シールドランド物語 第一部 カタ=リナの少女

A.N.

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第三章

第三章第二節 結び2

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逗留している宿に向かう道すがら、リザ男は医務室で見たカタ=リナの聖女の手際の見事さについて、リス蔵に対して興奮気味に語り続けた。彼の話には、聖女の優れた治療技術への深い敬意が感じられた。

宿に戻ってきた時、リス蔵の表情にはわずかな曇りがあった。彼女はリザ男に対して、少し不機嫌そうに尋ねた。「リザ男様、あのような物静かなお方が好みなのですか? 大人の女性にご興味が?」

リザ男は、リス蔵の言葉に対して心からの笑みを浮かべ、温かく応えた。「ははは、心配せずとも良い、リス蔵。お主の忠義と武功は我が胸の奥深くに刻まれている。それに、いかに賑わしいところとはいえ、このように見知らぬ土地に来た不安を、お主は絶えずかき消してくれている。我が第一の臣下にして、我が妻よ。」
リザ男にとって、リス蔵という存在は非常に大きなものだった。そんな彼女に対しては嘘偽りのない誠実な言葉を投げかけた。
リス蔵はその言葉を聞いて、頬を赤く染め、嬉しそうな笑顔を見せる。だが、それも束の間、改めてリザ男に向き直って問うた。
「ふふっ、嬉しいですわ…… でも、あのカタ=リナの聖女様とはどのような関係なのでしょう? 私はリザ男様に忠誠を誓った身ゆえ、リザ男様が望むならば、いつでも夜伽いたしますけれど、それでもやはり……うぅん、嫉妬してしまうのです!」
リザ男はリス子を抱き寄せてキスをした。
「ふむ、それでは、今宵は、お前がどれほど俺の事を愛していてくれるのか、教えてくれないか? 俺はこの世の誰よりも、お前を愛しているぞ。」
リス子はリザ男の言葉を聞き、顔を真っ赤にした。そして、嬉しさを隠しきれないように微笑んだ。
リザ男はそんな彼女を愛おしそうに見つめながら、そっと抱きしめる。「えぇ、もちろんですわ、リザ男様……。私も貴方のことを愛しております。」
二人の唇は再び重なり合った。早速お互いを求め合うかのように激しく抱き合い、熱い口づけを交わす。「リス子……」「リザ男さまぁ……♡」
二人は互いに名を呼び合いながら、さらに強く抱きしめあう。
それから彼らは、そのままベッドの上に倒れ込んだ。
そして互いの服を脱がせあい、肌を重ね合わせる。「リス子……」「はい、リザ男様……」
二人は互いを見つめあった。リザ男はゆっくりと、リス子を仰向けに寝かせ、その上に覆いかぶさる。そして、再び唇を重ねる。今度は先ほどより長く、情熱的なキスだった。
やがて唇を離すと、リザ男は、優しく言った。「今日は、前からしたい。いいか?」
リス子は、その問いに対して、「はい」と答えた。彼女は自ら足を開き、受け入れる体勢をとる。リザ男はズボンを下ろし、すでに硬く勃起したペニスを取り出す。そして、ゆっくりと挿入していく。
リス子の秘所は十分に濡れており、抵抗なく受け入れられた。「あっ……」「動くぞ」
リザ男は腰を動かし始める。最初はゆっくりだったが、徐々にペースを上げていく。パンッ!パァン!! リズミカルな音が部屋に響く。
その音に合わせて、リス子の口から喘ぎ声が上がる。「ああんっ、ああ~っ、はあ、はげしいぃっ!!」
リス子は、激しいピストン運動で子宮口を突かれるたびに、快感に身を震わせていた。「どうだ?気持ち良いだろう?」「はいっ、きもちいいれすぅっ、もっとぉっ!」
リス子の体は汗ばみ、全身が紅潮している。彼女は舌を出し、荒く息をしている。
リザ男の剛直が膣内を押し広げる感覚に酔いしれる。「はあ、はあ、リザ男様のモノが、奥まで届いて……ああっ」
彼女の両足は彼の腰に回され、逃がさないとばかりにホールドしている。
「リス子、出すぞ」「あ、ああっ、出して下さいませ、リザ男さまのお情けを、たくさん注いでくださいまし!」
ドピュルルルーーー!!!ビュクッ、ビュッ、ビューーーッ!! 大量の白濁汁を注ぎ込まれると同時に、リス子も絶頂を迎えた。
「はうううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
リザ男は射精しながら腰を振り続け、精液を吐き出し続ける。
「はぁ、はぁ、リス子……」「リザ男様ぁ……」
ようやくリザ男が引き抜くと、彼の巨根はまだ硬いままだった。
彼は自分の性欲の強さに苦笑しながらも、まだ満足していないのだと自覚していた。
「さて、もう一回戦行くとしよう。大丈夫か?」
「はい……我が君が望まれるなら幾度でも‥‥‥ですが、我が君‥」
リザ男は彼女の言葉を最後まで聞かずに、体に覆い被さる。
「ひゃっ!?」
突然の事に驚くリス蔵の足を開かせる。彼女の股間からは白い液体が流れ出てきている。
「こんなにして……
俺とのまぐわいがそんなに良かったのか? ん?正直に言えよ」
リザ男はニヤつきながら、リス子の顔を見つめた。
「そ、そんなこと……言わないでください……」
リス蔵は顔を赤らめながらも、リザ男から目をそらして言った。
リザ男はそんなリス子を見てクスリと笑う。
そして、ゆっくりとリス蔵の胸元に手を伸ばす。
ビクンッ、と体を跳ねさせ、リス子は反応した。
そのまま、指先で乳首をつまむ。
コリッコリッ、クリクリ、グリッ、ギュウゥッ! リザ男は意地の悪い顔をしながら、両手を使い、両方の胸を同時に責め立てる。
親指と人差し指の間で挟んで摘まんでは引っ張り、爪を立てて引っ掻いたり、押し潰したりを繰り返す。
さらに、もう片方の手では、乳房全体を揉みほぐすように手を動かす。
その度に、リス子は艶っぽい吐息を漏らした。
リザ男はそんな彼女を愛おしそうに見つめる。その表情は、まるで恋人を見るようだった。
リザ男の手の動きが激しさを増す。
リザ男の大きな手が、小さなリス蔵のおっぱいを包み込み、激しく愛撫していく。
その動きに合わせて、リス蔵の小さな体が揺れる。
リザ男は、右手で左の乳房を弄びながら、左手を下半身へと伸ばす。
そして、下着の中へ手を滑り込ませると、割れ目に沿ってなぞっていく。
すでにそこは湿っており、ヌルリとした感触が伝わってくる。
リザ男は、その割れ目に中指を挿し込む。
グチュリ、という、愛液と静液が混じり合った音が響いた。
リザ男は、ゆっくりと指を動かしていく。
リス子は、その刺激に身悶える。
リザ男は、更に指を増やし、二本同時に動かしていく。
グチッ、グチュグチュ、ヌチャッ!卑猥な水音が響き渡る。
すでに秘所は濡れており、ヒクついていた。
リザ男は、リス子の耳元に口を寄せて囁く。「さぁ、どうして欲しいのだ?」
「……」リス子は答えない。リザ男は重ねて問うた。
「答えないとこのままだぞ?」リザ男は、リス子の秘所を掻き回す。
すでに彼女の秘所はトロトロになっており、いつでも受け入れ可能な状態になっていた。
しかし、それでも彼女は何も言わず、リザ男の愛撫に耐えている。
リザ男は焦らすかのように、秘所の周りだけを優しく擦るように指を動かしていく。
リス子は、そのもどかしさに身体を震わせる。
そして、とうとう我慢できなくなったのか、リザ男に向かって懇願を始めた。
彼女はリザ男の胸に抱きつくと、涙を浮かべ、切なげな声で訴える。
「お願いします、リザ男様……
どうか、私を抱いてください……」
リザ男は満足げに微笑み、リス蔵の頭を撫でる。
「よく出来たぞ、リス子よ。褒美を与えねばなるまい」
リザ男は、自身のモノを取り出す。そしてリス子の足の間に体を入れ、膝を掴んで股を広げさせた。
リザ男は自身のモノを掴み、狙いを定める。
ズブブッ……
メリメリィッ!! 一気に最奥まで突き刺す。
リス子は大きく仰け反った。
リザ男は腰を振り始める。パンッ!パァン!!リズミカルに肉同士がぶつかり合う音が鳴る。
リス子は快感に身をよじる。
リザ男の激しいピストン運動によって子宮口を突かれるたびに、脳天にまで響くような強烈な快楽に襲われる。
リザ男は両手を伸ばし、リス子の両乳首を摘まんだ。
クリクリ……
キュウッ……
リザ男の太い指先が、敏感になった乳首を転がすように撫で回していく。
さらに、親指と人差し指で挟み込んでは引っ張り、押し潰すようにグリグリと動かす。
その度に、リス蔵はビクビクと体を痙攣させ、口から甘い声を上げる。
リザ男はそんな彼女の反応を楽しむように見つめながら、両手を使って両方の胸を同時に責め立てていった。
リザ男の手の動きが激しくなっていく。
その動きに合わせて、リス蔵の体は小刻みに震え出す。
リザ男は、両方の乳首をギュウゥッと強くつねり上げた。
それと同時に、リザ男はリス蔵の最奥部に自らの剛直を突き立てる。
次の瞬間、リザ男の精液が勢い良く放たれた。
ドピュッドピューー!!!ビュールルルーーッッッッッッッッッッッ!!!! 熱い奔流がリス蔵の中に流れ込み、満たされていく。
その感覚に、リス子の意識が一瞬飛びそうになる。
リザ男は射精しながらも、なおも抽送を続け、最後の一滴までも注ぎ込もうとしている。
長い時間を掛けてようやく放出が終わると、リザ男はゆっくりと引き抜いた。
栓を失った秘裂からは白濁液が流れ出し、ベッドに染みを作っていく。
リザ男はニヤリと笑い、リス子を見下ろした。
一方のリス子は、リザ男に愛された余韻に浸る間もなく、彼の腕の中で眠りに落ちてしまった。
その寝顔はとても穏やかで幸せそうだ。
リザ男はその頬をそっと撫でると、優しく抱きしめた。
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