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第2章 竜の暮らし篇
第17話 ファースト
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どれくらいの時間探し回ったのだろうか。当たりが暗くなってきた。この街は結構広い。間違いなく東京くらいはある。しかし街中では飛ぶことが出来ないので必然的に歩きになってしまう。馬車などはあるが、もちろん俺は乗れない。悲しいことに歩くしかないのだ。さらに、身体がデカい俺は歩くのが遅い。俺はこの街で暮らすには余りにデカすぎる。これは由々しき事態だ。
「やっぱり、無いかな?」
「無いな」
結構宿を探したはずだが、やはり見つからない。
仕方ないので一旦街の外に出て、森の方とかに一時的に家を建てることにする。
「クリア。一旦街を出よう」
「リュートがそう言うなら」
街に入るのが楽だったように、出るのも楽だった。そして森の方までクリアを背中に乗せて飛んだ。辺りはすっかり暗くなっていた。
「わぁ!すごいねリュート星が綺麗だよ」
俺の背に乗るクリアは気持ちよさそうに星を見ている。クリアの口調がだいぶ砕けてきたことはいい事だと思う。
「このあたりでいいか」
俺はいい感じの立地を見つけたのでそこに着地する。
「リュート? なにするの?」
「ここに家を建てるんだ」
「創成・ハウス」
俺が楽々入れるくらいの小屋を作った。ワンルームだが寝るだけならこれくらいでいいだろう。
家の中は俺用の巨大なふかふかクッションとクリア用のふかふかベッドが置いてある。鍵もバッチリだ。
「さて 寝るか」
俺はクッションに乗った。今日は色んなことがあった。ダンジョンでボスを倒し、進化してからすぐに街に向かった。非常に内容の濃い一日だった。
よくよく考えたら俺、この世界に来てから寝るの初めてじゃね?最初の頃はずっとダンジョン攻略してたし、クリアと出会ってからも一睡もせずダンジョン攻略に明け暮れた。眠くはならないのだが、流石にたまには寝た方がいいだろう。睡眠をあまり取らなくていいとは、ドラゴンの体というものは便利なものだ。
そんな事を考えていると、
「リュート?一緒に寝てもいい?」
マジで?嬉しい誘いだ。バッチコイだ。
「あぁもちろんだ」
すると、クリアは服を脱ぎ出した。
「ちょっ!待て待て!なぜ脱ぐ」
「だって裸の方が寝やすいし」
まぁたしかに今まで服着てなかったから仕方がないといえば仕方がないが。え?いいんですか?ただのご褒美ですよ?
「それに…」
「それに?」
「リュートも男なら裸の方が嬉しいでしょ?」
そう言うと、クリアは惜しげも無く全裸になった。しかし恥ずかしいのか顔を赤らめた。
ヤバイ!ヤバイ!なんてギャップだ。エロすぎるぞクリア!童貞の俺には刺激が強すぎる!俺がドラゴンじゃなかったら間違いなく襲ってた自信がある。
進化したての頃のクリアは元々裸だったモンスターの感覚で恥とか何も感じなかったのだろうが、身体が馴染むにつれて人としての羞恥心などが身についたようだ。それが逆にエロい!
「ま、まぁそれは嬉しいが…」
「それにリュートになら見られてもいいよ」
そう言って、クリアが背中に巨大な胸を押し付けてきた。滅茶苦茶柔らかい。どこでそんな知識を覚えたの?めちゃくちゃエロい。襲いたい。しかしこの体には繁殖器の類は存在しないのでやりたくても出来ない。早く進化しなくてはと、改めて決意した。
「おやすみ。リュート」
「あぁ。おやすみ」
そして、クリアは俺の口にキスをして、俺に抱きつきながら眠りに落ちた。
ファーストがあっさり持って行かれた。クリア、恐ろしい子。でも、メチャクチャ嬉しかった。ドラゴンでなければもっと嬉しかったが。
そして俺はと言うと、眠れないでいた。全裸の美少女が巨乳を押し付け、抱きつきながら寝ているのだ。目が冴えて冴えて仕方がない。発散したいが出来ない。生殺しが過ぎる。つらい。
「人間になりてぇ…」
こうして俺たちの夜は更けていった。
「やっぱり、無いかな?」
「無いな」
結構宿を探したはずだが、やはり見つからない。
仕方ないので一旦街の外に出て、森の方とかに一時的に家を建てることにする。
「クリア。一旦街を出よう」
「リュートがそう言うなら」
街に入るのが楽だったように、出るのも楽だった。そして森の方までクリアを背中に乗せて飛んだ。辺りはすっかり暗くなっていた。
「わぁ!すごいねリュート星が綺麗だよ」
俺の背に乗るクリアは気持ちよさそうに星を見ている。クリアの口調がだいぶ砕けてきたことはいい事だと思う。
「このあたりでいいか」
俺はいい感じの立地を見つけたのでそこに着地する。
「リュート? なにするの?」
「ここに家を建てるんだ」
「創成・ハウス」
俺が楽々入れるくらいの小屋を作った。ワンルームだが寝るだけならこれくらいでいいだろう。
家の中は俺用の巨大なふかふかクッションとクリア用のふかふかベッドが置いてある。鍵もバッチリだ。
「さて 寝るか」
俺はクッションに乗った。今日は色んなことがあった。ダンジョンでボスを倒し、進化してからすぐに街に向かった。非常に内容の濃い一日だった。
よくよく考えたら俺、この世界に来てから寝るの初めてじゃね?最初の頃はずっとダンジョン攻略してたし、クリアと出会ってからも一睡もせずダンジョン攻略に明け暮れた。眠くはならないのだが、流石にたまには寝た方がいいだろう。睡眠をあまり取らなくていいとは、ドラゴンの体というものは便利なものだ。
そんな事を考えていると、
「リュート?一緒に寝てもいい?」
マジで?嬉しい誘いだ。バッチコイだ。
「あぁもちろんだ」
すると、クリアは服を脱ぎ出した。
「ちょっ!待て待て!なぜ脱ぐ」
「だって裸の方が寝やすいし」
まぁたしかに今まで服着てなかったから仕方がないといえば仕方がないが。え?いいんですか?ただのご褒美ですよ?
「それに…」
「それに?」
「リュートも男なら裸の方が嬉しいでしょ?」
そう言うと、クリアは惜しげも無く全裸になった。しかし恥ずかしいのか顔を赤らめた。
ヤバイ!ヤバイ!なんてギャップだ。エロすぎるぞクリア!童貞の俺には刺激が強すぎる!俺がドラゴンじゃなかったら間違いなく襲ってた自信がある。
進化したての頃のクリアは元々裸だったモンスターの感覚で恥とか何も感じなかったのだろうが、身体が馴染むにつれて人としての羞恥心などが身についたようだ。それが逆にエロい!
「ま、まぁそれは嬉しいが…」
「それにリュートになら見られてもいいよ」
そう言って、クリアが背中に巨大な胸を押し付けてきた。滅茶苦茶柔らかい。どこでそんな知識を覚えたの?めちゃくちゃエロい。襲いたい。しかしこの体には繁殖器の類は存在しないのでやりたくても出来ない。早く進化しなくてはと、改めて決意した。
「おやすみ。リュート」
「あぁ。おやすみ」
そして、クリアは俺の口にキスをして、俺に抱きつきながら眠りに落ちた。
ファーストがあっさり持って行かれた。クリア、恐ろしい子。でも、メチャクチャ嬉しかった。ドラゴンでなければもっと嬉しかったが。
そして俺はと言うと、眠れないでいた。全裸の美少女が巨乳を押し付け、抱きつきながら寝ているのだ。目が冴えて冴えて仕方がない。発散したいが出来ない。生殺しが過ぎる。つらい。
「人間になりてぇ…」
こうして俺たちの夜は更けていった。
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