳士的な態度は相変わらずだったし、この携帯電話も含め、とても大事にはしてもらっている。懐が寂しいと言っていたケネスだが、それも今までと比べれば……という比較の中での話だったようだ。西ロンドンの端、高級住宅地の中にあるケネスのフラットは日本人のあかねには大きすぎるくらいで、週に一度家政婦が掃除にやって来ている。
あかねは溜息を吐いて、すでに切れてしまった携帯をもう一度見つめた。
(どうして……?)
そんな筈はない、と思っていても。
一度は裏切られた心の傷が、あかねを半信半疑にさせる。
(本当は、ただの罪滅ぼしだったの……?)
ケネスはあれ以来あかねに愛を囁かなかった。時々『可愛い』とか、そんな種類の言葉をくれることはあったが、それだけだ。それが1週間経った今でははっきり浮き彫りになって、あかねを不安にさせた。
もしかしたら、ただ、あかねの生活を助ける意味でここに連れて来たのではないか、と。
愛しているからではなくて。
ただ──
あかねはきゅっと下唇を噛んで眉を寄せた。そんな時、
「Your boyfriend?」
急にそんな青年の声が聞こえて、あかねは振り返った。
すると左隣に、茶色い髪の白人青年が立ちながらあかねを見下ろしている。携帯に視線を集中させていたせいで気が付かなかったが、青年はすでにしばらくここに居たようで、あかねがカウンターの上で握っている携帯に目配せした。
「英語、喋れるよね。さっき通話してるところを聞いてしまったんだ。相手は彼氏?」
ゆっくりとした口調で聞いてくる。
あかねは返事に困った。こちらの人は人懐こいから、ただ隣接した席に座るよしみで話しかけてくる人も多いし、誘われているのかどうかという境界線がまだよく分からない。
「いえ、そういうのかどうかは……」
質問の答えも。
また曖昧で、あかねは濁した返事をした。すると青年は人懐こそうな大きな瞳を輝かせて、あかねの席の隣に座った。
「よく分かるよ。複雑だよね、男女の仲は」
と、おどけた調子で言いながら。
青年の手にはあかねと似たようなマグ・カップがあって、美味しそうな湯気を立てている。彼の口調が可笑しくて、あかねはつい小さく声を漏らして笑ってしまった。彼はそれに満足そうな笑みを返す。
「僕はチャールズ。プリンス・オブ・ウェールズではないけど、同じ名前だ」
あかねには高すぎるカウンター席だが、彼が座るとしっくりくる。態度も穏やかで、服装もしっかりしている。あかねは警戒心を解いた。
「……あかね、です。呼びにくいでしょうけど」
「ア・カ・ネ?」
「はい」
「ふぅん、綺麗な名前だ。日本人だね」
チャールズと名乗った青年は、カウンターに身を乗り出すような格好で、隣の席のあかねを覗き込む。
この席は外を見渡せる窓際に張り付いているもので、あかねは、もしケネスが来てくれたら見つけやすいだろうと思ってここを選んだのだ。こちらからも外がよく見えるし、外からも見やすい。ケネスの仕事場はここから目と鼻の先だ。
しかし、どうも望みは薄そうだ。仕事中に電話を掛けてしまったのも失敗だったようだし、相変わらず忙しそうな雰囲気だった。
まだ知り合いの少ない寂しさもあって、昼食くらい一緒に……と望んでいたのだけれど。
そんな事はもちろん、このチャールズは知らない。
「もう3日は太陽を拝んでいない気がするな。日本の冬もこんな感じなのかい?」
「いえ、寒いですけど、太陽は見える日の方が多いくらいですよ」
チャールズは何気ない感じで、天気の話を始めた。
あかねも気負わず答える。チャールズ青年は明るく話し上手で、人を会話に引き込むのが得意なのタイプなのだろう。気が付くとあかねは笑顔になっていた。
それから十数分ほど、2人はカウンター席に座ったまま話を続けていた。
内容といえば、あかねのロンドンの印象はどうだとか、日本の文化についてだとか、食べ物の違いについて──そんな、カジュアルなものばかりだ。雰囲気も、仕事の同僚同士が同じテーブルに付いて語っているだけ、という感じでしかない。少なくともあかねはそう思っていた。
カフェ・ラテの魔力か。
使い慣れない携帯電話のせいか。
それから無邪気に会話を楽しんでいたあかねは、その時すでに4回目になる着信──バイブレーターになっていた──に気が付かないでいた。
ガラス窓に見慣れた長身の影がうつったのは、そんな時で、あかねは驚いて顔を上げた。
入り口の自動ドアが音を立ててスライドして、ケネスが店内に入ってくる。チャールズは気が付いていないのか、まだ話を続けていた。
「アカネ」
と、ケネスが声を出して初めて、チャールズも顔を上げた。
2人の元に大股で近づいてきたケネスと、座ったままのチャールズが、あかねを挟んで対峙する。
「ケ、ケン……? 仕事中だったんじゃ」
「折り返すって言っただろう。ずっと答えないから何かあったのかと──」
「え!」
あかねはあわててバックに放り込んであった携帯を探った。
──すると確かに、『4 calls』と素っ気無い文字が待ちうけ画面に映っている。これが着信記録なのだろうか、あかねは色々な意味でショックを受けた。
携帯電話を両手に持ちながら呆然とケネスを見上げるあかねに、彼は盛大な溜息を吐く。
「ご、ごめんなさい! 気が付かなくって……」
「いや――それはもういい。それより」
ケネスはチャールズに鋭い視線を投げた。チャールズは困ったように肩をすくめ、眉を上げる。
「少し話してただけだよ。さぁ、仕事に戻るかな……アカネ、楽しかったよ。またね」
チャールズはカップを持って立ち上がった。あかねは何か言わなくてはと口を開きかけたけれど、結局、チャールズはそれより先にその場を離れてしまった。
立ったままのケネスと座ったままのあかねがそこに残されて、しばらく沈黙が流れた。
ハイド・パーク。
都会の端に広がるこの広大な公園に、真っ直ぐ横たわる、細い遊歩道。
……を歩きながら、あかねは何から話せばいいのか必死に考えていた。一歩先を行くケネスの背中は、広くて、どこかあかねを寄せ付けない。ベージュのトレンチ・コートがよく 似合っていて、グレイのマフラーが首元を飾っている。
「わ、わたし……」
あかねはなんとか声を出した。するとケネスがすぐに振り返った──まるで、この一声を待っていたように。
「『わたし……』は何だい。仕事狂のイギリス人とはもう付き合えないって?」
「違……!」
「どれだけ心配したと思う? まだ大した土地勘もなくて迷ってるんじゃないかとか、変なのに連れ去られたんじゃないかとか……あぁ、もういい。君を放っておいた俺も悪い」
それだけ言うと、ケネスはふいっと横を向いた。
横顔……。
まだ、背を向けられないだけいいのだろうか?
しばらく2人の間に沈黙が流れる。ケネスの方から話し出してくれそうな気配は薄かった。
あかねは、硬い表情をしたケネスの横顔を見ながら、手をきゅっと握ると決心して話し始めた。
「わたし、分からないんです……貴方が、本当にわたしのこと好きなのか……それともただ、同情してるだけなのか」
ケネスがあかねに視線を戻した。
その瞳に据えられると、胸が熱くなって、あかねの口から言葉が勝手にこぼれ出す。
「あの頃の貴方を期待しちゃいけないって、それは分かっています。でも、何も言われないし、分からなくなって……わたしは」
「何を──」
「わたしは……貴方の何ですか? 愛してるって、もう言ってくれないの……?」
もし、後からこの場面をプレイバックで見ることが出来たら、きっと顔から火を噴いてしまうだろう。その位あかねにとっては思い切った台詞だったけれど、その時は何故かすらりと口にしてしまった。
ケネスは逆に、狐につままれたような顔をした。
「『愛してる』?」
「そ、そうですっ! 日本にいた時は沢山言ってくれたのに! もちろんあんなに沢山期待してないけど、一度くらい……っ」
「アカネ、ちょっと待ってくれ」
「やっ」
一歩歩み寄ってきたケネスに、あかねは肩を震わせた。
「何か誤解してるんだろう、それは──」
「言わないで下さい……わたし、もう日本に帰りますっ」
いきなり最後通牒を突きつけてきたあかねに、ケネスは眉を寄せて声を上げた。
「何でそうなるんだ、それを言ったらアカネはどうなんだ? 俺にそれを言った事があったか? 俺だって待ってるんだ!」
「それは……! って、……え?」
傍の街路樹から、小鳥が数羽飛び立った。ケネスの声のせいか、なにかのお約束か。
あかねの零れかけそうになっていた涙が引く。
ケネスは続けた。
「日本でどうなのかは知らない。でも、この言葉はお互いに言い合うものだ。違うか? 俺が言わないのは、アカネが言わないからだ。違うというなら言ってくれ、アカネが最後に俺を愛していると言ったのはいつか」
そう、早口で巻くし立てたケネスに、あかねは両瞼を大きく開いた。
最後にあかねがケネスに愛していると言った時?
(…………あ)
無い、のだ。
そう……いつだって受身だった。
いつも受け入れるだけで、自分から『それ』を告白した記憶は、ない。
「おまけに少し目を離したら知らない男と楽しく談話中、ときた。こっちは警察を呼ぼうかとさえ思っていた時にね。こんな状態でそんな台詞は、言えない」
ケネスの口調はすでに、開き直った者のそれ、だった。
「あの頃ああやって毎日言えたのは、それが必要だったからだ。例えアカネから返ってくる物が何もなくても。でも今の俺たちはもう対等な筈だ。俺が愛していると言ったら、俺はアカネからも同じ言葉が欲しい。それを、お前はただ微笑むだけだ。こっちとしてはどう思われているのか分からなくなる。同情だと言うなら、そう思ってたのは俺の方だ。だから止めたんだ」
「…………」
あかねは言葉を失った。
ケネスの台詞と、少し子供っぽい真剣な眼差し。
「言葉は無くても……なんて嘘だ。微笑むだけじゃ分からない」
「…………」
「そうやって不安に思っていたなら、それも言ってくれなければ分からないんだ。俺は以心伝心とやらが出来るほど深層な人間じゃない」
「…………」
「ほら、今もそうやって黙る。分かってくれって? 無理だよ、喋ってくれなければ分からない。でも話し合えば分かり合える筈だ。それを待ってたんだ」
──待っていたというなら、黙っていたのはケネスだって同じだ。
少しだけ、あかねはそう思ったけれど、泣き笑いするに止とどめた。
「……ごめんなさい」
小さな声で謝ると、ケネスはあかねの肩を抱いて、首を横に振った。
「謝る事じゃない。でも、他に言うことがある。どうだい?」
あかねはそのまま、ケネスの胸に顔を寄せた。そして彼を見上げる──この人はもう、あの頃の白馬の王子様ではない。血と汗が通った生身の人間で、実は少し子供っぽくて、かなり意地っ張りな一人の青年だ。
いつもならここで微笑むだけだけれど、一言。
そうだ、ケネスの言うとおり。ここではきちんと言葉にしなくてはいけない。そんな違いを、あかねは忘れていたのだ。
「I love you .. like this?」
あかねは恥ずかしさもあって、照れ笑いしながら、震えるような小声で言った。しかしケネスは満足だったようだ。あかねの肩にまわしていた手に力を入れる。そして
「Yes, and me too, I love you」
そう、あかねの耳元に囁いた。あかねは微笑んで、もう一度繰り返す。
「I love you, Ken」
「Good. Let's make some practices on the way back home, shall we?」
冬の初めのロンドン。
灰色の空の下、肩を寄せ合うある一組の恋人たちが、互いの愛を囁きながらハイド・パークの歩道をゆっくり歩いていた。
少しずつ歩み寄って、理解して、共に生きる道を模索しながら。
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