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第一章
今日から
「そんなわけで…本日からお嬢様付きになりましたのでどうぞよろしくお願いしますね☆」
放課後、校門前で俺達を待っていた愛さんが開口一番そう口にした。今までは悠介さんに付いていたんだよな。色々教えてもらいたい事があると言ってたのは本人談。優花付きになったということはもう全て教わったという事なのだろう。
なお、愛さんは色々あって優花の家に養子として引き取られている。なので神楽坂愛が今のフルネーム。年齢は今年十九歳になる。言わずもがな、彼女もまた美人さんだ。
もう一つついでに言っておくと、愛さんをその目にした健二が…
「──この人か、豊和!?この巨乳のお姉さんのおっぱいをお前は朝から揉みほぐしてきたのか!?なんてうらやまけしから──うっ……」
「ハエがうるさいようなので黙らせておきました」
──ってな事もあった。一瞬で気絶させられた健二は校門前にそのまま放置された。今頃気がついて自宅への帰路についてるだろう。
たぶん……。
まあ、初対面の女性におっぱいの話をするからそうなったんだと俺は思う。セクハラだろうしな…。
まあ、健二の事はいいとして、愛さんの言葉に続くように優花が口を開いた。
「私付きというより、豊和君に付いてるわよね?」
「気の所為ですよ、お嬢様」
「今朝だって私の目覚ましを止めたうえで私をほったらかして、抜け駆けして豊和君の布団に潜り込んでた癖に?」
「それは必要経費というやつです」
「なによ、必要経費って。私に付いたならずっと私に付いてなさいよね」
「ほ~う。よろしいのですか?」
「…なにがよ?」
「お嬢様がそういう事をおっしゃられるならお嬢様がお一人で致してる時もずっと付きますがよろしいので?」
「ししししししてないし!?」
「昨日も『豊和君豊和君、いく!いくっ!イッちゃうの』って、妄想しながら何回もイッてましたよね?」
「そ、そんな事言ってないし、何回もイッてないから」
ああ…うん…。その話はそろそろ止めようか。俺も被害にあうというか、優花の事を思うといたたまれなくなるから。
「ゆ、優花ちゃんの情事は置いておくとして」
ナイスだ、凛!
「置いとかないでよ!?」
「お嬢様?その場合置いておいてもらった方がよろしいかと思いますが」
「~~~っ!?」
耳まで真っ赤に染めてうつむく優花。うむ。本日も盛大な自爆をかましてくれるのが優花クオリティだな…。
「私はこうしてまた愛お姉ちゃんと色々お話できるから嬉しいよ」
「凛様…」
凛は愛さんに懐いているからな。二人はそう言うとひしっと抱き合っている。
「わ、私だって嬉しいは嬉しいわよ!?」
「ツンデレか?」
「ツンデレ?」
「ツンデレですか?」
優花の言葉に俺と凛と愛さんの言葉が重なる。
「ツンデレじゃないわよ!?」
ツンデレも優花クオリティだな。
「違うから!」
そんなふうに俺達が他愛ない話をしていた同時刻──
「──ビンゴっ!!」
「あったあった♪絶対あると思ったんだよね♪」
「では…さ、早速…すぅぅぅぅぅぅ────」
「うにゃあ……はっ…はっ…はぁはぁ…」
「これはたまらない!!これはたまらなよぉ…」
「最近出しすぎだよ、おにぃ…♡こんなにティッシュを無駄使いしちゃって♡匂いも濃厚すぎりゅ♡」
「新しいティッシュを開けてたみたいだから、絶対出してると思ったんだよね♡ゴミ箱漁って正解だったね♪」
「…おにぃ♡」
「おにぃの匂い嗅ぎながらシちゃうからね♡んっ…おにぃ…すぅぅぅぅぅぅ………」
妹がそんな事をしてるとは思ってもいない。
放課後、校門前で俺達を待っていた愛さんが開口一番そう口にした。今までは悠介さんに付いていたんだよな。色々教えてもらいたい事があると言ってたのは本人談。優花付きになったということはもう全て教わったという事なのだろう。
なお、愛さんは色々あって優花の家に養子として引き取られている。なので神楽坂愛が今のフルネーム。年齢は今年十九歳になる。言わずもがな、彼女もまた美人さんだ。
もう一つついでに言っておくと、愛さんをその目にした健二が…
「──この人か、豊和!?この巨乳のお姉さんのおっぱいをお前は朝から揉みほぐしてきたのか!?なんてうらやまけしから──うっ……」
「ハエがうるさいようなので黙らせておきました」
──ってな事もあった。一瞬で気絶させられた健二は校門前にそのまま放置された。今頃気がついて自宅への帰路についてるだろう。
たぶん……。
まあ、初対面の女性におっぱいの話をするからそうなったんだと俺は思う。セクハラだろうしな…。
まあ、健二の事はいいとして、愛さんの言葉に続くように優花が口を開いた。
「私付きというより、豊和君に付いてるわよね?」
「気の所為ですよ、お嬢様」
「今朝だって私の目覚ましを止めたうえで私をほったらかして、抜け駆けして豊和君の布団に潜り込んでた癖に?」
「それは必要経費というやつです」
「なによ、必要経費って。私に付いたならずっと私に付いてなさいよね」
「ほ~う。よろしいのですか?」
「…なにがよ?」
「お嬢様がそういう事をおっしゃられるならお嬢様がお一人で致してる時もずっと付きますがよろしいので?」
「ししししししてないし!?」
「昨日も『豊和君豊和君、いく!いくっ!イッちゃうの』って、妄想しながら何回もイッてましたよね?」
「そ、そんな事言ってないし、何回もイッてないから」
ああ…うん…。その話はそろそろ止めようか。俺も被害にあうというか、優花の事を思うといたたまれなくなるから。
「ゆ、優花ちゃんの情事は置いておくとして」
ナイスだ、凛!
「置いとかないでよ!?」
「お嬢様?その場合置いておいてもらった方がよろしいかと思いますが」
「~~~っ!?」
耳まで真っ赤に染めてうつむく優花。うむ。本日も盛大な自爆をかましてくれるのが優花クオリティだな…。
「私はこうしてまた愛お姉ちゃんと色々お話できるから嬉しいよ」
「凛様…」
凛は愛さんに懐いているからな。二人はそう言うとひしっと抱き合っている。
「わ、私だって嬉しいは嬉しいわよ!?」
「ツンデレか?」
「ツンデレ?」
「ツンデレですか?」
優花の言葉に俺と凛と愛さんの言葉が重なる。
「ツンデレじゃないわよ!?」
ツンデレも優花クオリティだな。
「違うから!」
そんなふうに俺達が他愛ない話をしていた同時刻──
「──ビンゴっ!!」
「あったあった♪絶対あると思ったんだよね♪」
「では…さ、早速…すぅぅぅぅぅぅ────」
「うにゃあ……はっ…はっ…はぁはぁ…」
「これはたまらない!!これはたまらなよぉ…」
「最近出しすぎだよ、おにぃ…♡こんなにティッシュを無駄使いしちゃって♡匂いも濃厚すぎりゅ♡」
「新しいティッシュを開けてたみたいだから、絶対出してると思ったんだよね♡ゴミ箱漁って正解だったね♪」
「…おにぃ♡」
「おにぃの匂い嗅ぎながらシちゃうからね♡んっ…おにぃ…すぅぅぅぅぅぅ………」
妹がそんな事をしてるとは思ってもいない。
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