ミドくんの奇妙な異世界旅行記

作者不明

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竜がいた国『パプリカ王国編』

ギャハハハハ! パプリカ王国を火の海にしてやるっス!

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「ギャハハハハハ! 全部燃やしてやるっスうううううううううう!」

 パプリカ王国の城下町。フィオが火炎放射器を背負って町中に噴射していた。亡霊たちは炎を見ると狂ったように向かって飛び込んできた。フィオはそれを面白がってさらに周囲の街路樹を燃やしていく。
 フィオが火炎放射器で町中を燃やしたおかげで間一髪、襲われかけていた町の人たちは亡霊化を免れた人たちがいる。眼鏡をかけた青年やチョビ髭を生やした中年、彼らは髪を乱して油汗をかいて酷く怯えていた。フィオが歩み寄って声をかけようとすると、彼らは悲鳴を上げて逃げていってしまった。

「もう~、何でみんな逃げるっスか?」

 フィオは火炎放射器を肩に置いて言った。傍から見れば狂った女が街中に放火しまくっているように見えるのだから、怯えて逃げるは当然である。では、なぜ突然フィオが放火魔になっているのか。今から数分ほど時間を遡る──。

 フィオはキールと共にパプリカ王国の王家の墓に向かう途中であった。
 その道中でも町の人たちが路地裏などで亡霊に襲われており、悲鳴を上げながら魂を抜かれているのを何度も目撃していた。
 キールは優先順位をハッキリさせており、今は町の人間を一時的に助けても、根本の原因が解決しなければ、いずれ亡霊化される。だからドッペルフを抹殺するのが先決だと言った。しかしフィオはどうしても納得できず複雑な表情をしていた。

 そのときである。亡霊に襲われそうになっている少年の姿がフィオの目に飛び込んできたのだ。少年は六才ほどの男の子で、魂を抜かれた子犬の肉体のそばを離れずに守ろうとしていた。

「くるな! あっちいけ!」

 少年が木の棒を左右に振り回しながら目の前の亡霊に向かって叫んでいた。しかし亡霊たちはケタケタ笑いながら少年に近づいていく。少年は錯乱して、ついに唯一の武器であった木の棒を亡霊に向かって投げてしまったのだ。しかし木の棒はあっさりと亡霊の体をすり抜けて後ろに飛んでいってしまう。少年はついに絶望に追い込まれて目をつぶって子犬に覆いかぶさった。

 ──ガシャン!

 するとガラスの割れる音が響き渡った。どうやら少年が投げつけた木の棒が壁に設置されていた壁掛けランタンに直撃したようだ。割れたランタンから油が床に流れ出る。そしてランタンの灯がこぼれた油に一瞬で引火して燃え広がった。

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ……」

 すると亡霊たちは奇声を発して炎の周りをぐるぐると回り始めたのだ。フィオは我慢できずに少年の元に走り寄って声をかける。

「大丈夫っスか!?」
「だれだ、おまえら!」

 少年は警戒しながらフィオを睨む。フィオは恐がらせないようにしているが何故か少年は怯えている。ふと後ろを見るとキールが仁王立ちで少年を見下ろして睨んでいた。それに気が付いたフィオは慌てて言う。

「ちょっとキール! この子が怯えてるっス! 恐い顔しちゃダメっス!」
「?」

 キールは、何のことだと言わんばかりの表情だ。続けてフィオが言う。

「キールの真顔は殺人鬼の顔っス! 第一印象は笑顔が大事っスよ! ほらスマイルスマイルぅ!」
「オレは殺人鬼じゃなくて吸血鬼だ」
「余計恐いっスよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 フィオとキールが言い合っていると、少年はその隙に子犬を抱いて逃げようとしている。フィオは慌てて少年に話しかけた。

「あ! ちょっと待って、怖がらなくても大丈夫っスよ! あーし等は怪しい者じゃないっスうううううううううううううううううう!! お願い、待ってええええええええええええええええええええええええ!」

 少年は聞く耳を持たず路地裏の狭い通路を通って逃げて行ってしまった。おそらく普段使っている近道か何かなのだろう。フィオの体では通り抜けることができず、少年は通路の奥を曲がって見えなくなってしまった。

「もぅ~最悪っス、完全に変質者だと思われたっスよ……。キールはもう少し──」
「──見てみろ」
「え、なんスか?」

 フィオは口をとがらせて言いかけるとキールが言葉を遮った。フィオはキールの目線の先を見る。するとさきほどの亡霊たちがランタンの炎の周りをまだグルグル回っているのが分かった。するとキールが言う。

「気づいたか?」
「なにがっスか?」
「あの亡霊ども……火の回りにいるよな?」
「そうっスね……。生前はキャンプファイヤーが趣味だったっスかね?」
「いや、多分違うな」

 キールが上を見ると、上空から他の亡霊たちが降りてきて火の回りに集まっているのが分かった。それを見てフィオが言う。

「ちょちょちょっと!? なんか集まってくるっスよ!??」
「飛んで火にいる夏の虫だな」
「は? さっきから何言ってるっスか?? もうちょっとわかりやすく説明するっスよ!」
「あの亡霊どもを倒す方法は分からねぇが、一時的に人を襲わせないようにすることはできるかもしれねぇぞ」
「本当っスか!」

 こうしてフィオは現在、火炎放射器を振り回しているのだ。フィオは少年に意識が向いていて気づいていなかったが、キールは亡霊が明らかにランタンの火に意識を集中していることを見逃さなかった。どうやら亡霊は『炎、あるいは熱』に関心があるようだ。

 亡霊は理性を持っていないようだが、簡単なプログラミングのような思考回路で動いているとキールは判断した。考えられる条件は次の二つだ。

 一、熱をもった物体を狙え。
 二、生体の魂を弾き飛ばせ。

 少なくともこれくらいの簡単な条件があると思われる。
 いくら非常識で理不尽な女神の能力といっても数十万人以上の亡霊を操作するのは至難の業だろう。だとすればシンプルな条件分岐に基づくプログラムを亡霊たちに植え付けている可能性が高い。

 ドッペルフの本来の目的はパプリカ王国の国民を全員亡霊化させることだったと思われる。だが、一の条件が『熱をもった存在に飛び込め』というシンプルなプログラムだからか、亡霊たちはより熱量の多い物体を優先的に選ぶように動いてしまうというズレたエラー行動をしている。そこにキールは目をつけた。
 町中に人の体温よりも強い熱を発する物体を作る。例えば火事の家などを作れば、亡霊は人を襲うのではなく火事になっている家に飛び込むようになるというわけだ。

 そのことをキールが教えるとフィオは大興奮しながら、四次元収納らしきポケットから大きな秘密アイテムを引っ張り出してきた。

 それは一二〇センチほどの長さの黒いライフルのような形状で太目のダークグレーホースがついている。ホースは直径六〇センチほどの四角いタンクに繋がっており、タンクは背中に背負えるようにベルトがついている。中には燃料が入っていたらしい。

 フィオはこの自慢の火炎放射器を使って王国内の亡霊を燃え盛る炎に釘付けにしようと考えた。一時的な時間稼ぎにしかならないかもしれないが、それでもやらないよりはマシである。フィオは火炎放射器を構えて笑顔で言った。

「任されたっス! あーしがパプリカ王国を火の海に変えてやるっスよ!」
「悪魔みてぇなセリフだな」

 こうしてキールとフィオは別れて行動をすることになる。フィオは火炎放射器を使ってパプリカ王国を火の海に変える放火魔となり、キールが王家の墓に単独で向かった。

「ふぅ、これだけやればいい感じっスね!」

 フィオが火炎放射で周囲の街路樹を燃やすとそれまで人を追いかけていた亡霊は急旋回して燃えている街路樹に向かって飛んでくる。フィオの目の前には燃え盛る街路樹の周りをまるでマイム・マイムでも踊っているかのようにケタケタ笑いながらグルグル回っていた。

「いやああああああああああああああああああああああ!!! 来ないでええええええええええええええええええええええ!!!」

 すると今度は別の場所から悲鳴がフィオの耳に入ってくる。フィオは耳をピクピクさえて反応して言った。

「むむむ! 助けを求める人の声がするっス! この調子で、もっと燃やして回るっス!」

 フィオは悲鳴が聞こえた方角に向かって火炎放射器を構えて走って行く──。

                   *

 ──キールが鬼紅線きこうせんを張り巡らせた。シュナイゼルが乗り移った兵士は鬼紅線をかいくぐってキールを斬りつける。

「んぎッ!」

 キールは避けたと思ったのだがシュナイゼルの大剣の切っ先がわずかに左肩をかすって切り傷を作る。キールは再びシュナイゼルから距離を取る。

「?!」

 キールの左腕がしびれて動かない。どうやらシュナイゼルの剣には毒が塗ってあったらしい。キールがアンリエッタドッペルフを睨むと彼女はニヤニヤと手で口を押えて嗤っている。用意周到とはこのことか。
 しかしシュナイゼルの猛攻は止まらず、キールは毒が全身に回らないように痺れて動かない腕に鬼紅線を巻いて縛った。これで左腕はしばらく使えない。

 ヴォンッ!

 シュナイゼルの大剣がキールの脳天目掛けて真上から振り下ろされる。キールは右手のみで鬼紅線を操る。するとシュナイゼルの大剣が空中でピタリと止まる。よく見ると大剣に鬼紅線が無数に巻かれており、その先はシュナイゼルの頭や首、胴体とくっつけて縛り付けてあった。シュナイゼルは身動きが取れなくなり、もがき苦しんでいる。

「やっと捕まえたぞ……ッ!」

 キールが歯を食いしばりながら言った。しかし動きを止めただけで完全に倒したわけではない。むしろキールは鬼紅線を離せないため、一緒に動けなくなっているといっても過言ではない。

「あらあら、捕まってしまいましたね」

 それを見ていたアンリエッタドッペルフが残念そうに言う。

「仕方ありませんね──」

 アンリエッタが指先をクイッと動かすと亡霊たちの中から一人の亡霊がアンリエッタに近づいてい来る。するとアンリエッタはその亡霊の首を絞める。

「アグッ……アグッ……ググ……アァ!」

 するとシュナイゼルが憑依している一般兵士が苦しみ出した。アンリエッタが亡霊を締める力を強めると、亡霊は風船が破裂するかのように爆散してしまった。同時に苦しんでいた兵士が白目を剝いて激しく痙攣を始める。そしてガクッと力が抜けてうなだれた。
 キールは一体何をしているのか理解できずに警戒だけはしていた。

 ──ッッッッッッッッッッッッッ!

 そのとき、死んだように動かなかった兵士が目を覚まし、再びもがきだす。キールも慌てて鬼紅線を締め直すが、兵士の筋力や動きはさっきまでとは比べ物にならないほどパワーアップしているのが分かった。
 キールは片手のみで縛り付けていたため、力は半減している。兵士はその腕力でキールごと持ち上げて振り回す。

「うわっ!」

 キールは鬼紅線に引っ張られて空中に飛ばされる。その先はシュナイゼルの剣と繋がっており、シュナイゼルは剣を振り回して一気に石畳の上に振り下ろす。するとキールもつながっている鬼紅線と一緒に石畳に叩き落とされた。

 ──バコンッッッ!

「が、はっ!」

 キールは寸前で鬼紅線を手から切り離したのだが、勢いが止まらず石畳に叩き落とされて滑っていく。彼も頑丈な肌をしている吸血鬼ではあるが、痛いのは人間と変わらない。全身に激痛が走り、キールは呼吸が荒くなった。

「ごほっ、がはっ……。はぁ、はぁ……くそ! いきなりどうなってんだ?!」

 兵士が突如強化されてしまったのは何故か。キールは当然、アンリエッタドッペルフが何かしたことは予想がついていた。

「何しやがった、てめぇ!」
「うふふ。そうですね……これから死んでいただく可哀想なあなたには教えてあげましょうか──」

 嬉しそうにアンリエッタドッペルフはキールに言った。

 通常肉体が死んで魂だけが現世に残ることが一般的な『死』のイメージだが、実は今起こったのは逆の現象である。一般兵士の魂を先に殺すとことによって一般兵士の肉体を誰のものでもない状態にしたのだ。魂だけが先に死んで肉体は健康状態のまま現世に残る。
 結果、今まで兵士の肉体はシュナイゼルの魂と本来の魂の違いでエラーを起こして動きを鈍くしていたのだが、それが無くなったためシュナイゼルは自由に動けるようになったのだ。
 アンリエッタドッペルフが冷たい眼差しをキールに向けて言う。

「シュナイゼル。止めを刺しなさい」
「了解、シマシタ……」

 シュナイゼルは倒れているキールの元に歩み寄っていく。キールは呼吸が荒いまま立ち上がることができずにいた。するとシュナイゼルは大剣をキールの胴体に向けて一気に振り下ろす。

 ──ドスン!

 キールはそのまま動かなくなった。するとアンリエッタドッペルフは言った

「おもしろい余興にはなりましたよ、旅人さん。ではそろそろ、こちらも本題にいきましょうか……ねぇ、カタリナ」

 アンリエッタドッペルフはカタリナに向かって言った。すると懐から白い液体の入った小さな小瓶。いやカプセルのようなものを取り出して見せる。

「これがなんだか分かりますか?」
「?」

 カタリナは這いつくばったままアンリエッタドッペルフを見つめてポカンと口を開けて理解できずにいる。アンリエッタドッペルフは言った。

「これは生前の私、ドッペルフが冷凍保存しておいた“私の種”です」
「なっ!? やめなさい!」
「これをアンリエッタ様の体に注いで受精させます」

 アンリエッタドッペルフは自ら冷凍保存しておいた自分の精子をカタリナに見せつけた。カタリナは青ざめて言う。

「お願い……やめてッ!」
「よく見ていてください。新しい生命が宿る瞬間を──」

 アンリエッタドッペルフが蓋を開けると中から白い体液が発光しながら出てきて空中で水滴のように丸くなる。アンリエッタドッペルフはスカートの裾を少し上げると白い体液は下から潜って中に入って行く。発光がスカートの外からでも観察できるため、徐々に白い水滴がアンリエッタドッペルフの股に向かって上昇しているのが分かった。
 カタリナが匍匐ほふく前進でアンリエッタドッペルフに近づいて叫ぶ。

「イヤあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! 最低よお前は!! こんなことが許されると思っているのかあああああああああああ!!!」
「これが私の正義です」

 白い発光がアンリエッタドッペルフの子宮付近まで上昇すると、ゆっくりと光を失っていく。するとアンリエッタドッペルフがつぶやいた。

「ん……ほぅ……。これで、受精完了です」
「あ……あぁ……あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 アンリエッタドッペルフが恍惚な吐息を吐き、カタリナが悲鳴を上げた。

「殺す! 殺してやる!! 死ねえ、ドッペルフ!!」
「そう興奮しないでください。嬉しくないのですか? 新しい姉弟きょうだいができたのですよ?」
「ふざけるな! 今すぐ下ろせええええええええええええええええ!!」
「やれやれ、どうしてそんな悲しいことを言うのですか。あなたなら理解して協力してくれると思っていましたが……残念です」

 カタリナは折られて動かない足の痛みなど忘れて、泣きながらアンリエッタドッペルフに這って近づこうとするが思うように動けない。

「動け! 動きなさい!」
「あなたには私の計画に協力していただく予定でしたが、そこまで私を嫌っているならめんどうですから、死んでいただくしかありませんね」

 カタリナは自分の足を叩いて鼓舞するが、そんなことをしても無意味である。アンリエッタドッペルフの手に竜の鱗が現れ、手の平を上に向けると金色の玉が螺旋状に動いて出現する。アンリエッタドッペルフが明確な殺意を目でカタリナを見下ろしながら言った。

「あなたの魂を先に殺し、抜け殻となった肉体だけ活用させていただきましょう」
「いや、やめて……助けて……」

 すると、さきほどの激昂から一変してカタリナは恐怖に身を震わせる。今のカタリナに女王の威厳は感じられない。今そこにいるのは感情に振り回され、恐怖に身を震わせたか弱い女性だけであった。

 アンリエッタドッペルフの金色の弾丸がカタリナに向かって放たれた。

「さようなら、カタリナ」
「イヤあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! 誰か助けてえええええええええええええええええええええええ!!」

 カタリナが初めて助けを求めて叫ぶ。しかし虚しく掻き消され、カタリナの顔が金色に照らされた──。




































 !?

 ──その時、小さなかみかぜが吹いた。

 カタリナは状況が理解できなかった。まだ生きている、自分は生きているのだ。死を確信した。ドッペルフの金色の弾丸が自分を貫き、魂が風船のように割れて弾け飛ぶことを覚悟した……はずだった。

 自分の身体を抱き寄せる少年の顔を見る。見たことのある顔だ。黒髪で半分隠れていた左の顔が露わになっており、そこには金色の龍の鱗になっている。全身を金色のオーラで身を包んだその少年は、自身に満ち溢れた表情でカタリナを見て言った。

「助けに来たよ、姉さん」
「マル、コ……?」

 カタリナは小さくつぶやくと、マルコはカタリナを抱きかかえたまま微笑みを見せた──。
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