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第一部
第4話 後編 攻略対象者そのニ 宰相子息との接近遭遇
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お菓子を食べ終わると、父上たちは仕事の話があるからって執務室に移動した。
僕とスチュアート君はその間、図書室で本を読むことにしたんだ。
スチュアート君のお薦めの冒険小説の新巻があるかどうか司書のお姉さんに聞いて、その本を持ってきてもらったよ。
僕はまだ読んだことが無かったので、スチュアート君が新巻を読んでる隣で一巻目を読み始めたんだ。
結論から言うと、読めなかったよ・・・
だって、僕の知らない外国の言葉で書かれてあったんだもん。
僕が読めないって、音をあげると、
「教えてあげるよ。一緒に読もう?」
と、スチュアート君が優しい笑顔で言ってくれたんだ。
でも、優しかったのは最初だけ・・・
スチュアート君は何かのスイッチが入ったのか、途中からいかにこの小説が素晴らしいかを熱く語り出した。
翻訳された本とか、子供向けの簡易版の絵本もあったけれど、
「原書で、作者の魂の語らいを読まなければ意味が無い! この国の言語は必ず覚えて、今度一緒に暗唱しよう!!」
何か、知識に対する姿勢が半端じゃないんだけど・・・
多分、頭の中の作りが僕とは違うよね?
頭の中身が大人と子供ほど違うから、ついていけない・・・
友達になれるかな?って思っていたんだけれど、無理かもしれない。
「・・・ごめん、今言った事は忘れて・・・」
僕の顔色がどんどん悪くなっていることにスチュアート君は気づいて頭を下げた。
「僕が理解できる事を同じように理解しろって、他の人に押し付けちゃいけないって、父上に言われてたのに。」
スチュアート君は高位貴族のご子息なのに、悪い事をしたらきちんと反省して謝ることができるよいこだった!
だから僕も、僕の今の気持ちを正直に話そうと思ったんだ。
「僕、暗唱は無理。」
「うん。」
「原書も読めない。」
「うん。」
「でも、勉強して、いつか読めるように頑張るし、暗唱も頑張ってみたい。」
「本当?」
「うん、何年かかるか分からないけれど、頑張る。だから、スチュアート君は年相応の子供になる勉強?してくれる?」
「年相応の子供になる勉強?」
「うん、スチュアート君の頭の中って、きっとお勉強が大好きな大人の人がいると思うんだ。だから、同じ年ごろの子供たちが好きな遊びを勉強するの。勉強だって思えばさ、わくわくしない?」
「遊びの勉強?」
「例えば、じゃんけんって知ってる?」
「じゃんけん?」
僕は手を出してグーチョキパーの形と意味、遊び方をスチュアート君に教えた。
「三竦み、みたいだね。」
「さんすくみ?」
「蛇とカエルとなめくじ。」
何か前世で聞いたことあるような?
でも今は「さんすくみ」じゃなくて、じゃんけんだ!
「難しいことは後回し、今はじゃんけんで勝負しよ!」
10回勝負して、結果は僕の圧勝だったよ。
だって、スチュアート君ってば、グーチョキパーの順番なんだもん。
経験の差が僕の勝利に繋がったね!
機嫌よくドヤ顔をしていると、スチュアート君は紙に何かを書きだして計算しだした。
そして再び、じゃんけん勝負。
今度は僕の完敗だったよ。
うぐっ・・・
「ねぇ、さっき何書いてたの?」
「君が僕の出した順番に気づくまで何を出していたかの統計。それから君が出しやすい手の確率を計算して・・・」
スチュアート君がわけの分からない事を言い出しちゃった。
僕は壁際に控えていた執事のトマスを見た。
目が合うと、トマスは静かに首を横に振った。
どうやら人生経験豊富なトマスにも理解できない内容みたい。
「じゃあ、次はトマスとじゃんけんしてみて!」
「わかった。」
僕はトマスを手招きして、スチュアート君とのじゃんけんをお願いした。
二人には3回勝負を10セットしてもらったんだ。
結果は7勝3敗でトマスの勝ちだったよ!
「トマス、凄い!」
「恐れ入ります。」
「僕、勝負しながら頭の中で確率の計算をしてたのに、どうして・・・?」
「恐れながら、うちの坊ちゃまとの勝負の時に観察させていただきました。」
「観察?」
「侯爵令息様はグーを出す時に表情が変わるんです。恐らく、最近、どなたかに拳で叩かれそうになったことがあるのではないですか?」
「はい。ギルバート様たちの冒険者ごっこに無理やり駆り出されて、その時に・・・僕は、剣術とか体術は苦手なので・・・」
スチュアート君はその時のことを思い出したのか、ブルリと体を震わせた。
スチュアート君は僕と同じ年だから、二つ上のギルバート君やその側近とか取り巻きたちとは体の大きさが違うもんね。
子供とはいえ自分より大きな人に殴り掛かられるのは怖いよね・・・
「人には向き不向きがありますからね。でも、相手の動きを観察して、技を出す時の体勢とか、癖を知れば防ぐこともできるようになりますよ。」
「ほんとうですか?!」
「ええ、でもそのためには、ある程度鍛えて、素早さを身に着けないといけません。腕力で勝てなくても、体力を温存しつつ攻撃を避け続ければ、逆転のチャンスが生じます。逃げるが勝ちって古の勇者様も言ってましたでしょう?」
トマス、いい事言うね!!
「トマス、物知り、凄い!」
「経験と年の功でございます。知識は確かに裏切りません。けれど、先人たちは何度も試行錯誤して、失敗を繰り返し、経験を積んで、その成果として本を書いたのです。机上の空論では何の成果も得られません。」
「そうだね、勉強ばかりじゃなくて、外に出て色々観察してみるよ。あと、体力作りも!」
「うん、それがいいよ! 僕も修行する!」
「シャルル君が修行?」
「僕ね、魔力詰まりなんだ。あ、スチュアート君、今まで読んだ本の中に魔力詰まりの治し方とかって、なかった?」
「ああ、それなら簡単だよ。自分の魔力の性質に一番近い家族に魔力循環を手伝ってもらうだけだもの。」
「そうなの?」
「でも、魔力量が多いと魔力の詰まりを取り除くのに時間がかかるみたい。」
「どのくらい?」
「平均値であれば半年くらい。僕が昔読んだ百年前の賢者様の手記では10年くらいかかったって書いてあったよ。」
「10年・・・」
「あ、でも、聖具とか神器の主になれば、すぐ治るらしいよ。その分、反動が凄いらしいけど。」
「マジ!?」
「うん、先代の教皇聖下が魔力詰まりで、ある日、ステータスに称号が出た事に気づいて教会本部に行ったら、聖なる錫杖の主になって、触れた瞬間に魔力詰まりが治って、一週間、激痛で寝込んだって伝記に書いてあったよ。」
「激痛・・・」
10年か、一週間の激痛か・・・
痛いのは嫌だから、ゆっくり治そう!
僕とスチュアート君はその間、図書室で本を読むことにしたんだ。
スチュアート君のお薦めの冒険小説の新巻があるかどうか司書のお姉さんに聞いて、その本を持ってきてもらったよ。
僕はまだ読んだことが無かったので、スチュアート君が新巻を読んでる隣で一巻目を読み始めたんだ。
結論から言うと、読めなかったよ・・・
だって、僕の知らない外国の言葉で書かれてあったんだもん。
僕が読めないって、音をあげると、
「教えてあげるよ。一緒に読もう?」
と、スチュアート君が優しい笑顔で言ってくれたんだ。
でも、優しかったのは最初だけ・・・
スチュアート君は何かのスイッチが入ったのか、途中からいかにこの小説が素晴らしいかを熱く語り出した。
翻訳された本とか、子供向けの簡易版の絵本もあったけれど、
「原書で、作者の魂の語らいを読まなければ意味が無い! この国の言語は必ず覚えて、今度一緒に暗唱しよう!!」
何か、知識に対する姿勢が半端じゃないんだけど・・・
多分、頭の中の作りが僕とは違うよね?
頭の中身が大人と子供ほど違うから、ついていけない・・・
友達になれるかな?って思っていたんだけれど、無理かもしれない。
「・・・ごめん、今言った事は忘れて・・・」
僕の顔色がどんどん悪くなっていることにスチュアート君は気づいて頭を下げた。
「僕が理解できる事を同じように理解しろって、他の人に押し付けちゃいけないって、父上に言われてたのに。」
スチュアート君は高位貴族のご子息なのに、悪い事をしたらきちんと反省して謝ることができるよいこだった!
だから僕も、僕の今の気持ちを正直に話そうと思ったんだ。
「僕、暗唱は無理。」
「うん。」
「原書も読めない。」
「うん。」
「でも、勉強して、いつか読めるように頑張るし、暗唱も頑張ってみたい。」
「本当?」
「うん、何年かかるか分からないけれど、頑張る。だから、スチュアート君は年相応の子供になる勉強?してくれる?」
「年相応の子供になる勉強?」
「うん、スチュアート君の頭の中って、きっとお勉強が大好きな大人の人がいると思うんだ。だから、同じ年ごろの子供たちが好きな遊びを勉強するの。勉強だって思えばさ、わくわくしない?」
「遊びの勉強?」
「例えば、じゃんけんって知ってる?」
「じゃんけん?」
僕は手を出してグーチョキパーの形と意味、遊び方をスチュアート君に教えた。
「三竦み、みたいだね。」
「さんすくみ?」
「蛇とカエルとなめくじ。」
何か前世で聞いたことあるような?
でも今は「さんすくみ」じゃなくて、じゃんけんだ!
「難しいことは後回し、今はじゃんけんで勝負しよ!」
10回勝負して、結果は僕の圧勝だったよ。
だって、スチュアート君ってば、グーチョキパーの順番なんだもん。
経験の差が僕の勝利に繋がったね!
機嫌よくドヤ顔をしていると、スチュアート君は紙に何かを書きだして計算しだした。
そして再び、じゃんけん勝負。
今度は僕の完敗だったよ。
うぐっ・・・
「ねぇ、さっき何書いてたの?」
「君が僕の出した順番に気づくまで何を出していたかの統計。それから君が出しやすい手の確率を計算して・・・」
スチュアート君がわけの分からない事を言い出しちゃった。
僕は壁際に控えていた執事のトマスを見た。
目が合うと、トマスは静かに首を横に振った。
どうやら人生経験豊富なトマスにも理解できない内容みたい。
「じゃあ、次はトマスとじゃんけんしてみて!」
「わかった。」
僕はトマスを手招きして、スチュアート君とのじゃんけんをお願いした。
二人には3回勝負を10セットしてもらったんだ。
結果は7勝3敗でトマスの勝ちだったよ!
「トマス、凄い!」
「恐れ入ります。」
「僕、勝負しながら頭の中で確率の計算をしてたのに、どうして・・・?」
「恐れながら、うちの坊ちゃまとの勝負の時に観察させていただきました。」
「観察?」
「侯爵令息様はグーを出す時に表情が変わるんです。恐らく、最近、どなたかに拳で叩かれそうになったことがあるのではないですか?」
「はい。ギルバート様たちの冒険者ごっこに無理やり駆り出されて、その時に・・・僕は、剣術とか体術は苦手なので・・・」
スチュアート君はその時のことを思い出したのか、ブルリと体を震わせた。
スチュアート君は僕と同じ年だから、二つ上のギルバート君やその側近とか取り巻きたちとは体の大きさが違うもんね。
子供とはいえ自分より大きな人に殴り掛かられるのは怖いよね・・・
「人には向き不向きがありますからね。でも、相手の動きを観察して、技を出す時の体勢とか、癖を知れば防ぐこともできるようになりますよ。」
「ほんとうですか?!」
「ええ、でもそのためには、ある程度鍛えて、素早さを身に着けないといけません。腕力で勝てなくても、体力を温存しつつ攻撃を避け続ければ、逆転のチャンスが生じます。逃げるが勝ちって古の勇者様も言ってましたでしょう?」
トマス、いい事言うね!!
「トマス、物知り、凄い!」
「経験と年の功でございます。知識は確かに裏切りません。けれど、先人たちは何度も試行錯誤して、失敗を繰り返し、経験を積んで、その成果として本を書いたのです。机上の空論では何の成果も得られません。」
「そうだね、勉強ばかりじゃなくて、外に出て色々観察してみるよ。あと、体力作りも!」
「うん、それがいいよ! 僕も修行する!」
「シャルル君が修行?」
「僕ね、魔力詰まりなんだ。あ、スチュアート君、今まで読んだ本の中に魔力詰まりの治し方とかって、なかった?」
「ああ、それなら簡単だよ。自分の魔力の性質に一番近い家族に魔力循環を手伝ってもらうだけだもの。」
「そうなの?」
「でも、魔力量が多いと魔力の詰まりを取り除くのに時間がかかるみたい。」
「どのくらい?」
「平均値であれば半年くらい。僕が昔読んだ百年前の賢者様の手記では10年くらいかかったって書いてあったよ。」
「10年・・・」
「あ、でも、聖具とか神器の主になれば、すぐ治るらしいよ。その分、反動が凄いらしいけど。」
「マジ!?」
「うん、先代の教皇聖下が魔力詰まりで、ある日、ステータスに称号が出た事に気づいて教会本部に行ったら、聖なる錫杖の主になって、触れた瞬間に魔力詰まりが治って、一週間、激痛で寝込んだって伝記に書いてあったよ。」
「激痛・・・」
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