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4.一緒に参加しなきゃダメですか?
1話
しおりを挟むあれ以来、クロード様は来なくていいと言っているのに、毎日うちのお屋敷まで迎えに来る。
お昼休みには教室まで来て私を引っ張っていき、放課後になると私が逃げ帰る前にやって来て無理矢理馬車に乗せるのだ。
はっきり言ってうんざりしていた。
ほんの少し前、クロード様への気持ちを諦める前に同じことをしてくれたら……嬉しかったかもしれない。悲しいことに今までの私は冷たくされてもクロード様に夢中だったから。
たとえこちらのことを考えず強引に連れ出されるだけでも、自分で引っ張ってきておいて不機嫌な顔のままでも、クロード様が私の元へ来てくれたというだけで喜んでしまったと思う。
けれど、諦めようと決心した後でこんな風に接近されても、迷惑なだけだ。
一体、何が「俺が構ってやらないのが不満だったのだろう?」だ。私はもう、今までの私ではないのだ。
***
「もうすぐ学園のダンスパーティーだな」
ある日の帰りの馬車の中でのこと。珍しくクロード様が口を開いた。怪訝に思いながらその顔を見る。
「そうですね。毎年私がクロード様に置き去りにされる、あのパーティー」
「置き去りにはしていないだろ。少し離れただけだ」
冷たく言葉を返すと、クロード様はむっとした顔をする。怒りたいのは私のほうだ。
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