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第6章 竜王の闘い篇
第64話 メルーグ帝国攻撃開始
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メルーグ帝国の兵たちが並ぶ向かい側には横一列に8人が並んでいる。もちろん俺たちだ。
メルーグ帝国は残していた全ての勢力を出陣させた。兵の数は今までと比べ物にならない。メルーグ帝国の本気ぶりが伺える。指揮官がこっちに叫ぶ。
「たかが、8人ごときで何が出来る?こっちの数は7000だ。我らに楯突いた事を後悔するがいい!」
「弱いやつほどよく吠える」
「なんだと?」
「感情的な色彩とムガ王国兵隊長、出撃!」
「「「「「了解」」」」」
二つの班別れた。攻撃部隊のサレナ、ミラ、ルージュ、マギの四人と、強襲部隊の俺、クリア、カーブ、スティングだ。
まずは攻撃部隊が仕掛ける。ルージュの一撃。
「天獄」
メルーグ兵の上に魔法陣が出現し、光が降り注ぐ。光は兵を包み込み、そのまま消滅する。
「これで500人です!」
今ので約500人の兵士が消えた。
「次は私がやろう」
ミラが弓を構える。
「付与・風、雷」
矢に魔法を纏う。矢が放たれ、矢が兵士たちの頭上目がけて飛んで行く。
「なんだあいつ?下手くそか?」
メルーグ兵たちは完全に油断している。
「油断は命取りになるぞ!拡散」
一本だった矢は一瞬で数を増やす。その数約500。
「追尾」
矢が真下の兵士たちに向く。
「破滅の雨。死の雨に灼かれることだな」
兵士たちに破滅の矢が降り注ぐ。しかも必ず当たる。兵士たちは避けられず、数を減らす。残りは6000。
「次は私が行きますわ」
サレナが剣を構える。
「はあ!」
気合いの掛け声とともに一瞬姿が消えたと思ったら元の場所に戻っている。
「白き光の煌めき!」
剣を仕舞うと同時に兵士たちが一斉に切られる。さらに数が減り、残り5000。
「私も負けていられませんね…」
マギが懐から小さなロボのようなものを取り出す。
「私の発明、魔法武器は世界を変える」
そう言うと、取り出したロボットが5メートルくらいの大きさになる。
「機械的変形」
ロボが変形し巨大な大砲に変形する。
「機械的射撃」
大砲から光が照射され、薙ぎ払う。一瞬で火の海になる。
「うわーマギさん容赦ない」
「流石は魔法兵隊長だな」
「私の剣も今度、改造してくれませんか?」
敵の残りは、後3000だ。
「ば、馬鹿な…一瞬で半分以上が…」
「そろそろ降参した方がいいぞ!」
ミラが降伏を進める。
「降伏だと?笑わせるな!我々にはまだ禁じ手があるのだからな!」
「何?」
「行くのだ!モンスター兵たちよ!」
メルーグ軍の左右からモンスターの大群が押し寄せてきたのだった。
メルーグ帝国は残していた全ての勢力を出陣させた。兵の数は今までと比べ物にならない。メルーグ帝国の本気ぶりが伺える。指揮官がこっちに叫ぶ。
「たかが、8人ごときで何が出来る?こっちの数は7000だ。我らに楯突いた事を後悔するがいい!」
「弱いやつほどよく吠える」
「なんだと?」
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「「「「「了解」」」」」
二つの班別れた。攻撃部隊のサレナ、ミラ、ルージュ、マギの四人と、強襲部隊の俺、クリア、カーブ、スティングだ。
まずは攻撃部隊が仕掛ける。ルージュの一撃。
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「これで500人です!」
今ので約500人の兵士が消えた。
「次は私がやろう」
ミラが弓を構える。
「付与・風、雷」
矢に魔法を纏う。矢が放たれ、矢が兵士たちの頭上目がけて飛んで行く。
「なんだあいつ?下手くそか?」
メルーグ兵たちは完全に油断している。
「油断は命取りになるぞ!拡散」
一本だった矢は一瞬で数を増やす。その数約500。
「追尾」
矢が真下の兵士たちに向く。
「破滅の雨。死の雨に灼かれることだな」
兵士たちに破滅の矢が降り注ぐ。しかも必ず当たる。兵士たちは避けられず、数を減らす。残りは6000。
「次は私が行きますわ」
サレナが剣を構える。
「はあ!」
気合いの掛け声とともに一瞬姿が消えたと思ったら元の場所に戻っている。
「白き光の煌めき!」
剣を仕舞うと同時に兵士たちが一斉に切られる。さらに数が減り、残り5000。
「私も負けていられませんね…」
マギが懐から小さなロボのようなものを取り出す。
「私の発明、魔法武器は世界を変える」
そう言うと、取り出したロボットが5メートルくらいの大きさになる。
「機械的変形」
ロボが変形し巨大な大砲に変形する。
「機械的射撃」
大砲から光が照射され、薙ぎ払う。一瞬で火の海になる。
「うわーマギさん容赦ない」
「流石は魔法兵隊長だな」
「私の剣も今度、改造してくれませんか?」
敵の残りは、後3000だ。
「ば、馬鹿な…一瞬で半分以上が…」
「そろそろ降参した方がいいぞ!」
ミラが降伏を進める。
「降伏だと?笑わせるな!我々にはまだ禁じ手があるのだからな!」
「何?」
「行くのだ!モンスター兵たちよ!」
メルーグ軍の左右からモンスターの大群が押し寄せてきたのだった。
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