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プロローグ
会社を退職しました。
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私の名前は、山田 洋一 50歳 妻に一人息子のいる、ごく普通のサラリーマンだ。
大学卒業後今の会社に就職し、20年以上営業畑で働いてきた。
数年前、会社が外資系企業に買収され、外国人CEOが就任し、やたらと横文字のビジネス用語が飛び交い、仕舞いには会議や報告が英語になったりと、中年オヤジには厳しい状況だった。
そんな中、50歳以降を対象とした「早期定年退職制度」が通達され、普通に退職するよりも割りの良い退職金が手に入ることから、オヤジ達の中で真剣に考えるもの出てきた。
まぁ、私もその一人だが。
「今までお世話になりました。・・・・」
終業後、営業所の同僚や事務員さに最後の挨拶を終え、ベットタウンにあるマンションへ2時間掛けて帰宅する。
自宅近くのバス停を下車し、人気のない住宅街をいつもよりユックリ歩いて帰路につく。
会社に就職してから会社の後輩と結婚、ひとり息子も授かり、マンションも手に入れた。
いつもと同じ日常を繰り返し、たまにちょっとしたハプニングも起こったりして、まぁ、人並みの幸せを謳歌できていたかな・・・。
息子も立派に成長したし、これからは妻の優希と田舎で畑を借りて、のんびりと生活すると決めている。
二人とも都会育で土弄りなどした事はないが、マンションの売却と退職金で贅沢をしなければ10年以上は生活できる計算だ。
早期退職に賛成してくれたカミさんと子供に感謝だな。
事実、早期退職に悩んでいた自分の背中を押してくれたのは妻と子供だった。
「今まで頑張ってきたんだから、のんびりすれば良いよ」
「そうだよ、俺も働いてるんだし、寮生活だから気にしなくて良いよ」
妻と子供の言葉を思いだし、フッと顔がにやけてしまう。
あぁ、俺は幸せ者だ。
これからの人生もきっと上手くいく、そう信じられる気持ちがした。
大学卒業後今の会社に就職し、20年以上営業畑で働いてきた。
数年前、会社が外資系企業に買収され、外国人CEOが就任し、やたらと横文字のビジネス用語が飛び交い、仕舞いには会議や報告が英語になったりと、中年オヤジには厳しい状況だった。
そんな中、50歳以降を対象とした「早期定年退職制度」が通達され、普通に退職するよりも割りの良い退職金が手に入ることから、オヤジ達の中で真剣に考えるもの出てきた。
まぁ、私もその一人だが。
「今までお世話になりました。・・・・」
終業後、営業所の同僚や事務員さに最後の挨拶を終え、ベットタウンにあるマンションへ2時間掛けて帰宅する。
自宅近くのバス停を下車し、人気のない住宅街をいつもよりユックリ歩いて帰路につく。
会社に就職してから会社の後輩と結婚、ひとり息子も授かり、マンションも手に入れた。
いつもと同じ日常を繰り返し、たまにちょっとしたハプニングも起こったりして、まぁ、人並みの幸せを謳歌できていたかな・・・。
息子も立派に成長したし、これからは妻の優希と田舎で畑を借りて、のんびりと生活すると決めている。
二人とも都会育で土弄りなどした事はないが、マンションの売却と退職金で贅沢をしなければ10年以上は生活できる計算だ。
早期退職に賛成してくれたカミさんと子供に感謝だな。
事実、早期退職に悩んでいた自分の背中を押してくれたのは妻と子供だった。
「今まで頑張ってきたんだから、のんびりすれば良いよ」
「そうだよ、俺も働いてるんだし、寮生活だから気にしなくて良いよ」
妻と子供の言葉を思いだし、フッと顔がにやけてしまう。
あぁ、俺は幸せ者だ。
これからの人生もきっと上手くいく、そう信じられる気持ちがした。
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感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
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