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第一章
一週間
高校に入学してから早くも一週間が経過。本当に一日一日過ぎるのって早いものだ。
んで…一週間が過ぎたということは彼女が学校にようやく復学するという事。周りには体調不良で休みという事になっていたあの子だ。
そう。初夏日和。
俺が登校した時には彼女はすでに登校しており、前の席の子と笑顔で話しているのが視界に入ってきた。彼女のそんな姿を見ると助けられて良かったと心から思う。
まあ…安心はできないんだけどな…。
ただ…それとは別に気になる事がある。初夏日和さんが休み時間の度にチラチラとこちらに視線を向けてくるんだ…。
明らかに俺を見ているよな…。
「っ~!?」
ほら、その証拠とばかりに視線が重なった瞬間なんか初夏さんは慌てて視線をそらしているのが見てとれる。
なんかマズイ事したかな…?
「──豊和君?」
どうしたんだ、優花?顔は笑顔なんだが、目のハイライトが消えてるように俺には見えるぞ?
「また初夏さんを見てたわよね?」
「…見てないよ」
「絶対に見てたよ!」
凛も言う。
「お前もかブ◯ータスっ!?」
尚…俺の渾身のこの言葉はスルーされる事に。
「間違いなく豊和様は彼女を見ていましたね」
「なんで愛さんがいるんだよ?」
制服を着てクラスメイトのように馴染んでいる愛さん。最近は休み時間になるとうちの制服を着て教室にさも当たり前のようにいるんだよな…。
「豊和、細かい事はなしだ。至近距離でこのおっぱいが拝め──」
また気絶させられる健二。余計な事を口走るからそうなることを覚えて欲しい…。
「とりあえず蝿は置いておくとして」
健二よ…ハエ扱いされてるからな?
「豊和様はわたくしより大きいあのおっぱいに自然と視線が吸い寄せられているのでしょう」
「うぉい!?愛さんは何を教室で勝手な事を言ってんだ!?」
「何をって…豊和様はおっぱい星人ですよね?」
「違うが!?」
誤解が広がりボッチになったらどうすんだよ…。
「その時はわたくしが責任を持って豊和様をもらいに参上しますのでご心配なく♡」
「いやいや…そういう問題じゃないからな?後、心の中を読まないように」
「そ、そうよ!そういう問題じゃないわ!」
「そ、そうだよ、愛お姉ちゃん!豊ちゃんをもらうだなんて…」
「お嬢様も凛様も何をそんな甘っちょろい事を言ってるんです?わたくしは豊和様を手に入れる為ならどんな手を使いますよ?」
本人を前にして堂々と言わないでほしい。
「豊和様がわたくしに股を開けとおっしゃいましたら喜んで開きますし、孕めと言われたら何度でも孕んでみせます!それこそ豊和様が望まれるのならどんな変態プレイでも受け入れる覚悟がわたくしにはあります!それがわたくしが豊和様に助けられた恩を返す事に繋がると思うのです☆」
「そんな事大きな声で力説すなっ!?それに、それは恩を仇で返すって言うんだよ!誰だよ!?愛にこんな無茶苦茶な知識を教えたのは!?」
「奥様ですが、何か?」
「あ、麻美さんっ!?」
麻美さんは何言ってんのっ!?
「…お、お母さんは…愛に何を教えてるのよ…」
優花は頭を押さえ…
「…お、おばさん…」
凛は驚いてる…。そりゃあ驚くよな。普段の姿からそんな事言うとは思わないよな。
まあ…長い付き合いだし、俺は知ってたけど。
だって麻美さん…優花にも色々入れ知恵してるようだし…。
それはそうと…俺がクラスで浮いてしまったら間違いなく三人のせいだからな?まあ、すでに浮いてるような気がしなくもないが…。
特にクラスメイトの男子の大半は嫉妬の目を向けてくる。なにしろ優花と凛という美少女二人と親しくしてるからな…。まあ、男子の気持ちは分かるけど…。今は愛さんもいるしな。
「し、城咲」
俺の名を呼ぶ声。
「初夏さん?」
声の方に視線を向けるとそこには初夏さんの姿。
「あのさ…」
「うん」
「ひ、昼休み…ちょっと面貸してくんない?」
初夏さんのその言葉にクラス中が静まり返る。俺は一言分かったとだけ伝えると初夏さんは慌てて自分の席へと戻って行った。顔を赤く染めながら…。
そして初夏さんが席に着いたと同時に教室が今度は騒然となっていく。うるさいくらいに…。
「ぬわぁぁぁぁー!?」
「う、嘘…だろ…」
「アイツ…神楽坂と感動の二人じゃあ飽き足らず初夏にまで手を…?」
手は出してないからな?
「トップクラスに可愛い女子を四人も侍らせやがって」
侍らせてないから!?
「…死ね」
「もげろ!」
「禿げろ!」
「そこ代われ!」
「どんだけ前世で徳を積めばハーレム形成できるんだ?」
ハーレムなんか形成してない。
「あのおっぱい星人が!」
おっぱい星人じゃないから!
「なんでハーレム野郎のイチャイチャをみせられないといけないんだよー!」
イチャイチャもしてないだろ!?
「男子うるさい!」
「男子さいてぇー」
「誰が城咲を落とすか賭けようよ」
「いいね」
「私は神楽坂さんに賭けようかな」
「じゃあ感動さんで」
「愛さんって人に賭ける」
「初夏さんで」
女子は女子で変な賭け始めんな!
「大穴で健二君」
「ああ…穴狙うだけに?」
「ギャハハ…ウケる」
ウケないウケない。マジでやめてくれる?ケツ穴ヒュンってなるから…。
「豊和様は受けなのですか?」
「どっちもいやだからな!?」
んで…一週間が過ぎたということは彼女が学校にようやく復学するという事。周りには体調不良で休みという事になっていたあの子だ。
そう。初夏日和。
俺が登校した時には彼女はすでに登校しており、前の席の子と笑顔で話しているのが視界に入ってきた。彼女のそんな姿を見ると助けられて良かったと心から思う。
まあ…安心はできないんだけどな…。
ただ…それとは別に気になる事がある。初夏日和さんが休み時間の度にチラチラとこちらに視線を向けてくるんだ…。
明らかに俺を見ているよな…。
「っ~!?」
ほら、その証拠とばかりに視線が重なった瞬間なんか初夏さんは慌てて視線をそらしているのが見てとれる。
なんかマズイ事したかな…?
「──豊和君?」
どうしたんだ、優花?顔は笑顔なんだが、目のハイライトが消えてるように俺には見えるぞ?
「また初夏さんを見てたわよね?」
「…見てないよ」
「絶対に見てたよ!」
凛も言う。
「お前もかブ◯ータスっ!?」
尚…俺の渾身のこの言葉はスルーされる事に。
「間違いなく豊和様は彼女を見ていましたね」
「なんで愛さんがいるんだよ?」
制服を着てクラスメイトのように馴染んでいる愛さん。最近は休み時間になるとうちの制服を着て教室にさも当たり前のようにいるんだよな…。
「豊和、細かい事はなしだ。至近距離でこのおっぱいが拝め──」
また気絶させられる健二。余計な事を口走るからそうなることを覚えて欲しい…。
「とりあえず蝿は置いておくとして」
健二よ…ハエ扱いされてるからな?
「豊和様はわたくしより大きいあのおっぱいに自然と視線が吸い寄せられているのでしょう」
「うぉい!?愛さんは何を教室で勝手な事を言ってんだ!?」
「何をって…豊和様はおっぱい星人ですよね?」
「違うが!?」
誤解が広がりボッチになったらどうすんだよ…。
「その時はわたくしが責任を持って豊和様をもらいに参上しますのでご心配なく♡」
「いやいや…そういう問題じゃないからな?後、心の中を読まないように」
「そ、そうよ!そういう問題じゃないわ!」
「そ、そうだよ、愛お姉ちゃん!豊ちゃんをもらうだなんて…」
「お嬢様も凛様も何をそんな甘っちょろい事を言ってるんです?わたくしは豊和様を手に入れる為ならどんな手を使いますよ?」
本人を前にして堂々と言わないでほしい。
「豊和様がわたくしに股を開けとおっしゃいましたら喜んで開きますし、孕めと言われたら何度でも孕んでみせます!それこそ豊和様が望まれるのならどんな変態プレイでも受け入れる覚悟がわたくしにはあります!それがわたくしが豊和様に助けられた恩を返す事に繋がると思うのです☆」
「そんな事大きな声で力説すなっ!?それに、それは恩を仇で返すって言うんだよ!誰だよ!?愛にこんな無茶苦茶な知識を教えたのは!?」
「奥様ですが、何か?」
「あ、麻美さんっ!?」
麻美さんは何言ってんのっ!?
「…お、お母さんは…愛に何を教えてるのよ…」
優花は頭を押さえ…
「…お、おばさん…」
凛は驚いてる…。そりゃあ驚くよな。普段の姿からそんな事言うとは思わないよな。
まあ…長い付き合いだし、俺は知ってたけど。
だって麻美さん…優花にも色々入れ知恵してるようだし…。
それはそうと…俺がクラスで浮いてしまったら間違いなく三人のせいだからな?まあ、すでに浮いてるような気がしなくもないが…。
特にクラスメイトの男子の大半は嫉妬の目を向けてくる。なにしろ優花と凛という美少女二人と親しくしてるからな…。まあ、男子の気持ちは分かるけど…。今は愛さんもいるしな。
「し、城咲」
俺の名を呼ぶ声。
「初夏さん?」
声の方に視線を向けるとそこには初夏さんの姿。
「あのさ…」
「うん」
「ひ、昼休み…ちょっと面貸してくんない?」
初夏さんのその言葉にクラス中が静まり返る。俺は一言分かったとだけ伝えると初夏さんは慌てて自分の席へと戻って行った。顔を赤く染めながら…。
そして初夏さんが席に着いたと同時に教室が今度は騒然となっていく。うるさいくらいに…。
「ぬわぁぁぁぁー!?」
「う、嘘…だろ…」
「アイツ…神楽坂と感動の二人じゃあ飽き足らず初夏にまで手を…?」
手は出してないからな?
「トップクラスに可愛い女子を四人も侍らせやがって」
侍らせてないから!?
「…死ね」
「もげろ!」
「禿げろ!」
「そこ代われ!」
「どんだけ前世で徳を積めばハーレム形成できるんだ?」
ハーレムなんか形成してない。
「あのおっぱい星人が!」
おっぱい星人じゃないから!
「なんでハーレム野郎のイチャイチャをみせられないといけないんだよー!」
イチャイチャもしてないだろ!?
「男子うるさい!」
「男子さいてぇー」
「誰が城咲を落とすか賭けようよ」
「いいね」
「私は神楽坂さんに賭けようかな」
「じゃあ感動さんで」
「愛さんって人に賭ける」
「初夏さんで」
女子は女子で変な賭け始めんな!
「大穴で健二君」
「ああ…穴狙うだけに?」
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ウケないウケない。マジでやめてくれる?ケツ穴ヒュンってなるから…。
「豊和様は受けなのですか?」
「どっちもいやだからな!?」
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