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高等部 一年目 卯月
018 双子コーデ(最後の方少しR18)
しおりを挟む「これが、オレ!?」
鏡の中に水色のおかっぱ頭のヅラを被った美少女がいた。
スゲー!
うちの母ちゃんがJKだった頃に瓜二つじゃん!
演劇部員渾身のJKセーラー服双子コーデを、S組の奴らにお披露目したら、前屈みになる奴が増えた。
三蔵のエロが消えたのに何故?
「か、可愛い・・・」
牧島くんに褒められた?
「時間無いから行くぞ!」
三蔵から清純派JK(ピンク色のおかっぱのヅラ装着)に生まれ変わった、えっと、すばる、だっけ?はオレの手を引いて剣道場に向かった。
****
剣道場の中に入るとうちの剣道部と他校の剣道部の練習試合が始まる所だった。
オレとすばるに視線が集まる。
「颯?」
「ケン兄!」
オレは手拭いを頭に巻いて正座していたケン兄の側にすばるを引きずって行った。
「何で女装?」
「応援とケン兄の女除け♡」
「すばるもか?」
「他所の女子マネなんかより、俺と颯っちの方が可愛いよな?」
「・・・お前達、双子と演劇部の奴らに嵌められたな・・・」
「「ふぇ?」」
嵌められた??
オレはすばると顔を見合わせて小首を傾げた。
それにしても、ギャラリーが多いな。
カメラ持った高等部と中等部の制服を着た生徒達が双子の指示に従って出入りしている。
剣道部の選手達を撮っているのが半分、そして何故かオレとすばるを撮っているのが半分・・・?
他校の女子マネ?達も何故かゴツイお高いカメラをオレ達に向けている。
「「「腐腐腐、、、」」」
鼻息荒くオレとケン兄のツーショットとか、すばるとのツーショットとかスリーショットを撮っている。
「男の娘に囲まれる黒峯様」
「試合前の手拭い頭もステキ」
「どっちが本命なのかしら?」
「3Pもアリよ」
「百合な男の娘CPを寝取る黒峯様もアリだと思う」
なんか良く分からないけど他校の女子マネ?達とカメラ小僧な生徒達のオレ達に向ける熱視線が超怖い・・・
練習試合が終わっても何故かオレとすばるの撮影は続いた。
いつの間にか剣道場にスタジオ撮影用の背景スクリーンが運び込まれていて、双子と女子マネ?達の指示に従ってその前でポーズを取らされた。
そして迎えに来た京夜と何故かセーラー服着たまま帰って、靴脱いだらすぐ押し倒されて着衣のまま挿入された。
「これ、演劇部のぉ、、衣装、汚れちまうぅ」
「買い取りしたから大丈夫っ」
「ウソっ、あっっ」
「くそっ可愛い、格好しやがってっ」
抱き潰されて、気が付いた時にはもう朝だった。
珍しく、事後処理されてないし、着替えもされていない。
ってか、京夜のが入ったままだ!
「ふぁ・・・んっ」
ゆっくりと京夜のを抜いたら、昨日たくさん中出しされた京夜の精液がこぼれ落ちて太股を濡らした。
「エロっ・・・」
ベッドの上で膝立ちのオレを見上げる京夜の目が爛々としていた。
その目に見つめられて、腹の奥が疼いた。
「颯、もう一回だけ、な?」
朝日の中、飢えた獣のようにオレを見つめる京夜の唇に、返事代わりにオレは自分の唇を重ねた。
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