僕、先輩の愛奴隷になる事を強要されてます

もあ子ちゃん

文字の大きさ
97 / 104

96 ダークサイドに堕ちてゆく

しおりを挟む
お風呂で僕達は石鹸で洗いあったりでイチャイチャしていた。

アレンの髪から滴る髪がとても色っぽくてドキドキしてしまう。

「僕のぼせちゃいそう…出よ…」

今の僕はアレンの魔法にかかったように夢中になっていた。

流れでそのままベッドに2人で座る。
アレンにぎゅっと押さえつけられてそのまま鎖骨を血が滲む程強く噛まれた。

「いたい…よ…」

でも僕はあんまり嫌じゃなかった。
痛い事したと思ったら血が滲んだ箇所を優しく舐めて僕をいい子いい子する。

「もっと傷つけたい…ジェレミー今日はカッター使って遊んでみよっか」

「あれんがそれで嬉しいなら僕なんだってらする…」

「はぁ…ジェレミー…」
アレンに激しくキスをされる。
唇を強く吸ったり噛まれたり、舌をねじ込んでそのまま乱暴に掻き乱されたりした。

「んぅぅ…あれん…苦し…」

「だってジェレミーが可愛くて…もっと優しくするから舌出して」

ぎこちなく僕は舌を出す。
そのままアレンは少し優しめにぬるりと舌を絡めてきた。

んっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…
んむぅ…んっ…

僕の脳はこうも簡単に溶けていくんだと実感する。
なんならアレンになら本当に溶かされて死んじゃってもいいかもなんて…

恋人繋ぎでよしよしされながらのキスは僕にとって弱点だった。

「ジェレミーの、すごく硬くなってるよ…」

「僕あれんとちゅーするの好き…お薬打ってないのに頭がフワフワして身体が痺れるような感覚がする…」

「これからカッター使うって言われた人の反応じゃないでしょ…完全に堕ちゃったね…ずっと一緒に居てあげるよ」

「ずっと一緒に居てっ…!ずっとずっと…!」

蕩けたような表情で僕はアレンに告げる。
そして僕はそのまま抱擁をねだるように両手を広げた。

「あーもうジェレミー…!本当に可愛い…」
アレンは僕をぎゅっと抱き締める。
とても力強くて僕の骨は簡単に折れてしまいそうだった。

「うぐっ…あれ…んっ…」

「ジェレミー好きだよ…」

「けほっ…ぼく…も…!」

傍から見たら僕達は本当に異常なカップルだと思う。
調教されきっているのかそれとも僕の頭がおかしいのか。
共依存に似た関係とも言えそうだが僕には初めての世界すぎて説明がつかなかった。

でも一つ言えるのは、僕は本気でアレンの事が好きって事だ。

「ジェレミー…本当は手足の骨も折ってやりたい…」

「いつかしようね…僕を毎晩お姫様抱っこでベッドに連れて行って、ご飯もあーんして…えへへ」

そんな会話を交わしながら僕はアレンをぎゅっとする。
そしていつもされているように僕もアレンの頬をぺろっと舐めて甘えてみた。

「あれん…お注射ちょーだい…」

「ふふ、忘れてた」

アレンは中身の正体がよくわからない注射器を準備してくれた。

「ジェレミー、俺の膝の上に座って?」
ポンポンとアレンは自分の膝を軽く叩くようにして僕がこっちに座るよう促す。

「こう…?」
僕はそっとアレンの膝に座る。
ちょうど後ろからハグされるような形であろうか。
そのままアレンは僕の左腕を優しく掴んだ。

「チクッとするからね~」

プスリと僕の体内に薬が入ってゆく。
背中に感じるアレンの体温に僕はドキドキしていた。

ずっとこうしていたいな…

「お薬全部入ったよ、もうずっと一緒…」
アレンは僕を抱え込みそのまま押し倒した。

「あれん…僕はこれからも人間らしくいられる…?」

「不安なの?ジェレミーが人の形じゃなくなったってずっと愛してるよ」

「あれん…僕怖い…あれんがいつか居なくなっちゃったらどうしようって…不安で不安で…」

何故かとめどなく涙が流れてくる。
脈拍が上がり胃の中身が全てせり上がって来そうだった。

「ジェレミー大丈夫、こっち向いて?ゆっくり呼吸して」

「あれん…」

「大丈夫」
僕の涙を手で拭うアレン。
優しい目でじっと僕を見ていた。

「ごめんねあれん…少しだけ落ち着いた…」

「それなら良かったよ、バッドトリップ寸前って感じだった」

「ばっど…?」

「なんでもないよ」
そう言ってアレンはローションを指に絡め始める。

「ジェレミー、力抜いて…指入れるよ」

「うぅっ…ゆっくりおねがい…」

僕はアレンにぎゅっとしがみつき目を瞑る。
アレンの事は大好きだけど最初のこの感覚だけはいつも慣れない…

「ジェレミーの中暖かいね…」

「んぁぁっ…そこ動いちゃだめっ…腰溶けちゃう…」

「それがいいんでしょう?」

「だめぇ…一緒にイキたいのっ…あぁっ…!!」

「可愛いこと言ってくれるじゃない?」
意地悪するように僕の弱い所をぬちぬちと責めてくる。
さっきのアレンの優しい目はどこに行ったのか聞きたくなるくらい僕を虐める表情をしていた。

「気持ちいいのだめぇっ!!一緒がいいのっ…やだぁ…!」
必死で身を捩るもアレンに押さえつけられてしまう。
なんとか堪えようと目をぎゅっと瞑って耐えるがアレンは僕を責めるのを辞めようとはしなかった。

「やだやだ言ってたら言えないように塞いじゃうからね…」

僕の弱い所を責めたままアレンは再びキスをしてきた。

んぁっ…んっ…
んちゅっ…あれんっ…んぅ…
くちゅっ…ちゅっ…

アレンとのキスは気持ちよくて僕は抵抗できなくなってしまう。
そのままアレンにされるがままになってしまった。

「あれん…もうだめ…イッちゃうぅ…」

「だーめ、我慢」

「ふええ意地悪…」
僕がイきそうなタイミングで責めるのを辞められてしまった。

「ジェレミーのトロ顔も痛くて泣いちゃう顔もどっちも見たいから…」
そう言ってアレンはカッターナイフを持ってきた。

さすがに僕は少し身体がビクッとしてしまう。
でも大好きなアレンが望むことなら僕はしたい…

「これが終わったらちゃんと寝る前にぎゅーってしてくれる…?」

「耐えられたらご褒美にしてあげるしキスも沢山してあげるよ」

「うん…!」

僕は徐々にアレンのダークサイドに堕ちてゆくのだった。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

処理中です...