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第一部
王都から北へ
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ティアさんに御世話になる事を伝えた後の事を少し触れておこうと思う。
クラスメイトもそれぞれ身の振り方というものを決めた。俺みたいに貴族の人に御世話になる者…。兵士に誘われた者…。まだどうするかを決めきれずに王城に留まる者…。王城を出て城下町に出る者…。人それぞれといったところだ。
みんなが気になるであろう我等が勇者はというと仲がいいクラスメイトの魔法使いや僧侶のジョブを授かった者達を熱烈に誘い、どうやらパーティを組むようだ。いわゆる勇者パーティといったところだろうか。
この世界も魔王っているのか?魔物がいるくらいだからワンチャン存在しているか? サチに魔王はいるのか尋ねたところどうやら存在しているらしい。ゲームみたいに悪い魔王もいれば、良い魔王もいるらしいが…。後になって知ったんだが勇者パーティはその悪い魔王を倒しに行く事を決めたそうだ。なんでもイケメン勇者君はあの第一王女に一目惚れしていたんだと…。んで、武功を挙げてその褒章代わりに結婚を申し込むんだとかなんだとかそんな感じだ…。
んっ?俺に友達は居ないのかって?いやいやいや…俺にも友達の一人や二人居るからな?一人は商人のジョブを授かったみたいで同じく商人のジョブを持つ貴族のところに御世話になるらしい。もう一人は錬金術のジョブを授かったらしい。彼は城を出て城下町に向かい奴隷を見てからどうするかを決めるらしい。異世界ならではってやつなんだろう。アニメや物語でも奴隷を買うのも定番だしな。
後はそうだなぁ…俺には一応幼馴染と呼べる存在も居るには居るんだけど…彼女はクラスメイトの友達としばらくは王城に留まりどうするかを決めるみたいだ。まあ、色々あって最近ではそんなに話した覚えもないし…とにかくそんな感じだ。
それでその日の夜はというと、王城で豪華な食事を戴く事になった。当然ショックやなんやらで食が進まない者が大半なのは言うまでもないだろう。それに料理の味付けがよく言えば素材を活かしたシンプルな味付け。悪く言えば…マズイからだろう。現代の料理を味わってる者が原始時代なんかにタイムスリップした感じと言えば分かりやすいかな?サチの話では調味料もいきわたってないし、料理自体が発達してないかららしい。まあ、クラスメイトに料理人のジョブを持つ者がいるみたいだし、商人のジョブを持つ者も居るし、将来はそのあたりはマシになるかも知れないけども。
ちょっとばかり長くなったがそんな感じで王城で一夜を過ごし…その翌日の朝早く俺はティアさん達と王都を後にする事になったんだ。
♢
「…わたしの顔に何かついていますか?」
「っ!? …す、すいません」
カシオペア公爵を表す為の紋章が刻まれた馬車に乗り込んで、カシオペア公爵領へと向かい馬車を王都から北へと走らせてすぐの事だ。 馬車の中にはティアさんと俺、そしてティアさんの側仕えである彼女の三人で乗り込んでいる。ちゃんと馬車の周りには護衛の人達も居るし、馬車も俺達が乗っている馬車だけじゃない。 後ろに何台か続く感じだ。まあ、そんななかどうやら俺が彼女をマジマジと見すぎていた為にそうお言葉を頂いてしまったというわけだ。
『──ですね。マジマジとガン見し過ぎです、マスター?彼女が獣人族…正確な種族名は猫人族ですが…とにかく…マスターの世界には存在しなかった種族とはいえ相手は女性です。地球ならセクハラと訴えられてもおかしくはありませんでしたよ?もしくは不審者といっても過言ではありません』
『…くっ…返す言葉もありません。サチの言う通りだな…』
「ネネ!?ハヤブサ様は大事な客人なのですよっ?」
「…ニャッ!?ぐぬぬっ…め、面目ありません…」
ティアさんにそう言われてうなだれるように頭に生えている耳がシュンとなる猫人族のネネさん。ビックリしてニャッって言ってるし。
いかん…また目が奪われそうになる。だって猫耳だぞ!?尻尾もあるんだぞ!?地球の人ならこうなるよなっ!?クラスメイトの男子は全員こうなるだろう…。きっとクラスメイトの女子もこうなる…筈…。
『──マスター…?』
はい、すいません。余計な事を考えました。なんだかサチからジト目で睨まれている感覚を感じてしまう。とにかく俺のせいなので謝る事に…。
「ネネさん…俺のせいですいません。俺が悪いのでどうかネネさんを怒らないであげて下さいませんか?ティアさん。俺のいた世界では…その…ネネさんみたいな人はいなかったというか…言い方が悪いかも知れませんが物珍しいというかなんというか…」
「…そうなんですね。ハヤブサ様がいた世界にはネネみたいな獣人族はいなかったのですね?」
「え、ええ。聞くところによるとこの世界にはエルフの方もいるとか…」
「ええ、その通りです。私達が向かっているカシオペア領にもエルフの方が住んでいますよ」
エルフが領地に居る…だと…。こりゃあくれぐれも視線には気をつけないと…。
『──ええ。気をつけて下さい。女性は特に視線には敏感ですので…』
分かってます。先程身に染みて実感した次第です。
「…お嬢様に免じて今回だけは許します」
「ネネ?先程も言いましたがハヤブサ様は大事なお客人なのですよ?言い方にはくれぐれも気をつけなさい?」
「…はい」
♢
王都を発って五日後。ようやくカシオペアの街が見えてきた。道中は途中にある町の宿に泊まったり、野営をしたりもした…。まあ、ティアさんの護衛の人達が殆ど手配したり、準備してくれたわけだ。
野営の時に内心キャンプみたいでワクワクしたのは内緒だ。勿論サチは知っているけどな。サチに隠し事はできない。心を読まれてるし考えた事も伝わってるみたいだしな…。
サチからはマスターが幼い子供みたいですと言われたが俺はまだ子供なんだよなぁ。
この世界では違うみたいだけど…。早ければ生まれた時から許嫁が居る人もいるそうだし、10歳から13歳ですでに結婚しててもおかしくはないそうだし…。とにかく大人と見られるのがそれだけ早いって事だ。まあ、俺は子供みたいと言われても気にしない事にした。俺は俺というやつだ。
あっ、そうそう。それから信じられるか?宿には風呂がなかったんだぜ?お湯で体を拭くか、もしくは【クリーニング】の魔法を使うかだ。ネネさんが使えるとの事で俺もその魔法を渋々ながらにはなるんだろうけどかけてもらった。スッキリしてお風呂あがりみたいな感じだ。魔法を使えるものなら誰でも使える魔法らしい。今度サチに教えてもらおうと心に誓う。 まあ、そんな風に魔法で綺麗になったわけだけど、不思議とお風呂には入りたくなるものだ。いつか簡単にでいいのでお風呂も作れるといいな。
そんな事を思い返しているといつの間にか馬車は街の中を走っていた。
『──マスターが道中であった事なんかを思い返しているうちにです』
ですよねぇ…。そしてそうこうサチとやり取りしているうちに馬車は街で一番大きな屋敷の前で止まり…
「ハヤブサ様。ここが今日からハヤブサ様の家になりますので」
「はい、御世話になります!」
カシオペア領での暮らしが始まる。
クラスメイトもそれぞれ身の振り方というものを決めた。俺みたいに貴族の人に御世話になる者…。兵士に誘われた者…。まだどうするかを決めきれずに王城に留まる者…。王城を出て城下町に出る者…。人それぞれといったところだ。
みんなが気になるであろう我等が勇者はというと仲がいいクラスメイトの魔法使いや僧侶のジョブを授かった者達を熱烈に誘い、どうやらパーティを組むようだ。いわゆる勇者パーティといったところだろうか。
この世界も魔王っているのか?魔物がいるくらいだからワンチャン存在しているか? サチに魔王はいるのか尋ねたところどうやら存在しているらしい。ゲームみたいに悪い魔王もいれば、良い魔王もいるらしいが…。後になって知ったんだが勇者パーティはその悪い魔王を倒しに行く事を決めたそうだ。なんでもイケメン勇者君はあの第一王女に一目惚れしていたんだと…。んで、武功を挙げてその褒章代わりに結婚を申し込むんだとかなんだとかそんな感じだ…。
んっ?俺に友達は居ないのかって?いやいやいや…俺にも友達の一人や二人居るからな?一人は商人のジョブを授かったみたいで同じく商人のジョブを持つ貴族のところに御世話になるらしい。もう一人は錬金術のジョブを授かったらしい。彼は城を出て城下町に向かい奴隷を見てからどうするかを決めるらしい。異世界ならではってやつなんだろう。アニメや物語でも奴隷を買うのも定番だしな。
後はそうだなぁ…俺には一応幼馴染と呼べる存在も居るには居るんだけど…彼女はクラスメイトの友達としばらくは王城に留まりどうするかを決めるみたいだ。まあ、色々あって最近ではそんなに話した覚えもないし…とにかくそんな感じだ。
それでその日の夜はというと、王城で豪華な食事を戴く事になった。当然ショックやなんやらで食が進まない者が大半なのは言うまでもないだろう。それに料理の味付けがよく言えば素材を活かしたシンプルな味付け。悪く言えば…マズイからだろう。現代の料理を味わってる者が原始時代なんかにタイムスリップした感じと言えば分かりやすいかな?サチの話では調味料もいきわたってないし、料理自体が発達してないかららしい。まあ、クラスメイトに料理人のジョブを持つ者がいるみたいだし、商人のジョブを持つ者も居るし、将来はそのあたりはマシになるかも知れないけども。
ちょっとばかり長くなったがそんな感じで王城で一夜を過ごし…その翌日の朝早く俺はティアさん達と王都を後にする事になったんだ。
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「…わたしの顔に何かついていますか?」
「っ!? …す、すいません」
カシオペア公爵を表す為の紋章が刻まれた馬車に乗り込んで、カシオペア公爵領へと向かい馬車を王都から北へと走らせてすぐの事だ。 馬車の中にはティアさんと俺、そしてティアさんの側仕えである彼女の三人で乗り込んでいる。ちゃんと馬車の周りには護衛の人達も居るし、馬車も俺達が乗っている馬車だけじゃない。 後ろに何台か続く感じだ。まあ、そんななかどうやら俺が彼女をマジマジと見すぎていた為にそうお言葉を頂いてしまったというわけだ。
『──ですね。マジマジとガン見し過ぎです、マスター?彼女が獣人族…正確な種族名は猫人族ですが…とにかく…マスターの世界には存在しなかった種族とはいえ相手は女性です。地球ならセクハラと訴えられてもおかしくはありませんでしたよ?もしくは不審者といっても過言ではありません』
『…くっ…返す言葉もありません。サチの言う通りだな…』
「ネネ!?ハヤブサ様は大事な客人なのですよっ?」
「…ニャッ!?ぐぬぬっ…め、面目ありません…」
ティアさんにそう言われてうなだれるように頭に生えている耳がシュンとなる猫人族のネネさん。ビックリしてニャッって言ってるし。
いかん…また目が奪われそうになる。だって猫耳だぞ!?尻尾もあるんだぞ!?地球の人ならこうなるよなっ!?クラスメイトの男子は全員こうなるだろう…。きっとクラスメイトの女子もこうなる…筈…。
『──マスター…?』
はい、すいません。余計な事を考えました。なんだかサチからジト目で睨まれている感覚を感じてしまう。とにかく俺のせいなので謝る事に…。
「ネネさん…俺のせいですいません。俺が悪いのでどうかネネさんを怒らないであげて下さいませんか?ティアさん。俺のいた世界では…その…ネネさんみたいな人はいなかったというか…言い方が悪いかも知れませんが物珍しいというかなんというか…」
「…そうなんですね。ハヤブサ様がいた世界にはネネみたいな獣人族はいなかったのですね?」
「え、ええ。聞くところによるとこの世界にはエルフの方もいるとか…」
「ええ、その通りです。私達が向かっているカシオペア領にもエルフの方が住んでいますよ」
エルフが領地に居る…だと…。こりゃあくれぐれも視線には気をつけないと…。
『──ええ。気をつけて下さい。女性は特に視線には敏感ですので…』
分かってます。先程身に染みて実感した次第です。
「…お嬢様に免じて今回だけは許します」
「ネネ?先程も言いましたがハヤブサ様は大事なお客人なのですよ?言い方にはくれぐれも気をつけなさい?」
「…はい」
♢
王都を発って五日後。ようやくカシオペアの街が見えてきた。道中は途中にある町の宿に泊まったり、野営をしたりもした…。まあ、ティアさんの護衛の人達が殆ど手配したり、準備してくれたわけだ。
野営の時に内心キャンプみたいでワクワクしたのは内緒だ。勿論サチは知っているけどな。サチに隠し事はできない。心を読まれてるし考えた事も伝わってるみたいだしな…。
サチからはマスターが幼い子供みたいですと言われたが俺はまだ子供なんだよなぁ。
この世界では違うみたいだけど…。早ければ生まれた時から許嫁が居る人もいるそうだし、10歳から13歳ですでに結婚しててもおかしくはないそうだし…。とにかく大人と見られるのがそれだけ早いって事だ。まあ、俺は子供みたいと言われても気にしない事にした。俺は俺というやつだ。
あっ、そうそう。それから信じられるか?宿には風呂がなかったんだぜ?お湯で体を拭くか、もしくは【クリーニング】の魔法を使うかだ。ネネさんが使えるとの事で俺もその魔法を渋々ながらにはなるんだろうけどかけてもらった。スッキリしてお風呂あがりみたいな感じだ。魔法を使えるものなら誰でも使える魔法らしい。今度サチに教えてもらおうと心に誓う。 まあ、そんな風に魔法で綺麗になったわけだけど、不思議とお風呂には入りたくなるものだ。いつか簡単にでいいのでお風呂も作れるといいな。
そんな事を思い返しているといつの間にか馬車は街の中を走っていた。
『──マスターが道中であった事なんかを思い返しているうちにです』
ですよねぇ…。そしてそうこうサチとやり取りしているうちに馬車は街で一番大きな屋敷の前で止まり…
「ハヤブサ様。ここが今日からハヤブサ様の家になりますので」
「はい、御世話になります!」
カシオペア領での暮らしが始まる。
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