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7.花と妖精のお祭り
2話
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***
拒絶し続ければいつかは向こうも諦めるだろうと思ったのに、クロード様は全く引く気配がない。
すれ違えば満面の笑みで話しかけてきて、休み時間も放課後も隙を見てはやって来ては、やたらとカフェやらクロード様のお屋敷やらに誘おうとする。
もちろん全て拒否しているけれど、その度に悲しげな顔で去って行くのが腹立たしい。
今まで通り、私なんて放っておいてミアとでもいればいいじゃないか。
「エミリアさん……? クロード様と何かありましたの?」
「喧嘩でもなさったんですか? 以前はあんなに仲がよろしかったのに……」
クロード様を追い払う私を見て、友人たちが戸惑い顔で尋ねてくる。
「いいえ、元からちっとも仲良くなんてありませんでした。私、もうクロード様とは関わりたくないんです」
そう言うと、友人たちは驚いた顔をした。以前はつまらないプライドから婚約者との関係は良好だと誤魔化していたけれど、今はもうそんな見栄を張る気になれない。
そんな日々がしばらく続いたある日、放課後に馬車に乗り込もうとすると、後ろからやけに明るい声で呼び止められた。
「エミリア!」
「……クロード様」
視線を向けると、クロード様は笑顔で近づいてくる。関わらないでと言っているのを一体いつになったら理解してくれるのだろうか。
拒絶し続ければいつかは向こうも諦めるだろうと思ったのに、クロード様は全く引く気配がない。
すれ違えば満面の笑みで話しかけてきて、休み時間も放課後も隙を見てはやって来ては、やたらとカフェやらクロード様のお屋敷やらに誘おうとする。
もちろん全て拒否しているけれど、その度に悲しげな顔で去って行くのが腹立たしい。
今まで通り、私なんて放っておいてミアとでもいればいいじゃないか。
「エミリアさん……? クロード様と何かありましたの?」
「喧嘩でもなさったんですか? 以前はあんなに仲がよろしかったのに……」
クロード様を追い払う私を見て、友人たちが戸惑い顔で尋ねてくる。
「いいえ、元からちっとも仲良くなんてありませんでした。私、もうクロード様とは関わりたくないんです」
そう言うと、友人たちは驚いた顔をした。以前はつまらないプライドから婚約者との関係は良好だと誤魔化していたけれど、今はもうそんな見栄を張る気になれない。
そんな日々がしばらく続いたある日、放課後に馬車に乗り込もうとすると、後ろからやけに明るい声で呼び止められた。
「エミリア!」
「……クロード様」
視線を向けると、クロード様は笑顔で近づいてくる。関わらないでと言っているのを一体いつになったら理解してくれるのだろうか。
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