13 / 13
第2章・爆裂旅団結成!
13.空も飛べるはずさ
しおりを挟む
「えっ、おいバカ!」
俺は咄嗟に叫んだ。魔王軍を討伐するための爆弾が、俺たち三人の足元に仕掛けられていて今にも破裂しそうだったからだ。形からすると恐らく閃光か気絶の類だから、きっと死にはしないはずだろう……多分。
「魔法陣が間に合わない!」
次の瞬間、俺たちは空中に投げ出された。
遡ること数時間前、俺は金貨目当てに高難易度クエストを受注した。地域一帯を支配するオークの群れを始末する内容だ。ボスの名前は【アイアンジョー】、既に多くの冒険者を葬ったらしい。
常識的に考えたら初心者冒険者の俺がこんなクエストを受注するのは馬鹿げていると言える。一理あるが俺には強い仲間がいた。勇気を与えてくれる聖剣、風と炎を操る魔法使い、それと強力な爆弾を作るメカニック。
戦闘は思っていたよりも順調に進んだ。特にこの俺が活躍したみたいで、バッタバッタと敵を薙ぎ倒していったとか。
「しかし……このアリの巣みたいなのはなんなんだ?」
途中、俺はエルに聞いた。アイアンジョーの住処から徒歩五分くらい離れた場所にそれはあった。
新しく習得した〈ジオルーク〉を使って探索してみると、地下四十メートルくらいまで広がっている大迷宮のようだ。人……というより魔物の数は百と少し、仮に出てきたらやばい事になるのは間違いない。
「じゃあぶっ飛ばすとしますか、メルル」
「わかったぞ!全部爆破してやる」
頼もしい限りだ。メルルは爆弾の天才なだけあって、適当な薬草を集めて混ぜただけで即席の爆弾を作り上げてしまった。どうやったのか聞いてみたのだが、固有の魔力が色々とやってくれるらしい。
「この赤いのが衝撃波とか閃光、あと気絶系の爆弾。この黄色いのは貫通型で地下深くまで爆風が浸透する。両方とも踏めば起爆するから細心の注意を払ってくれよな」
「了解した」
厄介なことに一度起爆すれば連鎖するらしい。間違って踏んだら俺たちは即お陀仏だ。異世界に来てまで死ぬのは御免だ。
俺とエルは慎重に爆弾を持って、手分けしながら爆弾を穴の各所に設置し始めた。本当に運が良かったのか、地下のモンスターが登ってくる気配は無い。
「メルル、穴に一個ずつ入れたんだがこれで巣を全滅出来そうか?」
「うーん……多分下まで崩壊させることは出来ない。でも上を塞げば敵は殲滅出来る!」
「残酷な処刑だな」
「魔王軍なら仕方ないさ!」
穴の中にいるのは魔王軍の尖兵だ。工業都市を掌握するため、まずはここを拠点に戦力を整えているのだろう。出来れば和平なりやってみたかったが、そういうのは他の人に任せるべきだ、俺の出る幕ではない。
俺は兵士として、冒険者として目の前の敵を潰すだけだ。
「設置し終わったわ!」
「よし、急いでここから撤退しよう。下のやつらも動き始めてる」
「えっ!早く引っ張りあげて!」
「飛べばいいだろエル!」
「魔力使いたくないわよ~!」
駄々をこねるエルを引っ張りあげると俺はメルルに合図した。メルルは手投げ弾のような物を構えると、全力で穴に向かって投げた。手投げ弾はしばらく穴の縁を転がり、ルーレットの球のように落ちていった。
刹那、魔物が顔を出して俺たちと目が合った。
やばい、来る。と思った瞬間、禍々しい見た目の魔物は爆風や炎と共に消えた。穴に引っ込んだというより、消し飛ばされたの方が正しい。
「二人とも伏せろ!」
「いやそれより逃げよう!」
「あっ」
エルの素っ頓狂な声が聞こえた。彼女の視線の先、足元を見ると赤の爆弾が落ちて今にも爆発しそうだった。これは終わったな。
「えっ、おいバカ──」
俺たちは空を飛んだ。とてもいい夕焼けで、このまま空を飛んでやりたい気分だった。しかし空なんて飛べるはずもなく、そのまま俺たちは地面に衝突して気を失った。
* * *
「ったく、お前がちゃんと爆弾を設置してたらこんなことにはならなかったはずなのにな」
「違うわよ!私はちゃんと設置したけど、あの魔物が投げたのよ」
言われてみればそうかもしれないが、もっとちゃんと固定してたらこうはならなかったかもしれない。しかしまぁ……楽しかったから今回はよしとしよう。
俺は帰り道、報酬について話した。
「なぁ、二人とも……今思ったんだけど、魔物を倒した証拠とかってあったか?」
「ないね」
「ないわ」
そりゃそうか、全部吹っ飛んじまったからな。
ギルドの職員を連れてくればなんとかしてくれるとは思うが。まあそれはいいとしよう。アイアンジョーの首輪はちゃんと持ってきたし。
「報酬は四百セラだったっけか、結構いい感じだな」
「命を懸けた分にしては安いかもね」
「私も魔力たくさん使ったわよ」
いや使ってないだろ、と俺は思わず言った。が、どうやら俺たち三人が吹っ飛んだ際、緊急で防御魔法を展開してくれたらしい。落下死しなかったのもそれのおかげだとか。
「今日は俺が奢ろう」
「本当?アタシ肉食べたい」
「じゃあ私は特大ステーキで」
そんな食べたら太るぞ、と言うとエルは杖を振り回して俺の背中を叩いた。杖はめちゃくちゃに堅い木の枝を使っていたので、背骨が折れそうなくらいには痛かった。
エルは革製の財布を開くと、中に入った小銭を数え始めた。メルルも釣られて財布を開くが中身は空だ。
「なんだなんだ、お前ら金欠か?俺はいつも財布の中に──」
ほとんど言葉が出かけたところで俺は詰まった。財布には三セラ、日本円に直すと三千円しか入っていなかった。これはしまったな、と思いながら俺は歩くペースを早めた。
「財布の中に……なんだっけ?」
「うるせえ、エルもほとんどないだろ」
うぐっ、と呟くとエルは下を向きながら歩き続ける。全員合わせて十セラもいかないだろう。もしもギルドから報酬が出なかったら俺たちは即物乞いになってしまう。
「ふっ……」
「はっはっはっ!」
俺とエルはどうしようもなくて笑い始めた。メルルも釣られて豪快に笑い出す。エルは薄手の手袋で口元を抑えながら笑い、メルルは地面を転げまわった。
貧乏だけど意外と楽しいものだ。
「さてと、物乞いの道でも目指すか」
「アタシは死んでも嫌だぞ」
俺は咄嗟に叫んだ。魔王軍を討伐するための爆弾が、俺たち三人の足元に仕掛けられていて今にも破裂しそうだったからだ。形からすると恐らく閃光か気絶の類だから、きっと死にはしないはずだろう……多分。
「魔法陣が間に合わない!」
次の瞬間、俺たちは空中に投げ出された。
遡ること数時間前、俺は金貨目当てに高難易度クエストを受注した。地域一帯を支配するオークの群れを始末する内容だ。ボスの名前は【アイアンジョー】、既に多くの冒険者を葬ったらしい。
常識的に考えたら初心者冒険者の俺がこんなクエストを受注するのは馬鹿げていると言える。一理あるが俺には強い仲間がいた。勇気を与えてくれる聖剣、風と炎を操る魔法使い、それと強力な爆弾を作るメカニック。
戦闘は思っていたよりも順調に進んだ。特にこの俺が活躍したみたいで、バッタバッタと敵を薙ぎ倒していったとか。
「しかし……このアリの巣みたいなのはなんなんだ?」
途中、俺はエルに聞いた。アイアンジョーの住処から徒歩五分くらい離れた場所にそれはあった。
新しく習得した〈ジオルーク〉を使って探索してみると、地下四十メートルくらいまで広がっている大迷宮のようだ。人……というより魔物の数は百と少し、仮に出てきたらやばい事になるのは間違いない。
「じゃあぶっ飛ばすとしますか、メルル」
「わかったぞ!全部爆破してやる」
頼もしい限りだ。メルルは爆弾の天才なだけあって、適当な薬草を集めて混ぜただけで即席の爆弾を作り上げてしまった。どうやったのか聞いてみたのだが、固有の魔力が色々とやってくれるらしい。
「この赤いのが衝撃波とか閃光、あと気絶系の爆弾。この黄色いのは貫通型で地下深くまで爆風が浸透する。両方とも踏めば起爆するから細心の注意を払ってくれよな」
「了解した」
厄介なことに一度起爆すれば連鎖するらしい。間違って踏んだら俺たちは即お陀仏だ。異世界に来てまで死ぬのは御免だ。
俺とエルは慎重に爆弾を持って、手分けしながら爆弾を穴の各所に設置し始めた。本当に運が良かったのか、地下のモンスターが登ってくる気配は無い。
「メルル、穴に一個ずつ入れたんだがこれで巣を全滅出来そうか?」
「うーん……多分下まで崩壊させることは出来ない。でも上を塞げば敵は殲滅出来る!」
「残酷な処刑だな」
「魔王軍なら仕方ないさ!」
穴の中にいるのは魔王軍の尖兵だ。工業都市を掌握するため、まずはここを拠点に戦力を整えているのだろう。出来れば和平なりやってみたかったが、そういうのは他の人に任せるべきだ、俺の出る幕ではない。
俺は兵士として、冒険者として目の前の敵を潰すだけだ。
「設置し終わったわ!」
「よし、急いでここから撤退しよう。下のやつらも動き始めてる」
「えっ!早く引っ張りあげて!」
「飛べばいいだろエル!」
「魔力使いたくないわよ~!」
駄々をこねるエルを引っ張りあげると俺はメルルに合図した。メルルは手投げ弾のような物を構えると、全力で穴に向かって投げた。手投げ弾はしばらく穴の縁を転がり、ルーレットの球のように落ちていった。
刹那、魔物が顔を出して俺たちと目が合った。
やばい、来る。と思った瞬間、禍々しい見た目の魔物は爆風や炎と共に消えた。穴に引っ込んだというより、消し飛ばされたの方が正しい。
「二人とも伏せろ!」
「いやそれより逃げよう!」
「あっ」
エルの素っ頓狂な声が聞こえた。彼女の視線の先、足元を見ると赤の爆弾が落ちて今にも爆発しそうだった。これは終わったな。
「えっ、おいバカ──」
俺たちは空を飛んだ。とてもいい夕焼けで、このまま空を飛んでやりたい気分だった。しかし空なんて飛べるはずもなく、そのまま俺たちは地面に衝突して気を失った。
* * *
「ったく、お前がちゃんと爆弾を設置してたらこんなことにはならなかったはずなのにな」
「違うわよ!私はちゃんと設置したけど、あの魔物が投げたのよ」
言われてみればそうかもしれないが、もっとちゃんと固定してたらこうはならなかったかもしれない。しかしまぁ……楽しかったから今回はよしとしよう。
俺は帰り道、報酬について話した。
「なぁ、二人とも……今思ったんだけど、魔物を倒した証拠とかってあったか?」
「ないね」
「ないわ」
そりゃそうか、全部吹っ飛んじまったからな。
ギルドの職員を連れてくればなんとかしてくれるとは思うが。まあそれはいいとしよう。アイアンジョーの首輪はちゃんと持ってきたし。
「報酬は四百セラだったっけか、結構いい感じだな」
「命を懸けた分にしては安いかもね」
「私も魔力たくさん使ったわよ」
いや使ってないだろ、と俺は思わず言った。が、どうやら俺たち三人が吹っ飛んだ際、緊急で防御魔法を展開してくれたらしい。落下死しなかったのもそれのおかげだとか。
「今日は俺が奢ろう」
「本当?アタシ肉食べたい」
「じゃあ私は特大ステーキで」
そんな食べたら太るぞ、と言うとエルは杖を振り回して俺の背中を叩いた。杖はめちゃくちゃに堅い木の枝を使っていたので、背骨が折れそうなくらいには痛かった。
エルは革製の財布を開くと、中に入った小銭を数え始めた。メルルも釣られて財布を開くが中身は空だ。
「なんだなんだ、お前ら金欠か?俺はいつも財布の中に──」
ほとんど言葉が出かけたところで俺は詰まった。財布には三セラ、日本円に直すと三千円しか入っていなかった。これはしまったな、と思いながら俺は歩くペースを早めた。
「財布の中に……なんだっけ?」
「うるせえ、エルもほとんどないだろ」
うぐっ、と呟くとエルは下を向きながら歩き続ける。全員合わせて十セラもいかないだろう。もしもギルドから報酬が出なかったら俺たちは即物乞いになってしまう。
「ふっ……」
「はっはっはっ!」
俺とエルはどうしようもなくて笑い始めた。メルルも釣られて豪快に笑い出す。エルは薄手の手袋で口元を抑えながら笑い、メルルは地面を転げまわった。
貧乏だけど意外と楽しいものだ。
「さてと、物乞いの道でも目指すか」
「アタシは死んでも嫌だぞ」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる
書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。
鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。
だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。
その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。
俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。
ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。
なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる