僕、先輩の愛奴隷になる事を強要されてます

もあ子ちゃん

文字の大きさ
76 / 104

75 愛に溢れたおまじない

しおりを挟む
「あれん…おねがいゆっくり…」

「大丈夫、すこーし痛いけどね…」

そう言ってゆっくり僕の両手足を拘束していく。
ちょうどベッドの四隅に手足を括りつけられるような形状になっている…

「やっぱり僕怖いよ…」

「怖くなくなる魔法のおまじないもあるけど…?但しそれを使えば俺の元からいくら離れたいと思っても離れられなくなっちゃうかもしれないけどね…それでも使う?」

「おまじない…?それってどういう…」

「今まで以上に気持ちよくなっちゃうお薬、一緒に堕ちる所まで堕ちてみる?」

「あれんも一緒に…?いつもは一方的なのに…」

「それはジェレミーが大好きだから、そしてジェレミーも俺の事を正式に認めてくれたから」

「はわ…あれん…」

なんだか怖かったけれどアレンと一緒になれるならと僕はそれを望んだ。

「ねえジェレミー…逃げようとするならこれが本当に最後のチャンスだよ…?いいの…?」
アレンは鞄からゆっくりと注射器を手に取り準備を進めながら穏やかな声で僕に話しかける。

時々放つアレンの優しい声になんだかドキッとしてしまう。

「だ、大丈夫…」

「ジェレミー…可愛い大好き…もう一生俺だけの夜伽をしてて…逃げられないようにしてあげるしそれでも心はもっと楽にしてあげる」

暗闇にギラりと光る目、注射器を持ったアレンにじっと見つめられる。
その針と瞳の光のどちらの鋭利さにも圧倒され僕の呼吸は少し早くなる。

「あれん…僕もう戻れないの…?」

「ジェレミーは俺の事好きになったり両想いでいるのが怖い?」

「分からない…でもあれんの事はどうしても嫌いになれないから困ってるの…」

「怖いなら…楽しい事でも考える?明日仕事終わりに映画でも観に行こうか」

「映画…?」

映画デート、凄く嬉しいけれど僕を拘束してこれから色々と始める状況でその話題になるのはアレンの狂ったような感覚をよく表していると思う。

僕をいたぶって遊ぶのも一緒に映画デートをするのもアレンにとっては同じような事みたい。

「どう…?少しは明るい気持ちになれた?それじゃあ打つよ…」

「っ…」
僕は注射針から目を逸らした。
チクリと一瞬の痛みが走る。

「もう終わったよジェレミー、ちゃんと大人しくできたね…ご褒美あげるから口開けて?」

そう言いながら僕を優しく撫でるアレン。

それだけで身体がビクビクと反応してしまった。
そのまま蕩けたような表情で僕は口を開ける。

口移しで錠剤が流れ込む。
何錠あるか数えられないくらいの量…

「そのままじゃ飲みにくいでしょ、さっきジェレミーが買ってたジュースも欲しい?」

僕はコクコクと頷くとストローを僕の口に入れてくれた。
それで少しずつ錠剤を胃に落としていった。

「うっ…全部のんだよ…これは何…?」

「これは前にも飲ませたことあったかも、ジェレミーがえっちな気分になれるお薬」

「いっぱい僕の身体に入って大丈夫…?すごく不安になってきた…」

「大丈夫、心臓止まったらそのまま追ってあげるから…たとえ死んでもずーっと一緒だよ」

不穏な言葉で更に不安になる僕。

「じゃあそのまま尿道にこの長いプラグをさすからね、痛いから暴れないでね」

「まってやっぱり怖い…」

「ごめんねもうやめてあげられない…我慢の限界だしさっき忠告したでしょ、可愛いジェレミーが泣き叫びながら俺の名前を呼ぶのが待ち遠しかったんだからね…」

愛おしそうに僕を眺めながら長い棒状のプラグにローションを絡めるアレン。

「あっ…あれん…まってお願い…怖い…!!」

「大丈夫、ちゃんと愛してるから…」

そう言ってアレンはゆっくり僕の入口に細い棒を侵入させていった。

「ジェレミー…こっち向いて可愛い顔見せて…?」

「あれん…僕……ひぎゃっ…!!!!」
電撃のように身体に鋭い痛みが走り僕の身体はビクッと跳ね上がる。

「ふふふ、すぐ慣れるから大丈夫」

「いぎゃっ…痛い痛い痛いっ…!!!あれん痛いよぉ…!!!抜いて抜いてお願い痛い…!!」

「あぁ…可愛いよジェレミー…ずっと一緒って誓ってくれて嬉しい…」

「ふえぇ…あれん…痛いよ… 」

「これから毎日色んな事して遊ぼうねぇ…ジェレミー」

そのままアレンは僕の口に舌をねじ込んだ。
拘束されている上に痛みで意識がチカチカするので無抵抗をいい事にアレンには好き放題される。

だんだん頭がぼーっとしてくる…

深くまで入ったプラグは痛い筈なのに何故か快感を生んでいった。
アレンに全て支配されて犯される感覚を僕の脳は何故かそれが幸せと認識してしまう。

好きになっちゃいけない相手を好きになってしまったのだろうか…

「んぅ…あれん…」

「そんな甘えた声出されたら止まらなくなっちゃうでしょ…」

それともこのまま好きの感情もなくただ恐怖だけだとしたらもっと辛くて苦しかったのかもしれない。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...