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55 体温が恋しくて
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お昼ご飯は結局外で食べに行くことになった。
2人で適当にファストフード店に入る。
「あははっジェレミーの傑作が見れてよかった」
「もう言わないで…」
「でもねー、俺に作ってくれようとしたのが凄く嬉しかったよ」
ニコニコ笑うアレン。
僕は最初アレンの事がとても怖いって思ってたのに…
やっぱりアレンって本当は優しいのかも。
「それじゃジェレミー帰ろっか…明日から仕事だもんね」
「そうだね帰ろう」
荷物を取りにアレンの家に戻った。
部屋に上がって僕は自分の荷物を回収し立ち上がる。
「アレン色々ありがと…また明日バイトでね」
「送っていこうか?」
「ううん、大丈夫!」
僕は靴を履いて帰ろうとするとアレンが肩をトントンと叩く。
「アレン…どうしたの?」
「バイバイのチューは?」
「えぇっ…!?」
「いいでしょ?ねぇねぇジェレミー」
こういう時だけ寂しそうな顔をするアレン。
あざといし性格悪い。
でも僕はそれにまんまと騙される。
「うぅ…1回だけだから…ね!」
僕はゆっくりアレンに向かって背伸びしキスをした。
「んっ……これでいい…?」
「いいよジェレミーからのキスだから」
にやにやしながら手を振るアレン。
僕の頬が熱くなるのを悟られたくなかったので逃げるように僕は家に帰った。
ーその夜ー
旅行もお泊まりもあって色々疲れきった僕は早々とお風呂に入ったあとはテレビを見ながらボーッとしていた。
でもなんだかアレンが居ないと何かが足りない気がしてくる。
適当に買ったコンビニの晩ご飯もなんだか味気ない気がした。
「はぁ…」
思わずため息が漏れる。
アレンが僕を抱きしめる腕の感覚と体温が忘れられない。
僕は本当にどうしちゃったんだろう…
なんとなくスマホに手が伸びる。
アレンのトーク画面に「今通話できる?」の文字を気づけば打っている自分が居た。
rrrrr…
スマホが鳴る。
僕が送ったら返事より先に通話リクエストが掛かってきた。
「もしもし!!アレン…!」
「どうしたの?」
「用事はないんだけど…なんとなく…」
「寂しくなっちゃった?」
「ひゃぇ?!そそそんなんじゃないよっ…!ただ何してるかなって…思って…」
「ジェレミー…俺に会いたいの?」
「っ…!僕は…その……アレンが会いたいなら…ね」
図星を突かれて通話した事自体が恥ずかしくなる。
「いいよ~いい物持って行ってあげる」
「えっ何…?」
「ふふっ、ナイショ…」
そう言ってアレンは一方的に通話を切った。
あの人のいい物ってロクなのじゃない気がする…
でもアレンに会えるのがちょっと嬉しかった。
時計を何度もチラチラと確認しながら待つ僕。
しばらくするとドアホンの音が鳴った。
ピンポーン
「アレン~!!」
「誘ってくれてありがと、上がってもいいかな?」
「うん、上がって上がって!」
僕が手招きするとアレンは靴を脱いで家に上がってくれた。
2人でソファーに座る。
「ジェレミー、お酒とケーキ持ってきたよ」
「わぁ!僕ケーキ大好き…嬉しいっ」
「俺はそんなものよりジェレミーの方が食べたいけど?」
「何言ってるの!?」
驚く僕を無視してそのまま僕を押し倒す。
「ひゃっ…!!まって…!!僕心の準備がまだ出来てない!!」
「え~!俺とイチャイチャしたくて電話したんじゃないの…?寂しい」
「違うよ…やめてよアレン…」
「そんな顔されたら興奮しちゃうでしょ…」
そう言って僕に無理矢理キスをしてくる。
ぬるりと舌が入ってくる感覚は一瞬にして脳が溶けそうな程気持ちよくさせてしまう。
やっ…あれんっ…んっ…んぅ…
身体が熱くなりピクリと身体が反応してしまう。
「ふぁ…やめて…あれんっ…」
「そんなトロ顔でよく言うよジェレミー」
「だって…あれんが……ぼく気持ちいいの弱いからダメ…おねがい」
「誘ってるでしょ、分かってるよ」
そう言って僕の部屋着のボタンに手をかける。
僕がやめてと抵抗したのでアレンの片手で僕の両手を押さえられてしまった。
2人で適当にファストフード店に入る。
「あははっジェレミーの傑作が見れてよかった」
「もう言わないで…」
「でもねー、俺に作ってくれようとしたのが凄く嬉しかったよ」
ニコニコ笑うアレン。
僕は最初アレンの事がとても怖いって思ってたのに…
やっぱりアレンって本当は優しいのかも。
「それじゃジェレミー帰ろっか…明日から仕事だもんね」
「そうだね帰ろう」
荷物を取りにアレンの家に戻った。
部屋に上がって僕は自分の荷物を回収し立ち上がる。
「アレン色々ありがと…また明日バイトでね」
「送っていこうか?」
「ううん、大丈夫!」
僕は靴を履いて帰ろうとするとアレンが肩をトントンと叩く。
「アレン…どうしたの?」
「バイバイのチューは?」
「えぇっ…!?」
「いいでしょ?ねぇねぇジェレミー」
こういう時だけ寂しそうな顔をするアレン。
あざといし性格悪い。
でも僕はそれにまんまと騙される。
「うぅ…1回だけだから…ね!」
僕はゆっくりアレンに向かって背伸びしキスをした。
「んっ……これでいい…?」
「いいよジェレミーからのキスだから」
にやにやしながら手を振るアレン。
僕の頬が熱くなるのを悟られたくなかったので逃げるように僕は家に帰った。
ーその夜ー
旅行もお泊まりもあって色々疲れきった僕は早々とお風呂に入ったあとはテレビを見ながらボーッとしていた。
でもなんだかアレンが居ないと何かが足りない気がしてくる。
適当に買ったコンビニの晩ご飯もなんだか味気ない気がした。
「はぁ…」
思わずため息が漏れる。
アレンが僕を抱きしめる腕の感覚と体温が忘れられない。
僕は本当にどうしちゃったんだろう…
なんとなくスマホに手が伸びる。
アレンのトーク画面に「今通話できる?」の文字を気づけば打っている自分が居た。
rrrrr…
スマホが鳴る。
僕が送ったら返事より先に通話リクエストが掛かってきた。
「もしもし!!アレン…!」
「どうしたの?」
「用事はないんだけど…なんとなく…」
「寂しくなっちゃった?」
「ひゃぇ?!そそそんなんじゃないよっ…!ただ何してるかなって…思って…」
「ジェレミー…俺に会いたいの?」
「っ…!僕は…その……アレンが会いたいなら…ね」
図星を突かれて通話した事自体が恥ずかしくなる。
「いいよ~いい物持って行ってあげる」
「えっ何…?」
「ふふっ、ナイショ…」
そう言ってアレンは一方的に通話を切った。
あの人のいい物ってロクなのじゃない気がする…
でもアレンに会えるのがちょっと嬉しかった。
時計を何度もチラチラと確認しながら待つ僕。
しばらくするとドアホンの音が鳴った。
ピンポーン
「アレン~!!」
「誘ってくれてありがと、上がってもいいかな?」
「うん、上がって上がって!」
僕が手招きするとアレンは靴を脱いで家に上がってくれた。
2人でソファーに座る。
「ジェレミー、お酒とケーキ持ってきたよ」
「わぁ!僕ケーキ大好き…嬉しいっ」
「俺はそんなものよりジェレミーの方が食べたいけど?」
「何言ってるの!?」
驚く僕を無視してそのまま僕を押し倒す。
「ひゃっ…!!まって…!!僕心の準備がまだ出来てない!!」
「え~!俺とイチャイチャしたくて電話したんじゃないの…?寂しい」
「違うよ…やめてよアレン…」
「そんな顔されたら興奮しちゃうでしょ…」
そう言って僕に無理矢理キスをしてくる。
ぬるりと舌が入ってくる感覚は一瞬にして脳が溶けそうな程気持ちよくさせてしまう。
やっ…あれんっ…んっ…んぅ…
身体が熱くなりピクリと身体が反応してしまう。
「ふぁ…やめて…あれんっ…」
「そんなトロ顔でよく言うよジェレミー」
「だって…あれんが……ぼく気持ちいいの弱いからダメ…おねがい」
「誘ってるでしょ、分かってるよ」
そう言って僕の部屋着のボタンに手をかける。
僕がやめてと抵抗したのでアレンの片手で僕の両手を押さえられてしまった。
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