34 / 35
第33話 祝賀会と女神の裁定
しおりを挟む
「では、第6聖女エリスの健闘を讃えて。女神に感謝を。乾杯」
あの陰険な司教は陰険な顔のまま言った。
「乾杯! 女神に感謝を!」
そして、みんなは一斉に言った。
祝賀パーティだった。
集まったのはシュレイグの作戦に関わった教会騎士団、教会関係者、そして聖女のみんな。それから、他の聖女もたくさんだった。
エリスの健闘を讃えるとともに、シュレイグの作戦の慰労会もかねているらしい。
食堂のテーブルにはさまざまな肉の塊だの、大皿に乗った炒め物だの、馬鹿でかい鍋に入ったスープだのが並んでいた。
そして、みんな思い思いに料理を取っては楽しくしゃべりながら食事にいそしんでいた。
「おめでとうエリスちゃん! でも気をつけて。あの冠はもらえばもらうほど仕事を呼び寄せる不吉アイテムなのよぉ」
「あ、アルメア様。『讃美の冠』をあまりそのように言うのは...」
「事実なのよ、ディアナちゃん」
エリスの横に来たアルメアは恐ろしい真顔で言った。
本当の真実を言う人間の顔だった。
あまりの迫力にディアナもエリスも何も言えなかった。
「まぁでもそんなことより楽しみましょう! みんな頑張ったし! エリスちゃんはその中でも本当に頑張ったわ!」
「ありがとうございます、アルメア様」
エリスは笑顔で返した。
「飲めや歌えや! 大騒ぎよ! ウハハハハ!!」
「アルメア殿! お控えください!」
司教に咎められるアルメアはもう相当に出来上がっていた。
両手にはビール的な飲み物がなみなみ注がれたジョッキがあった。
「よぉ、エリス。大活躍だったみたいだな!」
「ジョージ! 来てくれたんですか」
「宴があると聞けば、赤の他人のでも駆けつける人間だぜ俺は」
ニワトリの人獣のジョージはなんだかゴロゴロした芋がいっぱい刺さった串を持っていた。
ジョージも楽しんでいるらしい。
「いやぁ、まさかここまで活躍するとは思ってなかったぞ。お手柄じゃねぇか。昔から知ってる身としては鼻がたけぇぞ」
「ありがとうございます、ジョージ」
「エンリケを引き渡したクロイツェンはこの仲の悪さなのに感謝の電報をよこしたって言うじゃねぇか。本当にお手柄だぜ」
エンリケは今クロイツェン帝国に引き渡され、あちらで沙汰を待つ身らしかった。
そういう形であの作戦は終わったのだ。
「だが、良いこと続きな時に意外なドジを踏むのがお前だ。あの春祭りの時だって...」
「ジョージ! その話はここではやめてください!」
エリスは顔を真っ赤にして言った。
俺としては気になるところだったがジョージはそれ以上は言わずにケタケタ笑って自分の席に戻って行った。
それからもいろんな人がエリスに親しげに話しかけてくれた。
エリスがこんなに祝福されている。
それだけで俺は温かい気分だった。
俺も霊薬をチビチビやりながらその光景を眺めていた。
「楽しいなエリス」
「はい、本当に!」
横のディアナが良い、エリスは答えた。
エリスを知った人たちが、みんな本当に楽しそうに宴をしている。
みんな楽しそうに会話をしている、楽しそうに食事をしている、楽しそうに酒を飲んで踊ったりしている。
楽団の音楽が響き、これでもかというほど賑やかだった。
「また、こんな風に楽しいことがしたいです」
「またできるさ。これから何度だってな。お前の活躍次第だぞ」
「ふふ、頑張ります!」
エリスは楽しそうだった。ディアナもだった。
この空間には今楽しさが満ち溢れていた。
その中にエリスがいる。
俺はそれだけで嬉しかった。
「第9聖女クララ! エリスさんの活躍を祝って歌います!!!!」
「お、良いぞ!」
「待ってました!!」
楽団に合わせて歌声が響く。
楽しい時間が続いていく。
食事の匂いと人々の声が響く。
エリスが笑っている。
俺はそれをはにかみながら眺めていた。
「おめでとう、そしておめでとう」
「出たな」
そして、その晩。俺は夢を見ていた。
夢というか、女神空間だった。
目の前にはザ・女神みたいな格好の女神がいる。
なんの用なのか。俺は祝賀会を終えて良い気分で睡眠に入ったのが。
「どうやら、目的を達成したようですね」
「なんだと?」
目的? そうか、俺がこうして守護者になったその理由か。
「行けば分かる」とか絶対わからなさそうなことを言って送り出されたがやっぱりわからばかったのだ。
それを今更目的達成だと?
「悩める第6聖女エリス。その道筋を照らすのがあなたの役割だったのです。おめでとう、そして.........おめでとう」
無意味に溜めて女神はおめでとうを連呼する。
なんか腹が立つ。
なるほど、それが俺が転生した理由だったのか。
どことなくサイコパスっぽかったが一応神として迷える人々を導く気はあったのか。
「というか、エンリケみたいなやつを生み出しながらエリスを助けるってお前は悪魔か?」
「聖女聖人の選定は完全ランダムで私の感知するところではないのです。私も心を痛めていたところです。それはそれとして悪魔呼ばわりをしたことは決して忘れません。震えなさい」
そういう話らしい。神とか言いながら若干不完全さがある気がする。
だがしかし、会話の流れが少し不穏だ。だって目的が達成されたということは。
「もしかして、俺の役目は終わりなのか?」
そういう話ではないのか。
目的があって、それが終わったのだ。
ならお役御免になるのが流れとしては自然な気がしてしまう。
自分でそう言って、すごく寂しいのがわかった。
あり得ないはずの第二の生。それがもらえただけで相当幸せで、それ以上望むのは無理があるとしても、やはり寂しさは拭えなかった。
「ほほぉ、守護者マコトはその役目を終え、現世から撤退すると。私はそうさせる気だと」
「あ、ああ。もしかしてと思って」
「ファイナルアンサー?」
「古いんだよ」
いちいち若干いらつくんだよこの女神。
「ドゥルルルルルルルルルルルル」
自分でドラムロールまで入れやがる。
だが、この待ち時間は俺をどんどんドキドキさせた。
その答えがもし、俺の思った通りなら。
だが、本来あり得ないことだったのだ。
もし、そうならば大人しく受け入れるしかないのだ。
「ドゥルルルルルルルル、ダンッ!!!」
そして、答えが言われる。
「B!!!」
「めんどくさいんだよあんた!!!」
「それは冗談です。さて、どうやら新しいクエストが発生したようですね」
「なに?」
「クエスト内容は『第6聖女エリスとともに人々を救う』。なるほど、なかなか骨が折れそうです」
「な、なんだって? なら俺は....」
つまりそれは。
「おっと、ここでお時間。それではまた来週!!!」
「めんどくさい! めんどくさいよあんた!!!」
そして、俺は俺の意識が徐々に覚醒していくのが分かった。
「ん、朝か....」
「おはようございます! マコト様!」
朝だった。
柔らかな日差しが窓から差し込んでいる。
いつもと同じ朝だった。
それはつまり、これからもこの日々が続くということだった。
「なんだ、良かった」
「? どうしました? マコト様」
「いや、こっちの問題...おぉう....」
俺は一瞬にして胸元がはだけているエリスから目を逸らした。
これもいつものこと。
「ふふ、不思議なマコト様」
「そうかな」
適当に相槌を打つ。
そうか。これからもこういった日常が続いていくらしかった。
あの陰険な司教は陰険な顔のまま言った。
「乾杯! 女神に感謝を!」
そして、みんなは一斉に言った。
祝賀パーティだった。
集まったのはシュレイグの作戦に関わった教会騎士団、教会関係者、そして聖女のみんな。それから、他の聖女もたくさんだった。
エリスの健闘を讃えるとともに、シュレイグの作戦の慰労会もかねているらしい。
食堂のテーブルにはさまざまな肉の塊だの、大皿に乗った炒め物だの、馬鹿でかい鍋に入ったスープだのが並んでいた。
そして、みんな思い思いに料理を取っては楽しくしゃべりながら食事にいそしんでいた。
「おめでとうエリスちゃん! でも気をつけて。あの冠はもらえばもらうほど仕事を呼び寄せる不吉アイテムなのよぉ」
「あ、アルメア様。『讃美の冠』をあまりそのように言うのは...」
「事実なのよ、ディアナちゃん」
エリスの横に来たアルメアは恐ろしい真顔で言った。
本当の真実を言う人間の顔だった。
あまりの迫力にディアナもエリスも何も言えなかった。
「まぁでもそんなことより楽しみましょう! みんな頑張ったし! エリスちゃんはその中でも本当に頑張ったわ!」
「ありがとうございます、アルメア様」
エリスは笑顔で返した。
「飲めや歌えや! 大騒ぎよ! ウハハハハ!!」
「アルメア殿! お控えください!」
司教に咎められるアルメアはもう相当に出来上がっていた。
両手にはビール的な飲み物がなみなみ注がれたジョッキがあった。
「よぉ、エリス。大活躍だったみたいだな!」
「ジョージ! 来てくれたんですか」
「宴があると聞けば、赤の他人のでも駆けつける人間だぜ俺は」
ニワトリの人獣のジョージはなんだかゴロゴロした芋がいっぱい刺さった串を持っていた。
ジョージも楽しんでいるらしい。
「いやぁ、まさかここまで活躍するとは思ってなかったぞ。お手柄じゃねぇか。昔から知ってる身としては鼻がたけぇぞ」
「ありがとうございます、ジョージ」
「エンリケを引き渡したクロイツェンはこの仲の悪さなのに感謝の電報をよこしたって言うじゃねぇか。本当にお手柄だぜ」
エンリケは今クロイツェン帝国に引き渡され、あちらで沙汰を待つ身らしかった。
そういう形であの作戦は終わったのだ。
「だが、良いこと続きな時に意外なドジを踏むのがお前だ。あの春祭りの時だって...」
「ジョージ! その話はここではやめてください!」
エリスは顔を真っ赤にして言った。
俺としては気になるところだったがジョージはそれ以上は言わずにケタケタ笑って自分の席に戻って行った。
それからもいろんな人がエリスに親しげに話しかけてくれた。
エリスがこんなに祝福されている。
それだけで俺は温かい気分だった。
俺も霊薬をチビチビやりながらその光景を眺めていた。
「楽しいなエリス」
「はい、本当に!」
横のディアナが良い、エリスは答えた。
エリスを知った人たちが、みんな本当に楽しそうに宴をしている。
みんな楽しそうに会話をしている、楽しそうに食事をしている、楽しそうに酒を飲んで踊ったりしている。
楽団の音楽が響き、これでもかというほど賑やかだった。
「また、こんな風に楽しいことがしたいです」
「またできるさ。これから何度だってな。お前の活躍次第だぞ」
「ふふ、頑張ります!」
エリスは楽しそうだった。ディアナもだった。
この空間には今楽しさが満ち溢れていた。
その中にエリスがいる。
俺はそれだけで嬉しかった。
「第9聖女クララ! エリスさんの活躍を祝って歌います!!!!」
「お、良いぞ!」
「待ってました!!」
楽団に合わせて歌声が響く。
楽しい時間が続いていく。
食事の匂いと人々の声が響く。
エリスが笑っている。
俺はそれをはにかみながら眺めていた。
「おめでとう、そしておめでとう」
「出たな」
そして、その晩。俺は夢を見ていた。
夢というか、女神空間だった。
目の前にはザ・女神みたいな格好の女神がいる。
なんの用なのか。俺は祝賀会を終えて良い気分で睡眠に入ったのが。
「どうやら、目的を達成したようですね」
「なんだと?」
目的? そうか、俺がこうして守護者になったその理由か。
「行けば分かる」とか絶対わからなさそうなことを言って送り出されたがやっぱりわからばかったのだ。
それを今更目的達成だと?
「悩める第6聖女エリス。その道筋を照らすのがあなたの役割だったのです。おめでとう、そして.........おめでとう」
無意味に溜めて女神はおめでとうを連呼する。
なんか腹が立つ。
なるほど、それが俺が転生した理由だったのか。
どことなくサイコパスっぽかったが一応神として迷える人々を導く気はあったのか。
「というか、エンリケみたいなやつを生み出しながらエリスを助けるってお前は悪魔か?」
「聖女聖人の選定は完全ランダムで私の感知するところではないのです。私も心を痛めていたところです。それはそれとして悪魔呼ばわりをしたことは決して忘れません。震えなさい」
そういう話らしい。神とか言いながら若干不完全さがある気がする。
だがしかし、会話の流れが少し不穏だ。だって目的が達成されたということは。
「もしかして、俺の役目は終わりなのか?」
そういう話ではないのか。
目的があって、それが終わったのだ。
ならお役御免になるのが流れとしては自然な気がしてしまう。
自分でそう言って、すごく寂しいのがわかった。
あり得ないはずの第二の生。それがもらえただけで相当幸せで、それ以上望むのは無理があるとしても、やはり寂しさは拭えなかった。
「ほほぉ、守護者マコトはその役目を終え、現世から撤退すると。私はそうさせる気だと」
「あ、ああ。もしかしてと思って」
「ファイナルアンサー?」
「古いんだよ」
いちいち若干いらつくんだよこの女神。
「ドゥルルルルルルルルルルルル」
自分でドラムロールまで入れやがる。
だが、この待ち時間は俺をどんどんドキドキさせた。
その答えがもし、俺の思った通りなら。
だが、本来あり得ないことだったのだ。
もし、そうならば大人しく受け入れるしかないのだ。
「ドゥルルルルルルルル、ダンッ!!!」
そして、答えが言われる。
「B!!!」
「めんどくさいんだよあんた!!!」
「それは冗談です。さて、どうやら新しいクエストが発生したようですね」
「なに?」
「クエスト内容は『第6聖女エリスとともに人々を救う』。なるほど、なかなか骨が折れそうです」
「な、なんだって? なら俺は....」
つまりそれは。
「おっと、ここでお時間。それではまた来週!!!」
「めんどくさい! めんどくさいよあんた!!!」
そして、俺は俺の意識が徐々に覚醒していくのが分かった。
「ん、朝か....」
「おはようございます! マコト様!」
朝だった。
柔らかな日差しが窓から差し込んでいる。
いつもと同じ朝だった。
それはつまり、これからもこの日々が続くということだった。
「なんだ、良かった」
「? どうしました? マコト様」
「いや、こっちの問題...おぉう....」
俺は一瞬にして胸元がはだけているエリスから目を逸らした。
これもいつものこと。
「ふふ、不思議なマコト様」
「そうかな」
適当に相槌を打つ。
そうか。これからもこういった日常が続いていくらしかった。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
最強お嬢様、王族転生!面倒事は即回避!自由気ままに爆走しますけど何か?
幸之丞
ファンタジー
転生したら――まさかの王族。
豪華な生活は大歓迎だが、政治?儀式?婚約?
そんな面倒事、わたしには無理!
「自由に生きるわ。何が悪いの!」
そう考えた主人公エリーゼは、王家の常識を軽々とぶっ壊しながら、
好きなことだけを全力で楽しむ“自由至上主義”の王族ライフを爆走する。
だが、面倒事から逃げているはずなのに、
なぜか家族は勝手に主人公を「天才」「救世主」と勘違いし始め――
気づけば女神も巻き込む大騒動に発展していく。
面倒は回避、自由は死守。
そんな主人公の“予測不能な王族生活”が今、幕を開ける。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる