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第二部
幼馴染
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昨日は本当に大変だった…。話が全く噛み合わないうえに通じない。憧れ?の彼女と同一人物なのか本当に疑わしい程だった…。それで一応彼女にこんな風に言ったんだ…。
「え~とさぁ…」
「何かな?かな?」
「俺が君をストーカーした証拠ってあるの?」
「えっ…何でそんな事聞くの?」
「どうなの?」
「証拠…証拠と言われると直弘君が尾けてきてるのに気付いただけだけど…」
それを聞いた瞬間俺はダッシュ…。家へと逃げ帰ったんだ…。いや、俺を責めないでくれ!自分でも分かってるから…。それでも話が通じないんだから逃げても別に良いだろ?
そんなこんなで次の日の朝。自分の部屋のカーテンの隙間から念の為外の様子を窺ったのだが…居たよ…。電柱の影から彼女がこちらを見ている。怖ぇぇ~よぉ!学校に行きたくないけど行かないと面倒な事になりそうだし…。という事で家の裏口から学校へ向かった。
******
学校へ着いて一息ついていると…
「おっは~直ちゃん」
「…朝から元気だなお前は…」
「今日は元気無いんじゃない?」
朝から絡んできたのは幼馴染みの麻季。小、中、高ずっと一緒の腐れ縁の存在だ。
「まぁ、ちょっと…な…」
「何があったのよ?幼馴染みの仲だし何でも聞いてあげるわよ?」
「いや…大丈夫。大した事ないよ」
「そう?聞いて欲しかったらいつでも言って?」
「サンキュー」
「…あっ…そうそう…」
「んっ?」
「…昨日一緒に居た子って…彼女?」
「昨日…違う違う!そんなんじゃねぇよ」
「…ホントに?かなり可愛かったけど…」
「可愛いのは認めるけどアレは俺の手には負えないぞ?」
「えっ?可愛いって認めるの?直ちゃんがそんな事言うなんて…初めてだよね?」
「そうか?」
「…そうだよ?アイドルだって可愛いとか言った事ないじゃん」
「とにかく気のせいだよ?何でそんな事が気になるんだよ?今日様子がおかしいのは麻季の方じゃないか?」
「…別に…私は…。普通でしょっ、普通」
「まぁ、とにかく彼女の事は良いんだよ…」
「直ちゃんには、私が居るでしょ?(ボソッ)」
「んっ?何て言った?」
「直ちゃんには彼女は合わないって言っただけ…」
「充分身に染みて分かってるよ…それ位…ほらっ…そんな事より授業始まっちまうぞ?」
「…ん…分かってる…じゃあね直ちゃん」
「おう!」
******
「ただでさえ直ちゃんには直ちゃんの姉妹が付いていて邪魔されるのに…これ以上増えられても困る…よ。ズルズルただの幼馴染みの関係で今まで来たけど…早いとこ何とかしないと…」
「え~とさぁ…」
「何かな?かな?」
「俺が君をストーカーした証拠ってあるの?」
「えっ…何でそんな事聞くの?」
「どうなの?」
「証拠…証拠と言われると直弘君が尾けてきてるのに気付いただけだけど…」
それを聞いた瞬間俺はダッシュ…。家へと逃げ帰ったんだ…。いや、俺を責めないでくれ!自分でも分かってるから…。それでも話が通じないんだから逃げても別に良いだろ?
そんなこんなで次の日の朝。自分の部屋のカーテンの隙間から念の為外の様子を窺ったのだが…居たよ…。電柱の影から彼女がこちらを見ている。怖ぇぇ~よぉ!学校に行きたくないけど行かないと面倒な事になりそうだし…。という事で家の裏口から学校へ向かった。
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学校へ着いて一息ついていると…
「おっは~直ちゃん」
「…朝から元気だなお前は…」
「今日は元気無いんじゃない?」
朝から絡んできたのは幼馴染みの麻季。小、中、高ずっと一緒の腐れ縁の存在だ。
「まぁ、ちょっと…な…」
「何があったのよ?幼馴染みの仲だし何でも聞いてあげるわよ?」
「いや…大丈夫。大した事ないよ」
「そう?聞いて欲しかったらいつでも言って?」
「サンキュー」
「…あっ…そうそう…」
「んっ?」
「…昨日一緒に居た子って…彼女?」
「昨日…違う違う!そんなんじゃねぇよ」
「…ホントに?かなり可愛かったけど…」
「可愛いのは認めるけどアレは俺の手には負えないぞ?」
「えっ?可愛いって認めるの?直ちゃんがそんな事言うなんて…初めてだよね?」
「そうか?」
「…そうだよ?アイドルだって可愛いとか言った事ないじゃん」
「とにかく気のせいだよ?何でそんな事が気になるんだよ?今日様子がおかしいのは麻季の方じゃないか?」
「…別に…私は…。普通でしょっ、普通」
「まぁ、とにかく彼女の事は良いんだよ…」
「直ちゃんには、私が居るでしょ?(ボソッ)」
「んっ?何て言った?」
「直ちゃんには彼女は合わないって言っただけ…」
「充分身に染みて分かってるよ…それ位…ほらっ…そんな事より授業始まっちまうぞ?」
「…ん…分かってる…じゃあね直ちゃん」
「おう!」
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「ただでさえ直ちゃんには直ちゃんの姉妹が付いていて邪魔されるのに…これ以上増えられても困る…よ。ズルズルただの幼馴染みの関係で今まで来たけど…早いとこ何とかしないと…」
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