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第6章 竜王の闘い篇
第70話 怒る透姫
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リュートが先に進み、クリアとテインが残った。
「さぁて…始めますか!」
テインは谷間とパンツの中からナイフを二本取り出し、両手に逆手で持ち構える。
「リュートに手出しはさせない!」
「重力操作・超過重!」
テインに重力を掛けるが、既に目の前にいない。
「遅いよ!」
テインは後ろに回り込み、クリアに切りかかる。
「うっ!」
間一髪で避けるが、服にかすり少し破ける。
「いいねぇ!このままどんどん脱いでもらおうか!」
「透明化」
クリアが透明になり消える。
「無駄だよ!」
「風縛り」
透明になったクリアに風の鎖が絡まる。
「嘘っ!何で!」
「あたしには透視があるからな!見えるんだよ!」
両手、両足を縛ばり吊るされ、壁に押さえつけられる。
「あんたの魔法とあたしは相性が悪いみたいだね」
重力操作は相手を認識できないと使うことが出来ない。素早い動きのテインとは相性が悪かった。
「離して!」
「いやよ。さて、楽しませて貰いましょうか!」
縛られて動けないクリアにテインが近づき、服をナイフで切り裂いていく。
「やめて!」
「なんていい体をしているんだ。興奮する!」
クリアは既に下着姿となった。
「さて、生で見せてもらおうか」
クリアの谷間にナイフが通り、手前に引かれる。上半身の全てが露わになる。
「おー!素晴らしい体だ!こいつは高く売れる」
「いい加減に…離して!」
クリアが自分を中心に外方向に向かって重力を加える。
「くっ!」
テインが向こうの壁に磔になる。クリアを縛っていた魔法が解ける。
「やるじゃないか!」
「貴方を倒す!」
クリアが身体強化を掛けて飛びかかる。
「あたしに肉弾戦を挑むとはいい度胸じゃないか」
紙一重の戦いが続く、風と重力がぶつかり合う。テインも胸の布が破れ去る。
「あたしを脱がすとは中々やるじゃないか」
「くっ!この人強い!」
「付与・風」
「風殺し」
テインの風を纏った両手の短剣から斬撃が飛ばされる。クリアは重力操作で打ち消す。
「隙あり!」
「えっ!」
「いいもん付けてんじゃん?こいつも高く売れそうだ」
テインはクリアの指輪を盗んだ。
「返して…」
「やだね。こいつは貰っておくよ」
「それはリュートに貰った大切なものなの!それを盗るなんて…」
クリアが珍しく怒りをあげる。
「怒ったのか?悔しかったら奪い返すんだ…な」
テインの腕が逆向きに曲がる。、
「ぐあぁ!なんて魔法だ!」
指輪がクリアの元に戻る。
「絶対に許さない!」
バキバキ!短剣が二本とも砕け散る。
「なんだと!」
「はぁぁぁぁ!」
テインの懐に飛び込む。
「重力打撃・魁心」
テインの腹に重い一撃が入る。
「ぐはぁ!」
血を吐き、吹き飛ぶ。
「不味い!変装」
テインはリュートに変装する。
「やめてくれクリア」
声までそっくりになり、クリアの追撃の手が止まる。
「隙あり!」
テインがパンツからもう一本ナイフを取り出し、クリアに突き立てる。
「変身・重力装甲」
クリアが装甲に包まれ、ナイフは刺さらずに折れる。
「なんだって!」
「さようなら」
「重力解放」
装甲が弾け飛び、再び元の姿に戻る。そして、
「重力操作・永過重」
床にテインがめり込み、そのまま気絶する。重力がずっとかかり、クリアが解かない限り、もう動けないだろう。
「リュートを追いかけなきゃ!」
こうして、盗賊頭戦は幕を閉じるのだった。
「さぁて…始めますか!」
テインは谷間とパンツの中からナイフを二本取り出し、両手に逆手で持ち構える。
「リュートに手出しはさせない!」
「重力操作・超過重!」
テインに重力を掛けるが、既に目の前にいない。
「遅いよ!」
テインは後ろに回り込み、クリアに切りかかる。
「うっ!」
間一髪で避けるが、服にかすり少し破ける。
「いいねぇ!このままどんどん脱いでもらおうか!」
「透明化」
クリアが透明になり消える。
「無駄だよ!」
「風縛り」
透明になったクリアに風の鎖が絡まる。
「嘘っ!何で!」
「あたしには透視があるからな!見えるんだよ!」
両手、両足を縛ばり吊るされ、壁に押さえつけられる。
「あんたの魔法とあたしは相性が悪いみたいだね」
重力操作は相手を認識できないと使うことが出来ない。素早い動きのテインとは相性が悪かった。
「離して!」
「いやよ。さて、楽しませて貰いましょうか!」
縛られて動けないクリアにテインが近づき、服をナイフで切り裂いていく。
「やめて!」
「なんていい体をしているんだ。興奮する!」
クリアは既に下着姿となった。
「さて、生で見せてもらおうか」
クリアの谷間にナイフが通り、手前に引かれる。上半身の全てが露わになる。
「おー!素晴らしい体だ!こいつは高く売れる」
「いい加減に…離して!」
クリアが自分を中心に外方向に向かって重力を加える。
「くっ!」
テインが向こうの壁に磔になる。クリアを縛っていた魔法が解ける。
「やるじゃないか!」
「貴方を倒す!」
クリアが身体強化を掛けて飛びかかる。
「あたしに肉弾戦を挑むとはいい度胸じゃないか」
紙一重の戦いが続く、風と重力がぶつかり合う。テインも胸の布が破れ去る。
「あたしを脱がすとは中々やるじゃないか」
「くっ!この人強い!」
「付与・風」
「風殺し」
テインの風を纏った両手の短剣から斬撃が飛ばされる。クリアは重力操作で打ち消す。
「隙あり!」
「えっ!」
「いいもん付けてんじゃん?こいつも高く売れそうだ」
テインはクリアの指輪を盗んだ。
「返して…」
「やだね。こいつは貰っておくよ」
「それはリュートに貰った大切なものなの!それを盗るなんて…」
クリアが珍しく怒りをあげる。
「怒ったのか?悔しかったら奪い返すんだ…な」
テインの腕が逆向きに曲がる。、
「ぐあぁ!なんて魔法だ!」
指輪がクリアの元に戻る。
「絶対に許さない!」
バキバキ!短剣が二本とも砕け散る。
「なんだと!」
「はぁぁぁぁ!」
テインの懐に飛び込む。
「重力打撃・魁心」
テインの腹に重い一撃が入る。
「ぐはぁ!」
血を吐き、吹き飛ぶ。
「不味い!変装」
テインはリュートに変装する。
「やめてくれクリア」
声までそっくりになり、クリアの追撃の手が止まる。
「隙あり!」
テインがパンツからもう一本ナイフを取り出し、クリアに突き立てる。
「変身・重力装甲」
クリアが装甲に包まれ、ナイフは刺さらずに折れる。
「なんだって!」
「さようなら」
「重力解放」
装甲が弾け飛び、再び元の姿に戻る。そして、
「重力操作・永過重」
床にテインがめり込み、そのまま気絶する。重力がずっとかかり、クリアが解かない限り、もう動けないだろう。
「リュートを追いかけなきゃ!」
こうして、盗賊頭戦は幕を閉じるのだった。
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