【R18】一匹狼は愛とか恋とか面倒くさい

藍生らぱん

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高等部 一年目 皐月 新入生歓迎会

020 新入生歓迎会 2

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「捜査員チームに選ばれし諸君、これから合同捜査会議を行う!」

オレが所属する1年B組は抽選で捜査員チームケイサツになった。
他は1年がD組、2年がA組とE組、3年がC組とS組だ。

第一講堂にみんなが集まった途端に3年C組S組の委員長と副委員長達がキャスター付のホワイトボートの前に立った。
四人共、某刑事ドラマに出てくる刑事の髪型、メイクをバッチリ決めて、うち二人はサングラスをかけている。

「まずは班分けをする前に、番持ちはいるか?」
手を上げたのはオレを含めて五人。
うち番同士の先輩が二人ベッタリくっついて座っている。
「神月は風紀委員長が番だから問題ないな。残り二人、番はどのチームだ?」
「僕の番は大学部にいまーす。」
「橋本は問題なしだな。」
「俺の番は逃走者チームにいるぞ。」
「じゃあ、藤堂はβの誰かとバディになって番の尾行をして、好きなタイミングで確保、残り時間は収容所でイチャイチャするがいい。」
「サンキュー、ボス!」
「他の捜査員は藤堂の番には手を出さないように。ではスタンプ組と捜査組の班分けをする。」

1年生のスタンプ班はD組から15人、B組からも15人出す事になった。
残りは捜査班だ。

2年生と3年生は捜査班、3年S組は捜査本部に数人置いて、捜査班の任務をこなしつつ、スタンプ班のアドバイザーもするようだ。

オレは捜査班に任命された。
バディはB組委員長の河合君だ。
「よろしくね、神月君。」
「こちらこそ。河合君。」

捜査班は更に細かく分類された。

捜査一班はスタンプを多く集めそうな逃走者チームの成績上位者をタイミングを見て捕獲。

捜査二班はスタミナと脚力重視。一班のターゲットから外れた逃走者を手っ取り早く確保して収容所へ連行。

捜査三班はスタンプ班からダブったスタンプカードを回収して、効率良く当たりの名探偵と怪人を絞り込んで確保。

オレと河合君は二班。
一番、面倒くさいのになっちまった・・・
(T.T)


───────

ルール補足

安全の為、階段と踊り場を走るのと確保禁止

逃走者チームは階段と踊り場セーフティーゾーンに一人合計10分以上いてはならない
タイムオーバーした場合、失格となる

捜査員チームは必ず二人一組で行動する
確保は一回につき一人のみ

捜査員は逃走者を確保したら徒歩で収容所(第一講堂)へ移動
その後、現場へ戻る場合も徒歩とする

逃走者は確保されたら速やかに所持しているスタンプカードを全て捜査員に提出すること

名探偵と怪人への接触には必ずスタンプカード5種類を提出
接触した者が「外れ」だった場合、提出したスタンプカードは運営側に没収される

怪我や体調不良になった場合、スマートウォッチの緊急アプリを起動し、巡回中の保健委員か風紀委員の到着を待つこと

etc.
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